JPH0345137Y2 - - Google Patents

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JPH0345137Y2
JPH0345137Y2 JP16029985U JP16029985U JPH0345137Y2 JP H0345137 Y2 JPH0345137 Y2 JP H0345137Y2 JP 16029985 U JP16029985 U JP 16029985U JP 16029985 U JP16029985 U JP 16029985U JP H0345137 Y2 JPH0345137 Y2 JP H0345137Y2
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magnet
hall
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の分野) 本考案は、例えばトラクターに取り付けた耕耘
装置の水平姿勢制御といつたように、各種機械装
置の姿勢制御などに用いる非接触式傾斜センサに
係り、特に、非磁性体材料で成形されたケースの
底部にホールICを備えた基板を設置し、この基
板の上方箇所に、板バネを下向きに取り付け支持
した支持部材を設けるとともに、前記板バネの下
端側にウエイトを取り付け、かつ、前記板バネま
たはウエイトに、前記ホールICに対するマグネ
ツトを設け、前記ケースの傾斜に伴なう前記板バ
ネの板面に直交する方向への変形を前記ホール
ICに対する前記マグネツトの変位として検出す
る非接触式傾斜センサに関する。
(従来技術とその問題点) 従来のこの種の非接触式傾斜センサとしては、
第6図に示すように、例えば、アルミニウム合金
ダイカストなどの非磁性体材料で成形した円筒状
のケース1の上下中間に仕切り板2が設けられ、
この仕切り板2の上方空間に電子回路部品3を備
えた入・出力用の第1プリント配線基板4が設け
られるとともに、その第1基板4からのコード5
がケース1外に導かれている。
また、仕切り板2の下方空間の底部には、ホー
ルIC6を取り付けた検出回路用の第2プリント
配線基板7が設置され、その第2基板7と前記第
1基板4とが電気配線5a…によつて接続されて
いる。
仕切り板2の下方箇所のケース内面に形成した
一対の段部8,8にわたつて支持部材9が架設さ
れるとともに、その両端それぞれがネジ10,1
1で段部8,8に固定されている。
支持部材9の下面には板バネ11が取り付け支
持されるとともに、その板バネ11の下端側に、
前記ホールIC6に対するマグネツト12を埋設
した非磁性体のウエイト13が取り付けられてい
る。
これにより、前記ケース1の傾斜に伴なう前記
板バネ11の板面に直交する方向への変形を前記
ホールIC6に対する前記マグネツト12の変位
として検出するように構成されている。
ところで、鉛直位置を間にして左右それぞれの
傾斜を適切に検出する上で、非傾斜状態におい
て、ホールIC6とマグネツト12とは、同一鉛
直線上に位置するように設定する必要がある。
そこで、従来では、位置固定された基板7上の
ホールIC6に対して、支持部材9のケース1に
対する固定位置を板バネ11の板面に直交する方
向に調節できるように、第7図に示すように、支
持部材9の両端のネジ挿通孔14,14を長孔に
構成していた。
しかしながら、このような調節手段を備えた従
来構成では、ネジ10,10を少し緩めて支持部
材9を適当に移動調節したのち、ネジ10,10
を締め込んで支持部材9を固定することになる
が、その支持部材9の移動時に、マグネツト12
を取り付けた板バネ11が微少に弾性変位するた
めに、ホールIC6に対する位置を把持しづらい
欠点があり、また、最終のネジ10,10の締め
込み操作時に支持部材9が微少にずれ動くことが
あり、慎重な締め込み操作が要求されて組み立て
調整に手間がかかるとともに、精度の高い調整を
行ないづらい欠点があつた。
(考案の目的) 本考案は、このような事情に鑑みてなされたも
のであつて、簡単な操作で、迅速に、精度の高い
固定位置の調整を行なえるようにすることを目的
とする。
(考案の構成と効果) 本考案は、このような目的を達成するために、
冒頭に記載した非接触式傾斜センサにおいて、ホ
ールICを備えた基板を、マグネツトの移動方向
に変位自在にケースに設けるとともに、前記基板
の固定位置を押し引き変位によつて調節するネジ
式調整機構を、前記ケースの外方からの操作が可
能な状態で設けたことを特徴とする。
この構成によれば、支持部材をケースに固定し
た状態で、ホールICからの出力を計測しながら
ネジをケースの外方から操作するといつたことに
より、基板を押し引き変位させ、マグネツトの鉛
直線下方に位置して所定の出力が得られるところ
でネジに対する操作を止め、所定の固定位置調整
を行なうことができる。
したがつて、ネジをケースの外方から操作する
だけでありながら、支持部材側を変位させずに、
ホールICを取り付けた基板を変位して固定位置
を調整するから、板バネの弾性変位による影響を
受けず、また、最終の締め込みによる不測の変位
を招くこともなく、精度の高い固定位置調整を極
めて簡単な操作でもつて迅速に行なえるようにな
つた。
(実施例の説明) 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は、本考案の実施例に係る非接触式傾斜
センサの縦断正面図、第2図は、第1図の−
線断面図、第3図は第1図の−線断面図であ
る。なお、本考案の非接触式傾斜センサの基本的
構成は第6図に示す従来例と同様であり、対応す
る部品には同一の符号を記し、その説明を省略す
る。
そして、本考案においては、以下のような特徴
構成を備えている。
つまり、ホールIC6を備えた基板としての第
2基板7は矩形に形成され、その第2基板7の両
側縁がケース1の前後内壁面1a,1bに摺接さ
れるとともに、前後内壁面1a,1bから突設し
たガイド15,15の下方に係入され、上方への
浮き上がりを阻止した状態で、前記マグネツト1
2の変位方向(第1図では左右方向)にスライド
変位するように構成されている。また、ケース1
の底部に近い、第2基板7の変位方向両端側の一
方の側壁には、ケース1の外方から操作可能にネ
ジ16が螺進自在に取り付けられるとともに、そ
のネジ16の先端が、ケース1内に突出して第2
基板7の端面に接当されている。さらに、第2基
板7の他方側端面と、ケース1のネジ16の取付
側と反対の側壁との間には圧縮コイルバネ17が
介在されて、第2基板7がネジ16側に適当圧力
で押圧付勢されている。これにより、ネジ16の
操作に伴ない、バネ17の弾性復元力に抗して、
第2基板7の固定位置をマグネツト12の変位方
向に押し引き変位によつて調節できるようにネジ
式調整機構Aが構成されている。
そのため、この実施例では、前述従来例におけ
るような、支持部材9の段部8,8への取付部位
での位置調節手段は備えられていない。
第4図は、他の実施例の縦断正面図、第5図は
第4図の−線断面図であり、上述実施例と同
様に第2基板7がマグネツト12の変位方向にス
ライド自在に設けられている。その第2基板7の
一端に内ネジ部材7aが連設され、ケース1に外
方からの操作によつて回動のみ自在に取り付けら
れたネジ16の先端が内ネジ部材7aに螺進自在
に取り付けられ、ネジ16の操作に伴ない、第2
基板7の固定位置をマグネツト12の変位方向に
押し引き変位によつて調節できるようにネジ式調
整機構Aが構成されている。
この構成によれば、第2基板7のマグネツト1
2の変位方向両側への移動を共にネジ16の操作
によつて行なうことができ、調整後において、第
2基板7の自由度が全く無くなり、第2基板7を
所定の基準位置に確実に固定できる利点を有して
いる。
ちなみに、従来手段で調整した場合は精度適合
品の歩留まりが70%程度であつたが、本考案によ
れば、歩留まりを95%以上に高めることが可能と
なつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る非接触式傾斜
センサの縦断正面図、第2図は、第1図の−
線断面図、第3図は第1図の−線断面図、第
4図は、他の実施例の縦断正面図、第5図は第4
図の−線断面図、第6図は従来例の縦断正面
図、第7図は第6図の−線断面図である。 1……ケース、6……ホールIC、7……基板
としての第2基板、7a……内ネジ部材、9……
支持部材、11……板バネ、12……マグネツ
ト、13……ウエイト、16……ネジ、17……
バネ、A……ネジ式調整機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 非磁性体材料で成形されたケースの底部にホ
    ールICを備えた基板を設置し、この基板の上
    方箇所に、板バネを下向きに取り付け支持した
    支持部材を設けるとともに、前記板バネの下端
    側にウエイトを取り付け、かつ、前記板バネま
    たはウエイトに、前記ホールICに対するマグ
    ネツトを設け、前記ケースの傾斜に伴なう前記
    板バネの板面に直交する方向への変形を前記ホ
    ールICに対する前記マグネツトの変位として
    検出する非接触式傾斜センサにおいて、 前記ホールICを備えた基板を、前記マグネ
    ツトの移動方向に変位自在に前記ケースに設け
    るとともに、前記基板の固定位置を押し引き変
    位によつて調節するネジ式調整機構を、前記ケ
    ースの外方からの操作が可能な状態で設けてあ
    ることを特徴とする非接触式傾斜センサ。 (2) 前記ネジ式整機構が、 前記ケースに螺進自在にネジ込むとともに、
    そのケース内側先端を前記基板の端面に接当し
    たネジと、 前記基板を前記ネジ側に向けて変位するよう
    に押圧付勢するバネとから成るものである実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の非接触式傾
    斜センサ。 (3) 前記ネジ式調整機構が、 前記ケースに回動のみ可能に取り付けたネジ
    と、 前記ネジを前記基板側に螺進自在に取り付け
    た内ネジ部材とから成るものである実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の非接触式傾斜セン
    サ。
JP16029985U 1985-10-18 1985-10-18 Expired JPH0345137Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16029985U JPH0345137Y2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18

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JP16029985U JPH0345137Y2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18

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JPS6269110U JPS6269110U (ja) 1987-04-30
JPH0345137Y2 true JPH0345137Y2 (ja) 1991-09-24

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ID=31085549

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JP2016206136A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 圭子 野村 傾斜センサ

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JPS6269110U (ja) 1987-04-30

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