JPH0345685A - ガスケツト - Google Patents
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- JPH0345685A JPH0345685A JP18138389A JP18138389A JPH0345685A JP H0345685 A JPH0345685 A JP H0345685A JP 18138389 A JP18138389 A JP 18138389A JP 18138389 A JP18138389 A JP 18138389A JP H0345685 A JPH0345685 A JP H0345685A
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Landscapes
- Sealing Material Composition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は油性流体をシールするためのシール材いわゆる
ガスケットに関するものでらり、とくに補強繊維として
全芳香族ポリエステル繊維いわゆるボリアリレート繊維
が用いられたガスケットに関するものである。
ガスケットに関するものでらり、とくに補強繊維として
全芳香族ポリエステル繊維いわゆるボリアリレート繊維
が用いられたガスケットに関するものである。
（従来技術および発明が解決しようとする課題）従来か
らこの種のガスケットとしては、補強繊維としてアスベ
ストを主材としたものが多用されているが、このアスベ
スト補強ガスケットは使用時の高温によりアスベスト中
に含有されている結晶水の効果が漸減してアスベストが
空中に飛散して人体に侵入するいわゆるアスベスト公害
を誘発するとされている。さらに技術のＡｉ度化および
苛酷な条件下での使用の必要性に伴ない、よう高度の引
張す強度および復元性を有するガスケットが要求されて
いるが、アスベスト補強ガスケットはこの点で満足でき
るものではない。また高温油性液体には水分が含１れて
いる場合が多く、この点で吸水による膨潤、変性等がな
いことも重要な要件である。
らこの種のガスケットとしては、補強繊維としてアスベ
ストを主材としたものが多用されているが、このアスベ
スト補強ガスケットは使用時の高温によりアスベスト中
に含有されている結晶水の効果が漸減してアスベストが
空中に飛散して人体に侵入するいわゆるアスベスト公害
を誘発するとされている。さらに技術のＡｉ度化および
苛酷な条件下での使用の必要性に伴ない、よう高度の引
張す強度および復元性を有するガスケットが要求されて
いるが、アスベスト補強ガスケットはこの点で満足でき
るものではない。また高温油性液体には水分が含１れて
いる場合が多く、この点で吸水による膨潤、変性等がな
いことも重要な要件である。
（課題を解決するための手段）
本発明は、脱アスベストガスケット、とシわけ補強繊維
として有機繊維のうちでもとくにボリアリレート繊維を
用いたガスケットに関するものである。本発明のガスケ
ットは、耐熱性はアスベスト補強ガスケットと同等であ
う、ガスケットの基本要求性能である引張強度および復
元率においてアスベスト補強ガスケットよシ優れ、しか
も公害発生の危険のないガスケットに関するものである
。
として有機繊維のうちでもとくにボリアリレート繊維を
用いたガスケットに関するものである。本発明のガスケ
ットは、耐熱性はアスベスト補強ガスケットと同等であ
う、ガスケットの基本要求性能である引張強度および復
元率においてアスベスト補強ガスケットよシ優れ、しか
も公害発生の危険のないガスケットに関するものである
。
すなわち、本発明において最大の特徴は、ガスケットの
ゴムを補強する繊維としてボリアリレート繊維を用いた
点である。ボリアリレート繊維は溶融液晶性ポリエステ
ル繊織であるため繊維の長さ方向の引張強度に優れてお
り、これを好ましくは短繊維状でビータ−等へ仕込んで
スラリー状としたものをゴムラテックス中に添加するこ
とによシスラリ−状の繊維がゴムラテックス中に均一分
散し、その結果、ガスケットのすべての方向の引張強度
がほぼ等しく補強され−るのである。
ゴムを補強する繊維としてボリアリレート繊維を用いた
点である。ボリアリレート繊維は溶融液晶性ポリエステ
ル繊織であるため繊維の長さ方向の引張強度に優れてお
り、これを好ましくは短繊維状でビータ−等へ仕込んで
スラリー状としたものをゴムラテックス中に添加するこ
とによシスラリ−状の繊維がゴムラテックス中に均一分
散し、その結果、ガスケットのすべての方向の引張強度
がほぼ等しく補強され−るのである。
ボリアリレート繊維としては、近時、ペクトランという
名称で上市されているｐ−ヒドロキシ安息香酸と６−ヒ
ドクキシー２−ナフトエ酸を主たるモノマーとする繊維
が最適であるが、さらにこれらモノマーを主成分とし、
他の七ツマ−を共重合したボリアリレート繊維も好筐し
い。一般にボリアリレート繊維とは全芳香族ポリエステ
ルからなる溶融液晶性ポリマーからなるものであり、そ
の求められる機械的性能としては１強度が約２０ｐ／ｄ
以上、ヤング率が約５００ ｆ／ｄ以上、そして耐熱性
が約２５０℃以上のものである。今日、これらの諸性能
を同時に満足する有機繊維としてケプラー（デュポン社
の登録商標名）と称される液晶アラミド繊維が上市され
ているが、本発明で用いろボリアリレート繊維とｂわけ
ペクトランと称されるボリアリレート繊維はケプラー■
の耐酸性ようはるかに優れ、かつケプラーΦの耐吸湿性
よル格段に優れているので、耐酸性および耐吸湿性が高
度に要求されるガスケット補強繊維としてはよう好適素
材である。
名称で上市されているｐ−ヒドロキシ安息香酸と６−ヒ
ドクキシー２−ナフトエ酸を主たるモノマーとする繊維
が最適であるが、さらにこれらモノマーを主成分とし、
他の七ツマ−を共重合したボリアリレート繊維も好筐し
い。一般にボリアリレート繊維とは全芳香族ポリエステ
ルからなる溶融液晶性ポリマーからなるものであり、そ
の求められる機械的性能としては１強度が約２０ｐ／ｄ
以上、ヤング率が約５００ ｆ／ｄ以上、そして耐熱性
が約２５０℃以上のものである。今日、これらの諸性能
を同時に満足する有機繊維としてケプラー（デュポン社
の登録商標名）と称される液晶アラミド繊維が上市され
ているが、本発明で用いろボリアリレート繊維とｂわけ
ペクトランと称されるボリアリレート繊維はケプラー■
の耐酸性ようはるかに優れ、かつケプラーΦの耐吸湿性
よル格段に優れているので、耐酸性および耐吸湿性が高
度に要求されるガスケット補強繊維としてはよう好適素
材である。
本発明のガスケットはたとえばりき゛のようにして製造
される。すなわち、ボリアリレート繊維の所定数をビー
タ−に入れて叩解％解繊してスラリー状としたのち、こ
れに耐油性ゴノ・ラテックスを加硫剤とともに加えて充
分に攪拌して先のスラリー状の繊維にラテックスを吸着
させ、ついでこれを抄紙機で抄造して湿紙シートとした
のちこのシートを加熱加圧成型する方法である。オたゴ
ムとボリアリレート繊維と加硫剤そして充填材をミキサ
ーで混練し、カレンダーロール上に押出してシート化し
、加硫成形する方法によっても製造される。
される。すなわち、ボリアリレート繊維の所定数をビー
タ−に入れて叩解％解繊してスラリー状としたのち、こ
れに耐油性ゴノ・ラテックスを加硫剤とともに加えて充
分に攪拌して先のスラリー状の繊維にラテックスを吸着
させ、ついでこれを抄紙機で抄造して湿紙シートとした
のちこのシートを加熱加圧成型する方法である。オたゴ
ムとボリアリレート繊維と加硫剤そして充填材をミキサ
ーで混練し、カレンダーロール上に押出してシート化し
、加硫成形する方法によっても製造される。
本発明のガスケットは、補強材としてボリアリレート繊
維単独でも充分に実用可能であるが智さらに高性能のガ
スケットとするためには、補強材としてマイカ、珪藻土
、タルク、クレー 硫酸バリウム、シリカ、カーボン等
と併用使用することが望ましい。本発明で用いられるボ
リアリレート繊維はガスケット全体ｔｔの少くともＩＣ
Ｉは用いないと補強効果は認められない。とシわけ２０
４７５％用いることが好ましい。また、ボリアリレート
繊維の他に補強材を併用使用する場合には。
維単独でも充分に実用可能であるが智さらに高性能のガ
スケットとするためには、補強材としてマイカ、珪藻土
、タルク、クレー 硫酸バリウム、シリカ、カーボン等
と併用使用することが望ましい。本発明で用いられるボ
リアリレート繊維はガスケット全体ｔｔの少くともＩＣ
Ｉは用いないと補強効果は認められない。とシわけ２０
４７５％用いることが好ましい。また、ボリアリレート
繊維の他に補強材を併用使用する場合には。
ボリアリレート繊維を１０〜２・φ、マイカを１０〜・
５％、その他を１５〜５０％の量で併用すると最良のガ
スケツ、トが得られる。なおボリアリレート繊維と共に
他の補強繊維を用いることも可能であり１そのような＃
ＩＩ！ｍとしては、ガラス峨Ｍ、セラξツクＩｆＲｔａ
、金屑繊維、カーボン繊維等があるが、これらはポリア
リ１／−ト繊維の特性を発揮させるため同繊維の数分の
１以下の債で用いるのが好筐しい。本発明で用いられる
ゴムとしては耐油性ゴムラテックスが好１しく、具体的
にはニトリルゴム、ｌｉＨ？、ゴム、フッ素コム、７り
’）ルコム、１クリロニトリルーブタジエンゴムなどが
ある。
５％、その他を１５〜５０％の量で併用すると最良のガ
スケツ、トが得られる。なおボリアリレート繊維と共に
他の補強繊維を用いることも可能であり１そのような＃
ＩＩ！ｍとしては、ガラス峨Ｍ、セラξツクＩｆＲｔａ
、金屑繊維、カーボン繊維等があるが、これらはポリア
リ１／−ト繊維の特性を発揮させるため同繊維の数分の
１以下の債で用いるのが好筐しい。本発明で用いられる
ゴムとしては耐油性ゴムラテックスが好１しく、具体的
にはニトリルゴム、ｌｉＨ？、ゴム、フッ素コム、７り
’）ルコム、１クリロニトリルーブタジエンゴムなどが
ある。
本発明のガスケットの骨格はボリアリレート繊維とラテ
ックスによって形成されているので、膨潤時にこれらが
油でａｌｌすることはなくガスケット形状が崩れないの
である。また、ボリアリレート繊維と他の補強材を併用
した場合には、マイカ等が圧力に対して変形しに〈＜、
油膨潤性物質・の流水現象を防止する効果があるため、
高い面圧の必要とする用途にも適するものである。
ックスによって形成されているので、膨潤時にこれらが
油でａｌｌすることはなくガスケット形状が崩れないの
である。また、ボリアリレート繊維と他の補強材を併用
した場合には、マイカ等が圧力に対して変形しに〈＜、
油膨潤性物質・の流水現象を防止する効果があるため、
高い面圧の必要とする用途にも適するものである。
以下に実施例、比較例によって本発明の効果を具体化す
る。
る。
実施例１〜２および比較例１
耐油性ゴムラテックスとしてニトリルゴムをすべての例
で用い、実施例１では補強材としてｐ−ヒドロキシ安息
香酸（７０モル％）と６−ヒドロキシ−２−ナフトエ酸
（３０モル噂）から合成されたボリアリレート繊維単独
、同２では該繊維の他にマイカ、珪藻土、タルク、クレ
ーを併用、比較例１はアスベストを補強材とした例であ
る。
で用い、実施例１では補強材としてｐ−ヒドロキシ安息
香酸（７０モル％）と６−ヒドロキシ−２−ナフトエ酸
（３０モル噂）から合成されたボリアリレート繊維単独
、同２では該繊維の他にマイカ、珪藻土、タルク、クレ
ーを併用、比較例１はアスベストを補強材とした例であ
る。
第
１
表
第１表のとおりの構成で湿紙シート、加熱加圧方式によ
って厚さｏ、 ｓ ｍ、密度約１．５〜１．７ｆ／ｃｌ
Ａのガスケットを得た。
って厚さｏ、 ｓ ｍ、密度約１．５〜１．７ｆ／ｃｌ
Ａのガスケットを得た。
第２表にこれら３種のガスケットの諸性能を示す。なお
、耐油性についてはＡＳＴＭ−４３オイルに１５０℃で
５時間浸漬後のデータである。
、耐油性についてはＡＳＴＭ−４３オイルに１５０℃で
５時間浸漬後のデータである。
）゛ス千余白
第
表
第２表から明らかのように、本発明のガスケットは比較
例のガスケットに比して初期引張強度にき、わめて優れ
、加圧時の復元率にも優れ、かつ耐油性とくに強度保持
率に優れていることが明らかである。もちろん、本発明
のガスケットは人体に対するアスベスト公害からは全く
心配のないものであることは言う！でもない。
例のガスケットに比して初期引張強度にき、わめて優れ
、加圧時の復元率にも優れ、かつ耐油性とくに強度保持
率に優れていることが明らかである。もちろん、本発明
のガスケットは人体に対するアスベスト公害からは全く
心配のないものであることは言う！でもない。
Claims (1)
- ポリアリレート繊維によつて補強されたガスケット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1181383A JP2820962B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | ガスケツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1181383A JP2820962B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | ガスケツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0345685A true JPH0345685A (ja) | 1991-02-27 |
| JP2820962B2 JP2820962B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=16099773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1181383A Expired - Fee Related JP2820962B2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | ガスケツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2820962B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5472995A (en) * | 1994-08-09 | 1995-12-05 | Cytec Technology Corp. | Asbestos-free gaskets and the like containing blends of organic fibrous and particulate components |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49125460A (ja) * | 1973-04-03 | 1974-11-30 | ||
| JPS58208184A (ja) * | 1982-05-05 | 1983-12-03 | ダナ・コ−パレイシヤン | ガスケツト材料 |
-
1989
- 1989-07-12 JP JP1181383A patent/JP2820962B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49125460A (ja) * | 1973-04-03 | 1974-11-30 | ||
| JPS58208184A (ja) * | 1982-05-05 | 1983-12-03 | ダナ・コ−パレイシヤン | ガスケツト材料 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5472995A (en) * | 1994-08-09 | 1995-12-05 | Cytec Technology Corp. | Asbestos-free gaskets and the like containing blends of organic fibrous and particulate components |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2820962B2 (ja) | 1998-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |