JPH0344577A - 地絡故障点表示器 - Google Patents

地絡故障点表示器

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JPH0344577A
JPH0344577A JP1179073A JP17907389A JPH0344577A JP H0344577 A JPH0344577 A JP H0344577A JP 1179073 A JP1179073 A JP 1179073A JP 17907389 A JP17907389 A JP 17907389A JP H0344577 A JPH0344577 A JP H0344577A
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JP
Japan
Prior art keywords
current
phase
current transformers
voltages
pylon
Prior art date
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Pending
Application number
JP1179073A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kawashima
川島 孝雄
Hiroshi Takeuchi
博 竹内
Masakatsu Arakane
昌克 荒金
Goro Machida
町田 五郎
Noboru Kasanuki
笠貫 登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiyu Giken Kogyo Co Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Original Assignee
Nichiyu Giken Kogyo Co Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichiyu Giken Kogyo Co Ltd, Chubu Electric Power Co Inc filed Critical Nichiyu Giken Kogyo Co Ltd
Priority to JP1179073A priority Critical patent/JPH0344577A/ja
Publication of JPH0344577A publication Critical patent/JPH0344577A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、送配電線の地絡故障点を簡単に発見するため
の表示器に関する。
【従来の技術】
送電線の耐雷対策の一つとして、電力線の上部に架空地
線が彊られている。この架空地線は避雷針的な役割をす
るものであり、雷を積極的に誘導して電力線そのものに
落雷することを避けるようにしたものである。しかし鉄
塔の接地抵抗には限度があるため、大きな雷撃電流が流
れた場合には、異常な高電圧が鉄塔に発生し、高電圧が
碍子の絶縁能力を超えると電力線へ雷サージ電流が流れ
込み、いわゆる逆閃絡が発生する。また架空地線による
遮蔽作用が効かず、直接電力線に落雷した時にも、電力
線の電位が大幅に上昇し、碍子の絶縁能力を超えて閃絡
し、鉄塔を通して大地に電流が流れ込む。 これらの閃絡事故はごく短時間で終るが、−旦このよう
な放電路ができると、送電中の電流がその放電路に沿っ
て大地に流れ込む故障電流が発生し、変電所の継電器を
作動させるので、停電の原因となる。 また鳥獣が碍子の近傍にきて感電することにより、送電
中の電流がその放電路に沿って大地に流れ込む、いわゆ
る地絡故障が発生し変電所の継電器を作動させて停電に
なることもある。 そのために地絡故障等が発生した鉄塔を早急に発見して
故障の原因を調査すると共に、故障原因に応じて修理す
る必要がある。 従来、この種の故障発生を表示する表示器としては、送
電線の架空地線に支持物を中心として左右にl対の取付
自在の変流器を取り付け、故障電流検知回路を用いて故
障電流を検出して火薬を爆発させ、火薬のガス圧を利用
して蓋を飛ばして赤い表示布を垂れ下げ、遠方の離れた
場所やヘリコプタによる空中からの巡視で容易に故障点
を発見することができる閃絡表示器があった。故障時の
電流は、支持物頂部の架空地線で左右に分流し。 その分流電流を2個の変流器に流し2次側電流の和の大
小を電子回路で判別して作動させる。
【発明が解決しようとする課題】 ところが、故障電流は支持物より大地に流れる電流もあ
り、支持物の接地抵抗、鉄塔の立地条件等に大きく影響
を受け、架空地線への分流電流も大きく変化する。接地
抵抗が小さいときには、支持物から大地へ逃げる電流が
大きくなり、架空地線への電流が小さくなってしまう。 そのため上記した従来の表示器では、設定しである動作
レベルに達せず、表示器が動作しない場合があるという
問題があった。また隣接鉄塔で故障が生じ、架空地線を
伝って故障電流が流れてきたとき、接地抵抗が小さい場
合は、鉄塔から大地へ流れる電流が大きくなり、2個の
変流器からの2次側電流の差が大きくなって、故障でも
ないのに作動してしまうという問題もあった。 本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
、支持物の接地抵抗等の影響を受けることなく、送配電
線の地絡故障点を確実に検出して表示させ、遠方からで
も故障鉄塔を発見できる表示器を提供することを目的と
するものである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明を適用する地絡故障点
表示器を、実施例に対応する第1図により説明する。同
図に示すように本発明の地絡故障点表示器は、送配電線
路の架空地線に鉄塔を挟んで、かつ鉄塔に対して同位相
で取り付けられた2個の変流器1aおよび1bと、その
変流器のいずれか一方1aまたはlbで充電されるコン
デンサ9と、変流器1aおよびlbで検出した架空地線
に流れる電流の位相を判別し、同相でかつ、電位レベル
が設定レベル以上になったときに出力信号を送り出す位
相判別回路8と、位相判別回路8の出力信号により作動
しコンデンサ9に充電されたエネルギを放出するスイッ
チlOと、スイッチ1.0の作動により放出されたコン
デンサ9のエネルギにより火薬を発火させ、そのガス圧
力により表示布を垂れ下げる表示手段11とを備えてい
る。
【作用】
上記本発明の地絡故障点表示器は、支持物を中心として
架空地線の左右に分流する電流を変流器により検出し、
検出した故障電流の位相を比較することにより故障点で
あることの判別を行ない、故障電流があらかじめ定めら
れた設定電流値を越えたときに作動させることにより、
支持物の接地抵抗等の影響なしに故障点を表示すること
ができる。
【実施例】
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。 第1図は本発明を適用する地絡故障点表示器の実施例の
回路図である。同図において1a−1dは変流器であり
、変流器1a、lbおよび変流器1c、ldは、第2図
の配置図に示すように5鉄塔2,3を中心として左右の
架空地線4に取り付けられている。5は変流器1a、l
bおよび変流器1c、ldとリード線6で接続された電
子回路部である。電子回路部5は各変流器1a−1dの
2次側出力端にそれぞれ接続され設定電圧を一定にする
ツェナーダイオード7と、位相判別回路8と、変流器1
a (lc)または変流器1b(ld)で充電されるコ
ンデンサ9および電子スイッチ10とを有する。11は
電子回路部5に取り付けられた表示部であり、表示器1
1は表示布を垂れ下げて故障鉄塔であることを表示する
。この表示器11は作動のたびに取り換える必要がある
ので、電子回路部5はリード線6を長くし、できるだけ
鉄塔lの下方であり、しかも遠方より表示が確認できる
位置に固定する。 上記のように構成された地絡故障点表示器の動作を、鉄
塔2の一部で地絡故障が発生した場合について第3図、
第4図の波形図を参照して説明する。第3図は故障鉄塔
2の変流器1a、lbからの2次側電圧の波形(a)、
(b)と表示部llに供給される電圧の波形(C)を示
している。第4図は非故障鉄塔3の変流器1c、ldか
らの2次側出力電圧の波形(a)   (b)と、表示
部11に供給される電圧の波形(C)を示している。ま
た第3図、第4図において破線A%Cは変流器1a=l
dの2次側出力電圧を示し、実線B、Dはツェナーダイ
オード7により整流された電圧を示している。 鉄塔2の一部で地絡故障が発生すると、第2図に示すよ
うに、その鉄塔2上部の架空地線4には故障電流が左右
に10、■、と分離される。この場合に分離された電流
1m、工、I、による変流器la、lbの2次側出力電
圧が同相となるように接続しておくと、変流器1a、l
bから出力されてツェナーダイオード7で整流された電
圧B、 Dは第3図(a)、(b)に示すようになる。 この電圧を位相判別回路8に入力し、入力された電圧波
形が同相であることを位相判別回路8で判別する。電圧
B%Dが同相であり、かつツェナーダイオード7の設定
電圧以上の場合に、電子スイッチ10が作動する。それ
によりコンデンサ9に充電されたエネルギが放出され、
表示部11へ第3図(c)に示す電圧が供給され、表示
部llが作動する。表示部11はコンデンサ9から送ら
れたエネルギにより微少な火薬を発火させ、そのガス圧
力で表示布を垂れ下げて鉄塔2に故障が発生したことが
表示される。 一方、非故障鉄塔3の架空地線4にも故障電流I Il
lが流れ、この故障電流11cが鉄塔3へ流れる電流1
3と架空地線4を流れる電流1.とに分流する。この架
空地線4にへ流れる電流I +cとI、。 を変流器1c、ldで検出し、ツナ−ダイオード7で整
流すると1位相判別回路8へ人力される電圧波形は第4
図(a)、(b)のように位相が180°異なる。この
位相の相違を位相判別回路8で判別することにより、電
子スイッチ10が作動しないから、コンデンサ9に蓄え
られたエネルギは放出されない。したがって非故障鉄塔
3の表示部llは作動しない状態に置くことができ、故
障鉄塔か非故障鉄塔であるかの判別を確実に行なうこと
ができる。 第5図に示す模擬鉄塔20を使用した試験回路において
、模擬架空地線21に変流器22.23を取り付け、ス
イッチ24を投入して回路に模擬故障電流■0、Its
を流し、表示部11の作動を確認した。変流器22.2
3に流れる電流比は可変抵抗25.26により変化させ
、スライダック27で全体に流れる電流値を変化させ、
各変流器22.23に流れる電流は電流計28.29で
測定した。 その結果は、第1表に示すの通りであった。 第1表 次に第5図において変流器23の向きを逆向きにセット
し、変流器22.23の出力波形の位相が180度ずれ
るようにして、上記と同様な試験を行なった結果を第2
表に示す。 第2表 第1表に示すように5変流2322.23の出力が同位
相で、かつ一定の設定値に達していると、確実に表示器
11を作動させることができるが、第2表に示すように
、変流器22.23の出力が逆位相の場合は、変流器2
2.23で検出した電流値が大きくても表示器llは作
動しない。 なお上記実施例において、検出したい故障電流は変流器
のコアの材質、コイルの材質、径1巻き数、あるいは位
相判別回路の各部品の定数を変えることにより自由に選
択することができる。
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明を通用した地絡故障
点表示器は、2個の変流器からの出力の位相を判別する
ことにより、故障鉄塔であることの判別を行ない、かつ
設定電流値以上の電流が流れたときに表示器をが作動さ
せるようにしたので、過動作や不動作をなくし確実に故
障鉄塔を検知し、表示させることができる。送配電線の
故障鉄塔を、遠方からでも確実に発見でき表示するのに
最適なものである。 第1図は本発明を適用した地絡故障点表示23の実施例
を示す回路図、第2図は上記実施例の配置図、第3図、
第4図は各々上記実施例の波形図、第5図は地絡故障点
表示2xの性能評価をするための試験装置の回路図。 I n −1d、22.23・・・変流232.3・・
・鉄塔 4・・・架空地線 5・・・電子回路部7・・
・ツェナーダイオードf  8・・・位相判別回路9・
・・コンデンサ       10・・・電子スイッチ
11・・・表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、送配電線路の架空地線に鉄塔を挟んで、かつ鉄塔に
    対して同位相で取り付けられた2個の変流器と、2個の
    変流器のいずれか一方で充電されるコンデンサと、上記
    2個の変流器で検出した架空地線に流れる電流の位相を
    判別し、同相でかつ、電位レベルが設定レベル以上にな
    ったときに出力信号を送り出す位相判別回路と、該位相
    判別回路の出力信号により作動し上記コンデンサに充電
    されたエネルギーを放出するスイッチと、該スイッチの
    作動により放出されたコンデンサのエネルギにより火薬
    を発火させ、そのガス圧力により表示布を垂れ下げる表
    示手段とを備えたことを特徴とする地絡故障点表示器。
JP1179073A 1989-07-13 1989-07-13 地絡故障点表示器 Pending JPH0344577A (ja)

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JP1179073A JPH0344577A (ja) 1989-07-13 1989-07-13 地絡故障点表示器

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JPH0344577A true JPH0344577A (ja) 1991-02-26

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ID=16059620

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JP1179073A Pending JPH0344577A (ja) 1989-07-13 1989-07-13 地絡故障点表示器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012107908A (ja) * 2010-11-15 2012-06-07 Chubu Electric Power Co Inc 地絡点表示器及びその点検方法
CN104635108A (zh) * 2014-12-24 2015-05-20 国家电网公司 电流突变的显示方法和装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52116849A (en) * 1976-03-26 1977-09-30 Nippon Oils & Fats Co Ltd Fault section evaluation method for transmission lines
JPS5934169A (ja) * 1982-08-19 1984-02-24 Mitsubishi Electric Corp 故障検出装置

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