JPH0345242Y2 - - Google Patents

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JPH0345242Y2
JPH0345242Y2 JP9929184U JP9929184U JPH0345242Y2 JP H0345242 Y2 JPH0345242 Y2 JP H0345242Y2 JP 9929184 U JP9929184 U JP 9929184U JP 9929184 U JP9929184 U JP 9929184U JP H0345242 Y2 JPH0345242 Y2 JP H0345242Y2
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JP
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developing device
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JP9929184U
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JPS6116564U (ja
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は画像形成装置等に用いられる現像装置
に関するものである。
〔従来技術〕
従来一成分磁性トナーを使用する現像法はトナ
ー濃度コントロールが不要であり、またその現像
装置の構造も簡単で安価であるという利点を有す
るものの、付着現像剤量を規制するドクタ部でト
ナーが詰りやすく、白抜け等の画像不良が発生す
るという欠点があつた。これを解決するものとし
て従来の一成分磁性トナーに小量のキヤリアを加
えた現像剤を用いる方法が知られている。
第2図は上記従来の構成を示したものである。
現像ホツパー2内にある現像剤5は一成分磁性
トナーに小量のキヤリア(例えば鉄粉)を加えた
もので見かけ上二成分の如く構成されている。複
数の磁極を有するマグネツトロール4は固定で非
磁性のスリーブ3が回転し、現像剤5は吸着搬送
される。その現像剤5の吸着量はドクタ部で一定
の値(例えばd)に規制され、次にこの現像剤5
は感光体1表面と接触し、感光体1上に形成され
ていた静電潜像は顕像化される。
この現像法によればドクタ部でトナーが詰りそ
うになつたときには、すぐにキヤリアがこれを破
壊しドクタ部でのトナー詰りは防止される。また
トナーにはキヤリアとの摩擦帯電によつて十分な
電荷が与えられるため画質が安定するという利点
もある。
〔従来技術の問題点〕
上記現像法ではトナー濃度は80%〜20%(望ま
しくは60%〜30%)程度が良好であるが、コピー
枚数に従つてトナー濃度が極めて低下し、例えば
10%以下になつてもさらにコピー動作が継続され
ると、感光体上の電荷の高い部分にキヤリアが付
着するキヤリア引き現象が発生する。キヤリア引
きが発生すると感光体のみならず定着部あるいは
クリーニング部等にも傷を付けてしまう。特に現
像器をカートリツジ化し一定の交換時期が来ると
使い捨てにするタイプのものではユーザによるト
ナー補給を不要としているため使用中にトナー濃
度が低下してもそのまま使用される可能性があ
り、キヤリア引きを防止できない。
そこでトナー濃度がある一定値以下に低下しな
いようにトナー濃度コントロールを行う方法もあ
るが、コストが非常に高くなつてしまい、構造が
簡単で安価である一成分磁性トナーを使用する現
像法の利点が生かせなくなつてしまう。
〔考案の目的〕
本考案は上記従来の欠点に鑑み、簡単な構成で
たとえトナー濃度が低下してもキヤリア引きが生
じることのない現像装置を提供することを目的と
する。
〔考案の要点〕
本考案は上記目的を達成するために、磁性キヤ
リアとトナーからなる現像剤と、該現像剤を収容
する現像ホツパーと、マグネツト部を円筒体の内
部に配設した現像ロールとを有し、前記円筒体と
前記マグネツト部を前記円筒体の周方向に相対移
動させることにより前記現像剤を前記円筒体周面
に吸着しつつ前記周方向への搬送力を生じさせ像
担持体との対向位置へ搬送して前記像担持体上に
形成された静電潜像を現像する現像装置におい
て、前記円筒体周面に接触させた一端を支点とし
て前記円筒体周面に対し略接線方向に沿つて自由
端側を上にした第1位置から略法線方向に沿う第
2位置との間を揺動変位可能であり、前記一端か
ら前記自由端側に沿う所定範囲に亘つて前記搬送
される現像剤を一旦掻き取ると共に変位位置に応
じて前記搬送力に基づく現像剤の下流側への乗り
越えを制御する掻き取り部を有し、前記現像ホツ
パーに所定の初期投入量の前記現像剤が収容され
ている際は前記現像剤に押圧されて前記第1位置
にあつて前記乗り越えを可能とし、前記現像に基
づく前記現像剤の減少に応じて自重により揺動し
つつ前記乗り越えを維持し、前記現像剤の減少量
が所定量に達した際には前記第2位置に変位して
前記乗り越えを阻止する現像剤掻き取り板を備え
ることを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下本考案の実施例について図面を参照しなが
ら詳述する。第1図は本考案の一実施例を示す現
像装置の断面図、第3図は可動スクレーパ部材の
構成を示す斜視図である。本考案の現像装置6は
ホツパー7、現像ロール8、マグネツト部9、可
動スクレーパ部材10、ドクタ部材11から構成
されている。
現像ロール8は円筒状のアルミニウムまたはス
テンレス等の非磁性体よりなり、図示する矢印方
向に回転可能に支持されている。マグネツト部9
は固定支持された4極構成であり、例えば主極
N1は900ガウスに、その他の搬送極S1は700ガウ
ス、N2は600ガウス、S2は600ガウスにそれぞれ
着磁される。
ドクタ部材11は現像ロール8上に付着する現
像剤量を一定に規制するためのもので、例えば穂
高0.3mm程度に設定される。可動スクレーパ部材
10は非磁性体よりなり、第3図に示す如く現像
剤が通過することの出来る搬送穴10aが設けら
れている。可動スクレーパ部材10の下部両端に
は突起10bが形成され、ホツパー7に設けられ
た取付穴7cに突起10bが係合されて可動スク
レーパ部材10は突起10bを中心に回転可能と
なつている。またここで可動スクレーパ部材10
の回転中心となる下端部が現像ロール8表面に接
触する位置に配される。また使用される現像剤1
2は平均粒径30μmのフエライトキヤリアに平均
粒径10μmの一成分磁性トナーを混入し、トナー
濃度を約60%としたものである。
次に以上の構成における現像装置の動作につい
て説明する。現像ロール8上の現像剤12はドク
タ部材11によつて一定の厚さに規制された後、
像担持体である感光体1との最近接部へ送られ
る。ここで現像剤12は感光体1表面に接触し、
感光体1表面に形成された静電潜像はトナーによ
り顕像化される。現像後現像剤12はさらに搬送
され、可動スクレーパ部材10と現像ロール8と
の接触部において現像剤12は一旦現像ロール8
から分離され、次いで撹拌されつつ可動スクレー
パ部材10の搬送穴10aを通過し、再び現像ロ
ール8表面上に送られ、以上の動作が繰り返し行
われる。
ところでホツパー7内に現像剤12が十分にあ
る場合には現像剤12の搬送力は大きく、これに
よつて可動スクレーパ部材10は下端部の突起1
0bを中心に反時計方向側に押されており、可動
スクレーパ部材10は第1図に示す位置に維持さ
れる。この位置において可動スクレーパ部材10
の直後(すなわち現像ロール8の回転方向下流
側)に配された搬送極N2により現像剤12は搬
送穴10aを通つてスムーズに搬送される。
現像動作が繰り返され現像剤12中のトナーが
次第に消費されると現像剤12の体積も減少す
る。例えば第4図に示すBのレベルまで現像剤1
2が減少すると、現像剤12の搬送力による可動
スクレーパ部材10を押す力も減少するので、可
動スクレーパ部材10は第4図に示すように時計
方向に傾く。すると可動スクレーパ部材10の搬
送穴10aと搬送極N2との空間距離が長くなり、
搬送される現像剤12の量が制限を受けるように
なり、急激に搬送力が弱まり始める。さらにトナ
ーが消費されて現像剤12の体積が第5図に示す
Cのレベルまで減少すると可動スクレーパ部材1
0はさらに時計方向に傾き、もはや現像剤12は
搬送穴10aを通つて搬送極N2まで到達できな
くなつてしまう。したがつて現像剤12が現像ロ
ール8上を良好に搬送されなくなり、画像濃度は
極端に低下する。これら上記の現像剤12のレベ
ル変化(コピー枚数に対応)と画像濃度との関係
を示したのが第6図である。
現像剤12のレベルがAからBに至る範囲では
画像濃度は十分あるが、Cに至つては極端に低下
する。
このように現像剤12中のトナー濃度が減少し
現像剤12の体積が例えばCレベル(第5図)に
達すると、極端な画像濃度低下によりこれを目視
で判断できるので交換時期であることが確認で
き、また仮にトナー濃度がこのように低下してい
るにもかかわらずコピー動作が継続された場合で
も、もはや現像ロール8上に現像剤12が良好に
搬送されなくなつてしまうので感光体1へのキヤ
リア引きは生じない。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように本考案の現像装置に
よれば、簡単な構成によつてたとえトナー濃度が
低下してもキヤリア引きの生じることがなく、安
定した現像動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す現像装置の断
面図、第2図は従来の現像装置の断面図、第3図
は可動スクレーパ部材の斜視図、第4図および第
5図は現像剤レベル変化に伴う現像装置の様子を
示した断面図、第6図は現像剤レベルとコピー枚
数と画像濃度との関係を示した特性図である。 1……感光体、6……現像装置、8……現像ロ
ール、9……マグネツト部、10……可動スクレ
ーパ部材、11……ドクタ部材、12……現像
剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁性キヤリアとトナーからなる現像剤と、該現
    像剤を収容する現像ホツパーと、マグネツト部を
    円筒体の内部に配設した現像ロールとを有し、前
    記円筒体と前記マグネツト部を前記円筒体の周方
    向に相対移動させることにより前記現像剤を前記
    円筒体周面に吸着しつつ前記周方向への搬送力を
    生じさせ像担持体との対向位置へ搬送して前記像
    担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装
    置において、 前記円筒体周面に接触させた一端を支点として
    前記円筒体周面に対し略接線方向に沿つて自由端
    側を上にした第1位置から略法線方向に沿う第2
    位置との間を揺動変位可能であり、 前記一端から前記自由端側に沿う所定範囲に亘
    つて前記搬送される現像剤を一旦掻き取ると共に
    変位位置に応じて前記搬送力に基づく現像剤の下
    流側への乗り越えを制御する掻き取り部を有し、 前記現像ホツパーに所定の初期投入量の前記現
    像剤が収容されている際は前記現像剤に押圧され
    て前記第1位置にあつて前記乗り越えを可能と
    し、 前記現像に基づく前記現像剤の減少に応じて自
    重により揺動しつつ前記乗り越えを維持し、 前記現像剤の減少量が所定量に達した際には前
    記第2位置に変位して前記乗り越えを阻止する現
    像剤掻き取り板を備えることを特徴とする現像装
    置。
JP9929184U 1984-06-30 1984-06-30 現像装置 Granted JPS6116564U (ja)

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JPS6116564U JPS6116564U (ja) 1986-01-30
JPH0345242Y2 true JPH0345242Y2 (ja) 1991-09-25

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