JPH0345722Y2 - - Google Patents

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JPH0345722Y2
JPH0345722Y2 JP6861287U JP6861287U JPH0345722Y2 JP H0345722 Y2 JPH0345722 Y2 JP H0345722Y2 JP 6861287 U JP6861287 U JP 6861287U JP 6861287 U JP6861287 U JP 6861287U JP H0345722 Y2 JPH0345722 Y2 JP H0345722Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は支脚器に係り、特に医療台上の人の脚
部を支持する脚乗せ部の取付姿勢を調整できるよ
うにした支脚器に用いて好適なものである。
〔考案の概要〕
脚乗せ部の取付勢をロツクするための第2の押
着手段と、ロツクが解除された時に上記脚乗せ部
が倒れない程度の締付力で弾性的に締付ける第1
の押着手段とを支持部に設けることにより、ロツ
クを解除した場合においても脚乗せ部の取付姿勢
を保持できるようにすると共に、取付姿勢を保持
しながら脚乗せ部の取付姿勢を調整できるように
した支脚器である。
〔従来の技術〕
分娩台や検診台等の医療台の左右両側には台上
の人の脚部を支持するための支脚器が装着されて
いる。上記支脚器は台上の人の脚部を直接支持す
る脚乗せ部と、脚乗せ部を支持する支持部とで構
成されており、脚乗せ部は台上の人の脚部を支持
する角度(水平方向に対する角度及び垂直方向に
対する角度)を自由に調整できるように取付けら
れている。
従来この種の支脚器は脚乗せ部に球状体を設け
ると共に、支持部に上記球状体の押着手段を設け
て構成している。そして押着手段で球状体を締付
けることにより脚乗せ部を所定の位置にロツクす
ると共に、球状体の締付けを解除して脚乗せ部の
取付姿勢を調整している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の支脚器は脚乗せ部を所定位置にロツクす
るための押着手段しか設けられていないので、こ
の押着手段によるロツクを解除した時には球状体
に対する締付力が無くなつてしまう。
上記脚乗せ部は分娩時等に加えられる大きな力
に耐えられるように堅牢に作られているのでかな
りの重量がある。従つて球状体を或る程度大きな
締付力で締付けておかないと脚乗せ部が倒れてし
まう。
脚乗せ部の取付姿勢を調整する時には、脚乗せ
部を元の取付位置から所定の方向に所定角度だけ
動かして行なつている。従つて調整時に脚乗せ部
が倒れてしまうと元の取付位置が判らなくなるの
で、調整を行うことができなくなつてしまう。そ
のために脚乗せ部が倒れてしまつた時には調整作
業を始めからやり直さなければならず、脚乗せ部
の位置決めに手間がかかつてしまう。
本考案は上述の問題点にかんがみ、ロツクを解
除した時に、脚乗せ部が倒れない程度の締付力で
脚乗せ部に設けられている球状体を締付けておく
ことができるようにすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、医療台上の人の脚部を支持する脚乗
せ部と、上記脚乗せ部を支持するための支持部と
を有する支脚器において、上記支持部に対して上
記脚乗せ部を固定するために、この脚乗せ部に設
けられた球状体と、上記球状体を回動可能に支持
するために、上記支持部に設けられた当接面と、
上記球状体を上記当接面に弾性的に押着させるた
めに、上記支持部に設けられた第1の押着手段
と、上記球状体を上記当接面に非弾性的に押着さ
せるために、上記支持部に設けられた第2の押着
手段と、上記第2の押着手段による上記押着とこ
の押着の解除とをそれぞれ操作し得る操作手段と
を具備し、上記操作手段により上記第2の押着手
段を上記押着状態としたときには、上記脚乗せ部
の首振り操作が行えないように上記脚乗せ部の取
付姿勢がロツクされ、上記操作手段により上記第
2の押着手段を押着解除状態としたときには、上
記脚乗せ部が自重では倒れずかつその首振り操作
が行えるように支脚器を構成した。
〔実施例〕
以下本考案を分娩台に適用した1実施例につき
第1図〜第3図を参照しながら説明する。
第3図に示すように分娩台1には、その左右両
側にそれぞれ支脚器が配設されている。そして分
娩台1上に横たわる人9は、その脚部9aを上記
支脚器の上部に設けた脚乗せ部2にて保持され
る。なお本実施例の脚乗せ部2では、脚部9aの
かかとを乗せるように構成されている。
次に上記脚乗せ部2は、上記支脚器の下部に配
設の支持部3にて支持される。また上記脚乗せ部
2は台上の人のかかとを乗せるための本体部2a
の下面に支持ロツド4を取付けて構成してある。
支持ロツド4の先端に球状体5が形成されてい
て、この球状体5が支持部3のハウジング6内に
収納されている。
ハウジング6は筒状に形成されており、周面上
に取付けられた取付アーム18を介して分娩台1
に設けられた支脚器支持装置19に取付けられて
いる。上記ハウジング6の上側端部には球状体5
よりも若干小さい円形開口部7が形成されてい
る。円形開口部7がこのように小さく形成されて
いるので、球状体5は円形開口部7側に押付けら
れた時に円形開口部7の大きさに対応する球面部
分がを円形開口部7に設けられている当接面8に
当接し、支持ロツド4に連なる一部分だけが円形
開口部7から外部に突出する。
ハウジング6の下側端部の内面には雌ねじ部1
0が形成されており、この雌ねじ部10に周面に
雄ねじ部11が形成されているアジヤストボス1
2が螺着している。このアジヤストボス12の中
心には、下部に締付えじ14をねじ込むための雌
ねじ部13が形成され、その上側には円形の凹部
16が形成されている。凹部16は締付ねじ14
に押圧されて上動する押圧ロツド17を上下動自
在に収納するためのものであり、その直径は雌ね
じ部13よりも大きく形成されている。
上記締付ねじ14は頭部を大きく形成し、そこ
に軸方向と直交する挿通孔を設けて回動ピン15
を挿通した、いわゆるかんざしねじを用いてい
る。そしてこれらの締付ねじ14、回動ピン15
等から成る操作手段が、後述する第2の押着手段
を上下方向に移動させる。
ところでこの第2の押着手段は、上記押圧ロツ
ド17、ボール受リング20、ボールベアリング
22等から成り、上記操作手段の締付ねじ14に
押圧されて上方に押上げられる押圧ロツド17の
先端部にはテーパ面17aが形成されており、こ
のテーパ面17aがアジヤストボス12の上側に
配設されたボール受リング20内に進出してい
る。ボール受リング20の上面には、内側に行く
に従つて下がるテーパ面20aが形成されてお
り、このテーパ面20aと押圧ロツドの先端部に
形成されたテーパ面17aとでV字溝21を形成
している。
V字溝21には複数個(例えば7個)のボール
ベアリング22……が配設されており、これらの
ボールベアリング22……上に押圧板23が上下
動自在に乗せられている。上記球状体5は押圧板
23の上側に収納されており、押圧板23と当接
面8とで締付けられるように成されている。
アジヤストボス12の上部は小径に形成され、
そこに例えばポリウレタンラバーより成るリング
状の押圧ゴム24が嵌められている。この押圧ゴ
ム24の上端部はアジヤストボス12の上面より
も上方に突出しており、押圧ゴム24が上記押圧
板23を弾性的に支持して、脚乗せ部の球状体5
を支持部の当接面に押着させる第1の押着手段と
なる。
アジヤストボス12はハウジング6に螺着して
いるので、これを締付方向に回して上方に位置さ
せれば押圧ゴム24の弾力で球状体5を締付ける
ことができる。アジヤストボス12を回動して押
圧ゴム24の弾力による締付力を調整することに
より、脚乗せ部2が倒れないように支持すると共
に、外部から力を加えた時には容易に動かすこと
ができるように支持することができる。このよう
にして最適な締付力を得た時には、ハウジング6
に設けられている止めねじ28でアジヤストボス
12が回動しないようにロツクしておく。
脚乗せ部2を所定の取付位置にロツクするとき
には上記第2の押着手段により行う。即ち締付ね
じ14を第1図において矢印30で示すように締
付方向に回動させ、押圧ロツド17を上方に移動
させる。押圧ロツド17が上動するとその上部に
形成されているテーパ面17上がボールベアリン
グ22……を矢印31,32で示すように外側方
向に移動させる。これらのボールベアリング22
……が載置されているテーパ面20aは外側に行
くに従つて高くなつている。従つてボールベアリ
ング22……はテーパ面20aにより、矢印3
3,34で示すように上方に移動させられる。ボ
ールベアリング22の上方移動により押圧板23
が持ち上げられるので、球状体5が当接面8に押
付けられる。
このようにボールベアリング22……をテーパ
面20aに沿つて移動させて押圧板23を上動さ
せているので、押圧板23を上動させる力を大き
くすることができる。従つて球状体5を強く締付
けることができ、脚乗せ部2を確実にロツクする
ことができる。また脚乗せ部2に加えられた外力
は、上記とは反対に小さくされてから締付ねじ1
4に伝わるので、使用時に締付ねじ14が緩んで
脚乗せ部2のロツクが不測に解除してしまうのを
防ぐことができる。
脚乗せ部2の取付姿勢を調整する時には締付ね
じ14を第2図中矢印35で示すように回動させ
て下方に移動させる。締付ねじ14が下方に移動
すると、上方に移動させられていた押圧ロツド1
7は第2図に示すようにその下端部が凹部16の
底部に当たる迄下動する。従つてボールベアリン
グ22……は内側に移動しながら下がるので、押
圧板23が下方に移動して球状体2の締付けが解
除される。
第2図に示した状態においては、上記第1の押
着手段が球状体5を締付ける。即ちこの状態にお
いては、弾性ゴム24の弾力が矢印26,27で
示すようにボール受リング20、ボールベアリン
グ22……を介して押圧板23を上方に付勢して
球状体5を締付ける。従つて第1の締付手段によ
る締付けを解除したアンロツク時においても、第
2図において実線で示したように脚乗せ部2が倒
れないように支持しておくことができる。
上記締付力は上記したようにアジヤストボス1
2を回動して予め適当に調整されているので外部
から力を加えれば、脚乗せ部2を第2図中1点鎖
線で示した2-1の位置や2-2の位置等へ動かすこ
とができ、脚乗せ部2の取付姿勢を自由に調整す
ることができる。
第4図は別の実施例を示す支脚器の断面図であ
る。
この例では支持部3のハウジングをハウジング
本体40とキヤツプ41とで構成すると共に、夫
夫に雄ねじ部40a、雌ねじ部41aを形成し、
キヤツプ41をハウジング本体40に螺着してあ
る。
球状体5を上方に押圧する押圧体43はハウジ
ング本体40の上部に形成されている円形凹部4
2内に上下動自在に収納されている。この例では
上記押圧体43を、円板44の上面に円筒部45
を突設し、筒状に形成した第1の押着手段の押圧
ゴム46円筒部45に外嵌させて構成している。
上記押圧ゴム46の高さは円筒部45よりも高
く形成されており、第4図に示すようにハウジン
グ本体40の下方に螺着されている操作手段の締
付ねじ14を緩める方向に回動させてアンロツク
状態にした時にも押圧ゴム46の上部を球状体5
に当てておくことができる。従つてアンロツク状
態にした場合においても球状体5が押圧ゴム46
の弾力によつてキヤツプ41に形成されている押
圧面8に押付けられるので、脚乗せ部2は半ロツ
ク状態で支持される。
キヤツプ41を回動させて球状体5を締付ける
力を調整し、調整した回動位置をキヤツプ41上
に螺着した止めねじ47を回して固定する。
なお、脚乗せ部2をロツクする時には、締付ね
じ14を締付方向に回動させればよい。これによ
り締付ねじ14が円板44の下面に設けられてい
る押圧ロツド48を上方に押圧するので、押圧体
43が上方に移動する。従つて円筒部45の上端
に形成されているテーパ面45aが球状体5に当
接し、球状体5を当接面8に大きな力で押付ける
ことができるので、脚乗せ部2が動かないように
ロツクすることができる。
本実施例においては押圧ゴム46を球状体5に
怒接当てているので、押圧ゴム46の大きな摩擦
力でもつて球状体5を制動することができる。
なお上記の実施例においては、アンロツク時に
球状体5を当接面8に押付けておく押圧力を得る
ための弾性体として弾性ゴムを用いたが、コイル
スプリング等の他の弾性体を用いてもよい。
また脚乗せ部2は股を支持するように構成して
もよい。
〔考案の効果〕
本考案は上述した如く、脚乗せ部に設けられて
いる球状体を締付けるために、上記脚乗せ部の取
付姿勢をロツクするための第2の押着手段と、上
記第2の押着手段のロツクが解除された時に、上
記脚乗せ部が倒れない程度の締付力で上記球状体
を弾性的に締付ける第1の押着手段とを支持部に
設けたので、脚乗せ部の取付姿勢を調整するため
に第2の押着手段によるロツクを解除した時に、
上記球状体を第1の押着手段によつて弾性的に締
付けておくことができる。従つてロツクを解除し
た時に脚乗せ部が倒れないように支持しながら、
外力を加えた時には脚乗せ部を容易に動かすこと
ができるように支持することができ、脚乗せ部の
取付姿勢の調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す支脚器の断面
図、第2図はロツクを解除した状態を示す支脚器
の断面図、第3図は使用状態を示す斜視図、第4
図は別の実施例を示す支脚器の断面図である。 なお図面に用いた符号において、2……脚乗せ
部、3……支持部、5……球状体、8……当接
面、14……締付ねじ、24,46……押圧ゴ
ム、43……押圧体、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 医療台上1上の人9の脚部9aを支持する脚乗
    せ部2と、上記脚乗せ部2を支持するための支持
    部3とを有する支脚器において、 上記支持部3に対して上記脚乗せ部2を固定す
    るために、この脚乗せ部2に設けられた球状体5
    と、 上記球状体5を回動可能に支持するために、上
    記支持部3に設けられた当接面8と、 上記球状体5を上記当接面8に弾性的に押着さ
    せるために、上記支持部3に設けられた第1の押
    着手段と、 上記球状体5を上記当接面8に非弾性的に押着
    させるために、上記支持部3に設けられた第2の
    押着手段と、 上記第2の押着手段による上記押着とこの押着
    の解除とをそれぞれ操作し得る操作手段とを具備
    し、 上記操作手段により上記第2の押着手段を上記
    押着状態としたときには、上記脚乗せ部2の首振
    り操作が行えないように上記脚乗せ部2の取付姿
    勢がロツクされ、 上記操作手段により上記第2の押着手段を押着
    解除状態としたときには、上記脚乗せ部2が自重
    では倒れずかつその首振り操作が行えるように構
    成したことを特徴とする支脚器。
JP6861287U 1987-05-08 1987-05-08 Expired JPH0345722Y2 (ja)

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JP6861287U JPH0345722Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JP6861287U JPH0345722Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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JP2008093052A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Takara Belmont Co Ltd 理美容椅子
DE102012100970B4 (de) * 2012-02-07 2014-01-09 MAQUET GmbH Vorrichtung zum manuellen Entriegeln eines mit einer Last beaufschlagbaren Haltemechanismus

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