JPH0345664A - 防汚塗料 - Google Patents

防汚塗料

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JPH0345664A
JPH0345664A JP18027889A JP18027889A JPH0345664A JP H0345664 A JPH0345664 A JP H0345664A JP 18027889 A JP18027889 A JP 18027889A JP 18027889 A JP18027889 A JP 18027889A JP H0345664 A JPH0345664 A JP H0345664A
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antifouling
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Osamu Kadota
門田 理
Makoto Ishimoto
石本 誠
Yoshihiro Honda
本田 芳裕
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Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主防汚剤を亜酸化銅とし、しかもその塗膜に
任意の色調を付与できる防汚塗料に関する。
(従来の技術) 船底をはじめとする各種構造物の海中等の水中への没水
部表面を生物付着による汚染から保護するため、該表面
に防汚塗料を塗布することが知られている。また防汚塗
料に使用される防汚剤のひとつとして古くから亜酸化銅
がよく知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、前記防汚塗料に使用されてきた一般の亜酸化銅
は粒径分布が広く、しかも平均粒径が2〜44と小さく
、特に着色力の高い6I!m未満の粒子が70重量%以
上も含まれているため、防汚塗料中への配合量が多い場
合には、塗膜色調が赤褐色に限定されるのが現状である
防汚塗料中に配合される亜酸化銅の割合は、多くの場合
、目的の防汚性能を塗料に付与しなければならないこと
から、25〜70重量%と多く、これに加えて他の着色
顔料を配合しても青、緑、オレンジ、黒糸の鮮やかな1
1色を得るのは極めて困難であった。
本発明の目的は、従来公知である亜酸化銅を主防汚剤と
する防汚塗料に比較して少なくとも同等の性能を有し、
しかも従来の防汚塗料ではなし得なかった青、緑、オレ
ンジ、黒糸の鮮やかな塗膜色を付与できる防汚塗料を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上述のような従来の防汚塗料における課
題を解決するため鋭意研究の結果、8〜50−0粒径の
粒子が50重量%以上である亜酸化鋼を主防汚剤とし、
各種着色顔料を配合することによって従来に比べ極めて
鮮やかな色調が得られることを見いだし、本発明を完成
するに到った。
即ち、本発明は、8〜50μmの粒径の粒子が50重量
%以上である亜酸化銅(以下、亜酸化銅Pと記す〉、お
よび着色顔料とを含有し、その塗膜に任意の色調を付与
できることを特徴とする防汚塗料である。
本発明に用いられる亜酸化銅Pは、市販されている従来
の亜酸化銅(fi1日進化学工業所製)を回転型分級機
であるξクロンセパレーターで分級し、粒径が6μ未満
、好ましくは8−未満の粒子を除去することによって調
製される。粒径が6−未満では上述のように着色力が高
く塗膜色調が赤褐色に限定されるからである。また、粒
径が50−を超えると、塗膜にブツが生じやすい。また
、8〜50μ〇粒径の粒子の割合は、50重量%以上で
ある。
5帽1%未満では塗膜に任意の色調を付与することが困
難となる。
前記の分級機は、一定速度で回転する籠型ローグーの隙
間を通して亜酸化銅粉体を含んだ空気を中心部に吸引す
ると、粒子はローターを通過する時に遠心力と中心に向
かう空気抵抗とを受ける。
この3つの力の釣合により分級が行われる。この分級機
の一定限界粒子径分級室は他の分級機に比べ著しく小さ
いものである。
亜酸化銅Pの防汚塗料中の混合割合は好ましくは、25
〜70重量%、さらに好ましくは35〜60重景%であ
る。混合割合が25重量%未満の場合は防汚性能が不足
し、また70重量%を超える場合は顔料過多となって塗
料状態が悪く塗装作業等に不具合を生ずる。
本発明の防汚塗料に使用される着色顔料としては、シア
ニン系、ベンズイミダシロン系、イソインドリノン系、
アゾ系、アンスラキノン系、キノフタロン系、アンスラ
ビリニシン系、キナクリドン系、トルイジン系、ビラン
スロン系、ペリレン系などの有機顔料、カーボンブラッ
クなど、および無機系の着色顔料がある。
着色顔料の防汚塗料中への混合割合は、好ましくは0.
2〜20重量%、さらに好ましくは0.5〜15重量%
である。
本発明の防汚塗料には前記の亜酸化銅P、着色顔料以外
に塗料用展色剤、体質顔料、添加剤、溶剤およびその他
の成分を配合することができる。
塗料用展色剤としては、油ワニスあるいはアクリル樹脂
、塩化ビニル樹脂、スチレン−ブタジェン樹脂、アルキ
ッド樹脂、水に微溶解あるいは膨潤する各種合成樹脂な
どの合成樹脂、松脂などがある。さらに自己減耗作用、
徐々に崩壊する作用を塗膜に付与する目的で特殊に合成
された樹脂等も用いることができる。
また塗料中に配合される亜酸化銅Pの展色剤に対する割
合は例えば0.5〜5であり、好ましくは1〜4である
また、一般に広く塗料顔料として用いられる体質顔料を
加えることができる。
さらに塗料配合に通常用いられている添加剤である沈降
防止剤、タレ防止剤、界面活性剤、揺変剤、紫外線吸収
剤、色わかれ防止剤等を併せて用いることができる。
また、塗料配合に通常用いられる溶剤、例えばミネラル
スピリット、メチルイソブチルケトン、n−7’タノー
ル、キジロール、ドルオール、ソルベントナフサ、酢酸
エチルエステル等を併せて用いることができる。
さらに従来から用いられているジメチルジチオカルバミ
ン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸銅、テトラメチ
ルチウラムジスルフィド等をはじめとする薬剤、耐環性
向上のためDCMU (デユーロン〉などのウレア系除
草剤、トリアジン系除草剤、ナフトキノン系除草剤やそ
の他の除草剤も併せて用いることができる。
本発明の防汚塗料は通常の方法で調製することができ、
通常の方法で使用される。
(発明の効果) 本発明によれば、亜酸化銅Pを着色顔料と共に配合する
ことにより、その塗膜に任意の色調を付与できる防汚塗
料が得られる。しかも、その防汚機能を低下させること
なく、従来の亜酸化銅を用いた防汚塗料ではなし得なか
った青、緑、オレンジ、黒糸等の鮮やかな色調を塗膜に
与えることができる。
(実施例) つぎに、本発明を実施例および比較例により具体的に説
明する。例中の部および%は重量基準である。
製造例1〜5 〈亜酸化銅Pの調製〉 市販されている一般の亜酸化銅(■日進化学工業新製、
商品名:N100)を分級機にかけて8〜50μの粒子
を50〜lOO重量%含有する亜酸化銅(以下、亜酸化
w4Pと記す)を5種類、すなわちPl、I2、I3、
I4およびI5を得た。その粒度分布を第1表に示した
なお、市販されている従来の亜酸化銅3種類、すなわち
Sl、S2およびS3の粒度分布も第1表に示した。
第1表 SF−日進化学工業所 商品名 N100S2.   
         〃N120S3.古河鉱業■製 亜
酸化銅 実施例1〜16、比較例1〜16 〈防汚塗料の調製〉 第2表の配合に準じて亜酸化銅以外の全組成をボールミ
ル中に仕込粒度15−に分散した後、さらに亜酸化銅P
 (PiSP2、I3、I4、I5)または従来の亜酸
化銅(St、 S2、S3)を加えてデ4スパーで20
分撹拌、均一にして実施例および比較例の防汚塗料を調
製した。
配合U域中の着色顔料、展色剤、添加剤、溶剤としては
次に示すものを使用した。
(着色顔料) C1,シアニンブルーB10(大日精化■製)C2,シ
アニンブルー4447 (東洋インキ製造■製)C3,
ホスタパームイエローH3G(ヘキスト社製)C4,イ
ルガジンイエロー3RNTN (チバガイギー社製) C5,インドファーストオレンジ○−5940(バイエ
ル社製) C6,カー主ンFB−01(ヘキスト社製)C7,カー
ボンブラック40B (三菱化成工業■製)C8,〃2
400B(三菱化成工業■製)C9,コバルトプルーグ
リン(東洋顔料■製)CIO,バリオトロールイエロー
L 0960HD(B A S F社製) C11,パリオゲンイエロー1560 (B A S 
F社製)CI2.ルビクロンレッド600R31(東ソ
ー■製)C13,ハンザレフト3B(ヘキスト社製)C
14,パリオゲンレフドL3530 (B A S F
社製)C15,パリオゲンレンドL3910HD (B
 A S F社製)C16,弁柄(森下弁柄社製) (展色剤) El、ロジンWW C2,セロリン104  (バーキュレス社製)C3,
エスレノクC(種水化学工業al製)C4,アロプレン
R20(IC1社製)C5,プライオライド55−B 
 (グ・ノドイヤー社製)C6,ラロフレックスMP−
45(BASF社製)(添加剤) A1.ベントン27(ナショナルレッド社製)A2.フ
タル酸ジオクチル A3.ディスパロン116900−20 X (楠本化
戒■製)0容斧0・ Dl、キシレン D2.メチルイソブチルケトン さらに得られた各防汚塗料の稠度(KU25℃)を第2
表に示す。
く各防汚塗料の色調〉 以上の実施例および比較例の防汚塗料を白色ケント紙に
エアレス塗装し、48時間風乾、その後に色調を調査し
た。その結果をマンセル番号で第3表に示す、なお実施
例と比較例のそれぞれ同一番号のベアは、その塗料の着
色顔料組成が同一であり色調を比較することができる。
第3表から明らかなように本発明の防汚塗料である実施
例1〜16は、従来の亜酸化銅を使用した防汚塗料であ
る比較例1−16にそれぞれ比較して、明らかに着色顔
料による鮮やかな色調を示していた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 8〜50μmの粒径の粒子が50重量%以上である亜酸
    化銅、および着色顔料とを含有し、その塗膜に任意の色
    調を付与できることを特徴とする防汚塗料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010086579A1 (en) * 2009-01-29 2010-08-05 The Champion Partnership Polymeric antifouling composition and articles made thereof
CN105176268A (zh) * 2015-10-19 2015-12-23 佛山市高明阳光逸采涂料有限公司 一种水性uv着色剂及其制备方法

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WO2010086579A1 (en) * 2009-01-29 2010-08-05 The Champion Partnership Polymeric antifouling composition and articles made thereof
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