JPH0343013Y2 - - Google Patents

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JPH0343013Y2
JPH0343013Y2 JP1983049086U JP4908683U JPH0343013Y2 JP H0343013 Y2 JPH0343013 Y2 JP H0343013Y2 JP 1983049086 U JP1983049086 U JP 1983049086U JP 4908683 U JP4908683 U JP 4908683U JP H0343013 Y2 JPH0343013 Y2 JP H0343013Y2
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JP
Japan
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glaze layer
insulating substrate
glaze
resistor
conductors
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JP1983049086U
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JPS59155139U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はサーマルプリンタヘツドに関する。
サーマルプリンタヘツドにおいて、アルミナ等
のセラミツクからなる絶縁基板の全表面にグレー
ズ層を設け、この表面の一部に発熱用の抵抗体を
厚膜により形成したものはよく知られている。と
ころでこのような構成のサーマルプリンタヘツド
においては、抵抗体が発熱したとき、その熱が絶
縁基板側に伝導されていくようにすることが必要
である。しかし前記したような構成では、グレー
ズ層が薄いため、絶縁基板側への熱の伝導を充分
阻止することができない。
又この種サーマルプリンタヘツドにおいて、絶
縁基板の表面の一部に突条状のグレーズ層を設
け、その表面に抵抗体を設けたものも知られてい
る。これによればグレーズ層が充分な厚みとなる
ので、絶縁基板への熱の伝導を充分阻止すること
ができるようになつて都合がよい。しかしなが
ら、前記抵体への通電のために導体を設ける必要
があり、そのため従来では、前記絶縁基板の表面
から突条状のグレーズ層にまたがつて導体を設
け、グレーズ層の表面が抵抗体に接続するように
していた。
ところがこのような導体構成によると、絶縁基
板がセラミツクであるため、その表面が粗面とな
つており、したがつてその表面に導体を厚膜で形
成しても、いわゆる虫食いと呼ばれる細かい欠損
が発生し、場合によつては導体が途切れてしまう
ことがある。
この考案は絶縁基板への熱の伝導を防止すると
同時に絶縁基板の表面に設けられる導体の欠損を
確実に防止することを目的とする。
この考案の実施例を図によつて説明する。1は
アルミナ等のセラミツクからなる絶縁基板、2は
絶縁基板1の表面に設けられた突条状のグレーズ
層、3はグレーズ層2の上部に設けられた印字用
の発熱抵抗体である。これらの構成は従来のこの
種ヘツドと特に相違するところはない。4,5は
抵抗体3への通電のための導体である。
この考案にしたがい、絶縁基板1の表面からグ
レーズ層2まで連続してグレーズ層6を設け、そ
の表面に重なるように導体4,5を設ける。7は
保護層である。グレーズ層6はグレーズ層2と同
じようにガラス質を含むセラミツクであり、その
表面はアルミナより遥かに平滑である。したがつ
てグレーズ層6の表面に設けられる導体4,5
は、従来のように絶縁基板1の表面に直接形成さ
れるときのように虫食いと呼ばれる欠損は確実に
回避できるようになる。
一方抵抗体3が発熱したとき、その熱が絶縁基
板1側に伝導されるのを防止するためにグレーズ
層2はできるだけ熱絶縁性であることが望ましい
ことは前述したとおりであり、これを熱絶縁性と
するためには、できるだけ厚くすればよいことに
なる。ところがこの考案のようにすれば、抵抗体
3はグレーズ層2,6の厚みの和の厚みをもつグ
レーズ層2およびグレーズ層6の上部に設置され
ることになり、充分な熱絶縁性が維持されること
になる。実際にはグレーズ層2,6はグレーズ用
材料をスクリーン印刷によつパターンどおりに塗
布し、焼成して構成される。詳述すれば、グレー
ズ層2は絶縁基板1上にグレーズ用材料を複数回
(たとえば3回)スクリーン印刷して突条状に印
刷焼成で形成し、このグレーズ層2および前記絶
縁基板1の表面にグレーズ用材料をスクリーン印
刷して薄い層のグレーズ層6を設けた後、該グレ
ーズ層6の表面に導体4,5を設けてある。
グレーズ層6は、グレーズ層2のように熱絶縁
性であることのほかにできるだけ表面が平滑であ
ることが要求される。一般にグレーズとして、そ
の組成中のセラミツク(たとえばアルミナ)が多
い程熱絶縁性が悪くなる。又グレーズの組成中の
セラミツク(たとえばアルミナ)が多い程熱絶緑
性が悪くなる。又グレーズの組成中、ガラス質が
多く含まれると、表面の平滑性がよくなる。そこ
で、グレーズ層2のためのスクリーン印刷時に
は、セラミツク質の少い組成のものを用い、これ
を複数回(前述の例では3回)スクリーン印刷に
よつて重ね塗りし、最後にその表面及びこれから
絶縁基板の表面にまで延長して、ガラス質の多い
グレーズをスクリーン印刷(これは1回塗り)
し、これを焼成するようにしてもよい。
以上詳述したようにこの考案によれば、導体の
虫食いと呼ばれる欠損は確実に防止され、したが
つてこれにともなつて歩留りは向上し、かつ手直
し率は知下するとともに、導体の抵抗は増大する
ことがなく、そのため使用時の電力損は低減され
るし、併せて抵抗体直下のグレーズ層の熱絶縁性
が維持されるといつた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示す断面図である。 1……絶縁基板、2……グレーズ層、3……発
熱抵抗体、4,5……導体、6……グレーズ層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 セラミツクからなる絶縁基板1の上に突条状の
    グレーズ層2を印刷焼成で形成し、前記グレーズ
    層2の上部に発熱抵抗体3を設け、該発熱抵抗体
    3は通電用の導体4,5に接続してなるサーマル
    プリンタヘツドにおいて、 前記グレーズ層2と発熱抵抗体3との間および
    前記絶縁基板1の表面には、前記グレーズ層2よ
    り薄い層からなり、かつ前記導体4,5の形成表
    面を平滑にするためのグレーズ層6を連続して形
    成し、このグレーズ層6の表面に、前記導体4,
    5を設けてなることを特徴とするサーマルプリン
    タヘツド。
JP1983049086U 1983-04-02 1983-04-02 サ−マルプリンタヘツド Granted JPS59155139U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS59155139U JPS59155139U (ja) 1984-10-18
JPH0343013Y2 true JPH0343013Y2 (ja) 1991-09-09

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ID=30179601

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546918Y2 (ja) * 1986-04-04 1993-12-09

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55154189A (en) * 1979-05-18 1980-12-01 Mitsubishi Electric Corp Heat-sensitive head
JPS56131993A (en) * 1980-03-19 1981-10-15 Tokyo Shibaura Electric Co Glazed board

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56118050U (ja) * 1980-02-12 1981-09-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55154189A (en) * 1979-05-18 1980-12-01 Mitsubishi Electric Corp Heat-sensitive head
JPS56131993A (en) * 1980-03-19 1981-10-15 Tokyo Shibaura Electric Co Glazed board

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JPS59155139U (ja) 1984-10-18

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