JPH0345439Y2 - - Google Patents

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JPH0345439Y2
JPH0345439Y2 JP2733086U JP2733086U JPH0345439Y2 JP H0345439 Y2 JPH0345439 Y2 JP H0345439Y2 JP 2733086 U JP2733086 U JP 2733086U JP 2733086 U JP2733086 U JP 2733086U JP H0345439 Y2 JPH0345439 Y2 JP H0345439Y2
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JP
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vehicle
handle
conductive material
static electricity
switch
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JP2733086U
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は静電気を帯電した乗員、人等がドアの
ハンドルに接した時点(手を触れた時点)で直ち
に除電するようにした車輛等における静電気防止
装置に関するものである。
「従来の技術」 従来この種車輛等の静電気防止装置としては、
車体の内壁面等に静電気除去部材を設けたもの
で、乗員がこの静電気除去部材に接することによ
つて静電気を除電する構造とか、その他技術文献
としては実公昭52−9340号の連接安全マツトがあ
り、その要旨は、半導電性部材でなる安全マツト
の連接部分の改良に関し、安全マツトの表面全体
が平板状に連接される様に構成したものである。
また実公昭54−775号は車輛の静電気を除去する
装置に関するもので、その要旨は、電磁弁を介し
て車輛に放水し、この水を伝つて車輛の静電気を
除去する構造である。更に実公昭57−22399号は
静電気帯電防止機能付車輛用座席に関するもの
で、その要旨は、車輛の座席表皮に電導体を埋設
し、この電導体をシートスプリング等に接続し、
このシートスプリングを介し手車体に導通し、そ
の後車外に放電する構造である。
「考案が解決しようとする問題点」 このように従来の技術によれば乗員がわざわざ
静電気除去部材に接することにより、その機能を
発揮することからいちいちそれに触れる所作を要
し大変であり、時として忘れることもあつて十分
にその目的を達成していないものである。また実
公昭52−9340号の連接安全マツト及び実公昭57−
22399号の静電気帯電防止機能付車輛用座席では
確かに静電気の除去は可能であるが、いずれも人
体そのものが除去部材に接し、その結果として静
電気が除去されるものでないことから十分なる除
電は期待できないこと。更には静電気帯電防止機
能付車輛用座席ではその電導体の取付けにより座
席の形状、装飾等からして制限があり必ずしも満
足する結果が望めないものであるし、またシート
カバーを取付けた場合その機能が半減されるこ
と。また車外よりドアのハンドルに触れた場合等
では何ら役立たないものであること等の問題点が
あつた。
「問題点を解決するための手段」 上記に鑑み本考案は、ドアの開閉時に多く発生
す静電気によるいやな不快感をなくして、気持よ
く車輛への乗降ができる静電気防止装置を提供し
ようとするもので、その要旨は、車輛等のドアの
ハンドルで開閉するスイツチを介設してなる導電
材と、この導電材を車輛のヒンジ等を経由して車
体に接続し、このヒンジ等の導電性を介して車体
に導通し、その後車外に放電する構成である。
「作用」 次に本考案の作用を説明すると、車輛等に乗降
するとき内側又は外側のハンドルに手を掛け、こ
のハンドルを引くと、この時点で導電材のスイツ
チがONとなり導電されるので、乗員に帯電して
いる静電気がこのハンドルを介して導電材及びヒ
ンジを経て車体へ導通し、車体からその後空中放
電したり、また図示しないチエーンを経由して放
電、その他の器具を経由して空中放電されるので
ある。そうしてハンドルより手を放すことにより
導電材のスイツチがOFFとなり、前記の導通は
遮断され、例えば落雷があつても何ら危険性がな
いものである。
「実施例」 図面は本考案の一実施例を示しており、1は車
輛で、2はそのドアである。そしてこのドア2に
は外側のハンドル3と内側のハンドル4がそれぞ
れ設けられている。5はドア2内に装備され前記
ハンドル3又は4にその一端をそれぞれ接続して
なる導電材で、6はそのスイツチであり、このス
イツチ6はハンドル3又は4を開くとONし、閉
じるとOFFする構成となつている。更に導電材
5の他端はドア2と車体7とに装着されたヒンジ
8に接続されている。尚車輛1以外のドア、その
他機器の把手等にも取付けることができるもので
ある。この場合車体7に代り機器、フレーム等と
なる。
このような構成において、例えば車輛1より降
車しようとするとき内側のハンドル4に手を掛
け、このハンドル4を引くと、この時点で導電材
5のスイツチ6がONとなり導電されるので、乗
員に帯電している静電気がこのハンドル4を介し
て導電材5及びヒンジ8を経て車体7へ導通し、
その後は車体7よりそのまま空中放電したり、ま
た図示しないチエーンを経由して地中放電等され
るのである。そうしてハンドル4より手を放し車
外に出ると導電材5のスイツチ6がOFFとなり、
前記の導通は遮断されるのである。一方車輛1に
乗車しようとするときは、外側のハンドル3に手
を掛け、このハンドル3を引くことにより前述と
同様な作用をもつて放電されるのである。
「考案の効果」 本考案は以上詳述した如く、ドアのハンドルを
手で引くことにより直ちにハンドルとヒンジ等が
導電材を介して導通し、ハンドルより手を放すと
前記導電が遮断される構成であるので、乗降時に
多く発生する静電気を瞬時に放電することがで
き、これによる不快感を一掃することができる。
とくにハンドルに人体が触れることによる静電気
除去であるので、その除去が直接的であり十分な
る効果が期待できる。更にハンドルより手を放す
ことにより、導電が遮断されるので、例えば落雷
の際に車中にいてもハンドルに手を触れなければ
安全である等の実用上の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図はブロツク図である。 1……車輛、2……ドア、3,4……ハンド
ル、5……導電材、6……スイツチ、7……車
体、8……ヒンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輛等のドアのハンドルで開閉するスイツチを
    介設してなる導電材と、この導電材を車輛のヒン
    ジ等を介して車体等に接続してなる車輛等におけ
    る静電気防止装置。
JP2733086U 1986-02-26 1986-02-26 Expired JPH0345439Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2733086U JPH0345439Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26

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JP2733086U JPH0345439Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26

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Publication Number Publication Date
JPS62139100U JPS62139100U (ja) 1987-09-02
JPH0345439Y2 true JPH0345439Y2 (ja) 1991-09-25

Family

ID=30829254

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JP2733086U Expired JPH0345439Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26

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JPS62139100U (ja) 1987-09-02

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