JPH0346320Y2 - - Google Patents

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JPH0346320Y2
JPH0346320Y2 JP1985113042U JP11304285U JPH0346320Y2 JP H0346320 Y2 JPH0346320 Y2 JP H0346320Y2 JP 1985113042 U JP1985113042 U JP 1985113042U JP 11304285 U JP11304285 U JP 11304285U JP H0346320 Y2 JPH0346320 Y2 JP H0346320Y2
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JP
Japan
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lubricating oil
warning
oil
vehicle
input
Prior art date
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JP1985113042U
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JPS6222399U (ja
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、潤滑油を注入したときはその注入し
た潤滑油の種類に関する情報が確実に入力される
ようにした車両用潤滑油交換警告装置に関する。
(従来技術) 車両のエンジンやトランスミツシヨンなどの可
動部の潤滑に用いられる潤滑油は劣化としていく
ので交換が必要になる。
従来エンジン潤滑油の交換は車両の一定走行距
離ごとまたは一定運転時間ごとに行なうように取
扱い説明書で要請され、見やすい場所にラベルを
貼つて促したりしているが、ともすれば忘れがち
である。潤滑油を許容劣化度を越えてまで使用し
ていると潤滑作用に支障を来すので、交換時期を
警告するようにすることが重要であるが、潤滑油
の劣化は車両の走行距離や運転時間だけで決まる
ものではなく、道路状況など車両の使用状況にも
大きく影響されるので、走行距離や運転時間だけ
に基づいて警告するのは適当でない。
そこで特開昭59−43299号では、車両の走行距
離や運転時間のほかに潤滑油の温度やエンジンの
回転数など潤滑油の劣化度に影響を与える運転の
物理量を刻々検出し、検出結果を加算するととも
に経時的に積算し、その積算結果が予め定めた劣
化許容限界値に達したとき潤滑油交換の警告を出
すようにした警告装置が提案されている。
このようにすれば車両の使用状況が考慮されか
なり的確な交換時期が警告される。
(考案が解決しようとする問題点) ところで潤滑油は種類によつて粘度などの物理
的特徴がかなり異なるために、その劣化度に相違
が出てくる。
そこで上記従来の警告装置では、キーボードか
ら潤滑油の等級(グレード)などの情報を入力
し、次の交換警告の出力時期の演算の際にその情
報を考慮するようになつているが、車を人から借
りた場合などは借りた人は潤滑油情報の入力の仕
方を知らないことが多いので潤滑油を交換した時
にも潤滑油の情報をキーボードから入力すること
が正確に行なわれないために、交換の警告が適確
に行なわれないという問題がある。
(考案の目的および構成) 本考案は上記の点にかんがみてなされたもの
で、潤滑油の交換時期の警告を適確に行なうこと
を目的とし、この目的を達成するために、潤滑油
の補充や交換等の新しい潤滑油が注入されたとき
はその注入した潤滑油の種類に関する情報の入力
を促し、潤滑油の種類に関する情報を入力したと
きはその情報に基づいて潤滑油交換の警報の出力
時期を補正するように構成した。
第1図は本考案による車両用潤滑油交換警告装
置の全体構成図を示しており、センサ部により車
両用の運転状態に応じて変化する所定の物理量を
検出し、その物理量を演算回路において所定の演
算式に基づいて加算し、その後経時的に積算し、
この積算値が所定の限界値を越えたとき潤滑油交
換の警告信号を出力し警告部により警告するよう
に構成されているが、注入検知部で潤滑油の注入
が検出されたときはガイド部によりその注入した
潤滑油に関する情報の入力を促し、入力部から潤
滑油に関する情報を入力したときは補正手段によ
りその情報に基づいて潤滑油交換警告の出力時期
を補正するように構成した。
(実施例) 以下本考案を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案による潤滑油交換警告装置の一
実施例を示しており、警告装置は、エンジン潤滑
油のレベルを検出するレベルセンサS1や車速セン
サS2…Soなどから成るセンサ部1と、センサ部1
からのデータを用いて走行来歴や時間来歴などを
演算するマイコン構成の演算部2と、オイル交換
時期を警告ランプなどを点灯させて警告する警告
部3と、潤滑油補充時や交換時に車両側からドラ
イバー側に注入した潤滑油に関する情報を質問形
式で問いかけその入力を指示するガイド部4aと
ドライバーがその問に答える形で操作するキーボ
ード4bとから成る対話部4とにより構成されて
いる。
第3図は第2図に示した警告装置による潤滑油
交換警告動作を示すフローチヤート、第4図は潤
滑油交換時に対話形式で行う潤滑油に関する情報
の入力動作を示すフローチヤートである。
まず第3図を用いて潤滑油交換警告動作を説明
する。工場出荷時に変数Y,tをOに初期設定す
る(F−1)。ドライバーが乗車時にイグニツシ
ヨンキーをACC(アクセサリー)位置に回すと警
告ランプの作動が確認され(F−2)、次いでイ
グニツシヨンキーをSTART(スタート)位置に
回してエンジンを始動発進する。運転中は車速セ
ンサS2などのセンサ部1からの出力を読み込み
(F−3)、各出力について予め定めたオイル劣化
の重み係数Kを乗算する(F−4)。こうして実
走行距離yを補正し(F−5)、積算して運転来
歴Yを求める(F−6)。一方、初期設定後の使
用経過時間を積算する(F−7)。
こうして積算して求めた運転来歴積算値Yまた
は使用経過時間の積算値tが限界値Ycまたはtc
を越えたとき(F−8,F−9)、演算部2から
オイル交換の警告信号を出力し、警告部3の警告
ランプなどを点灯させる(F−10)。積算値Y
が限界値Ycより大きくても小さくても記憶して
おく(F−11)。その後ドライバーがイグニツ
シヨンキーをOFF位置にしたときは、オイル交
換の警告の有無を調べ(F−12)、警告が出て
いればドライバーがオイル交換をし(F−13)、
その後レベルセンサS1の出力を利用して潤滑油の
交換を検知し運転来歴積算値Yと使用経過時間の
積算値tをリセツトする(F−14)とともに対
話形式によりオイル情報を入力する(F−15)。
オイル交換の警告が出ていないとき(F−1
2)はステツプ(F−2)にもどつて上述したス
テツプを繰り返す。
次にオイル交換をした場合の対話形式によるオ
イルに関する情報の入力の仕方について第4図の
フローチヤートを用いて説明する。
オイル交換後レベルセンサS1からの出力により
演算部2のマイコンで潤滑油の交換が検知される
とドライバーに対して注入したオイルが「純正オ
イルならY、そうでなければNを押して下さい」
とCRTに表示するか音声により問いかける(F
−151)。これに対してドライバーはキーボー
ド4bから“Y”または“N”を入力する。そこ
で“Y”の入力があつたか否かを判別し(F−1
52)、その結果に応じて重み係数を選択する。
すなわち、純正オイルを注入した場合は重み係数
K1を選択するが(F−153)、純正オイル以外
の安価な劣悪オイルを用いた場合は純正オイルの
場合の重み係数K1より大きい重み係数K2を選択
する(F−154)。このようにすることにより
純正オイル以外のオイルの場合は早目にオイル交
換の警告を出力させることができるので、オイル
の劣化が早まつてもエンジンやトランスミツシヨ
ンへの悪影響を避けることができる。
また、オイルレベルを監視して、オイル補充を
警告する場合についても全く同様にオイルの質に
よる重み係数を変えることができる。
上記実施例ではオイルに関する情報として純正
オイルとそれ以外のオイルとを区別する情報を用
いたが、このような情報だけでなく、純正オイル
Y、高級オイルH、廉価オイルLの別の情報を用
い、それぞれに対して重み係数KY,KH,KL(KH
<KY<KL)を定めてもよい。また、このような
情報のほかにオイルの等級(グレード)や粘度あ
るいは銘柄を入力するようにしてもよい。
本実施例における対話部4のガイド部4aとし
ては、上述したCRT画面表示や音声表示のほか、
表示灯による表示でもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案においては、潤滑
油の注入を自動的に検知し、注入した潤滑油の種
類に関する情報を対話形式で入力できるようにし
たので、他人から車を借りた場合などのように潤
滑油を注入したときの操作や入力方法などを知ら
ない人でも容易に且つ確実に潤滑油の種類に関す
る情報を入力できるので適確な潤滑油の交換時期
を警告することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車両用潤滑油交換警告装
置の全体構成図、第2図は本考案による車両用潤
滑油交換警告装置の一実施例の概略線図、第3図
は第2図に示した装置による潤滑油交換警告装置
動作を説明するフローチヤート、第4図は本考案
による潤滑油情報の入力動作のフローチヤートで
ある。 1……センサ部、2……演算部、3……警告
部、4……対話部、4a……ガイド部、4b……
キーボード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両の運転状態に応じて変化する所定の物理量
    を検出するセンサ部と、前記物理量を所定の演算
    式に基づいて加算しその後経時的に積算し、該積
    算値が所定の限界値を越えたとき潤滑油交換の警
    告信号を出力する演算回路と、警告信号により潤
    滑油の交換警告を行う警告部とを有する車両用潤
    滑油交換警告装置において、潤滑油の注入を検知
    する注入検知手段と、潤滑油の注入を検知したと
    きその注入した潤滑油の種類に関する情報の入力
    を促すガイド部と、潤滑油の種類に関する情報を
    入力する入力部と、該入力部により入力された潤
    滑油の種類に関する情報に基づいて前記警告信号
    の出力時期を補正する補正手段とを設けたことを
    特徴とする車両用潤滑油交換警告装置。
JP1985113042U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH0346320Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985113042U JPH0346320Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985113042U JPH0346320Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6222399U JPS6222399U (ja) 1987-02-10
JPH0346320Y2 true JPH0346320Y2 (ja) 1991-09-30

Family

ID=30994470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985113042U Expired JPH0346320Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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JP (1) JPH0346320Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314116A (ja) * 1989-06-07 1991-01-22 Roehm Properties Bv 情報記憶カードを有したデータ入力装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314116A (ja) * 1989-06-07 1991-01-22 Roehm Properties Bv 情報記憶カードを有したデータ入力装置

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Publication number Publication date
JPS6222399U (ja) 1987-02-10

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