JPH0343497A - 多環式エーテルの製造法、多環式エーテル、匂い特性を授与するか、改善するか、向上させるか、もしくは変性させる方法、および異性体多環式エーテル混合物 - Google Patents

多環式エーテルの製造法、多環式エーテル、匂い特性を授与するか、改善するか、向上させるか、もしくは変性させる方法、および異性体多環式エーテル混合物

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JPH0343497A
JPH0343497A JP2158873A JP15887390A JPH0343497A JP H0343497 A JPH0343497 A JP H0343497A JP 2158873 A JP2158873 A JP 2158873A JP 15887390 A JP15887390 A JP 15887390A JP H0343497 A JPH0343497 A JP H0343497A
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Karl-Heinrich Schulte-Elte
カール―ハインリツヒ・シユルテ―エルテ
Roger L Snowden
ロジヤー・レスリー・スノーデン
Claudio Tarchini
クラウデイオ・タルシーニ
Beatrice Baer
ベアトリーチエ・ベール
Christian Vial
クリスチアン・ヴイアル
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、(a)点線で示された位置の1つに1個の二
重結合を有する式(Ila):Z [式中、mは1または2に等しい整数を表わしR3は水
素原子を表わすかまたは酸素原子に結合したヒドロキシ
ル官能基の保護基を表わしかつそれ自体を反応条件下で
酸素原子から解離することができ、波線はシスまたはト
ランス配置のC−C結合を表わし、nならびにR,R2
およびR4は前記のものを表わす1で示される不飽和化
合物の酸性剤; (b)式(Ilb): 2 [式中、R2R3およびR4 れぞれ前記のものを表わす1 nおよび波線はそ で示される不飽和 化合物の酸性剤:または (c)式(Inc): 2 [式中、R2R3およびR’  nおよび波線はそれぞ
れ前記のものを表わす]で示される不飽和化合物の酸性
剤を用いて環化を行なうことを特徴とする、式(■): 1式中、Xは−(CH2)n−を表わし、nは整数Oま
たはlを表わし、R4は水素原子またはメチル基を表わ
し、R1およびR2は同一かまたは異なり、それぞれ水
素原子またはC1〜C3の低級アルキル基を表わし、R
は01〜C6−の線状または分枝鎖状アルキル基を表わ
すか、または主鎖中に2または3個の炭素原子を有する
置換または非置換アルケニル基を表わし、この場合アル
ケニル基は、点線で示されるような1つの環を形成する
1で示される多環式エーテルを製造する新規方法に関す
る。 また、本発明は、R2がメチル基を表わすような式(I
)の新規化合物ならびにこの新規化合物を香料成分とし
て香料組成物もしくは香料添加製品の製造に使用して匂
い特性を授与するか、改善するか、向上させるか、もし
くは変性させる方法に関する。 本発明のもう1つの目的は、異性体3aα。 5aβ、9 a a 、9 aβ−ドデカヒドロ−3α
,6゜6.9a−テトラメチル−ナフト[2,1−bl
フランの主要量を含有する式(I c): で示される多環式エーテルの異性体混合物である。 従来の技術 商業的に製造する場合には、アンブロックス(AMBR
OX”)(起源: Firmenich社、ジュキーブ
在)の商品名で知られている、式: で示される化合物または3aα、5aβ、9aα、9b
β−ドデカヒドロ−3α,6.6,9a−テトラメチル
−ナフト[2,1−b]7ランは、屡々、そのジアステ
レオ異性体、例えばエビーアングロノクス(AMBRO
X@)およびイソ−アンブロックス(AMBROX・)
の可変量によって達成される。 前記化合物が見い出されて以来[He1v、Chim。 Acta33.1251(1950)参照]、この化合
物を製造する方法は、数多く報告されて来たこの方法は
、一般にテルペン、例えば(=)スクラレオールまたは
(−)−マノールの酸化分解反応に基づいているか、ま
たは出発物質としてのアンプレインの使用に基づいてい
る[G、0h1off著、“Fragrance Ch
emistry %Ern5L T、 Theimer
編、第545頁以降、Academic Press(
1982)]。全ての前記物質は、天然に由来しており
、それ故それらの有効性および性質は、変化する気候条
件および特殊な社会的経済的ファクターに依存する。 更に、前記化合物は、適度な収量で天然の源から抽出さ
れるので、この化合物は、・工業的規模での使用を不経
済なものにする価格で入手可能である。 ノラムブレイノリドへのホモファルネシック酸の環化、
引続く得られたラクトンの還元、および所望の7ラン誘
導体を得るための生じるジオールの環化を開示している
1つの方法は、欧州特許第107857号明細書に報告
されている。この方法によれば、ホモファルネシック酸
の環化は、5nC14を用いて達成される。 同様の合成方法は、サイト−(A、5aito)他[C
hemistry Letters757 (1981
)]によって示唆された。この著者は、同じSnC14
を環化剤として使用することにより、トランス−β−モ
ノシクロホモファル不シック酸の環化を実現した。これ
ら2つの引用した刊行物には、実際に、ホモ7アルネシ
ツク酸の環化に関してル、ジアス(G、Lucius)
によって行なわれた作業の拡大が表わされている[An
gew、Chem、 6 g、246(1956);A
rc、Pharm、291. 57(1958)および
Chem、Ber、93 、 2663 (1960)
]。 最近、ノイマン(S、Neumann)およびサイモン
(H,Simon) [Biol、Vhem、Hopp
er−3eiler367 (8)、723(1986
)]らは、ホモファルネソールの酵素的環化による3α
,6,6.9a−テトラメチル−ペルヒドロ−ナフト[
2,1−b]フランの形成を報告した。しかし、一方で
このような方法は、使用される試薬の特殊な性質ならび
に観察される収率および変換率のために純粋に学問的な
興味を示すにすぎない。 アンブロックス(AMBROX’)が香料工業に果して
いる特殊な貢献およびこのアンブロックスを低い市場価
格で得るための必要性から、アンブロックスの合皮に有
効な方法を再吟味することが試みられた。本発明は、こ
の問題に関して新規の元来的な解決をもたらす。 発明を遠戚するための手段 本発明の1つの目的は、式(I): [式中、Xは−(CH2)n−を表わし、nは整数0ま
たは1を表わし R4は水素原子またはメチル基を表わ
し、R1およびR2は同一かまたは異なり、それぞれ水
素原子またはC1〜C3の低級アルキル基を表わし、R
はC1〜C6−の線状または分枝鎖状アルキル基を表わ
すか、または主鎖中に2または3個の炭素原子を有する
置換または非置換アルケニル基を表わし、この場合アル
ケニル基は、点線で示されるような1つの環を形成する
]で示される多環式エーテルの製造法を得ることであり
、この方法は、 (a)点線で示された位置の1つに1個の二重結合を有
する式(Ila): Z [式中、mは1または2に等しい整数を表わしR3は水
素原子を表わすかまたは酸素原子に結合したヒドロキシ
ル官能基の保護基を表わしかつそれ自体を反応条件下で
酸素原子から解離することができ、波線はシスまたはト
ランス配置のC−C結合を表わし、nならびにR%R2
およびR4はそれぞれ前記のものを表わす1で示される
不飽和化合物の酸性剤; (b)式(IIb): 2 [式中、R2R3およびR4 れぞれ前記のものを表わす] 化合物の酸性剤;または (c)式(IIc): nおよび波線はそ で示される不飽和 [式中、R2R3およびR’  nおよび波線は前記の
ものを表わす]で示される不飽和化合物の酸性剤を用い
て環化を行なうことによって特徴付けられる。 前記のように、R3は、水素原子を表わすかまたは酸素
原子に結合したヒドロキシル官能基の保護基を表わしか
つそれ自体を反応条件下で酸素原子から解離することが
できる。この場合このような保護基は、環化が行なわれ
る酸性媒体中でレイビルな酸素原子との1つの結合を有
する基である。この機能を有することができる基の例は
、当業界内でよく知られている。殊に、1つの例として
、テトラヒドロピラニル、トリアルキルシリル、第三ブ
チルまたはアシル型の基を挙げることができる。 酸性の環化剤として、無機または有機のプロトン酸、例
えばカルボン酸もしくはスルホン酸またルイス型の酸を
使用することができる。 無機酸の中、燐酸、硫酸およびペルオキシ塩酸、ヘテロ
ポリ酸、例えばH3[P (W2O10)4]水溶液を
挙げることができる。また、酸性珪藻土、酸性樹脂、例
えばダウエックス(DOWEX@50[起源: Day
 Chemical Co、(USA)] もしくはア
ンバーリスト(Amberlyst)IR−15または
酸性酸化アルミニウムを使用することもできる。プロト
ン酸の中、ハロゲン化水素酸、例えば塩化水素、臭化水
素または沃化水素を挙げることができる。 活性有機酸としては、トリフルオロ酢酸または酢酸を使
用することができ、殊に酢酸と硫酸との混合物またはメ
タンスルホン酸を使用することができる。最後に、前記
したように、ルイス酸を使用することができる。このル
イス酸の特殊な例は、トリフルオロボロエテレート、塩
化錫または四塩化チタンである。 本発明の1つの好ましい実施態様によれば、環化反応は
、不活性の有機溶剤中で行なわれるこの環化反応は、炭
化水素、例えは石油エーテル、ハロゲン化炭化水素、例
えばクロロホルム、塩化メチレンもしくはトリクロロエ
タン、芳香族炭化水素、例えばベンゼン、トルエン、ク
ロロベンゼンもしくはメトキシベンゼン、エーテル、例
えばジメチルエーテル、エステル、例工ば酢酸エチルエ
ステル、または炭化水素を含有する窒素、例えばニトロ
メタン、ニトロエタンもしくはニトロイソプロパンから
選択された溶剤中で最後まで実施することができる。最
後に、二硫化炭素またはアセトニトリルにような溶剤を
使用することもできる。 種々に引用された酸性試薬および前記の種々の溶剤を用
いて得られた結果は、完全に再現可能ではあるけれども
、本発明による方法を使用する場合には、操作者の特殊
な選択により1つの機能として変動する。同じことは、
使用される温度についても云えることである。環化は、
実際に−ao”c〜+25〜30℃の範囲内の温度で実
施することができる。得られた化合物の収率および異性
体比は、操作者の選択により変動する。この方法の好ま
しい実施態様は、以下の例中に記載されている。酸性剤
、溶剤、温度および勿論出発生成物の特殊な選択から生
じる任意の組合せは、所望の最終生成物の性質に依存す
る。 得られた生成物の分離は、簡単な蒸溜によって容易に遠
戚することができる。 本発明による方法は、その容易な操作のために主要な工
業的興味を示す。この本発明による方法は、実際に、伝
統的な合成方法により今まで困難なアクセスであった多
環式エーテルの大規模な生産を可能にする経済的方法で
ある。 本発明による方法は、環化の新しい型に基づいている。 実際に、1つの鎖の端部に遊離ヒドロキシル基または保
護されたヒドロキシル基を有する前記型のポリエンの環
化は、これまでに刊行物に報告されていないし、示唆さ
れてもいない。他面、この型の環化の主要な観点の1つ
には、次のことが指摘されている:この環化は、完全に
立体特異的な反応である。本発明方法の前記の特性によ
り、選択された出発物質の構造および配置の1つの機能
として、1つまたは他の望ましい異性体形で多環式エー
テル(I)を得ることができる。この予想しなかった結
果は、得られたエーテルの性質、すなわち官能性が分子
の配置に著しく依存している場合には、最も重要である
。 殊に、本発明方法によれば、異性体3aσ5aβ、9 
a a 、9 bβ−ドデカヒドロ−3α,6゜6.9
a−テトラメチル−ナフト[2,1−b]フラン中に予
備有効量分を有する異性体混合物が得られる。更に、ア
ンブロックスを生じる4−メチル−6−(2,6,6−
1−ツメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−3−
ヘキセン−1−オールの環化の場合には、この反応によ
り、トランス−デカリン化合物の卓越した形成が生じる
。全ての実験を実施する場合には、シス−デカリン化合
物の量比は、混合物の全重量に対して15%を上廻って
はならない。更に、組成が新規であるこのような異性体
混合物は、実際により明らかな匂い特性を有し、かつそ
れ故に調香師の創造的活動に対して香料成分の選択を構
成する。 また、トランスデカリン化合物の同じ予備有効性は、以
下に表わした例から明らかになるように、他の化合物(
I[a)の環化の場合にも観察された。 本発明による方法は、特にアンブロックスの製造に適用
されるけれども、実際には、香料工業にとって有用な種
々の多環式エーテルの製造に使用され、それ故に一般的
方法であり、この方法を使用することにより、公知の構
造であるか、新規の構造であるかにより、匂い化合物の
合成に元来の溶液をもたらすことができる。アンブロッ
クス以外に、構造が知られているものの中で、式: で示される二環式エーテル、アンバーグリスの場合に現
われる天然起源の化合物[1nt、congr。 0ils、 7 th、、京都、1977午IO月7日
〜11日; l1elv、Chim、Acta l 9
76.59.1140〜1157] ならびに式: で示される高級同族体またはオーロノフ(G、0h1o
ff)他[He1v、Chim、Acta l 976
.59.1140〜1157]によって記載されたl、
7゜7−ドリメチルー2−オキサビシクロ[4,4゜0
]デカンを挙げることができる。 式(II)の出発生成物に関連して、既に科学的文献に
記載された若干のものが存在する。このように、4,8
.12−トリメチル−3,7,11トリデセノールまた
は(E、E)−ホモファルネソール、ホモゲラニオール
または4−メチル−6−(2,6,6−1−ジメチル−
1−シクロヘキセン−lイル)−3−ヘキセン−1−オ
ールの場合は、それぞれBull、Soc、Chim、
Francel 960.1072およびTeLrab
、LeLters 188. 29、 1に開示されている。 式(Ila)の化合物は、例えば式: Z で示されるアルデヒドから得ることができ、このアルデ
ヒドは、市場で入手することができるか、または公知の
化合物から合皮させることができる。 反応式Iは、このアルデヒドからの化合物(I[a)の
製造法を詳説するものである(式naの場合n−0): (a)ホーナーーエモンズ(Horner−Emmon
s) [Chem。 Rev、 l 974.74.87]にょるアルキルジ
アルキルホスホノアセテート(例えば:メチルジメチル
ホスホノアセテート)の付加反応前記方法によって得ら
れた化合物の例は、次の式によって定義された(E)−
4−メチル−6−[2,6,6−)ジメチル−1(2)
−シクロヘキセンl−イル1−3−ヘキセン−1−オー
ルおよび(Z)−4−メチル−6−[2,6,6−トリ
メチル川(2)シクロヘキセン−I−イル1−3−ヘキ
セン−1−オールならびに(E14−メチル−6−(2
・−メチレン6.6−シメチルー1−シクロヘキシル)
−3−ヘキセン−1−オールおよび(Z)−4−メチル
−6−(2メチレン−6,6−シメチルー1−シクロヘ
キシル)3−ヘキセン−■−オールを包含する:異性体
β;(E)および(Z) 異性体α;(E)および(Z) 異性体γ;(E)および(Z) 上記方法の工程(a)の場合の還元剤として、金属性還
元剤、例えば水素化アルミニウムリチウム、水素化ジエ
チルアルミニウムナトリウム(○MH)またはビトライ
ド(Vitride)を使用することができる。 化合物(Ila)を製造する!;めの他の方法は、使用
することができ、かつ以下に表わした例中で詳細に記載
されている。 化合物(I[a)の製造のための特殊°な場合は、次の
例に記載されており、この例中、温度は、℃で示されて
おり、かつ略号は、当業界で常用の意味を有している。 例1 (E)−および(Z)−4−メチル−6−(2,6゜6
−トリメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−3−
ヘキセン−1−オール、 (E)−および(Z)−4−メチル−6−(2,6。 6−ドリメチルー2−シクロヘキセン−lイル)−3−
ヘキセン−1−オールおよび(E)−および(Z)−4
−メチル−6−(2−メチレン−6,6−シメチルー1
−シクロへキセニル)−3−ヘキセン−1−オールの酸
環化 最初に記載した化合物の環化は以下に記載する反応条件
下で実施した。一連の実験は、酸性試剤の性質および濃
度を一定に保ちながら行った。これが終るまで98%硫
酸を、酸対出発物質l:1の割合で使用した。 これらの実験のたいていは、出発物質2.49を用いて
、前記出発物質を溶剤30mQに溶かして実施した。た
だし、ニトロエタンを用いた場合、同じ量の溶剤を用い
たことが唯一の例外であった。 一般に、温度は一50’(:!を維持するが、溶剤がこ
の温度で固化する場合または転化率が悪くなるような場
合を除く。 得られた結果を次の表にまとめた: 前記した全ての実験において、 この反応は次 のように実施した。 溶剤5m+2中の出発アルコー ル(2,49: 8.9mmof2)の溶液を、15分
にわたり、−50°OでN2下で、溶剤2smQ中の9
8%の硫r* (2,49;24mmof2)の撹拌混
合物に滴加した50°Oで3時間後、コノ混合物を、N
aHCO3の10%水性溶液に注ぎ込むことで中和した
。 エーテルで抽出し、通常の分離、中和、乾燥および蒸発
処理を行うと残分が得られ、1回蒸留して所望の生成物
が得られた。留出物の分析は、CARBOWAXeカラ
A (lom、毛管)=1分5たり130−170°/
4°ノカスクロマトグラフイーにより行った。 もう1つの一連の実施は、酸の割合を変えることにより
実施した。これが終わるまで、次の方法を用いた。 C112C122S vrQ中の出発アルコールのE/
Z(2:l)異性体混合物2−49 C8,9mrao
Q)の溶液を、15分にわたり、−50°CでN2下で
CH2Cl2225mQ中の酸の混合分に滴加した。こ
の反応混合物を、次に前記したように処理した。得られ
た結果を次の表にまとめた。 最後の一連の実施は、環化収率および得られた異性体の
種類に関して、使用した酸の割合および温度の影響を調
べるために実施した。この結果は次の表中にまとめた。 実施した方法を以下に記載する。 選択する溶剤中の出発アルコールの異性体混合物E/Z
2:I(2,49; 8.9mmo(2)の30%の溶
液を30分にわたり98%H2SO4の撹拌混合物に滴
加した。反応混合物を表1に示した温度で撹拌した。3
0分〜1時間の反応時間の後に、この混合物に、前記の
実験で記載した通常の処理を行った。得られた結果を次
の表にまとめた。 表 2)純粋アルコール(Z)(90%) 実験した反応条件の大多数において、トランスデカリン
異性体の生成は、それに相応するシス異性体の生成と比
べて著しく有利である。 (E)−および(Z)−の異性体の形がある4−メチル
−6−(2,6,6−ドリメチルー2−シクロヘキセン
−I−イル)−3−ヘキセン−1オール(アルコールA
)の環化は、出発アルコールloomgに関して、ジク
ロロメタン中で98%の硫酸(5moQ当量)過剰で、
−50’0で3時間実施した。この反応混合物を、前記
実験に記載した通常の方法で処理した。 同様に、(E)−および(Z)−4−メチル−6−(−
2−メチレン−6,6−シメチルー1−シクロヘキシル
)−3−ヘキセン−1−オール(アルコールB)の環化
を行った。 次の表に、得られた結果をまとめた: (八)および(B)         (a)    
     (b)前記した方法において出発物質と して用いl二 アルコールは、次の方法により製造することができる。 メタノール中の30%のナトリウムメチレート369 
(0,2+no12)を、強力に撹拌しなからN2雰囲
気下で、2−メチル−4−(2,6,6−ドリメチルー
1−シクロヘキセン−l−イル)−2−ブテン−1−ア
ル41.29 (0,2moQ)とメチルジメチルホス
ホネート409 (0,22mo12)とを含有する混
合物に滴加した。この反応は発熱性であった。滴加後に
、この混合物をi時間還流に保った。冷却後、水30I
IQを添加し、この渾合物を石油エーテルで抽出した。 有機相を分離し、次いで中性に洗浄し、乾燥し、濃′縮
した。 10c+xの長さのVigreuxカラムを用いて蒸留
することにより、メチル4−メチル−6−(2,6,6
−トリメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−2,
4−ヘキサジエノエート48゜29が得られた。 沸点 102°/4Pa;収率91.5%。 2−メチル−4−(2,6,6−トリメチル−1−シク
ロヘキセン−1−イル)−2−ブテンl−アルは市販品
である(origin:L、Givauden) 先に得られたエーテルを、次の方法に従って、水素化ア
ルミニウムを用いて還元した。 同量のTHFを用いて希釈したメチル4−メチル−6−
(2,6,6−トリメチル−1−シクロヘキセン−■−
イル)−2,4−へキサジェノエート42.89 (0
,163moff)を、無水THF500 mQ中のL
iAQH46,29(0、163moQ。 )の懸濁液に窒素下で滴加した。この反応は発熱性で、
氷水浴で冷却して30℃より下に保った。この混合物を
、次に5時間加熱還流させ、次いでio’cに冷却し、
同様の温度で、水6゜2mQ、2 N  NaOH6,
2mQおよび最後に水1B、6rsQをゆっくりと滴加
した。この混合物をさらに5分間撹拌し、白色沈殿物が
形成され、これを次いで濾過した。濃縮後に透明な濾液
を10cmの長さのVigereuxカラムを用いて、
3Paの圧力で蒸留した。所望のアルコールがこうして
、異性体混合物(E)/ (Z)の形で得られた;沸点
76°/3Pa;収率85%。 IR: 3300cm−’ 異性体(E): IR:3310.1462,1378.1356.12
00,1040.870cm″″IIH−NMR:1.
00(6H,s);1.41(2H,m);1.58(
2H,m):1.61(3H,5)il、70(3H,
5)il、91(2H,t、J=6.5Hz);2.0
6(4H,s);2.30(2H,q、J−7Hz);
3.63(2H,t、J=7Hz);5.16(IH,
t、J=7Hz)δppmMS:M”=236;m/e
:137(77)、 121(11)、107(15)
、95(100)、81(83)、69(32)、55
(35)異性体(Z): 沸点105−110’/1Pa IR:3320,1470,1442.1370.13
58.1200.1040.870 、824cm−’ IH−NMR:1.02(6H,s);1.22(2H
,m);1.37(2H,m);1.64(3)1.s
);1.78(3H,s);1.91(2H,t、J=
6Hz);2.06(4H,m);2.31(2H,q
、J=7Hz);3.63(2H、t、J=6Hz);
5.11(LH,5J=7Hz)δppmMS:M”=
236;m/e:137(100)、121(9)、1
07(12)、95(81)、81(51)、69(1
9)2−メチル−4−(2,6,6−ドリメチルー2−
シクロヘキセン−1−イル)−2−7’テン−1−アル
および2−メチル−4−(2−メチレン−6,6−シメ
チルー1−シクロヘキシル)−2−ブテン−1−アルか
ら誘導される異性体のアルコールは同様の方法で製造し
た。このアルデヒドは、それぞれに、−H,5chul
La−Elte eLal、i:より記載された方法[
Nouv、J、Chim、1978゜2.427−30
]および1.M、He1lborn et al、によ
り、記載された方法[J、Chen、Soc、1942
.727]に従って製造することができる。 4−メチル−6−(2,6,6−トリメチル−2−シク
ロヘキシル−1−イル)−3−ヘキセン−1−オール: 異性体(E): 沸点160−170°/2Pa IR:3320,2900,1440.1380,13
60,1040.812cm−11H−NMR:0.8
7(3H,s);0.92(3H,s);1.12(I
H,m);1.30−1.65(4H);1.65(3
H,s);1.68(3H,s);1.96(2H,m
);2.05(2](、m);2.28(2H,q、J
=7Hz);3.61(2)1.t、J=7Hz);5
.13(IH,t、J=7Hz);5.28(18,s
)δppm MS:M”・236;m/e:136(74)、121
(56)、109(41)、95(26)、81(10
0)、69(26)、55(31)、41(64)異性
体(Z): 沸点J60i70°/2Pa lR:3300,2900.1442.1380.13
60.1042.760cm−IIH−NMR:0.8
8(3)!、s);0.96(3H,s);1.14(
IH,m);1.30−1.60(4H);1.71(
3H,s);1.74(3H,s);1.96(2H,
+n);2.07(2H,m);2−28(2H,q、
J=7Hz);3.62(2H,t、J=7Hz);5
.09(LH,t、J−7Hz);5.31(IH,s
)δppm MS:M”236:m/e: 136(38) 、 1
21(31)、 109(42)、95(21)、81
(100)、69(25)、55(21)、41(62
)4−メチル−6−(2−メチレン−6,6−ジメチル
−l−シクロヘキシル)−3−ヘキセン−1−オール: 異性体(E): 沸点160−170°/2Pa IR:3300.2900.1640,1440.13
80.1360.1042,884.630cm−1 1H−NMR:0.84(3tl、 s) ;0.92
(3H,s) ; 1.21(LH,m) ;1.35
−1.87(78);1.64(3H,s);1.92
−2.12(3H);2.29(2H,t、J=7Hz
;);3−62(2)f、 t、J=7)fz);4.
54(IH,s):4.76(IH,s):5.12(
IH,t、J=7Hz);δppm MS:M+=236;m/e:221(25)、177
(25)、121(26)、109(61)、95(3
8)、81(84)、69(61)、55(41)、4
1(100) 異性体(Z): 沸点160−170’/’2Pa IR:3300,2900.1640.1440.13
80.1362.1042.884 、630cm−1 1H−NMR:0.83(3H,s);0.92(3H
,s);1.22(IH,m);1.34−1.70(
6H);1.73(3H,s);1.80−2.15(
4H);2.25(2H,m);3.60(2H,L、
 J=7Hz);4.58(IH、s);4.79(I
H,s);5.11(lH,t、J==7Hz)δpp
mMS:M+=236;m/e:221(25)、 1
77(27)、 121(29)、 109(70)、
95(42)、81(90)、69(60)、55(4
7)、41(100) 例  2 (E)−および(Z)−4,8−ジメチル−3,7−ナ
ラジエン−1−オール(ホモゲラニオールおよびホモネ
ロール)の酸環化 ホモゲラニオールおよびホモネロールの環化は、例1に
記載した方法に従って、メチレンクロリド中の硫酸を用
いて一50℃で実施した。 1.6.6−ドリメチルー2−オキサビシクロ[4,3
,0] ノナンは次のように得られ、これは次の表に示
したシス/トランス異性体含量を有していた: 前記の環化において用いた出発物質は、例1に示しI;
方法に従ってメチル4,8−ジメチル−3,7−ノナジ
ェノエートをLiAQHtを用いて還元することにより
製造した。 得られた2種類のアルコールの分析特性は、次のような
ものであった: 異性体(E): IR:3320,2910.1440.1380.10
40,880.830cm−11H−NMR:1.61
(3)1.s);1.65(3H,s)1.69(3H
,s);2.07(4H) ;2.28(2H、dt 
、 J=7.7)1z) ;3.60(2H。 t、j=7Hz);5.08(IH,t、J=7Hz)
;5.12(LH,t、J=7H2)δppm IJs:M”=168;m/a:125(22)、81
(14)、69(100)、53(12)、41(96
) 異性体(Z): IR:3320,2900,1440,1380,10
40.870830cm−’18−NMR:1.62(
3B、s);1.69(3H,s)、1.73(3H,
s);2.08(4H);2.28(2H,dt、J=
7.7Hz);3.60(2H。 t、J=7Hz);5.12(IH,m);5.14(
IH,t、J・7Hz)δppm MS:M”=168;m/e:125(22)、81(
12)、69(100)、53(13) 、41(98
) 例  3 (E)−および(Z)−4−メチル−6−(2,56.
6)−テトラメチル−2−シクロヘキセン−1−イル)
−3−ヘキセン−1−オールの酸環化 この反応は、例1に記載した方法に従って、−60’O
で98%の硫酸を用いて実施した。これが終るまで出発
(E)−アルコール0.79をニトロエタン5mQ中の
H2SO41、49で処理した− 60 ′Oで1時間
撹拌した後、この反応混合物を氷上に注ぎ、全部をエー
テルで抽出した。 通常の中和および濃縮処理の後に、生成物のバルブ・ト
ウー・バルブ蒸留(bulb−to−bulbdist
illaLion)は15cr’o/20paの温度で
実施した。こうしてメチル−AMBROX 0.459
が次の組成を有する異性体混合物の形で得られtこ。 3aa 、5aa 、7a 、9aa 、9bβ−ドデ
カヒトCI −3α,6゜6.7.9a−ペンタメチル
−ナフト[2,1−blフラン=IH−NMR:0.8
4(3)1.d、J・7Hz);0.97(3H,s)
;0.98(3B、s);1.05(3H,s);1.
14(3H,s);3.85(2H,m)δppm MS:M”=250;m/e;235(100)、15
1(29)、137(25)、123(30) 、 1
09(30) 、 97(77) 、 83(36) 
、 67(33) 、 55(52)、43(55) 3aα,5aα,7a 、9aa 、9bβ−ドデカヒ
ドロ−3α,6゜6.7.9a−ペンタメチル−ナフト
[2,1−b]7ラン=IH−NMR:0.7Q(3H
,d、 J−7Hz);0.92(3H,s);0.9
8(31(、s);1.09(3H,s);1.35(
3H,s);3.76(2H,m)δppm MS:M”=250;m/e;235(100)、15
1(27)、137(28)、123(31)、109
(31)、97(89)、81(42)、67(37)
、55(50)、43(76) 3aa 、5aa 、7a 、9aa 、9bβ−ドデ
カンヒドロ−3a。 6.6.7.’lalミーペンタメチル−ナフト、1−
b]フラン=18−NMR:0.81(3H,d、J=
7Hz);0.93(3H,s);1.04(3H、s
);1.14(3H,s);1.15(3H,s);3
.85(2H,m)δ ppm MS:M”−250;m/e;235(88)、151
(22)、137(21)、121(25)、109(
29)、97(100)、81(26)、67(30)
、55(42)、43(42) 3aa 、5aα、7a 、9aα,9bβ−ドデカヒ
ドロ−3α,6゜6 、7 、9a−ペンタメチルーナ
7 ト[2,1−b]7ラン=IH−NMR:0.76
(3H,d、J=7Hz);0.94(3H,s);0
.98(3H、s);1.02(3H,s);1.05
5(3B、s);3.77(2)!、m)δppm MS+M”=250;m/a;235(89) 、 1
51(17) 、 135(14)、 121(21)
、109(26)、97(100)、81(41)、6
9(34)、55(43)、43(47) 同様の方法に従って、(2)−アルコールの環化を実施
し、メチル−A)JBROXが、次の化合物を有する異
性体混合物の形で得られた: 3aα、5aβ、7a 、9aa 、9hβ−ドデカヒ
ドロ−3α,6.6,7,9a−ペンタメチル−ナフト
[2,1−b] yラン=】H−NMR:0.67(3
H,s);0.81(3H,s);0.845(3)1
.d、J=7Hz);0.90(3H,s);l−09
(3H,s);3.86(2H,m)899m MS:M+=250;m/e:235(100)、15
1(33)、137(42)、109(20)、97(
47)、81(13)、67(14)、55(16)、
43(21)3aα,5aβ、7a 、9aa 、9b
β−ドデカヒドロ−38,6,6,7,9a−ペンタメ
チル−ナフト[2,1−b]フラン=1 t(−NMR
: 0.66(3H、s) ;0.84(3H,d 、
 J =7Hz) ;0.91(3)1、s);1.0
7(3H,s);1.37(3H,s);3.81(2
)1.m)δprm MS:M”=250;m/e:235(47)、15k
(100)、137(53)、123(17)、109
(22)、95(27)、81(17)、67(17)
、55(17)、43(25) このような多様な異性体を、ガスクロマトグラフィーに
より分離した。前記の方法で出発物質として用いた4−
メチル−6−(2,5,6,6−テトラメチル−2−ク
ロロヘキセン−1−イル)−3−ヘキセン−l−オール
は、2−メチル−4−(2,5,6,6−テトラメチル
−2−シクロヘキセン−1−イル)−2−ブテン−1−
アルから、前記の例中に記載した方法に従って得ること
ができる。このアルデヒドは、次の方法に従ってシス−
およびトランス−イロン(cis−trans−iro
ne)から製造した。 トランス−イロン59、エチルクロロアセテート4gお
よび無水エーテル20.dをアルゴン下で、t−ブタノ
ール50mとカリウム4.39とから製造したカリウム
t−ブチレートで処理した。この反応は室温で行った。 −晩じゅうこの温度での反応を行った後に、反応混合物
を真空で濃縮し、次いでエーテルで抽出した。得られた
残分を10%のソーダIO−およびエタノール30mと
混合し、次いで1時間還流に保った。酸性化し、エーテ
ルで抽出した後、有機抽出物を合わせ、通常の処理を行
った後に所望のトフンスアルデヒド2.79が得られた
。沸点150°C!/1OPa。 これと同様のアルデヒドのシス異性体は前記したと同様
の方法に従って得られたが、シス配座のイロンから出発
した。前記したように得られたメチル−AMBROXの
多様な異性体は、こはくまたは木質こはく特性を有する
重要な官能特性を有する新規化学物質であり、これは香
料に用いることができる。 例  4 (E)−オよび(Z)−1,4−ジメチル−6−(26
,6−トリメチル−l−シクロヘキセン−1−イル)−
3−ヘキセン−l−オールの酸環化 この反応は例1に記載しI;方法に従って、95%硫酸
を用いて一20°Cで行った。これが終るまで、CH2
Cl22(10xfl )中の前記アルコール(異性体
混合物E/Z  1.5:l、4.290.017+n
ol)の溶液をC)12C(2240d中のH2SO4
4、39(0,042mol)で処理した。−20℃で
3時間後、この混合物を冷たい飽和NaHCO3水溶液
(looal)に注ぎ込んだ。この相を分離し、水相を
EL20(3X 20x12)で抽出した。合せた有機
相を乾燥(NazSO4) シ、濃縮し、残留した油状
物を真空で蒸留すると、無色油状物(4,07g)が生
じ、 これをカラムクロマトグラフィー[シリカゲル(
3509)、トルエン/酢酸エチル111.次に酢酸エ
チル1により精製すると、12−メチル−AMBROX
と12−メチルエビ−AMBROXとの混合物(2,9
2g、収率77%)が得られた。次の表に、(E)−ま
たは(Z)−配座の出発アルコールの同様の環化で得ら
れたようなものと同様に、この例で得られた結果を略記
した。 (^) (a) (b) (c) シス−デカリンス (d) 考 分析データ a 2β、3aff、5aβ、9aa 、9bβ−ドデ
カヒドロ−2゜3a 、 6 、6 、9a−ペンタメ
チル−ナフト[2,1−b17ラン IH−NMR(360MHz):0.83(6H,2s
);0.88(3H,s);1.11(3H,s);1
.19(3H,d、J=7)1z);4.21(lH,
m)δppmMS:250(0,5,M”)、235(
100)、21?(8)、151(10)、137(3
6)、111(52)、95(34)、81(41)b
2a 、3aa 、5aβ、9aa 、9bβ−ドデカ
ヒドロ−2゜3a 、 6 、6 、9a−ペンタメチ
ル−ナフト[2,1−blフラン IH−NMR(360MHz):0.83(3H,s)
;0.85(3H,s);0.87(3H,s);1.
14(3H,s);1.29(3H,d、J=7Hz)
;4.07(IH,m)δppm MS:250(3,M”)、235(100)、217
(8)、+51(18)、137(37)、111(5
6)、95(36) c  2α,3aa 、5aβ+ 9a a + 9b
 a−ドデカヒドロ−2゜3a 、 6 、6 、9a
−ペンタメチル−ナフト[2,1−b]フラン LH−NMR(360M)1z):0.81(3)1.
s);0.89(3H,s);1.09(3H,s);
1.16(3H,d、J=7Hz);1.37(3H,
s);4.11(11(、m)δppm MS:250(6,M”)、235(85)、151(
30)、137(100)、1ll(57)、95(5
g)、81(60)、43(98)d 2β、3aα,
5aβ、9ay、9by−ドデカヒドロ−2゜3α,6
,6,9a−ペンタメチル−ナフト[2,1−bl −
yラン IH−NMR(360MHz) : 0.81(3H、
s) ;0.89(3H、s) ; l 、09(3H
,s);1.26(3H,d、J=7Hz);1.37
(3H,s);4.04(IH,m)δppm MS:250(8,M+)、235(46)、151(
46)、137(95)、LO(](52)、95(4
8)、81(58)、43(100)前記した方法にお
ける出発物質として用いたアルコールは4−メチル−6
−(2,6,6−トリメチル−l−シクロヘキセン−1
−イル)3−ヘキセン−1−オール(例1参照)から前
記方法[5vern、J、Org、Chei、 43 
、2 ’480(1978)参照1に従って製造した。 CH2Cl2(7d)中のDMSO(2,29)の溶液
を5分間内fニー50℃テC)12c(12(30Wf
l)中のオキサルクロリド(1B 9.14.2mmo
l)の撹拌溶液に添加した。3分後に、CH2Cl22
 (13JIII2)中の4−メチル−6−(2,6,
6−ドリメチルー1−シクロヘキセン−1−イル)−3
−ヘキセン−1−*−/L= (E/Z  l 、5 
: l ; 39、+2゜7 mmol)の溶液を、5
分間内に添加し、この混合物を2時間に一50→−30
°Cで撹拌しI;。後処理を(C2H5)3N(6、5
9、64、3mmol)の添加により、次にCH2Cf
f2を用いた水性抽出により行った。次の分析データを
有する相応するアルデヒドの1.5:lのE/Z混合物
を有する粗製生成物は精製することむしに次の反応工程
に用いた。 異性体(E): 18−NMR(360M11z):3.14(2)1.
d、J=7Hz);9.66(LH。 111)δppI11 MS:234(6J”)、201(7)、178(’]
)、160(11)、145(18)、137(27)
、123(77)、110(67)、95(99)、8
1(100) 異性体(Z): ”H−NMR(360MHz):3.16(2H,d、
 j=7Hz);9.66(IH。 m)δppm MS:234(2,M”)、201(2)、 160(
2)、 145(5)、 137(81)、121(1
6)、109(11)、95(100)、81(75)
次に、前記した粗製生成物を(C2H5)O(10d)
に溶かし、この溶液を5分間内に、0〜
【0℃で、(C
2)15)20 (3011!12)中のCH3Mg 
1 (15mmol)の製造しだての溶液に滴加した。 室温で1時間後、この混合物を冷たい10%のNH4C
l2水溶液に注ぎ、エーテルで抽出した。後処理すると
所望のアルコール(E/Z  l 、5 : LO2,
2g)が生じ、クロマトグラフィー(シリカゲル)で分
離した。 (Z)−1,4−ジメチル−6−(2,6,6−ドリメ
チルー1−シクロヘキセン−1−イル)−3−ヘキセン
−1−オール RrO,25(トルエン/酢酸エチル9:1)IR:3
530.3390(広1)、1434,1360,13
40.1240,1100゜1050、l030.92
0cm−1 ’H−NMR(360MHz、C20):1.02(6
H,s);l−20(3H,d、J=7□Hz);1.
42(2H,m);1.57(2H,m);1.65(
3H,s);1.79(3H,s);1.92(2H,
t、J=7Hz);1.96−2.12(4H);2.
18(28,m);3.79(IH,m);5.14(
1)1.m、t、J=7)!z)δppm 13C−NMR:139.6(s);137.1(s)
;127.3(s);120.3(d);6g、0(d
);39.9(t):38.0(t);35.0(s)
;32.9(t);32.8(t);28.7(2q)
;27.3(t);23.5(q);22.9(q):
19.9(d);19.6(t)δppmMS:250
(0,M”)、137(95)、121(17)、10
7(18)、95(100)、81(74)、69(2
8) (E)−1,4−ジメチル−6−(2,6,6−ドリメ
チルー1−シクロヘキセン−1−イル)3−ヘキセン−
1−オール RrO,25(トルエン/酢酸エチル9:1)lR:3
540.3390(広1)、1440.+370.13
50,1250.1!10゜1036.922cm I IH−NMR(360MHz、C20):1.00(6
H,s);1.20(3H,d、J=7Hz);1.4
2(211,m);1.57(2H,n+);1.61
(3H,s);1.69(3H,s);1.91(2H
,t、J=7Hz);2.07(41(、s);2.1
8(2H,m);3.81(IH,m);5.20(1
1(、t、J =7Hzδppm 13C−N)JR:139.8(s);137.1(s
);127.1(s);119.4(d);68.0(
d);40.5(t);39.9(t);38.0(t
);35.0(s);32.8;(t);28.7(2
q);28.0(t);22.8(d);19.8(q
);19.6(t);16.4(q)δρplTIMS
:250(1,M+)、137(97)、121(19
)、107(15)、95(100)、81(81)、
69(25) 例  5 (E)−オよび(Z)−5−)チル−7−C2,6゜6
−ドリメチルー1−シクロヘキセン−1−イル)−4−
へブテン−1−オールの厳選化この反応を、例1に記載
した方法に従って、−20℃で窒素下で95%の硫酸を
用いて実施した。これが終るまで、cH2c*2 (5
id )中の(E)−または(Z)−5−メチル−7−
(2,6゜6−ドリメチルー1−シクロヘキセン−1−
イル)−4−へブテン−1−オール(2,19,8゜I
mol)の溶液を、CH2C(12213!12中のH
2SO42=19 (0,02mol)で処理した。3
時間撹拌した後、この混合物を10%NaHCO3水溶
液に注ぎ込んだ。抽出(Et20) 、後処理および真
空でのバルブ−トウーバルブ蒸留により、淡黄色油状物
が得られ、これをカラムクロマトグラフィー[シリカゲ
ル(3709)、シクロヘキサン/酢酸エチル7:3]
により精製した。 こうした得られた生成物は、無害な副生成物のようなア
ンブタオキサイドの多数の異性体またはドデカヒト0−
4α,7,7,1oa−テトラメチル−IH−ナフト 
[2,l−b]  ビランを含有していた。 前記異性体は次の構造が確認された。 (a)        (b)        (c)
2つの他の化合物、(a)および(c)のジアステレオ
異性体は、わずかな量で検出され、この構造は、確認さ
れなかった。 この結果を次の表にまとめた。 表 分析データ a  4aα,5aβ、loaα, 10ba−ドデカ
ヒドロα,7,7,1Oa−テトラメチル−IHナツト
[2,1 −blビラン R「(シクロヘキサン/酢酸x チル7:3):0.6
01H−NMR(360MHz):0.80(3H,s
);0.87(3H,s);1.12(3H,s);1
.39(3H,s)δppmMS:250(15,M+
)、235(55)、137(100)、111(92
)、95(77)、81(76) j2 4aα,5aβ、 lOa a 、 lObβ−
ドデカヒトo−44,7,7,1Oa−テトラメチル−
IH−ナツト[2,1−blビラン 融点81−83゜ R「(シクロヘキサン/酢酸エチル19:1):0−3
2!R:2920.2g50,1446.1380. 
+364. t120.1078,980゜−1 lH−NMR(360MHz):0.75(3H,s)
;0−80(3H,s);0.87(3H,s);0.
90−1.80(16H);1.25(3H,s);3
.65(2H)δppn+ 13C−NMRニア4.6(s);60.8(t);5
7.8(d);56.4(d);42.1(t);42
.0(t);39.0(t);36.9(s);33.
3(q);33.3(s):27.7(t);21.3
(q);19.−9(q);19.9(t);18.6
(t);18.1(t);15.5(q)899111
MS:250(0,5,M”)、235(100)、1
37(32)、l1l(75)、95(43)、81(
48)、69(40)、55(46)、43(55)g
  4aα,6aβ、10aβ、 lobβ−ドデカヒ
ドロ−4α,7,7,1oa−テトラメチル−IH−ナ
フト[2,1−b]ビラン Rf(シクロヘキサン/酢酸エチル19:l)+0.3
2)jS:250(1,M”)、235(100)、 
137(26)、 121(27)、 1ll(82)
、95(42)、81(49) 前記した方法において出発物質として用いたアルコール
は、通常反応を用いた、図Iに表わしたもう1つの方法
により製造した。これはジヒドロ−β−イオノンから次
のように製造した。 THF(500d)中の4−(2,6,6−)ツメチル
−l−シクロヘキシ−l−イル)−2−ブタノン(15
09,0,77mob)の溶液を、40分間内にTHF
(112)中のビニルマグ不シウムブロミド[0,93
moff:Mg(22,39,0゜93TROQ)トヒ
ニルフロミド(1009,0,93mof2)とから製
造したでのもの1の撹拌溶液をN2下で還流で滴加した
。滴加した後に、この混合物を1時間加熱還流させ、冷
却し、次いで飽和NH4CQ水溶液(250JEI2)
とN20(300m)とを注意深く滴加した。相を分離
し、水相をEt20で抽出した。有機相を合せ、N20
および飽和NaCQ水溶液で洗浄し、乾燥(Na2S0
4)シ、濃縮し、真空で分留すると、3−メチル−5−
(2,6,6−ドリメチルー1−シクロヘキシル)−1
−ペンテン−3−オールが無色油状物(1519,88
%)として得られた。 沸点85−88°/20Pa Rf(トルエン/酢酸エチル19:l):0.26IR
・3410(広幅) 、 +475.1456.14 
+0.1360.1104 、998910ca −1 ’H−NMR(360MHz、D20):0.98(6
H,s);1.31(3H,s);1.41(2H,m
);L、58(3H,s);1.50−1.65(4H
);1.89(28,t、J□6.5Hz);2.01
(2H,m);5.08(1B、d、J=11Hz):
5.23(LH,d、J=18Hz);5.95(LH
,dd、J=1811Hz)δppm MS:222(3,14+)、204(10)、189
(31)、133(28)、121(54)、107(
31)、95(1,00)、81(56)、71(33
)、55(39)41(48) 先に製造したアルコール(259,0,104moQ)
、1−リメチルオルトアセテート(729,0,6清o
12)およびプロピオン酸(0,495、4+amo(
1)の混合物を4時間加熱還流させ、その間外部からの
油浴で温度を勾配して上昇させ(135°−150’)
、連続して揮発性反応成分[MeOH+ MeC(OM
e)slを留去した。4時間後、内部温度は116〜1
17°Cであり、この混合物を室温に冷却し、その後筒
2の分量のプロピオン酸(0,49)を添加した。この
混合物を20時間再度加熱還流させ(油浴温度:140
°C1内部温度:117−119℃)、その間再び揮発
成分を常法で除去した。残留した油状物をまず大気圧で
蒸留すると過剰なMeC(OMe’)3(非純粋:46
9、沸点108−110°C/9゜8 X L O’ 
Pa)が除去され、次いで6.7Paでは未反応の出発
アルコール(4g、i、e、83%転化率)(沸点73
°O/6.7Pa)および粗製メチル5−メチル−7−
(2,6,6−ドリフチル−1−シクロヘキセン−1−
イル)−4−ヘプテノニー) (E/Z  1.3 :
 1)が無色油状物(23,5g)として得られた。 沸点110−118’ /6.7Pa IR:2910.1438. +360.1250.1
200.1160,986,890cm−を 異性体(E) Rf(トルエン):0.31 LH−NIJR(360MHz):0.99(61(、
s);L−42(2[1,m);1.5’5−1.65
(2H);1.60(3H,s);1.66(3H,s
);1.90(2B、t、J−7Hz);1.95−2
.12(4H);2.34(4H);3.67(3H,
s);5.12(IH,広幅t、J=7Hz)δppm MS:27B(0,5,槌+)、137(99)、12
1(13)、109(15)、95(100)、81(
87)、67(26)、55(2])異性体(Z) R「(トルエン):0.35 11−NMR(360MHz):1.02(6H,s)
;1.42(2H,m);1.55−1.65(2H)
;1.65(38,s);1.74(3H,s);1.
92(2H,t、J−7Hz);1.95−2.12(
4H);2.34(4H);3.67(38,s);5
.07(LH,広幅t、J=7Hz3δppm MS:278(1,M”)、137(96)、121(
13)、109(12)、95(100)、81(87
)、67(28)、55(23)Et20 (l OO
d)中の先に得られたエステノ1゜異性体混合物(E/
Z  1.3: 1.189.0.063讃00の溶液
を、15分間内に、Et20(100m)中のLiAl
2!(4(3、29,0,084moQ)のスラリーに
還流でN2下に滴加した。次いで冷却した混合物に、u
2o(3,2m2) 、20%のNaOH水溶液(3,
2d)およびN20 (10d’)を連続して添加し、
濾過(Hyflo) 、濾液の濃縮および真空での蒸留
により、5−メチル−7−(2,6,6−)リメチル−
1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ヘプテン−1−
オール(E/z 1.3:l)が粘性の無色油状物とし
て得られた(15.59、収率98%)、沸点113−
123℃/ 6−7Paa  129のカラムクロマト
グラフィー[シリカゲル(2X8009)、トルエン/
酢酸エチル9:11により純粋な(E)−および(Z)
−へブチノールのサンプルが得られた。 (E)−5−メチル−7−(2,6,6−ドリメチルー
1−シクロヘキセン−1−イル)4−へブテン−1−オ
ール IR:3320(広II ’) 、 1440 、13
80.1360.1200.1060,878、−1 1 H−NMR(360MHz 、 D20) : 1
.00(6H、s) ; 1.41(2H、l11) 
;1.57(2Hm);1.60(3H,s);1.6
3(2H,m);1.66(3H,s)、1.91(2
H,t、J=6Hz);1.97−2.13(6H);
3.65(2M、c、J=7Hz);5.17(lH,
t、J=7Hz)δppm13C−NMR:137.2
(s);136.9(s);127.0(s);123
.2(d);62.7(t);40.3(L);39.
9(t);35.0(s);32.8(t):2g、7
(2q);2g、00);24.3(t); 19.8
(q);19゜6(t);16.0(q)δppm MS:250(2,M”)、137(76)、121(
25)、95(100)、81(74)、67(31)
、55(30) (Z)−5−メチル−7−(2,6,6−トリメチル−
l−シクロヘキセン−l−イル)4−へブテン−1−オ
ール IR:3320(広幅) 、 1448 、1380 
、1360 、1200 、1060c屑−1】H−N
MR(360MHz、D20):1.02(6H,s)
;1.42(2H,m);1.57(2H,m);1.
62(2H,m);1.64(3H1s)、1.74(
3H,d、J=1.5Hz);1.92(2H,広幅t
、J=6Hz);1.972.14(6H);3.64
(2H,L、J=7H2);5.12(IH,L、J=
7Hz)δppm 13C−NMR:137.2(s);136.6(s)
;127.1(s);124.2(d);62.6(t
);40.0(t);35.0(s);33.2(t)
;32.9(t);32.7(2t);28.7(2q
);27.4(t);24.4(t);23.3(q)
;1L9(q);19.6(t)δppmMS:250
(2,IJ”)、137(78)、121(23)、9
5(+00)、81(81)、67(29)、55(3
0)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Xは−(CH_2)_n−を表わし、nは整数
    0または1を表わし、R^4は水素原子またはメチル基
    を表わし、R^1およびR^2は同一かまたは異なり、
    それぞれ水素原子またはC_1〜C_3の低級アルキル
    基を表わし、RはC_1〜C_6の線状または分枝鎖状
    アルキル基を表わすか、または主鎖中に2または3個の
    炭素原子を有する置換または非置換アルケニル基を表わ
    し、この場合アルケニル基は、点線で示されるような1
    つの環を形成する]で示される多環式エーテルを製造す
    る方法において、 (a)点線で示された位置の1つに1個の二重結合を有
    する式(IIa): ▲数式、化学式、表等があります▼(IIa) [式中、mは1または2に等しい整数を表わし、R^3
    は水素原子を表わすかまたは酸素原子に結合したヒドロ
    キシル官能基の保護基を表わしかつそれ自体を反応条件
    下で酸素原子から解離することができ、波線はシスまた
    はトランス配置のC−C結合を表わし、nならびにR、
    R^2およびR^4は前記のものを表わす]で示される
    不飽和化合物の酸性剤; (b)式(IIb): ▲数式、化学式、表等があります▼(IIb) [式中、R^2、R^3およびR^4、nおよび波線は
    前記のものを表わす1で示される不飽和化合物の酸性剤
    ;または (c)式(IIc): ▲数式、化学式、表等があります▼(IIc) [式中、R^2、R^3およびR^4、nおよび波線は
    前記のものを表わす1で示される不飽和化合物の酸性剤
    を用いて環化を行なうことを特徴とする、式( I )の
    多環式エーテルの製造法。 2、環化を式(IIb): ▲数式、化学式、表等があります▼(IIb) [式中、波線、nおよびR^2、R^3およびR^4は
    それぞれ前記のものを表わす]で示される化合物を用い
    て実施し、式( I a): ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) [式中、Xは−(CH_2)_n−を表わし、nは整数
    0または1を表わす]で示される多環式エーテルを生じ
    る、請求項1記載の方法。 3、置換基R^2がメチル基を表わす、請求項2記載の
    式(IIa)の化合物。 4、次のもの: 3aα,5aα,7α,9aα,9bβ−ドデカヒドロ
    −3a,6,6,7,9a−ペンタメチル−ナフト[2
    ,1−b]フラン、 3aβ,5aα,7α,9aα,9bβ−ドデカヒドロ
    −3a,6,6,7,9a−ペンタメチル−ナフト[2
    ,1−b]フラン、 3aβ,5aα,7a,9aα,9bα−ドデカヒドロ
    −3a,6,6,7,9a−ペンタメチル−ナフト[2
    ,1−b]フラン、 3aα,5aα,7a,9aα,9bα−ドデカヒドロ
    −3a,6,6,7,9a−ペンタメチル−ナフト[2
    ,1−b]フラン、 3aα,5aβ,7a,9aα,9bα−ドデカヒドロ
    −3a,6,6,7,9a−ペンタメチル−ナフト[2
    ,1−b]フラン から選択された化合物。 5、香料組成物もしくは香料添加製品の匂い特性を授与
    するか、改善するか、向上させるか、もしくは変性させ
    る方法において、請求項3記載の式( I a)の化合物
    の香気有効量を香料組成物または香料添加製品に添加す
    ることを特徴とする、香料組成物もしくは香料添加製品
    の匂い特性を授与するか、改善するか、向上させるか、
    もしくは変性させる方法。 6、式(IIc): ▲数式、化学式、表等があります▼(IIc) [式中、波線、nおよびR^2、R^3およびR^4は
    それぞれ請求項1記載のものを表わす]で示される化合
    物を環化し、式( I b): ▲数式、化学式、表等があります▼( I b) [式中、R^2およびR^4ならびにnはそれぞれ前記
    のものを表わす]で示される多環式エーテルを生じる、
    請求項1記載の方法。 7、環化を、点線で示された位置に1個の二重結合を有
    する、式(IId): ▲数式、化学式、表等があります▼(IId) [式中、波線はシスまたはトランス配置のC−C結合を
    表わす]で示されるポリ不飽和化合物を用いて実施し、
    式( I c): ▲数式、化学式、表等があります▼( I c) で示される化合物を生じる、請求項1記載の方法。 8、環化を、波線がトランス配置のC−C結合を表わす
    ような式(IId)のポリ飽和化合物を用いて実施し、式
    ( I c′): ▲数式、化学式、表等があります▼( I c′) で示される異性体の主要量を含有するエーテル( I c
    )の異性体混合物または3aα,5aβ,9aα,9b
    β−ドデカヒドロ−3a,6,6,7,9a−テトラメ
    チル−ナフト[2,1−b]フランを生じる、請求項7
    記載の方法。 9、環化を、波線がシス配置のC−C結合を表わすよう
    な式(IId)のポリ飽和化合物を用いて実施し、式(
    I c″): ▲数式、化学式、表等があります▼( I c″) で示される異性体の主要量を含有するエーテル( I c
    )の異性体混合物または3aα,5aβ,9aα,9b
    α−ドデカヒドロ−3a,6,6,7,9a−テトラメ
    チル−ナフト[2,1−b]フランを生じる、請求項7
    記載の方法。 10、異性体3aα,5aβ,9aα,9bβ−ドデカ
    ヒドロ−3a,6,6,7,9a−テトラメチル−ナフ
    ト[2,1−b]フランの主要量を含有する、式( I
    c): ▲数式、化学式、表等があります▼( I c) で示される多環式エーテルの異性体混合物。 11、3aα,5aβ,9aα,9bβ−ドデカヒドロ
    −3a,6,6,7,9a−テトラメチル−ナフト[2
    ,1−b]フランが式( I d): ▲数式、化学式、表等があります▼( I d) で示されるシス−デカリン配置を有する異性体15重量
    %未満との混合物である、請求項10記載の異性体混合
    物。
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