JPH0344736Y2 - - Google Patents

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JPH0344736Y2
JPH0344736Y2 JP1985083686U JP8368685U JPH0344736Y2 JP H0344736 Y2 JPH0344736 Y2 JP H0344736Y2 JP 1985083686 U JP1985083686 U JP 1985083686U JP 8368685 U JP8368685 U JP 8368685U JP H0344736 Y2 JPH0344736 Y2 JP H0344736Y2
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rods
rod
pair
mounting
chain conveyor
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  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、チエーンコンベアに関し、特に、大
きさの異なる魚介類等を、蒸機等の処理設備内で
加工処理するために、魚介類等を載置する載置部
材が蒸気等の通過を妨げないようにして搬送する
のに適したチエーンコンベアに関する。
従来の技術 従来、種々のチエーンコンベアが開発されてい
るが、魚介類等を蒸機を備えた処理設備内で加工
処理のために、魚介類等を載置する載置部材が蒸
気等の通過を妨げないようにして搬送するチエー
ンコンベアとしては、無端状の一対のチエーン
に、搬送方向に対して直角に伸びる前記載置部材
たる載置杆を所定間隔をおいて多数固定すること
によつて、梯子状に構成したものが知られてい
る。
考案が解決しようとする問題点 この従来例によると、前記各載置杆間隔が一定
であるため、この一定間隔よりも小さな魚介類を
搬送することができなかつた。つまり、前記一定
間隔よりも十分大きな魚介類でないと、搬送中に
落下してしまうことがあつた。加えて、前記従来
例のものでは、被搬送物によつては、載置杆に絡
みつく等して、所定位置において円滑にチエーン
コンベアから放出できないという放出不良障害が
起こる場合があつた。特に、前記各載置杆の間隔
が一定で、かつ、該間隔が狭い場合は、魚介類等
が三本以上の載置杆にわたる状態となり、前記放
出不良障害が顕著に表れるという特徴がある。
本考案は、載置部材が蒸気等の通過を妨げない
ようにして搬送するチエーンコンベアにおいて、
これらの欠点を解消することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、例えば、チエーンコンベアにおい
て、一対のチエーン20,21に搬送方向に所定
間隔をおいて回転自在に取り付けられた各一対の
支持部たる支持軸22a,22b,22c,22
d,22e……と、前記支持軸22b,22d…
…にそれぞれ設けた一対の係止杆たるガイド杆2
3及び支持軸22a,22c,22e……にそれ
ぞれ設け一対の係止杆たる固定杆27と、前記一
対のガイド杆23に、これらに沿つて移動自在に
支持した載置杆25と、前記一対の固定杆27に
移動不可能に支持した載置杆8とを備え、前記載
置杆25を移動することによつて、隣接する載置
杆25,28の各間隔を魚介類たる蛸3の大きさ
に合わせて調整しうる一方、チエーンコンベア1
3の上部移行側では、それぞれのガイド杆23が
移行方向とは反対側の隣接する支持部たる支持軸
22a,22b,22c,22d,22e……に
重畳して前記各載置杆25,28により蛸3の搬
送面が形成され、かつ下部移行側では、各載置杆
25,28が自重によりぶら下がり状態で移行す
るようになした。
作 用 前記搬送面を形成する各載置杆25,28を杆
状にしてあるから、蒸気等の通過を妨げない。ま
た、各係止杆たる各ガイド杆23に支持された各
載置杆25,28を、各ガイド杆23に沿つて移
動することにより、隣接した載置杆25,28の
間隔が調整可能となる。加えて、載置杆25,2
8が旋回し下部移行側ではぶら下がり状態で移行
するので、載置されていた蛸3は所定の場所に円
滑に落下する。さらに、蛸3の大きさに合わせ
て、三本以上の載置杆25,28……に該蛸3が
渡らないようにして載置できるので、前述の載置
杆25,28の旋回機能と相まつて、前記放出動
作の不良障害を防止できる。
実施例 以下、本考案を蛸の蒸機に適用した場合の好適
な実施例について、添付図面に基づき詳細に説明
する。
第3図は蒸機全体を示し、機枠1には公知の蒸
槽2が立設されており、蒸槽2の長手方向両端部
は、下方に向けて傾斜するよう構成されている。
前記機枠1の長手方向一端部には、前記蒸槽2で
蒸し上げられた蛸3(第1図参照)を洗浄するた
めの散水槽4が設けられている。
前記散水槽4の上には、駆動モータ5とこれに
連繋された減速機6とが設けられている。前記減
速機6の出力軸に固定されたスプロケツト7と、
散水槽4に設けた固定枠8に回転自在に支持され
たスプロケツト9との間には、チエーン10が掛
け渡されている。一方、蒸槽2における前記散水
槽4とは反対側に設けた固定枠11にも、スプロ
ケツト12が回転自在に支持されている。そし
て、これらの各構成要素によつて、回転駆動系を
構成する。
前記各スプロケツト9,12には、無端状のチ
エーンコンベア13が掛け渡されており、このチ
エーンコンベア13は、前記スプロケツト9方向
から順次、円弧状のガイド枠14、水平なガイド
枠15、蒸槽2内を伸びる図示していないガイド
枠、円弧状のガイド枠16、散水槽4内を伸びる
ガイド枠17にそれぞれガイドされて、前記回転
駆動系により、図上時計方向に循環移動されるも
のである。
なお、蒸処理すべき蛸3は、固定枠11に対応
する位置において、チエーンコンベア13上に載
置される。そして、蒸槽2内を搬送される間に蒸
処理がなされ、散水槽4内を通過する際に洗浄さ
れた後、スプロケツト9の下方に設置されたタン
ク18内に落下して収容されるものである。この
蒸処理の条件は、機枠1に固定された制御盤19
の操作によつて、種々設定可能である。
次に、第1図及び第2図に基づいて、チエーン
コンベア13の構成を、さらに詳細に説明する。
チエーンコンベア13の一対のチエーン20,
21には、搬送方向に等間隔をおいて多数対の支
持軸22a,22b,22c,22d,22e…
…が回動自在に支持され、一つおきに位置する各
一対の支持部たる支持軸22a,22c,22e
……には、それぞれ一対の係止杆たるガイド杆2
3が固定されている。各ガイド杆23の先端には
拡径部24が設けられており、各ガイド杆23の
それぞれの長さは、前記各拡径部24が隣接する
一対の支持軸22b,22d……上にほぼ対応位
置し、該各先端部分が支持軸22b,22d……
に係止しうるよう設定されている。前記各一対の
ガイド杆23には、搬送方向に対して直角に伸び
る杆上の載置杆25が、それら両端の管部26に
おいて該ガイド杆23に沿つて移動自在に支持さ
れている。これらの載置杆25の移動範囲は、対
応位置する前記支持軸22a,22c,22e…
…と拡径部24とによつて規制される。
一方、残りの一つおきに位置する各一対の支持
部たる支持軸22b,22d……には、前記ガイ
ド杆23と同一長の係止杆たる固定杆27がそれ
ぞれ一対固定されている。そして、これら各一対
の固定杆27には、搬送方向と直角に伸びる杆状
の載置杆28がその両端において固定されてい
る。そして、前記各一対の支持軸22a,22
c,22e……と、これらに固定された各一対の
係止杆たるガイド杆23によつて、あるいは前記
各一対の支持軸22b,22d……と、これらに
固定された各一対の係止杆たる固定杆27によつ
てそれぞれ支持部を構成している。
前記各載置杆25,28は、蒸処理作業中のチ
エーンコンベア13の上部移行側においては、第
1図に示したように、各ガイド杆23及び各固定
杆27の先端がそれぞれ隣接した一対の支持軸2
2a,22b,22c,22d,22e……上に
位置した、所謂重畳状態になることにより、蒸処
理すべき蛸3が載置杆25,28で形成された載
置面上で載置可能な状態になる。この状態におい
て、各載置杆25はそれぞれガイド杆23に沿つ
て移動自在であるから、これら移動可能な各載置
杆25と固定状態にある各載置杆28との間隔は
調整可能である。
これに対して非蒸処理作業中のチエーンコンベ
ア13の下部移行側においては、第2図に示した
ように、第1図の状態とはチエーンコンベア13
の移動方向が逆になつてその上下が反転するた
め、各一対の支持軸22a,22b,22c,2
2d,22e……による、各ガイド杆23及び各
固定杆27の支持が解除され、自重によつてそれ
ぞれ各一対の支持軸22a,22b,22c,2
2d,22e……を軸として回動し、各載置杆2
5,28は各ガイド杆23、各固定杆27ととも
にぶら下がつた状態となるものである。
なお、前記載置杆25,28は前述したように
杆状の部材を用いているが、該杆状とは、直線形
状だけでなく曲線形状のものを含むとともに、断
面形状にあつては、円形のものだけでなく、角
形、楕円形、不定形等を含んだものとする。
本実施例では以上のように構成したので、チエ
ーンコンベア13はスプロケツト12を過ぎたと
ころで蛸3が載置可能な状態となり、固定枠11
に対応する位置で蒸処理すべき蛸3が、隣接され
た載置杆25,28にかけ渡されるようにして載
置される。この時、載置する蛸3の大きさに応じ
て、各載置杆25を各ガイド杆23に沿つて移動
することにより、載置杆25,28の間隔を適切
な広さに調整することができる。従つて、蛸3が
載置杆25,28から擦り落ちないよう、かつ、
三本以上の該載置杆25,28……に渡らないよ
うに載置させることができる。なお、三本以上の
前記載置杆25,28……にわたつて載置された
蛸3は、載置杆25,28……に絡みついて、後
述のタンク18への落下動作に支障が出る。ま
た、蒸気は杆状の各載置杆25,28間を抵抗な
く通過しうるから蒸処理加工に支障を来さない。
そして、蒸処理が終了し、洗浄された蛸3は、チ
エーンコンベア13がスプロケツト9を通過する
時に、タンク18内に落下する。ここにおいて、
チエーンコンベア13は第1図状態から第2図状
態へと反転し、載置杆25,28は各ガイド杆2
3、各固定杆27とともにぶら下がつた状態とな
るから、これに支持されていた蛸3は、確実にタ
ンク18に落下するものである。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるも
のではなく、例えば、一つおきに設けた係止杆た
る各固定杆27を廃止し、すべて係止杆たるガイ
ド杆23で構成して、各載置杆25がすべて該ガ
イド杆23に沿つて移動し得るようにしてもよ
い。また、各一対の支持軸22a,22b,22
c,22d,22e……を延長一体化して、それ
ぞれ一本の軸として構成することも可能である。
さらに、被搬送物が蛸3に限定されず、処理設備
も蒸機に限定されないほか、魚介類以外の被搬送
物にも適用できることはもちろんである。
効 果 以上説明したところで明らかなように、本考案
によれば、被搬送物の載置面を杆状の載置杆で構
成したから、該各載置杆が蒸気等の通過を妨げ
ず、処理加工が好適に行なえる。また、各係止杆
に支持された各載置杆を、所定の係止杆に沿つて
移動させることにより、各載置杆の間隔が調整可
能となるので、被搬送物の大きさが異なる場合で
あつても、被搬送物が不意に載置杆から落下しな
いよう、また、該被搬送物が載置杆に絡みつかな
いように適応させることができるとともに、前記
間隔調整可能なことと載置杆が旋回してぶら下が
り状態になることによつて、魚介類等の放出動作
の不良障害を防止しつつ、載置杆に載置されてい
た被搬送物を所定の場所に円滑に落下させること
ができる等、常に確実な搬送が行えるという有益
な効果を挙げることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の好適な実施例を示し、第1図はチ
エーンコンベアの搬送状態における一部を示す斜
視図、第2図はその非搬送状態における一部を示
す斜視図、第3図は蒸機全体を示す正面図であ
る。 2……蒸槽、4……散水槽、5……駆動モー
タ、9,12……スプロケツト、13……チエー
ンコンベア、20,21……チエーン、22a,
22b,22c,22d,22e……支持軸、2
3……ガイド杆、25,28……載置杆、27…
…固定杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転駆動系に連繋されて循環移動される一対の
    無端状チエーンを有するチエーンコンベアにおい
    て、前記一対のチエーンに搬送方向に所定間隔を
    おいて回転自在に取り付けられ、それぞれ一対の
    係止杆を有する多数の支持部と、搬送方向に対し
    て直角に伸びるように各対の係止杆に支持した載
    置杆とを備え、前記載置杆のうち所定のものをそ
    れぞれ支持された係止杆に沿つて移動自在とする
    ことによつて、隣設する載置杆の間隔を調整しう
    る一方、コンベアの上部移行側では、それぞれの
    係止杆が移行方向とは反対側の隣接する支持部に
    重畳して前記各載置杆により搬送面が形成され、
    かつ下部移行側では、載置杆が自重によりぶら下
    がり状態で移行するようになしたことを特徴とす
    るチエーンコンベア。
JP1985083686U 1985-06-03 1985-06-03 Expired JPH0344736Y2 (ja)

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JP1985083686U JPH0344736Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

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Publication Number Publication Date
JPS61200812U JPS61200812U (ja) 1986-12-16
JPH0344736Y2 true JPH0344736Y2 (ja) 1991-09-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014097034A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 National Agriculture & Food Research Organization 農作業機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4922146U (ja) * 1972-06-03 1974-02-25

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JPS5178588U (ja) * 1974-12-17 1976-06-21

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