JPH0344535Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0344535Y2 JPH0344535Y2 JP11082384U JP11082384U JPH0344535Y2 JP H0344535 Y2 JPH0344535 Y2 JP H0344535Y2 JP 11082384 U JP11082384 U JP 11082384U JP 11082384 U JP11082384 U JP 11082384U JP H0344535 Y2 JPH0344535 Y2 JP H0344535Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- printing
- suction
- opening
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 claims description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 10
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレーザビームプリンタ等の印刷装置に
於ける用紙の吸着機構に関するものである。
於ける用紙の吸着機構に関するものである。
第１図はレーザビームプリンタの定着器を示す
図である。未定着のトナー像を載せた印刷用紙１
はサクシヨン２の部分で吸引され、プレヒータ３
で予備加熱された後、加熱ロール４と加圧ロール
５により、さらに加熱、加圧されて、表面のトナ
ー像が定着される。サクシヨン２は用紙と接触す
る面が多数の吸気孔を有するサクシヨンプレート
から成り、加熱ロール４、加圧ロール５で用紙を
引つ張つて送る際、用紙にブレーキ力を与え、プ
レヒータ上に用紙を密着させ、その加熱効率を良
くすることを目的とする。サクシヨン２は空気を
リークさせるための開口部９を有するフイルタ７
を介してブロア等の負圧源６に配管接続される。
フイルタ７の開口部は第３図に示す様にフイルタ
ボツクス１３の一部に穴をあけて空気を取り入
れ、ブロア等の負圧源が温度上昇しない様、一定
の風量を得る事を目的とする。また走行時の用紙
の紙粉、ゴミ等がブロア等に入らない様設けられ
る。フイルタボツクス１３はサクシヨンに接続さ
れる配管１０と負圧源に接続される配管１２を有
し、印刷時にサクシヨンの圧力が一定となる様、
圧力調整弁１１の位置を動かし、開口部の面積を
調節する。
図である。未定着のトナー像を載せた印刷用紙１
はサクシヨン２の部分で吸引され、プレヒータ３
で予備加熱された後、加熱ロール４と加圧ロール
５により、さらに加熱、加圧されて、表面のトナ
ー像が定着される。サクシヨン２は用紙と接触す
る面が多数の吸気孔を有するサクシヨンプレート
から成り、加熱ロール４、加圧ロール５で用紙を
引つ張つて送る際、用紙にブレーキ力を与え、プ
レヒータ上に用紙を密着させ、その加熱効率を良
くすることを目的とする。サクシヨン２は空気を
リークさせるための開口部９を有するフイルタ７
を介してブロア等の負圧源６に配管接続される。
フイルタ７の開口部は第３図に示す様にフイルタ
ボツクス１３の一部に穴をあけて空気を取り入
れ、ブロア等の負圧源が温度上昇しない様、一定
の風量を得る事を目的とする。また走行時の用紙
の紙粉、ゴミ等がブロア等に入らない様設けられ
る。フイルタボツクス１３はサクシヨンに接続さ
れる配管１０と負圧源に接続される配管１２を有
し、印刷時にサクシヨンの圧力が一定となる様、
圧力調整弁１１の位置を動かし、開口部の面積を
調節する。
第１図は印刷停止時の状態を示している。即ち
図示しない、加圧ロール開閉機構により、加圧ロ
ール５は印刷時は加熱ロール４に押し付けられ、
加熱ロール４の回転により用紙を送り、印刷停止
時は、加熱ロール４から離れる。この様な印刷停
止状態に於いては、第２図に示す如くプレヒータ
３上の用紙が加熱収縮されるため、サクシヨン上
の用紙との間に巾方向の寸法差を生じ、これが用
紙のしわとなつて発生する。このしわが再度印刷
を開始する際、加熱ロール４と加圧ロール５によ
り押し潰され、重なり合つて圧縮され、定着不良
を生ずることがあつた。
図示しない、加圧ロール開閉機構により、加圧ロ
ール５は印刷時は加熱ロール４に押し付けられ、
加熱ロール４の回転により用紙を送り、印刷停止
時は、加熱ロール４から離れる。この様な印刷停
止状態に於いては、第２図に示す如くプレヒータ
３上の用紙が加熱収縮されるため、サクシヨン上
の用紙との間に巾方向の寸法差を生じ、これが用
紙のしわとなつて発生する。このしわが再度印刷
を開始する際、加熱ロール４と加圧ロール５によ
り押し潰され、重なり合つて圧縮され、定着不良
を生ずることがあつた。
本考案の目的は、前記の用紙しわが印刷開始時
に重なり合つて圧縮され、定着不良となるのを防
止することにある。
に重なり合つて圧縮され、定着不良となるのを防
止することにある。
本考案は、印刷開始時にサクシヨンの負圧を大
きくすることにより、収縮により生じた用紙のし
わが伸ばされることに着目し、印刷開始時、しわ
の部分が加熱ロール４と加圧ロール５を通過する
迄、サクシヨン部の負圧を大きくする様工夫した
ものである。
きくすることにより、収縮により生じた用紙のし
わが伸ばされることに着目し、印刷開始時、しわ
の部分が加熱ロール４と加圧ロール５を通過する
迄、サクシヨン部の負圧を大きくする様工夫した
ものである。
第４図は本考案による具体的実施例を示す。
フイルタ開口部を印刷開始時ふさぐことによ
り、サクシヨン圧力が増し、用紙の吸着力が大き
くなる様にした。フイルタ開口部をふさぐ手段は
いくつか考えられるが、本例ではフイルタの開口
部を電磁弁１４に配管１５を用いて接続し、印刷
開始時に電磁弁１４を駆動し、空気の流入経路を
閉じる様にした。即ち第６図に示すタイムチヤー
トの如く用紙送り信号ｓ２よりｔ１早く駆動信号
Ｓ１により電磁弁を閉じ、用紙送り開始後t2の間
電磁弁を閉じ続ける。t2はプレヒータ上の用紙が
加熱ロール４と加圧ロール５の接触部を通り過ぎ
る時間にほぼ等しくなる様電磁弁を駆動する。t1
は電磁弁の動作速度、サクシヨン部の圧力が増し
て一定となる迄の遅延時間を見込んだものであ
る。
り、サクシヨン圧力が増し、用紙の吸着力が大き
くなる様にした。フイルタ開口部をふさぐ手段は
いくつか考えられるが、本例ではフイルタの開口
部を電磁弁１４に配管１５を用いて接続し、印刷
開始時に電磁弁１４を駆動し、空気の流入経路を
閉じる様にした。即ち第６図に示すタイムチヤー
トの如く用紙送り信号ｓ２よりｔ１早く駆動信号
Ｓ１により電磁弁を閉じ、用紙送り開始後t2の間
電磁弁を閉じ続ける。t2はプレヒータ上の用紙が
加熱ロール４と加圧ロール５の接触部を通り過ぎ
る時間にほぼ等しくなる様電磁弁を駆動する。t1
は電磁弁の動作速度、サクシヨン部の圧力が増し
て一定となる迄の遅延時間を見込んだものであ
る。
第５図に示す様にフイルタ開口部を閉じる手段
はロータリソレノイドやステツピングモータ等の
回転機１６によつても可能であり、第４図の例と
同様t1＋t2の間、回転機１６を駆動しフイルタの
開口部を形成する配管１７の開口部をふさぐ。そ
の後は回転機を規定の角度回転させ連続印刷時の
サクシヨン圧力を一定にするよう適当な開口面積
を保持するようにしたものである。
はロータリソレノイドやステツピングモータ等の
回転機１６によつても可能であり、第４図の例と
同様t1＋t2の間、回転機１６を駆動しフイルタの
開口部を形成する配管１７の開口部をふさぐ。そ
の後は回転機を規定の角度回転させ連続印刷時の
サクシヨン圧力を一定にするよう適当な開口面積
を保持するようにしたものである。
本考案によれば、印刷停止状態から再度印刷を
開始する際に、プレヒータ上の用紙しわが、加熱
ロールと加圧ロールで押し潰され定着不良を発生
するのを防止することができた。
開始する際に、プレヒータ上の用紙しわが、加熱
ロールと加圧ロールで押し潰され定着不良を発生
するのを防止することができた。
第１図は本考案に係る電子写真方式の定着器部
の構成を示す模式図、第２図は用紙のしわの発生
状況を示す平面図、第３図は従来構造を示す斜視
図、第４図は本考案の一実施例を示す斜視図、第
５図は本考案の応用例を示す斜視図、第６図は第
４図における紙送りと電磁弁の動作制御タイミン
グチヤートである。 図において、１３はフイルタボツクス、１４は
電磁弁を示す。
の構成を示す模式図、第２図は用紙のしわの発生
状況を示す平面図、第３図は従来構造を示す斜視
図、第４図は本考案の一実施例を示す斜視図、第
５図は本考案の応用例を示す斜視図、第６図は第
４図における紙送りと電磁弁の動作制御タイミン
グチヤートである。 図において、１３はフイルタボツクス、１４は
電磁弁を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 負圧チヤンバと多数の吸気孔を設けたサクシヨ
ンプレートから構成されるサクシヨンと、これに
配管接続された空気のリーク弁を有するフイルタ
と、さらにフイルタに配管接続されたブロア等の
負圧源を有する印刷用紙の吸着機構に於いて、 印刷開始時の一定時間に前記リーク弁の開口部
をふさぐ開閉手段を設けたことを特徴とする印刷
装置の用紙吸着機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11082384U JPS6125157U (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 印刷装置の用紙吸着機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11082384U JPS6125157U (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 印刷装置の用紙吸着機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6125157U JPS6125157U (ja) | 1986-02-14 |
| JPH0344535Y2 true JPH0344535Y2 (ja) | 1991-09-19 |
Family
ID=30669938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11082384U Granted JPS6125157U (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 印刷装置の用紙吸着機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6125157U (ja) |
-
1984
- 1984-07-20 JP JP11082384U patent/JPS6125157U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6125157U (ja) | 1986-02-14 |
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