JPH034463Y2 - - Google Patents

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JPH034463Y2
JPH034463Y2 JP1986105399U JP10539986U JPH034463Y2 JP H034463 Y2 JPH034463 Y2 JP H034463Y2 JP 1986105399 U JP1986105399 U JP 1986105399U JP 10539986 U JP10539986 U JP 10539986U JP H034463 Y2 JPH034463 Y2 JP H034463Y2
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JP
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screen
screw
screw press
cleaning
suspended
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JP1986105399U
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JPS6311198U (ja
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  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、汚泥、パルプ、擂身、おから等の被
圧搾脱水物を脱水すべきスクリユープレスに係
り、スクリーンの目詰りを防止し脱水効果を高め
て、処理量を向上させるため高圧水をスクリーン
に対し移動しつつ、全周から噴射すべき洗浄部を
懸吊してなるスクリユープレスに関する。
(従来の技術) 従来より汚泥、パルプ、果物等の被圧搾脱水物
を脱水するスクリユープレスは、圧搾され絞り出
された水分を排除するためスクリユー軸を円筒状
のスクリーンに内装したものが用いられている
が、被圧搾脱水物と前記この種装置との関係上、
どうしても使用時間の経過と共に該スクリーンが
目詰まりするので、投入ホツパからの呑込量及び
脱水効率が低下する問題があつた。そのためスク
リーン近傍に高圧水の噴射ノズルを固設してお
き、該ノズルからの噴射水で該スクリーンを洗浄
するようなされたものが提供されたが、これは網
目より突出してい固型物を流し落すのがせいぜい
であり、積極的に目詰まりを通すものではなかつ
た。
また、果実類の搾汁機におけるスクリーンの目
詰まりを防止するものとしては、例えば実開昭57
−19197号の如きものがあり、これはスクリーン
をスクリユーと反対方向に回動せしめ、外接する
スクレーパで網目からはみ出した果実類の繊維質
等の固型物を剪断状にかき取り、作業終了後にス
クリーンのみを回動させながら側方へ長手方向に
沿い配設された高圧水噴射ノズルから高圧水を噴
射して洗い流すものであるが、これはスクリーン
を回動させるために余分の機構が必要で、従つて
高価なものとなり、投入ホツパ下部の非回動部は
スクレーパによるかき取はできず、高圧水も届か
ないため折角の機構が利用できず、さらにスクレ
ーバのかき取によつて、かえつて網目へ固型物を
詰め込んで目詰まりを助長してしまうことがあ
る。また、特開昭56−71598号なるものもあるが、
洗浄パイプが固定式ないしはスクリーン軸方向に
伸びる1本の洗浄パイプをスクリーン外周に沿つ
て回転稼動させる形式をとつているので、洗浄ノ
ズルの数が多く必要となり、洗浄パイプの構造も
大がかりなものになつてしまう。また、実開昭61
−12789号なるものもあるが、いわゆるノズル管
の移動手段が、具体的には走行用レール上を走行
用ローラを取り付けたノズル管が移動する方法が
用いられているが、走行用レール等その装置の規
模が大がかりなものになつてしまい、スクリユー
プレスが必要とする面積以上の余分な設置面積を
必要としてしまう。更に、スクリーンは通常投入
ホツパ下部に設けられていないが、できればスク
リーンを設け洗浄して該投入ホツパからの呑込量
及び脱水効果の低下を防止すべくなした方がよい
が、これが困難なためそれに対する解決策も強く
要望されていた。
(考案が解決しようとする問題点) そこで本考案は、上記した従来技術の欠点を解
決しうべく、脱水効果を上げ呑込量を増加させる
ためスクリユープレスのスクリーンへ外周より高
圧水をくまなく噴射する機能を有し、その構造が
簡易なもので設置のための面積が少なくてすみ連
続脱水が可能となり、かつ、投入ホツパ下部等の
スクリーンも容易に洗浄可能とした洗浄部を備え
たスクリユープレスの創出を目的とする。
(問題点を解決するための手段) すなわち本考案は、汚泥等の被圧搾脱水物を供
給する投入ホツパと、スクリユーを内設したスク
リーンとよりなるスクリユープレスの該スクリー
ンの外周を囲繞し、該スクリーンに向けて高圧水
を噴射可能な噴射ノズルを任意数設けた環状部
と、スクリーンの下方に配設しうべくなした半環
状部とを連通させてなる洗浄部を、前記スクリユ
ープレスの上部に前記スクリユーの軸心方向に架
設したレールに懸吊し、前記スクリーンに対し往
復動可能に配設してなるものである。
(作用) 上記手段により構成される本考案は、洗浄部の
環状部と半環状部が、スクリーンの全外周面の網
目へ高圧水を外周方向から衝突させつつ、スクリ
ーンに沿つて上部に架設されたレールより懸吊さ
れながら移動するから、水圧が網目の内側から詰
まり状にはみ出してくる汚泥等の固型物を網目内
へ押し返すように作用し、効果的に目詰まりが除
去されるので脱水効果が低下せず、呑込量が増大
するものとなる。特に、目詰まりを起こしやすい
スクリーンの下半分の部分や、ホツパ下部等は洗
浄部の半環状部により洗浄力が強化される。
(実施例) 引き続き本考案の要旨をより明確とするため、
図面を利用して汚泥脱水機についての一実施例の
説明をする。
第1図においてスクリユープレスSは、投入ホ
ツパ1とスクリユー2を内設したスクリーン3、
濾液受皿4及び洗浄部5とよりなり、投入ホツパ
1から図示しない汚泥が投入され、図示しない駆
動源からチエーンまたはベルト等を介して、スク
リユー2軸端のプーリー21へ駆動力が伝達され
て回動するスクリユー2によつて、図面で左方向
へ押送されつつ圧搾され、絞り出された泥まじり
の水はスクリーン3に無数に開口する網目31を
通つて濾液受皿4へしたたり落ち、図示しない混
和剤等で適宜の処理をなされた後、排出されるよ
うになつている。
洗浄部5は、第2図に示すように適宜のパイプ
で形成した環状部51と、これの両側管壁を連通
して直交状に連通部52を延成し、これの先端が
下半円の半環状部53となされている。さらに、
環状部51及び半環状部53の内側管壁には、高
圧水の噴射ノズル5aが適宜数列状に開穿され、
環状部51の上側管壁に高圧水を環状部51へ導
入しうべき受水口5bが設けられている。なお、
洗浄部5は第1図に示すようにスクリーン3へ半
環状部53を投入ホツパ1側にして外嵌めされ、
そのとき環状部51が網目31へ噴射水を効果的
に噴き付ける間隔を保てる直径の環となされ、連
通部52の長さは投入ホツパ1長に合わせて形成
されている。さらに、洗浄部5は図示しない手段
で第1図A−B間を往復移動可能となされ、高圧
水はポンプ54が洗浄水タンク55の水を吸い上
げて高圧となし、導管56、受水口5bを経て環
状部51及びび半環状部53へ送られ、導管56
は上部に横設されたレール57へ懸吊された吊車
571へ懸架され、洗浄部5の移動に追従しうべ
くなしてある。
続けてスクリユープレスSの作用について説明
する。投入ホツパ1から投入された汚泥は、回動
するスクリユー2によつて左方向へ押されて移動
しつつ圧搾されることによつて、該汚泥に含まれ
ていた水分が絞り出され、スクリーン3の網目3
1から下方の濾液受皿4内へ泥まじりの水として
したたり落ちる。このとき、網目31の微細な凹
凸等に泥が付着しはじめ、脱水作業の継続に伴
い、最初に付着した泥の上へ下へと付着が積み重
なつて、次第に細目31を挟めようとするので、
ポンプ54を始動して洗浄水タンク56内の水を
高圧にして洗浄部5へ供給する。洗浄部5は、図
示しない移動手段によつて始位置Aから終位置B
までを往復動しつつスクリーン3の全周の網目3
1へ直角方向に高圧水を噴射し、さらに、投入ホ
ツパ1下部の網目31へも半環状部53が入り込
むことができるので、全ての網目31を内側から
閉塞させようとする泥をスクリーン3内へ押し戻
すようにして効果的の目詰まりを防止することが
できるのである。
なお、本実施例では汚泥の脱水についてのもの
を説明したが、これをバルブ、擂身、おから等被
圧搾脱水物の脱水にも適用でき、かつ、洗浄部の
具体的な構造、作用等は本考案の上記した目的と
作用及び後記する効果の達成される範囲内におい
て、それぞれ任意に定まめられてよく、これらの
変更はいずれも本考案の要旨を変更するものでは
ないことは申すまでもない。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案は、投入ホツ
パとスクリユーを内設したスクリーンとよりなる
スクリユープレスの、該スクリーンの外周を囲繞
した環状部と、前記スクリーンの下方に配設した
半環状部に、該スクリーンに向けて高圧水を噴射
可能な噴射ノズルを設けて連通してなる洗浄部
を、スクリユープレスの上部に配設したレールに
懸吊して、往復動自在としたことによつて、通常
の洗浄状態では洗浄を不能とされている投入ホツ
パ下部等のスクリーンを含めて網羅的に洗浄可能
としかつ、とりわけ、重量のかかるスクリーン下
半分の洗浄力を増加させることを可能としたの
で、スクリーンの網目の内側から付着して目詰り
の原因となる汚泥等の固形物を、最も効果的に除
去できて目目詰まりが起こらず、よつて、常時高
い脱水効率が得られ、さらに、押込も容易となり
呑込量が増加するから、機種選定にあたり処理量
が一ランク下のものでよく、購入時の費用節減と
なる。
また、洗浄部を吊り下げ式としたから、洗浄部
およびスクリユープレスの全体構造を簡単なもの
にできて、コストの安いものとなる。
さらに、上部の自由空間を有効に利用しえて、
施工が容易で、かつ、周囲に種々付加部材の装着
がないので、極めて取扱容易で、よつて、装置の
規模を小さくでき、その上、スクリユープレスが
必要とする面積以上の設置面積を必要としないの
で、前記加えて極めて経済的である等、本考案は
実用的で独特の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案スクリユープレスの一実施例を示
したもので、第1図は一部を断面とした側面図、
第2図は要部の斜視図である。 S……スクリユープレス、1……投入ホツパ、
2……スクリユー、3……スクリーン、5……洗
浄部、57……レール、571……吊車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 汚泥等の被圧搾脱水物を供給する投入ホツパ
    と、スクリユーを内設したスクリーンとよりなる
    スクリユープレスの該スクリーンの外周を囲繞
    し、該スクリーンに向けて高圧水を噴射可能な噴
    射ノズルを任意数設けた環状部と、スクリーンの
    下方に配設しうべくなした半環状部とを連通させ
    てなる洗浄部を、前記スクリユープレスの上部に
    前記スクリユーの軸心方向に架設したレールに懸
    吊し、前記スクリーンに対し往復動可能に配設し
    てなることを特徴とするスクリユープレス。
JP1986105399U 1986-07-09 1986-07-09 Expired JPH034463Y2 (ja)

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JPS6311198U JPS6311198U (ja) 1988-01-25
JPH034463Y2 true JPH034463Y2 (ja) 1991-02-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5671598A (en) * 1979-11-14 1981-06-15 Harunobu Miura Rotary squeezer

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