JPH0346594B2 - - Google Patents

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JPH0346594B2
JPH0346594B2 JP61010314A JP1031486A JPH0346594B2 JP H0346594 B2 JPH0346594 B2 JP H0346594B2 JP 61010314 A JP61010314 A JP 61010314A JP 1031486 A JP1031486 A JP 1031486A JP H0346594 B2 JPH0346594 B2 JP H0346594B2
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fibers
paper
hollow fibers
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Renjirian Aamen
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Albany International Corp
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Publication of JPH0346594B2 publication Critical patent/JPH0346594B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景] [発明の分野] 本発明は、抄紙機のドライヤー部分に使用され
るドライヤーベルト、上記機械のプレス部に使用
されるウエツトベルトおよび製紙機構およびシリ
ンダー機械に使用し得る成形布の製造に有用な抄
紙機クロージングに関する。更に詳細には紡績
糸、合成重合体樹脂のマルチフイラメントおよび
モノフイラメントからつくられそれらの使用中の
薬剤処理用手段を含む上記クロージングに関す
る。
[従来の技術] 抄紙機は当業界で公知である。最新の抄紙機
は、本質的には紙仕上物から水を除去する装置で
ある。水は上記機械の三つの段階もしくは部分で
連続的に除去される。第一の部分すなわち成形部
分に於いて、仕上物は移動する成形布上に堆積さ
れ、布を通して水が除去され、約18〜25重量%の
固形分を有する紙シートまたはウエブとなる。成
形ウエブをウエツトプレスフエルト部に移し、移
動するプレスフエルト上の一つ以上のニツププレ
スを通して充分な水を除去し、固形分36〜44重量
%を有するシートを形成する。このシートを抄紙
機のドライヤー部分に移し、ここでドライヤーフ
エルトが紙シートを熱スチームで加熱されたシリ
ンダーに押しつけて固形分92〜96%を得る。
抄紙機に於いて、種々の部分でエンドレスベル
トを使用して紙シートまたはウエブを運ぶ。エン
ドレスベルトには多種の形態があり、或るものは
金属から加工されており、他のものは木綿、木綿
とアスベスト、木綿とアスベストと合成繊維もし
くはフイラメント材料から加工されている。所定
の材料の選択は、フアブリツクが使用される用途
すなわち成形布、ドライヤーベルト等に或る程度
依存する。
抄紙機の成形部に於いて成形ワイヤーすなわち
成形布として広く使用されてきた一つの形態のベ
ルトは、合成重合体樹脂モノフイラメントのオー
プンウイーブから加工されたものである。かかる
布は一般に成形部に於いてはよく作用するが、或
種の制限がある。例えば、樹脂モノフイラメント
は、使用中にピツチ、タールおよびその他の汚染
物を累積し易い性質がある。これは成形布の総寿
命を短かくし、クリーニングおよび抑制薬剤の適
用のため抄紙機をしばしば停止する必要がある。
このクリーニングには1週間程度の操業休止が必
要なことがある。
抄紙機の乾燥部に使用するドライヤーベルト
は、歴史的にドライヤーフエルトフアブリツクか
ら加工されてきた。近年、抄紙機のドライヤー部
に通常使用されている一つの形態のベルトはスク
リーンと称され、合成モノフイラメントまたは撚
成マルチフイラメントをオープンウイーブに織成
することにより加工される。これらのスクリーン
フアブリツクは、いずれの形態の縮充にもかけら
れず、それ故本来の用語の意味ではフエルトとは
云えないが、ドライヤーフエルトとして知られて
きた。エンドレスベルトは一般に平らに織られ、
その後端部をつないでエンドレスベルトを形成す
る。選択されるウイーブは、マルチフイラメント
糸、紡績糸またはモノフイラメント糸のような合
成糸からなる二層または三層ウイーブであつても
よい。
抄紙機の乾燥部を通して形成された紙ウエブを
運ぶ際に、上記フエルトは乾燥を助け、紙ウエブ
の収縮を制御し、しわを防止する。上記フエルト
は強度、寸法安定性、化学的分解および熱分解に
対する耐性、耐摩耗性を有し、かつ機能的な透過
性を有する必要がある。近年、モノフイラメント
構造の布は全て、ドライヤーフエルトの前記要件
を満たすように開発されてきた。しかしながら、
成形布のような全てのモノフイラメントフアブリ
ツクから加工されたドライヤーフエルトは、ピツ
チ、タールおよび紙ダクトその他の汚染物の堆積
物を累積する。操業停止して2〜3週間毎にクリ
ーニングすることが必要なことであり、長期にわ
たるクリーニングは、フエルトの空隙を埋めた状
態を続けるので、有効性を妨げることがある。こ
れは勿論、高い率で不満足な紙製品をもたらすの
で非常に望ましくない。
当業者は、抄紙機のウエツトプレス部に於ける
水除去率が抄紙法の全効率に重要であることを認
めてきた。その理由は第一に、良好なあ乾燥経済
性を実現するためには多量の水をプレスでシート
から除去しなければならないからである。第二に
は、水除去の効率を一層高めると、一層乾燥し
た、したがつて破断に対して一層耐性のある、よ
り高強度の紙を生じる。抄紙機のプレス部に有利
に使用される紙製造業用フエルトとして、多種の
クロージング構造が提案されてきた。事実、抄紙
機それ自体の改良に応じてクロージング構造の開
発が常になされてきた。この開発は初期の織成フ
エルトに始まり、防止糸が織られるようになり、
ついで機械的にフエルト化すなわち充填がなされ
るようになつた。その後の開発は、織フアブリツ
ク基材およびニードリングにより付着されたバツ
ト表面からなる「バツト・オン・ベース(Batt
−on−Base)」構造に見られた。ニードリングし
たバツト・オン・ベースフエルトは今日広範に使
用されており、「工業の標準」と称されてきた。
しかしながら不織プレスフエルトや可撓性の連続
気泡性重合体樹脂発泡体の表面層をもつ布基材か
らなる複合積層体を含む多種の他の構造が有用で
ある。例えば米国特許第1536533号、第2038712
号、第3059312号、第3399111号および第3617442
号を参照のこと。一般に、成形布やドライヤー布
のような紙製造業用ウエツトプレスフエルトは、
使用中に累積するごみまたは汚染物を除去するた
め、周期的な化学的処理またはクリーニングを必
要とする。或種の化学添加剤が初期の中断期間中
に有利に使用される。例えばフエルトの使用中、
すなわちプレスロールにより水を加圧している間
にウエツトプレスフエルト上に充分な幅のシヤワ
ーを通して適用される少量の洗剤を使用すること
が常識である。洗剤シヤワーの使用は、ウエツト
プレスフエルトを水に対し一層吸収性に調整し、
したがつてフエルトを清浄に保つて適切に排水す
ることを助けるために意図される。本発明者ら
は、先行技術から、貯蔵水中に溶解された遊離の
洗剤の使用が、製造される紙シートから水を押し
出す助けをすることを知つてる。
本発明により教示される概念を用いれば、界面
活性剤はプレスニツプを通過するフエルトそれ自
体中に運ばれるので、界面活性剤は適用の時点で
存在する。
ウエツトプレスフエルトの全寿命を通して少量
の界面活性剤を分配することが理想である。しか
しながら水を押出すことの困難性は、初期の数日
中、およびフエルトをその平衡寸法に凝縮させる
間に経験されるので、中断期間中に界面活性剤を
添加することが必須である。中断および圧縮中、
通常のフエルト排水時にチヤンネルの乱れを生起
する紙原料粒子がフエルト内に捕捉されないよう
に、フエルトを清浄に保つことも重要である。界
面活性剤はまた清浄剤としても使用する。この方
法は、界面活性剤の分配が制御されるので、必要
量を減少してコストおよび泡生成を最小にするこ
とも可能である。
本発明の布の構造により、先行技術の前記欠点
の多くが解消される。本発明に従つてつくられた
ドライヤーベルトは、全てのモノフイラメント布
から加工でき、これは長期間にわたり紙シートと
接する格別平滑な表面を与える。その結果、比較
的傷跡(マーク)のない紙製品が得られるととも
に、全モノフイラメントドライヤーフエルトの所
望の利点の全てが保持される。
ウエツトプレスフエルトは一層迅速に順応する
ので、頻繁に操業停止してクリーニングすること
を必要とせず、したがつて長期間にわたり紙製造
業用機械の効率を高める。成形布およびフエルト
の全操業寿命は、先行技術の布およびフエルトよ
りも著しく延長される。
紙製造業用布の分野に於いては広範な先行技術
の記載があることが認められる。このような記載
の代表例は、米国特許第2260940号、第2354435
号、第2748445号、第3060547号、第3158984号お
よび英国特許第980288号に見られる。
[発明の要約] 本発明は、抄紙機クロージングであつて、互い
に織り合わされた機械方向の糸と機械横断方向の
糸からなり、クロージングを処理するための薬剤
を徐々に持続して放出するための手段を含む。
[発明の好ましい態様の詳細な説明] 本発明の好ましい態様につき添付図面の第1図
〜第7図を参照して以下に説明する。
第1図を参照すると、本発明による抄紙機クロ
ージングとしてのドライヤーフアブリツク10
の、長さ方向の部分の拡大側断面図が示されてい
る。このフアブリツクは結合糸のない多層フアブ
リツクである。シート側のフアブリツクの上部表
面層は長さ方向の、すなわち縦紡績糸(縦糸)1
2と横方向の、すなわち横紡績糸(横糸)14と
を織ることにより形成された、互いに織成された
紡績糸の単一層からなる。紡績糸12,14は通
常、中空繊維または中空繊維と、ポリエステル、
ポリアミド、ポリアクリルの繊維、羊毛、同様の
繊維およびこれらのブレンドのような耐熱性の天
然もしくは合成のステープル繊維とのブレンドか
ら紡糸され得る。糸12,14は、一部ブレンド
した中空繊維を含有するマルチフイラメント糸で
あつてもよい。
本明細書で使用される「中空繊維」という用語
は、中空で、開放され、もしくは閉塞された端部
を有し得る合成織物繊維を意味する。中空繊維お
よびその製法は公知である。例えば米国特許第
2399259号、第3389548号、第3723238号、第
3772137号および第4109038号を参照のこと。上記
繊維はポリアミド、ポリエステル、ポリアクリ
ル、ポリエチレンおよびポリプロピレンのような
ポリオレフイン、ポリアラミド等のような多種の
合成重合体樹脂から製造し得る。中空繊維は単独
で、あるいは他のステープル織物繊維とブレンド
して使用し得る。
フアブリツク10の表面に望まれる軟かさの程
度は、糸中の特別の繊維の選択により、および糸
の製造中に糸に施される撚りの量により制御し得
る。糸は100ヤード当たり100グレーン〜3000グレ
ーンの範囲の太さを有し得る。
中空繊維の軟かい紡績糸表面は、本発明のドラ
イヤーフアブリツク10に熱バリヤー(絶縁体)
を与え、それがなければ抄紙機乾燥シリンダーに
より発生された高温への暴露による劣化をうける
モノフイラメント基材(後述する)を保護する。
中空繊維により与えられる改良された絶縁バリヤ
ーは、第1図に示される糸12,14の繊維20
成分の拡大部分切取図である第2図に示されるそ
れらの特異な構造に帰因する。図示される中空繊
維20は管状構造であり、開放端(第2図に示さ
れる開放端)を有するであろう。
また第1図に示されるように、フアブリツク1
0の基材は、長さ方向(縦)モノフイラメント糸
18と、横方向(横)モノフイラメント糸16と
のデユープレツクス形織構造からなる。織成され
たモノフイラメント糸の基材は、本発明のドライ
ヤーフアブリツク10に高度の安定性と構造一体
性を与える。約0.008〜0.040インチの範囲の直径
を有する市販のいずれのモノフイラメント糸も、
糸16,18として有利に使用し得る。上記糸1
6,18の代表的なものはポリアミド、ポリエス
テル、ポリプロピレン、ポリイミド等のモノフイ
ラメントである。フアブリツク端部でループを有
する多数の長さ方向の糸18を設けてもよい。ル
ープは当業者に公知の通常の技術で形成され、フ
アブリツク10の端部間で接合ピンシームを形成
する手段を与え、フアブリツク10のエンドレス
ベルトを提供する。
前記のように、本発明の好ましいフアブリツク
10は、結合糸のない統一された多層構造であ
る。糸12,14は長さ方向の糸12により基本
糸16,18と一体化されており、この長さ方向
の糸12は、場合によりもぐつて第1図に示され
るフアブリツク基材中の横方向のモノフイラメン
ト16と織合わされ、これにより当業界でステイ
ツチングポイントと通称されるものを与える。全
てのフアブリツク構造10は平滑な面の多層ウイ
ーブとして特徴づけ得る。フアブリツク10は単
一の操作で通常の紙製造用フエルト織機上で織ら
れてもよい。基本ヤーン16,18が織られ、紡
績糸12,14は基本糸16,18上で直接織ら
れる。この2組のヤーンの結合は、紡績糸12の
一つを下降させてモノフイラメント基本ヤーン1
6の一つと織合わせてステツチポイント
(stiching point)を与えることにより、織成操
作中に行なわれる。上記の2組の系の組合せは、
上部紡績糸表面またはモノフイラメント糸基材の
いずれかをゆがめないように、例えば他の横方向
の糸16上で一連の順序で行なうことが好まし
い。
本発明の織成フアブリツク中の織糸の密度は、
選択された糸の太さに依存し、1インチ当り10〜
180の縦糸エンドの範囲であることが有利である。
同様に、横方向の、すなわち横糸の数は1インチ
当り10〜60本であり得る。これらの密度範囲内
で、上部表面(中空繊維を含む)は、ドライヤー
フアブリツク10がスチーム加熱シリンダー上あ
るいは熱空気ダクト下を通つて運ばれる紙シート
を乾燥する際に熱バリヤーとして作用する。前記
の密度範囲はまた、シート表面がその上を運ばれ
る紙に対して跡をつけないことを確保する。
第3図は、形成された紙シート24を支持する
本発明のドライヤーフアブリツク22の一部の拡
大側断面図である。フアブリツク22は2組の糸
を有しており、その端部で織られるかまたは接合
されてエンドレスベルトを形成する。ベルトの機
械方向に伸びる糸26,27,28はフアブリツ
クの横糸からなり、一方、糸26,27,28と
織り合わされる糸30は縦糸からなる。フアブリ
ツク22は二つの層、すなわち乾燥すべき紙シー
ト24に対面する織合わされた糸26,30の層
と、紙シート24から離れて位置する織られた糸
28,30の下部横糸層とからなる。糸26,2
7,28は中空繊維、または中空繊維とステープ
ル繊維とのブレンドのマルチフイラメント糸また
は紡績糸であり得る。
糸26,30は3〜15デニールの太さと約1〜
6インチの長さを有する中空繊維を含むようにつ
くられ、一方、糸27,28は5〜30デニールの
中空繊維を含むことが有利である。フアブリツク
22の織り構造は平滑で、マークのない表面を与
えるように充分密にすべきである。
第4図は前記フアブリツク22の変形からなる
本発明の他の態様のフアブリツク32の一部の拡
大側断面図である。第4図に示されるように、上
記の変形は、不織布繊維のバツト34をフアブリ
ツク22のシート側にニードリングすることから
なる。
バツト34はウール繊維と合成繊維とのブレン
ドからなつていてもよく、あるいは全て合成繊維
からなつていてもよく、または全て中空繊維もし
くは中空繊維と非中空繊維とのブレンドからなつ
ていてもよい。バツトはそれ自体知られているよ
うに溶融繊維、すなわちバツトの他の繊維よりも
低い融点をもつ合成繊維を含んでいてもよい。バ
ツトをフアブリツク22の外層にニードリングし
た後、バツト34は例えば熱空気ジエツトによ
り、あるいは熱シリンダーと接触させてこれらの
繊維の可塑化温度よりも高い温度に加熱され、こ
れによる或る位置の繊維はバツトの他の繊維と繊
維の接触点で一緒に溶融する。同時に、この布に
は、バツト層の残存圧縮を与える均等に分布した
圧力を加えるべきである。バツト層中の繊維の或
る位置でのみ繊維が一緒に溶融することにより、
布はその開放性を保持する。バツト連続の加熱お
よび或種の圧縮を用いてまたは用いずにニードリ
ングにより付着する方法は公知であり、これは仕
上げフアブリツク32に平滑な優れた表面を与え
る。
本発明によれば、前記のドライヤーフアブリツ
ク10,22および32の中空繊維20は、その
ルーメン21内に流動性薬剤19を含有する(第
2図参照)。開放ルーメン21内に流動性薬剤1
9を導入する手段は公知である(例えば米国特許
第3389548号参照)。
上記の流動性薬剤19は、抄紙機上のドライヤ
ーベルトとしてフアブリツク10,22,32が
作用している間、これらフアブリツクに有効に適
用される薬剤であれぼよい。例えば、石油溶媒、
非イオン性洗剤および石油溶媒のエマルジヨンが
薬剤19として使用し得る。ドライヤーフエルト
の操作中、薬剤19は繊維20の開放端部から
徐々に放出されて、ピツチおよびタールの堆積ま
たは累積を阻止する。
本発明の紙製造用ウエツトプレスフエルトの代
表例は、分解断面図である第5図に示される態様
のフエルトフアブリツク50である。第5図はフ
アブリツク50中の三つの層を図示するものであ
る。基材層11は通常のいかなるプレスフエルト
フアブリツクであつてもよい。第5図に示される
ように、基材層11は前記の織合わされた機構方
向(縦)糸18と機械横断方向(横)糸16のモ
ノフイラメント糸からなることが好ましい。糸1
6,18はまたウール、木綿、ポリオレフイン、
ポリアミド、ポリエステル、これらの混合物等の
ステープル繊維のような合成もしくは天然のステ
ープル繊維から紡がれた紡績糸であつてもよい。
また、糸16,18は同様の合成もしくは天然の
繊維材料のマルチフイラメント糸であつもよい。
基材層11を提供するのに使用される特定の織
成構想は重要ではなく、織物基材または縦糸のみ
もしくは横糸のみを有する基材層11を含むすべ
ての通常のフエルトウイーブが使用し得る。すな
わち基材層11は単一の層または多層の織成構造
であつてもよく、またフアブリツク50の透過性
を調節するための充填糸(filling yarn)すなわ
ちピツクを含んでもよい。
有利には、糸のデニールおよび織成密度は、最
適強度のためには約4〜約30オンス/平方ヤード
の基材層11の重量を与えるように選択される。
中間層13は合成重合体樹脂発泡体の複数の別個
の粒状粒子40からなる。好ましくは約0.3〜約
2cm、最も好ましくは約1.25cmの平均直径を有す
る粒子40は、合成の可撓性重合体樹脂発泡体の
シートを切断することにより得ることができる。
本明細書で使用する「発泡体」という用語は、ポ
リエーテルおよびポリエステル発泡体、ポリイソ
シアヌレート発泡体等を含み、発泡ポリエチレン
の如きポリオレフイン、ポリウレタンのような合
成重合体樹脂の連続気泡発泡体を含む。このよう
な発泡体を製造し、これらを粒状形態に切断する
方法は当業者に公知である。
発泡体粒子40の層13のすぐ上には不織布ス
テープル繊維38の層15がある。層15は不織
ステープル繊維38のバツトにより提供されても
よい。
上記バツトは合成ポリアミド、ポリエステル、
ポリオレフイン、アクリル等の繊維およびこれら
のブレンドのような、無秩序に配江したステープ
ル繊維およびジユートのような天然繊維およびこ
れらのブレンドからつくることができる。所望に
より繊維は当業界で公知の方法により、バツト内
で方向性をもつように配向されてもよい。
層15用に選択されたステープル繊維のバツト
は、約2〜約20オンス/平方ヤードの重量をもつ
ことが有利である。ステープル繊維は広いデニー
ル範囲を有し得る。バツトは通常の技術を用いて
フアブリツク50の構造体に組み込む前に、予め
ニードリングして繊維の幾分かの一体性を得るこ
とができる。
本発明の一態様において、前記中空繊維20の
一部は繊維38とブレンドでき、またウエツトプ
レスフエルトベルトの形態のフアブリツク50の
操作中、フアブリツク50に有利に適用される薬
剤の緩やかで持続する放出のための薬剤19を含
有し得る。本発明の好ましい態様のフアブリツク
50において、薬剤19は界面活性剤である。
本明細書で使用する界面活性剤という用語は、
(1)系の少くとも一つの相に可溶性であり、(2)両親
媒性の構造を有し、(3)相界面で配向した一層を形
成する分子で、(4)溶液中の濃度よりも高い、相界
面に於ける溶質としての平衡濃度を示し、(5)溶液
中の溶質としての濃度が特性限界値を越える時に
ミセルを形成し、(6)洗浄性、発泡性、湿潤性、乳
化性、可溶化性および分散性である、という機械
的性質のうちの幾つかの組合せを示す化合物を指
すために使用される広義の用語である。界面活性
剤は一般にアニオン系、カチオン系またはノニオ
ン系に大別される。本発明においては、界面活性
剤としてはノニオン系のものが好ましい。ノニオ
ン系界面活性剤はそれらの製法が公知であるよう
に一般に公知のものである。代表的なものはオク
チルフエノキシポリ(エチレンオキシ)エタノー
ルのようなアルキルフエノキシポリ(エチレンオ
キシ)エタノールおよび長さで平均8〜15単位の
ポリオキシエチレン基を有するノニルフエノキシ
ポリ(エチレンオキシ)エタノールである。使用
し得るその他のノニオン系界面活性剤はポリエチ
レンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、長
鎖アルキルホスフインオキサイド、長鎖アルキル
アミンオキサイド等で代表される。湿潤媒体中に
使用される界面活性剤の割合は、媒体に対し約
0.001〜1重量%、好ましくは約0.2重量%の範囲
である。
フアブリツク50は、前記の中空繊維20中に
薬剤19を混入する必要はないが、別法としてフ
アブリツク50からつくられたウエツトベルトの
操作中フアブリツク50への緩やかな放出のため
に、発泡体粒子40内に薬剤19を含有してもよ
い。すなわち発泡体40に薬剤19を含浸させ、
中空繊維20の使用を省略し得る。すなわち中空
繊維20および(または)発泡体粒子40はプレ
スのニツプ中で薬剤、特に界面活性剤を分配して
脱水を促進する手段または機構である。
界面活性剤/湿潤剤、樹脂および膨潤材の諸溶
液で処理されたフエルトは洗浄剤を維持または
徐々に放出する。
上記繊維およびフエルトは下記の諸性質を示
す。
(a) 改良された吸上作用(吸収性)。
(b) 要求湿潤性試験で測定して増加もしくは変化
した水吸収。
(c) 紙シートからの改良された水除去。
(d) 測定した流量に拘らず、フエルトカリパス中
の小さい圧力損失。
その他の薬剤は疎水性または親水性を付与で
き、また中空繊維のような繊維ポイド中の充填さ
れフアブリツクの寿命中連続的に、かつ制御して
分配され、紙製造分野に使用されるフアブリツク
の水除去性能の向上を助けることができる。
フアブリツク50の層11,13および15
は、夫々独立した材料でつくられているが、全て
ニードリングにより単一の一様のフアブリツクに
一体化、統合される。ニードリングは密な繊維状
フアブリツクを形成する(説明の目的で、数本の
繊維38のみが層11および13とからみ合つて
第5図に示されている)。繊維38と粒子40お
よび糸16,18とのからみ合いにより三つの層
11,13,15が統合される。このからみ合い
は、拘束のない粒子40を安定化してその位置を
保持し、その結果均質で安定なフアブリツク50
の構造が存在する。繊維状バツトが中間層13上
の基材層の一方の側のみにニードリングされるな
らば、繊維は基材層11の反対側に運ばれてその
側に糸を含む軽い「ナツプ」を生成する。本発明
の別態様に於いて、繊維状バツトがまた織基材層
11の下部表面にニードリングされて、一層厚く
ニードリングされたフアブリツクを生成する。本
発明の態様のフアブリツク50は最適の強度、安
定性、水透過性および操作効率に関し好ましい構
造である。
ニードリング複合体構造に関する技術は公知で
あり本明細書では言及しない(例えば米国特許第
2059132号に記載されたニードリング技術を参照
のこと)。
使用するフエルト用ニードルの粗度、バルブ
(barb)の形状、数、大きさおよびその他のパラ
メータは、紡織糸18,16の乱れを避けるよう
に紡織糸間の開放性の程度に依存する。一般に、
本発明者らは長さ方向の糸18を引き裂かないよ
うに配向されたバルブをもつNo.28のゲージニード
ルがニードリングに適切であることを見出した。
ニードリングフレームは高密度または低密度のニ
ードル板に取り付けてもよく、密度板34が図示
されている。ニードリングは約20〜約60オンス/
平方ヤードの範囲の重量を有する、ニードリング
されたフアブリツクを製造するために行なうこと
が好ましい。
本発明の前記ウエツトプレスフエルトフアブリ
ツク50は、米国特許第4357386号に記載される
一般的な方法により製造し得る。別のフアブリツ
クおよびその製法が米国特許第4267227号に記載
されている。
第6図は本発明の成形布60の一部分解側断面
図である。
モノフイラメント62,64は通常のデニール
の公知の合成重合体樹脂の押出モノフイラメント
であつてもよい。好ましいモノフイラメント糸の
代表例は、高い比率で水分を吸収することのない
ポリエステル、ポリアミド、ポリアラミド、ポリ
オレフイン等のモノフイラメント糸である。上記
モノフイラメント62,64は本発明のフアブリ
ツクに於ける高度の安定性および構造一体性を与
えるために約0.008〜0.04インチの平均直径を有
することが好ましい。成形布用には低水分吸収性
モノフイラメントを使用することが好ましい。第
7図はモノフイラメント62の一部分の拡大図で
あり、モノフイラメント62が多孔性、すなわち
その中に孔66を含有することを示す。本発明に
従つて、多孔性モノフイラメント62,64は抄
紙機におけるフアブリツク60からつくられた形
成布の操作中遅く放出するための前記薬剤19を
含有する。糸62,64は界面活性剤を添加剤と
してナイロンの如きペレツト化したプラスチツク
に押出前に添加することなどによつて薬剤19に
添加することにより製造される。ペレツトに押出
前に添加された種々の界面活性剤2重量%を含有
する8ミルのナイロン6モノフイラメント製品が
製造し得る。上記製品はその押出中に殆ど問題が
なく、優れた品質のものである。得られるモノフ
イラメント62,64は、フアブリツク60から
つくられた成形布の操作中、界面活性剤またはそ
の他の薬剤19を徐々に放出するであろう。この
ようにして、成形布上のピツチおよびタールの累
積が阻止し得る。
また本発明の成形布60の静電気を減少するた
め、静電防止剤(薬剤19として)を使用するこ
とが有利である。静電防止剤の代表例は四級アン
モニウム化合物等である。同様に、本発明のフア
ブリツク60において、緩やかに放出するための
滑剤を糸62,64に混入し得る(米国特許第
4217324号参照のこと)。
糸62,64を織り合わせることによるフアブ
リツク60の製造に続いて、フアブリツク60を
熱セツトしてフアブリツクを安定化し、糸を所望
の相対位置に延伸する。フアブリツクの所望の構
造を得るのに必要とされるヒートセツトの程度は
勿論、糸62および64の重合体の性質に依存し
て変化するであろう。しかしながら熱セツト中の
フアブリツクが置かれる最適の時間、温度および
張力は、異なる糸材料について試行錯誤の技術を
用いて当業者により決定し得る。一般に、熱セツ
トは約150〓〜400〓の温度で15〜60分行ない得
る。
要約すれば、本発明は、クロージングの性能を
向上させる。濃縮界面活性剤またはその他の薬剤
の緩やかで連続的な供給手段を備えた抄紙機クロ
ージングを得る方法を提供する。紙製造用フアブ
リツクの構造に使用される時の薬剤放出手段は、
抄紙機での使用中に少量の界面活性剤またはその
他の所望の薬剤を分配する容器として作用するで
あろう。
[実施例] 以下の実施例は本発明を実施する方法を記載す
るものであり、本発明の実施について本発明者の
意図する最適の態様を示すが、本発明を何ら限定
するものではない。
実施例 1 ドライヤーフアブリツク 所定量の直径0.020インチのポリエステルモノ
フイラメントと所定量の直径0.021インチのポリ
アミド(ナイロン)モノフイラメント糸を用意す
る。また中空ポリエステル繊維75%とアクリル繊
維25%とのブレンドからなる100ヤード当り500グ
レーンの太さの紡績糸を所定量用意する。中空繊
維はノニオン系界面活性剤で充填した。
モノフイラメント糸を二重パターン、すなわち
単一系または縦糸をもつ充填系からなる二重系に
織つて基材を作つた。この基材はポリエステルモ
ノフイラメントの二つのエンドとフアブリツクの
幅を横切つて交互するナイロンモノフイラメント
の二つのエンドとからなつていた。各エンド(縦
糸)はフアブリツクの長さ方向にあつた。紡績糸
は各対のモノフイラメントを被覆し、下方に向か
う紡績糸を交互させて交互の横方向のモノフイラ
メントとインターレースするようにモノフイラメ
ントの頂部で同時に織られる。
製品中のモノフイラメント縦糸の密度は紡績糸
の24エンドと共に1インチ当り48エンドである。
従つて合計エンド密度は1インチ当り72本の糸で
ある。製品中の横糸の数は1インチ当り25本のモ
ノフイラメントと12本の紡績糸であり、合計で1
インチ当り37本の横糸である。
上記製品の端部をほぐし、端部と手織りのモノ
フイラメントループを壊わして縫合された構造を
得た。端部をピンでループを通して結び、エンド
レスベルトを得た。上記フアブリツクは抄紙機に
エンドレスベルトとして設置すると比較的もろい
紙の製造によく作用する。ベルトは良く作動し、
容易に案内され約250〓の温度に暴露された後で
さえも長寿命である。ベルトのクリーニングは先
行技術のベルトよりも少ない頻度で済む。
実施例 2 ウエツトプレスフエルトフアブリツク 互いに織り合わされた機械方向の糸と機械横断
方向の糸(1.0オンス/平方フイート)からつく
られた織成スクリムの一表面を、3.2オンス/平
方フイートの重量を有する不織ステープル繊維の
バツトで被覆し、二つの層をニードリングにより
接合した。得られたフエルトの未被覆表面をノニ
オン系界面活性剤含浸ポリウレタン発泡体の粒子
(平均直径0.125インチ)で2.26オンス/平方フイ
ートの割合で被覆し、粒子を1.2オンス/平方フ
イートの重量の前記不織繊維のバツトで被覆し
た。全体の組立体を一緒にニードリングして下記
の物理的性質を有するウエツトプレスフアブリツ
クを得た。
重 量 密 度 空隙率 空気透過性 実施例 3 成形布 1インチ当り合計40ピツクの直径0.020インチ
のモノフイラメントポリアミド(ナイロン6)の
機械横断方向の糸で織成された1インチ当り合計
56エンドの直径0.020インチのポリアミド(ナイ
ロン6)モノフイラメントの機械方向の糸のウエ
ーブ(二重ウエーブ中頂部20本および底部20本)
においてフアブリツクをつくつた。ノニオン系界
面活性剤2重量%を含有する糸を押出した。熱セ
ツト後、外側の板と接する平滑な表面を有するフ
アブリツクを得た。
このフアブリツクは、フアブリツクの端部が互
いに織られる公知の接合操作により、あるいはピ
ンシームの使用によりエンドレスにすることがで
きる。上記フアブリツクは、一層大きな機械効率
をと一層長い寿命にわたり改良された寸法安定性
をもたらす優れたシート支持体を提供する。上記
成形布は界面活性剤を含まない先行技術のものよ
りも少ない頻度のクリーニングで済む。
実施例 4 活性炭をボールミルでミクロン単位の大きさに
乾式粉砕し、活性炭1gにつき50mの液状洗浄剤
と混合した。ついで混合物をアルコールで適当な
粘度に希釈し、減圧技術を用いて中空モノフイラ
メント中に導入した。活性炭の目的は、洗浄剤に
対して吸着剤として作用することであり、これに
より水層への洗浄剤の放出を遅延する。ついで実
施例1の中空繊維として活性炭−界面活性剤混合
物を充填した中空繊維を用いて前記実施例1の操
作を繰り返した。上記フアブリツクはドライヤー
フエルトフアブリツクとしてよく作用した。
上記の好ましい態様の多くの変形が本発明の精
神および範囲を逸脱することなくなし得ることが
当業者に理解されよう。例えば、当業者に理解さ
れるように種々の透過率のドライヤーフアブリツ
クおよびプレスフアブリツクを得るため種々のス
タツフアーピツクを含むように本発明のフアブリ
ツクを織ることができる。
本発明のフエルトおよび成形布はまた通常の方
法、例えば表面薬剤処理で仕上げて作業性および
耐薬品性および耐摩耗劣化性という特別の性質を
付与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の態様のドライヤーフアブリツ
クの一部の拡大側断面図である。第2図は第1図
に示されたフアブリツクの繊維成分の更に拡大し
た部分切取図である。第3図は本発明の別態様の
フアブリツクの一部の拡大側断面図である。第4
図は本発明の更に別の態様のフアブリツクの一部
の拡大側断面図である。第5図は本発明の好まし
い態様のウエツトプレスフエルトフアブリツクの
一部の分解側断面図である。第6図は本発明の形
成布の一部の分解側断面図である。第7図は第6
図に示された糸成分の一部の拡大図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 抄紙機クロージングであつて、複数の機械横
    断方向の糸と織られた複数の機械方向の糸を備
    え、前記糸の一部は前記布内に構造的に一体化さ
    れた中空繊維からなり、この中空繊維の空洞内
    に、前記布を処理するための薬剤が収容されてい
    る抄紙機クロージング。 2 抄紙機クロージングであつて、縫合された無
    端の布からなる成形布の形態をなし、複数の機械
    横断方向の糸と織られた複数の機械方向の糸を備
    え、前記糸の一部は前記布内に構造的に一体化さ
    れた合成重合体樹脂のモノフイラメントからなる
    中空繊維からなり、この中空繊維の空洞内に、前
    記布を処理するための薬剤が収容されている抄紙
    機クロージング。 3 抄紙機クロージングを製造する方法であつ
    て、合成重合体樹脂と前記クロージングを処理す
    るための徐放出薬剤との混合物から、空洞内に前
    記薬剤を収容する中空繊維を形成する工程と、前
    記中空繊維を機械方向および機械横断方向の少な
    くとも一方の糸と織成する工程とを備えた方法。
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