JPH0343561Y2 - - Google Patents

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JPH0343561Y2
JPH0343561Y2 JP2064386U JP2064386U JPH0343561Y2 JP H0343561 Y2 JPH0343561 Y2 JP H0343561Y2 JP 2064386 U JP2064386 U JP 2064386U JP 2064386 U JP2064386 U JP 2064386U JP H0343561 Y2 JPH0343561 Y2 JP H0343561Y2
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JP
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tank
water supply
water
supply pipe
pressure
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JP2064386U
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JPS62132366U (ja
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  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は蓄熱槽に関し、特にタンク内の洗浄構
造に係る。
〈従来技術〉 第3図は従来の蓄熱槽の断面図である。
この第3図において、1はタンクであつて、円
筒状の胴部1aと、この胴部1aの上部に設けら
れる半球状の上鏡部1bと、同様に下部に設けら
れる半球状の下鏡部1cとから成り、これら3者
が溶接により接合されている。
2はこのタンク1の下部に接続された給水管で
あつて、この給水管2から給水された水がタンク
1内部の高温水と混合しないためにこの給水管2
の接続部分の上部側にバツクル板3が設けられて
いる。
4は給水管2に隣接してタンク1下部に接続さ
れている排水管であつて、この排水管4にはバル
ブ5が介装されている。
6はタンク1内の上下に設けられたアルミニウ
ム製の犠牲陽極であつて、環状を成し、内部の防
食を計つている。
7はタンク1内部の水を加熱する熱交換器であ
つて、例えば太陽熱集熱回路等が接続される。
8はタンク1上部に接続された給湯管であつて
各給湯場所に連結されている。尚、9は自動空気
抜弁、10は圧力安全弁である。
さて、上記従来の蓄熱槽において、使用してい
る間に、ゴミなどの異物や水あか或いは上記犠牲
陽極の分解生成物(水酸化アルミニウム水和物な
ど)が底部へ堆積していき、場合によつては給湯
水に混入する虞れもあつた。
従つて、例えば2、3箇月に一回程度の割合
で、タンク1内水を多量に排出させた後に給水を
多量に行いという洗浄作業を複数回繰り返すこと
を使用者に求めていたが、この洗浄作業自体面倒
なものであると共に、多量の給排水を行わなけれ
ばならないことから、洗浄作業はほとんど行われ
ていないのが実情である。
〈目 的〉 本考案は上記の点に鑑み、給水管からの給水を
利用してタンク1下部の洗浄を行えるようにし
て、洗浄を簡単に行えるようにすることを目的と
する。
〈実施例〉 以下本考案実施例を図面に従つて説明する。
尚、従来と同一部分については同符号を付し説
明を省略する。
第1図は本考案実施例の断面図、第2図は同例
の要部斜視図である。
この第1,2図において、11はタンク1下部
に接続される給水管であつて、この給水管11は
先端がタンク1内部に延設されて、水平方向に配
置される環状部11aを形成する。この環状部1
1aには全周に亘つて給水口12が複数設けられ
ており、この給水口12は給水時に上部側の高温
水と混合しないように環状部11aの下面側に設
けられている。
13は排水管4に介装された自動排水弁であつ
て、この自動排水弁13はタンク1内圧力が所定
圧以上で開成するものである。
尚、通常タンク1内は水道減圧弁により0.6
Kg/cm2G程度に加圧されており、一方でタンク1
内の異常圧力に対する安全装置として安全弁10
を設けてこの弁10の開放圧を例えば1.2Kg/cm2
Gに設定している。従つて、上記自動排水弁13
の開放圧はタンク1内圧(0.6Kg/cm2G程度)と
安全弁10の開放圧(例えば1.2Kg/cm2)との中
間的な値に設定される。
上記蓄熱槽の動作について説明すると、使用す
るに従つて、上述の如くタンク1下部に異物や水
あか或いは犠牲陽極6の水酸化物等が底部にこび
りつくようにして堆積することになる。
ここで給湯が行われると、給湯された分だけ給
水管11より水道水がタンク1内に供給されるこ
とになる。
この場合、給水管11からの給水はタンク1内
の底部に配置された環状部11aの給水口12か
らタンク1に供給されることになるため、この給
水口12から噴出する水流がタンク1底部に全面
に衝突することになる。
その結果、水流によつてタンク1底部の堆積物
はタンク1底部より剥離され、給水停止後に排水
管4の接続部分付近(排水口4a)に集められる
ことになる。
一方、熱交換器7による加熱時においては、内
部水の膨張によりタンク1内圧は次第に上昇する
が、タンク1内圧が上記排水弁13の設定圧力を
越えた時に排水弁13が開成し、タンク内圧が設
定圧力を下回わるまでタンク内水を排水させる。
従つてこの排水に伴なつて、排水口4a付近に
集められていた堆積物は排水と共に排出されるこ
とになる。
このようにして、タンク1下部の堆積物は給湯
に伴なう給水時に剥離、集合され、加熱に伴なう
排水によつて排出されることになる。
〈効 果〉 以上本考案によれば、給水管からの給水によつ
て、給水口からの水流がタンク下部に衝突するこ
とになるため、タンク下部に付着した堆積物を剥
離することができる。
この剥離した堆積物は、タンク底部に集合し、
例えば加熱時における膨張水の排水等を利用して
タンク外部に排出されることになる。
従つて、従来のように洗浄のために多量の給排
水を行う必要もなく、自動的に堆積物の洗浄を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図は同例
の要部斜視図、第3図は従来装置の断面図。 1……タンク、11……給水管、11a……環
状部、12……給水口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 タンクの下部に給水管及び排水管を接続して成
    るものにおいて、 上記給水管をタンク内部に突出させると共にタ
    ンク下部においてこの突出した給水管を環状に形
    成し、 この環状の全周に亘つて複数の給水口を形成し
    たことを特徴とする蓄熱槽。
JP2064386U 1986-02-13 1986-02-13 Expired JPH0343561Y2 (ja)

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JP2064386U JPH0343561Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

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JP2064386U JPH0343561Y2 (ja) 1986-02-13 1986-02-13

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JPS62132366U JPS62132366U (ja) 1987-08-20
JPH0343561Y2 true JPH0343561Y2 (ja) 1991-09-12

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JP2007263467A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Chugoku Electric Power Co Inc:The 汚れ排出機能を備えた貯湯式温水器
CN104949336B (zh) * 2014-03-24 2018-03-20 广东美的暖通设备有限公司 热水器水箱及其清洗控制方法

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JPS62132366U (ja) 1987-08-20

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