JPH0344675B2 - - Google Patents

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JPH0344675B2
JPH0344675B2 JP59267858A JP26785884A JPH0344675B2 JP H0344675 B2 JPH0344675 B2 JP H0344675B2 JP 59267858 A JP59267858 A JP 59267858A JP 26785884 A JP26785884 A JP 26785884A JP H0344675 B2 JPH0344675 B2 JP H0344675B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヘテロダイン方式の受信系をそなえた
レーダ装置に係り、特に受信機における局部発振
周波数の自動追尾方式の改良に関するものであ
る。
レーダ装置は周知のように超高周波(例えば
10GHz)の電波をパルス状に発射してその反射波
がエコーとして帰つて来るまでの時間ならびに反
射方向などの情報から探知対象物までの距離や位
置を知る装置である。一方この発射電波の周波数
をfT1,fT2,fT3……と複数の値とし、この周波数
をランダムに切り換えて探索を行うレーダも周知
である。
一例として、セクタースキヤンと呼ばれる方式
のものについて説明するならば、このレーダの動
作は次のようになる。今第3図に示したように地
点P0に設置されたアンテナからの電波発射ビー
ム101を矢印イのように方向掃査させ、その1
走査(片走査)に要する期間を例えば約1秒間と
する。そしてこの期間中における一発分のパルス
状の電波の発射時間を0.1μsecとし、引き続く
100μsecの間は受信に備えるということを例えば
1万回繰り返しながらビーム101を矢印イ方向
に振る。この一回のアンテナ掃引期間中は発射電
波の送信周波数FTを例えば第1の値fT1にしてお
く。そして次には上と同じデユーテイ・レシオの
送信(発射)・受信のタイミングでビーム101
を矢印ロ方向に逆掃引し、その期間中の発射電波
の周波数は第2の値fT2に変える。そしてさらに
ビーム101を再び矢印イ方向へ振る際には上記
周波数を第3の値fT3に変化させる。以下同様に、
ビームの片掃査のたびにごとに周波数を次々と変
えて行けば、検出物体が存在する地点PSより矢印
ハのように反射されて返つて来るエコーパルスに
数は例えば数10発程度となるが、地点PSから見れ
ばレーダ周波数の持続時間が短いために、地点PS
において上記周波数fTを測定して妨害波を送出す
ることが困難となる。
ところが上記のようなレーダでは送信系でこう
した周波数切り換え(ホツピング)を行なつた場
合、同じレーダの受信系では当然反射波を受信す
るためにそのたびごとに局部発振周波数をも一緒
に切換追尾させる必要が生じる。
〔従来の技術〕
こうした機能を有するレーダ装置の受信系にお
いて、送信系から時々刻々に変化して送出される
周波数fTを自動追尾して受信する方式として、従
来は第4図のような回路構成が使用されて来た。
すなわち周波数切換回路23によつて片掃引ごと
に周波数をホツプさせる送信系発振器11で発生
させられたパルス状の送信電力は電力増幅系12
により、点P1における値が例えば10KW程度に達
するまで電力増幅される。サーキユレータ13は
この電力を、矢印ツ方向に回転する指向性アンテ
ナ24に給電し、該アンテナ24はこの電力を射
出する。しかして対象物よりの反射波(エコー)
は同じアンテナ24だ受けられ、同じサーキユレ
ータ13によつて受信系24に供給される。この
場合サーキユレータ13のアイソレーシヨンは
30dB程度の高い値を有するが、点P1での電力が
大であるために、どうしてもP2には10数Vの電
圧が現われ、デリケートは広帯域前段増幅器15
を破損するおそれがあり、これを避けるためにそ
の前にリミツタ14が挿入されている。ところで
上記のように受信系24中の局部発振器18は、
送信系でfT1,fT2,fT3……と変化させる周波数を
追尾対応するために受信系においても局部発振周
波数fLをfL1,fL2,fL3……と切り換えて自動追尾
しなければならない。そのために該局部発振器1
8に周波数切換回路23よりのホツピング信号で
周波数設定された局部発振信号の出力の一部はミ
キサ19に導入され、送信系発振器11からの出
力の一部と減算される。その結果点P3での周波
数は送信系内の発振器11からの周波数と局部発
振器18からの周波数との差となるが、この点
P3での信号は増幅器20で増幅された後にデイ
スクリミネータ21で周波数から電圧に変換され
る。そして点P4にはいわゆる誤差電圧△Vとし
ての直流電圧が生じるが、この誤差電圧△Vは
VCO(電圧可変型発振器)である局部発振器18
の周波数をすみやかに変化させ、△Vを零となる
ように働かせて所定の中間周波数が得られるよう
に局部発振周波数fL器を送信周波数fTに追尾させ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
こうした局部発振周波数fLの自動追尾方式では
同図中において矢印ネをもつて示したような帰還
ループが構成されることになるが、この帰還ルー
プネは送信系と受信系の両方にまたがつている。
すなわち、この構成では送信系と受信系とはそれ
ぞれ完全な独立体として分離されておらず、その
結果、レーダ製造工程上において、送信系は送信
系だけで、また受信系は受信系だけで独立して製
造ラインに流すわけにゆかない。また最終工程段
階での調整もやつかいなものとなり、加えるに使
用者側での保守点検再調整においても相当な熟練
を要するという欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記欠点に鑑みてなされたもので、
その目的は送信系と連係する帰還ループを無くし
た受信系(局部発振系)の構成となし、レーダ製
作工程に関しても送信系、受信系のそれぞれを独
立した流れ作業とする。そしてこうした場合でも
何ら支障なくレーダの最終的アツセンブリを容易
に実施しうるものとなし、また保守点検を容易な
ものにせんとするところにある。
そしてその手段は第1図に示すように、送受共
用のアンテナ24に共通接続された送信機と受信
機を有し、前記送信機が周波数の変化するパルス
状高周波電力を発射し、かつ前記受信機が当該パ
ルス状高周波電力のエコー波をヘテロダイン方式
で受信するレーダ装置において、 前記受信機はイメージ除去ミクサ31とそれに
対して局部発振周波数を与える電圧制御型の局部
発振器502とで構成された混合回路を具え、 該発振器に対して前記受信機のイメージ除去ミ
クサを制御ループに含むAFCループタを設け、 さらに前記局部発振器からの局部発振周波数を
掃引するための掃引信号電圧を与える掃引信号発
生回路300と、前記受信機のイメージ除去ミク
サ31からの中間周波信号の周波数が所定の帯域
内に納まつた時点を検知する検知手段400とか
らなる掃引制御ループを付設し、 かつ前記検知手段からの検知出力により前記掃
引制御ループの動作を止め、掃引信号電圧を保持
し、AFCループによる制御動作を有効ならしめ
るように構成して受信機用局部発振周波数の自動
追尾回路を送信機と独立の構成にしてなるもので
ある。
〔作 用〕
これによればレーダの送信系、受信系を構成す
る例えば複数からなる回路ブロツクプリント基板
などの互換性を高めることができるばかりでなく
使用者が行なう保守点検あるいは再調整を容易な
らしめることになり、その上に回路ブロツクの互
換性を高めることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
第1図は本発明に係るレーダの受信系の特に局
部発振器周辺の要部ブロツクダイヤグラムであ
る。
この受信系ではヘテロダイン方式が採用されて
いるが、中間周波増幅系24の中心周波数fCは、
一例として60MHzの値であるとする。送信周波数
fTは即ち受信系への入力信号周波数であるが、局
部発振器502はVCO(電圧制御型発振器)であ
つて、後述するようにその局部発振周波数fLを連
続して時間tの経過に従つて変化掃引するもので
ある。
今、話を簡単にするために送信系は例えば±
100MHzの周波数ホツピング範囲内のどれかの1
周波数で1万回のパルスを送出しているとする。
この前提に立つ限り、送信周波数fT、したがつて
受信信号の周波数は1波に固定されているのと同
じ状態として論議を進めることができる。
今、図示しない送信系から例えば1万発連続し
た超高周波、例えば10GHz±100MHzのうちの1
周波数fT1のパルス状電力(例えば10KW)が送出
されたとすると、そのほとんどは図示しないサー
キユレータを介してアンテナから放射される。し
かし、サーキユレータが有するアイソレーシヨン
特性は30dB程度であるために受信系の入力端子
102は20V程度の漏洩信号が生じる。(本発明
はこの漏洩信号を積極的に利用するものである)
したがつてこのパルス状の漏洩信号をリミツタ3
0aによつてまず1V程度にまで低下させた後に
中心周波数fCが例えば10GHzで帯域BWが±100M
Hzに広帯域高周波増幅器30に入力し、次いでこ
の信号をミクサ31によつて局部発振電圧と混合
し中間周波信号を作り出すようになつている。と
ころがヘテロダイン方式は本来の受信対象として
の周波数とイメージ周波数の両者をほぼ同じレベ
ルの中間周波信号としてしまう性質がある。この
ために上記受信系ではミクサ31として市販のイ
メージ除去ミクサ(略してIRM)が導入されて
いる。したがつて、イメージ信号による中間周波
信号のレベルは対象周波数による中間周波信号の
レベルよりも約20dB程度低められ、対象周波数
の中間周波信号と同様に経路ホを介して伝達され
点P201に現われる。
一方、掃引信号発生手段300中には、アツプ
ダウンカウンタ301が存在し、これに端子30
5からクロツクパルスCKが印加されているので、
端子306の電圧がロウレベル(L)である限り
時間tの経過と共にアツプカウントおよびダウン
カウントを順次繰り返している。そしてその出力
はDA変換器302に加えられているので端子3
03の出力は細かい階段状の大きな三角波とな
る。上記D/A変換器301を例えば6ビツト
(64段階)であるとすると周辺回路の応答性その
他の要因に起因して、経路ヘを介して伝わる波形
は事実上304として示したようなほぼ完全な三
角波掃引信号となり、加算器501のb端子に入
力される。加算器501のa端子入力がロウレベ
ル(L)であれば、上記三角波はVCOである局
部発振器502を制御し、その局部発振周波数fL
を三角波に10060±100MHzの範囲で周波数掃引さ
せる。これは受信系としては中間周波増幅系〜検
知手段〜掃引信号発生手段〜局部発信器〜ミクサ
で形成される掃引制御ループを形成し、入力信号
周波数が所定の値となるタイミングをつかもうと
サーチしていることを意味する。ちなみに、上記
三角波の繰り返し周期は、例えば10msec程度の
相当早い値に設定されている。
このために点P201には電圧V0としてイメージ
による中間周波電圧〔Vimがある時刻において
現われるが、本来の受信対象であるパルス状の中
間周波(第2図b参照)信号P11,P112,
P13……はまた別の時刻において、やはり点
P201に現われるということになる。すなわち、イ
メージによる成分と本来の受信対象成分(共にパ
ルス)が同時に点P201に生じることはなく、これ
は局部発振周波数fLが掃引されていることを思い
起せば容易に理解できる。ちなみに受信された反
射波(エコー)も当該受信系に入力されて中間周
波成分となるがそのレベルは前記イメージによる
成分よりもはるかに低いものである。そしてこの
成分(エコーによる中間周波成分)は帯域幅が±
3MHzに設定された狭帯域中間周波増幅器33で
増幅され、図示しない受信系の後段へ矢印ワで示
したように送られるものであつて検知手段400
中での動作には無関係であるのでここでは説明の
対象外とする。
局部発振周波数fLは第2図a中において示した
ように時間tの経過に従つて時刻t1から矢印リで
示したように掃引変化して行く。この場合の差分
を第2図a中では時間の関数fL(T)として示し
てあるが、その途中の時刻t1′においてはfLiとして
示した周波数のイメージ波を受信する。ただし第
2図bにおいてPimとして示したこのイメージ信
号の中間周波信号は前記したようにイメージ除去
ミクサの働らきによつて本来の受信信号による第
2図b中に図示したようなパルス状の中間周波信
号P11,P12,P13……のレベルよりも充
分低められている。このイメージでない方の本来
の受信信号成分(周波数はfT1)に基づく差信号
の周波数は、上記の局部発振周波数fLの掃引によ
つて中間周波の中心周波数60MHzに近づいて行
き、やがてデイスクリミネータ600の帯域内に
入り、点P301において△Vなる誤差電圧を生じ
る。しかしこの時点では検知手段400中のアン
ドゲート405がまだ開いておらず、従つてサン
プルホールド601が働くに至つていない。この
ゆえに第1図中のタとして示した帰還ループはつ
ながつておらず断ち切られた状態にある。
しかし局部発振周波数fLの掃引が更に続けられ
そのためにパルス状中間周波信号の周波数が、帯
域幅BW=5MHzであるバンドパスフイルタ40
1の帯域内に入ればその出力はただちに検波器4
02によつて整流される。出力電圧VDはこの本
来の中間周波パルス電圧の整流出力P11,P1
2,P13……と先述のイメージによる中間周波
パルスPimの整流分(電圧値はVim)との両者で
あるが、比較器403には上記Pimより高い値の
参照電圧VRが加えられている。このために該比
較器403はイメージ中間周波成分の整流出力を
除去し、VRよりレベルの高い本来の対象信号に
よる中間周波信号P11,P12,P13……
(周波数がfT1なる送信系からの漏洩に基づいたも
の)の整流成分のみを第2図のt2なる時刻より通
過させ始める。こうなるとまず第1のパルスP1
1の整流成分はレトリガリングマルチバイブレー
タ404の出力E0(端子306の電圧)をハイレ
ベル(H)となす。この信号E0は端子306を
経て周波数掃引手段300中のアツプダウンカウ
ンタ301の動作を停止させると共に判断回路4
00中のアンドゲート405を開く。
ところが該マルチバイブレータ404の出力は
第2図c中で示した時定数TRだけ持続する。こ
の持続時間は、P11,P12,P13……なる
パルスの間隔t0よりやや大に設定されているため
に、レトリガングマルチバイブレータ404の出
力は時刻t4においてロウレベル(L)となろうと
するが、その前に第2のパルスP12が入つて来
るのでロウレベルに成れず結局パルスP11,P
12,P13……が途切れる時刻t5よりさらにTR
だけ経過した時刻t6においてロウレベル(L)に
入る。すなわち上記マルチバイブレータ404の
出力E0はヨとして示したように持続され、矢印
ソのように低下する。したがつて局部発振周波数
fLの掃引動作は時刻t2において停止され第2図a
中のヌとして示したようにほぼfL1に近い値で停
止する。但しこれでも局部発振周波数fLは正しい
値fL1に設定された訳ではなく時刻t2においては最
大5MHz程度の誤差を生じている。そのためにこ
れと時刻を同じくして端子406に加えられたサ
ンプルパルスSPはサンプルホールド601に加
わり、当該サンプルホールド601は点P301に現
われた誤差電圧△V(時間の関数)を第2図dに
示したように標本化し始める。当該第2図dにお
いて時刻t2で第1に標本保持された値ES1なる電
圧は上記の最大5MHzの周波数誤差に対応する。
そしてこのようにサンプルホールド回路601が
働き始めた時刻t2から前記第1図中のループタは
閉ループとなりサンプルホールド601の出力ES
は加算器501に入力される。この際局部発振周
波数掃引手段300からの出力周波数の掃引は所
定の値fL1近傍(最大誤差5MHz)で停止(ロツ)
されているので、このあと局部発振器502の周
波数fLを制御するものは第1図中のループタとな
る。そしてこのループの開利得をG(その総合値
は例えば50程度)とすれば、時刻t2より例えば
10msecの期間TTR1を過渡期間としてこの開ルー
プタによる自動周波数制御が開始される。すなわ
ち標本化信号ESは第2図d中の包絡線レで示した
ように一次応答(指数関数的減少)を呈するが、
最終的には第1の局部発振周波数fT1の所望の値
との誤差は大体ループゲインG分の1、正確には
△f/(1+Gl)(例えば0.1MHz程度)に納まつ
てしまい無視できる。
すなわち、この方式の特徴は局部発振周波数fL
の自動制御を、送信周波数fT1をサーチしている
期間は掃引周波数発生手段300に受け持たせ、
周波数誤差が所定の小さな範囲に納まれば、帰還
ループタを構成させて更に微細かつ正確に周波数
設定を遂行せしめる所にある。なお、局部発振周
波数fLの掃引が停止されている期間(周波数fL
第1の所定値fL1にロツクされている期間)つま
り、t1〜t5までの期間T01はレーダアンテナの第
3図中にイとして示した方向の片掃引期間に相当
し、これは約1秒である(その間中、射出高周波
電力の周波数fTは第1のfT1に固定されたままであ
る)。これに対し、掃引周波数fLが上記第1の周
波数fL1近傍に達するまでの第2図aに示した時
間TSE1は約2msecにすぎず、またループタが形成
された時刻t2から時刻t4′までの期間(一次応答が
完了するまでの時間)TTR1は例えば10msecにす
ぎない。すなわちレーダの受信機能が開始される
のは時刻t4′以後であるが、TSE1+TTR1なる時間は
第2図aに示したT01なる時間から見れば無視し
うる程度の小さな値である。
そして時刻t5に到ればアンテナは逆方向の片掃
引を開始し、それと同時に射出高周波電力の周波
数fTは第2の値fT2にホツプする。こうなると受信
系はこの新しい周波数を見失なうので、再びこの
新しい周波数fT2を見出すべくサーチしはじめる。
つまり時刻t5においてパルスM11,P12,P
13……は途切れるために、時刻t6から再び掃引
信号発生手段300中のアツプダウンカウンタ3
01が働き出し、第2図aのルとして示したよう
に周波数を高めた後時刻t7において低い方への矢
印オとして示した周波数掃引を行なう。この間
TSE2だけの時間を費やすのみで時刻T8において
局部発振周波数fLの掃引は第2の送信周波数fT2
対応する値fL2において前記したと同じ手続きに
もとづいて停止し、さらにTTR2なる時間を費やす
だけで当該受信系は第2の送信周波数fT2の受信
開始状態に入り中間周波信号P21,P22,P
23……でレトリガリングマルチバイブレータを
働かすことができるようになる。すなわち受信系
が第2の周波数fT2の受信を開始するにはTSE2
TTR2だけの期間を要するがこれは+数msecにす
ぎず、約1秒の間継続する受信期間T02に較べれ
ば無視できる程の短時間でしかない。
以下、同様にして送信系からの射出電力の送信
周波数fTがfT3,fT4……とランダムにホツピング
しても上記受信系は極く短時間で当該送信周波数
に追尾することができる。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば、広い
周波数にわたり、送信周波数が任意またはランダ
ムなホツピングを行なうレーダの送信系の追尾手
続きを該レーダの受信系内において独自に行なわ
しうるために、送信系、受信系のそれぞれを別個
の製造ラインに流すことができるばかりでなく、
回路ブロツクの互換性を生ぜしめうるために実用
上多大の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるレーダの受信系、特に
局部発振器周辺のブロツクダイヤグラムを示す
図、第2図a〜dは、当該ブロツクダイヤグラム
中の各部の動作を説明するためのタイミングダイ
ヤグラム、第3図はレーダの一般的電波ビームの
掃引および対象物からの反射を説明するための
図、第4図は従来の周波数自動追尾方式のブロツ
クダイヤグラム、である。 図において24は中間周波増幅系、30aはリ
ミツタ、30は広帯域高周波増幅器、31はイメ
ージリジエクシヨンミクサ、32は広帯域中間周
波増幅器、33は狭帯域中間周波増幅器、300
は局部発振周波数掃引手段、301はアツプダウ
ンカウンタ、302はD/A変換器、400は検
知手段、401はバンドパスフイルタ、403は
比較器、404はリトリガリングマルチバイブレ
ータ、405はアンドゲート、600はデイスク
リミネータ、601はサンプルホールドをそれぞ
れ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送受共用のアンテナ24に共通接続された送
    信機と受信機を有し、前記送信機が周波数の変化
    するパルス状高周波電力を発射し、かつ前記受信
    機が当該パルス状高周波電力のエコー波をヘテロ
    ダイン方式で受信するレーダ装置において、 前記受信機はイメージ除去ミクサ31とそれに
    対して局部発振周波数を与える電圧制御型の局部
    発振器502とで構成された混合回路を具え、 該発振器に対して前記受信機のイメージ除去ミ
    クサを制御ループに含むAFCループタを設け、 さらに前記局部発振器からの局部発振周波数を
    掃引するための掃引信号電圧を与える掃引信号発
    生回路300と、前記受信機のイメージ除去ミク
    サ31からの中間周波信号の周波数が所定の帯域
    内に納まつた時点を検知する検知手段400とか
    らなる掃引制御ループを付設し、 かつ前記検知手段からの検知出力により前記掃
    引制御ループの動作を止め、掃引信号電圧を保持
    し、AFCループによる制御動作を有効ならしめ
    るように構成して受信機用局部発振周波数の自動
    追尾回路を上記送信機と独立の構成にしてなるこ
    とを特徴とするレーダ装置。
JP59267858A 1984-12-18 1984-12-18 レーダ装置 Granted JPS61144584A (ja)

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