JPH0345648Y2 - - Google Patents

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JPH0345648Y2
JPH0345648Y2 JP6359588U JP6359588U JPH0345648Y2 JP H0345648 Y2 JPH0345648 Y2 JP H0345648Y2 JP 6359588 U JP6359588 U JP 6359588U JP 6359588 U JP6359588 U JP 6359588U JP H0345648 Y2 JPH0345648 Y2 JP H0345648Y2
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choshi
magnet
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striking
sounding
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は銚子、さらに詳細には、銚子内の酒
量を音の変化により検知することができる銚子に
関する。
〔従来の技術、及びその問題点〕
従来より、一般に多用せられている陶磁製の銚
子は、口部が細長く、胴部のふくらんだ背の高い
形状を呈しているため、銚子内の酒量を可視しず
らく、ひいては、正確な酒量を検知しえないもの
であつた。特に、実際の使用時において、残存酒
量が僅少の場合には銚子の交換時が非常に難し
く、通常、銚子自体を強く振盪せしめて酒の跳ね
音により感覚的に検知して判断する外はないもの
であつた。
しかしながら、振盪による検知手段は極めて不
確実であり、しかも、酒宴の風情を著しく損うの
みならず、接客マナーの点においても劣るもので
あつた。
この考案は、従来の問題点を一挙に解決しよう
とするもので、銚子内の酒の有無を確実に、しか
も、風情よく検知し、銚子の交換を正確に行うこ
とができる便利な銚子を提供しようとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、この考案は、銚子本体1の底壁に透孔2
が形成され、該透孔2に上端部を閉塞せしめた筒
体3が気密に挿着され、該筒体3の内方上端には
磁石6を備えた浮体5が上下動自在に設けられる
と共に、同筒体3の外方下端には発音体7が設け
られ、かつ、筒体3内には前記磁石6に対応して
可動磁石9が上下動自在に遊装せられ、しかも、
該可動磁石9には前記発音体7を打撃する打撃体
10が適正位置に吊設された構成よりなるもので
ある。
〔作用〕
銚子本体1内の酒量に応じて浮体5が自動的に
上下動すると共に、該浮体5の上下動に連動して
対応する磁石6,9の磁気作用により打撃体10
も上下動する。そして、浮体5が下降した時点で
打撃体10の高さが所定の位置に吊設保持され、
銚子本体1を軽く振ることにより打撃体10が発
音体7を打撃して発音する。
〔実施例〕 以下に、この考案を図面に示す1実施例につい
て説明する。
1は陶磁製の銚子本体、2は該銚子本体1の閉
塞中央に形成された透孔、3は該透孔2に気密に
挿着されたガイド用筒体で、該筒体3の上端部は
気密に閉塞されると共に、その外周縁には係止用
フランジ4が形成されている。5は銚子本体1内
に位置する筒体3の上部に上下に摺動自在に嵌装
された中空状の浮体、6は該浮体5の頂壁に固着
された磁石、7は銚子本体1外に位置する筒体3
の下端部に係止具8を介して係止保持された略釣
鐘状の発音体、9は前記の磁石6に対応して筒体
3内に上下動自在に遊装された可動磁石で、該可
動磁石9と磁石6とは互いに吸着すべくその磁極
が異極状とされている。10は上記の可動磁石9
に紐11を介して吊設された球状の打撃体で、吊
設紐11の長さは可動磁石9が上死点に達した時
点で打撃体10により発音体7を打撃すべく適正
に調整されている。12は上記発音体7の下方に
位置して銚子本体1の糸尻に配設された孔付きカ
バー体である。その他、Aは酒を示す。
次に、上述の如く構成された銚子の作動につい
て説明する。
まず、銚子本体1内に酒Aを満たすと、第2図
に示すように、浮体5は筒体3の外周に沿つて自
動的に浮上し、フランジ4に係止保持され、ま
た、該浮体5に連動して磁石6も上昇し、可動磁
石9との吸着が解かれる。磁石6との吸着が解か
れた可動磁石9は下降し、これに連動して打撃体
10も下降してカバー体12内面に当接保持され
る。このさい、銚子本体1を軽く振つても、打撃
体10が発音体7下にあるため発音体7を打撃し
得ず、発音しない。
酒量の減少に伴つて漸時浮体5は下降する。そ
して、酒Aが僅少量、あるいは無くなつたさいに
は、第3図に示すように、浮体5が下死点に達
し、同時に磁石6は可動磁石9を磁力により引張
して上昇せしめ、吸着する。可動磁石9の上昇に
連動して打撃体10も上昇し、吊設紐11でもつ
て発音体7内に位置した状態下に吊設保持され
る。かかる状態下で銚子本体1を軽く振ると、打
撃体10は左右に揺動し、発音体7を打撃して発
音するものである。
第4図及び第5図は他の実施例を示すもので、
筒体3の下端部に固定磁石13を設け、該固定磁
石13と可動磁石9、可動磁石9と浮体5の磁石
6とを各々その磁極が同極状態になるように構成
された点が前記実施例と相違し、他の部分は同一
であり、同一符号は同一部分を示す。
上述の如く構成された銚子は、第4図に示すよ
うに浮体5が上死点に達したさいには、該浮体5
に連動して磁石6も上昇するため、可動磁石9は
固定磁石13と反発して上昇する。このさい、打
撃体10は可動磁石9に連動して上昇するため、
その振幅が小となり、銚子本体1を振つても発音
体7を打撃しえず、音を発しない。
逆に、浮体5が下死点に達したさいには、可動
磁石9は磁石6に反発すると共に、固定磁石13
との反発力に抗して下降し、打撃体10の振幅を
大にせしめる。そして、銚子本体1を振つたさい
には、打撃体10が発音体7を打撃し、発音する
ものである。
なお、上記実施例において、固定磁石13の代
りに圧縮バネなどの上方付勢部材を採用しても同
一の作用を奏するものである。
〔考案の効果〕
の考案によれば以上の次第で、銚子本体1の底
壁に透孔2が形成され、該透孔2に上端部を閉塞
せしめた筒体3が気密に挿着され、該筒体3の内
方上端には磁石6を備えた浮体5が上下動自在に
設けられると共に、同筒体3の外方下端には発音
体7が設けられ、かつ、筒体3内には前記磁石6
に対応して可動磁石9が上下動自在に遊装せら
れ、しかも、該可動磁石9には前記発音体7を打
撃する打撃体10が適正位置に吊設されているか
ら、銚子本体1内の酒量に応じて浮体5が自動的
に上下動、かかる浮体5の作動を磁石6,9の磁
力作用により伝達して打撃体10を適正に上下動
せしめることができるものであつて、銚子本体1
内の酒量が僅少、あるいは無くなつたさいには銚
子本体1自体を軽く振ることにより打撃体10で
もつて発音体7を打撃して発音せしめ、銚子本体
1内の酒量を検知して銚子交換の確実な目安とす
ることができるものである。しかも、銚子本体1
を軽く振ることにより音を発するものであるか
ら、極めて風情があり、しかも、一段と酒宴の興
趣を募ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の1実施例を示すもので、第1
図は一部を破断した斜視図、第2図及び第3図は
作動状態を示す要部拡大断面図、第4図及び第5
図は他の実施例の作動状態を示す要部拡大断面図
である。 1……銚子本体、2……透孔、3……筒体、5
……浮体、6……磁石、7……発音体、9……可
動磁石、10……打撃体、13……固定磁石、A
……酒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 銚子本体1の底壁に透孔2が形成され、該透孔
    2に上端部を閉塞せしめた筒体3が気密に挿着さ
    れ、該筒体3の内方上端には磁石6を備えた浮体
    5が上下動自在に設けられると共に、同筒体3の
    外方下端には発音体7が設けられ、かつ、筒体3
    内には前記磁石6に対応して可動磁石9が上下動
    自在に遊装せられ、しかも、該可動磁石9には前
    記発音体7を打撃する打撃体10が適正位置に吊
    設されてなる銚子。
JP6359588U 1988-05-14 1988-05-14 Expired JPH0345648Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6359588U JPH0345648Y2 (ja) 1988-05-14 1988-05-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6359588U JPH0345648Y2 (ja) 1988-05-14 1988-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01169173U JPH01169173U (ja) 1989-11-29
JPH0345648Y2 true JPH0345648Y2 (ja) 1991-09-26

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ID=31289091

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JP6359588U Expired JPH0345648Y2 (ja) 1988-05-14 1988-05-14

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JPH01169173U (ja) 1989-11-29

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