JPH0342371Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342371Y2 JPH0342371Y2 JP15468582U JP15468582U JPH0342371Y2 JP H0342371 Y2 JPH0342371 Y2 JP H0342371Y2 JP 15468582 U JP15468582 U JP 15468582U JP 15468582 U JP15468582 U JP 15468582U JP H0342371 Y2 JPH0342371 Y2 JP H0342371Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- heat exchanger
- exchanger plate
- holes
- sample container
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、粉体の物質を加熱分解し、分解され
たガス状体を分析して物質の成分を測定する手法
において用いる熱分解用の容器内に入れる伝熱板
に関するものである。
たガス状体を分析して物質の成分を測定する手法
において用いる熱分解用の容器内に入れる伝熱板
に関するものである。
固定物に含まれる液化成分を測定する場合に
は、固定物を加熱して成分をガス化させて取り出
し、しかる後冷却してガス中の液化成分を取り出
す方法がある。
は、固定物を加熱して成分をガス化させて取り出
し、しかる後冷却してガス中の液化成分を取り出
す方法がある。
第1図にはオイルシエル中の油分を測定する為
の装置を示してある。
の装置を示してある。
レトルト3内に気密にして入れられたオイルシ
エルの粉末からなる試料6を収納する試料容器2
は、加熱炉4によつて所定の温度(500℃)まで
昇温され、熱分離生成物がガス化して発生する。
発生したガスは上記レトルト3と連通する取出管
5より加熱炉4外に取り出され図示しない冷却管
によつてガスが冷却されるようになつている。
エルの粉末からなる試料6を収納する試料容器2
は、加熱炉4によつて所定の温度(500℃)まで
昇温され、熱分離生成物がガス化して発生する。
発生したガスは上記レトルト3と連通する取出管
5より加熱炉4外に取り出され図示しない冷却管
によつてガスが冷却されるようになつている。
すなわち、ガス中の液化成分(水分や油分)は
冷却によつて凝縮し集められ、その量を測定され
る。(ガスはそのまま放出しても良い。) 試料6は試料容器2およびレトルト3を介して
加熱炉4によつて加熱されるが、試料6は均一に
加熱され、かつ所定の温度で加熱されることが必
要となる。
冷却によつて凝縮し集められ、その量を測定され
る。(ガスはそのまま放出しても良い。) 試料6は試料容器2およびレトルト3を介して
加熱炉4によつて加熱されるが、試料6は均一に
加熱され、かつ所定の温度で加熱されることが必
要となる。
そこで通常アルミニウム製の伝熱板1を試料6
の中に配して試料6の内部外部共に均一に加熱さ
れるように配慮している。伝熱板1は、例えば第
2図のような厚さ2mmの円板で、板面には孔a,
b,cが開けられている。孔a,bはガス化した
熱分解生成物を抜きだすためのもので、孔cは試
料6の温度を測定するための熱電対を挿入するた
めのものである。このような伝熱板1を第1図の
ように試料容器2中に例えば3枚配した場合は、
まず試料約25gを試料容器2に秤り取り、その上
に伝熱板1の1枚を配し、次に約25gの試料をそ
の上に秤り取り、次に伝熱板1の2枚目を配する
という手順で試料約100gを試料容器2に秤り取
ることとなる。このような手順を経るために、試
料の秤量が面倒で、時間も掛り、また、伝熱板1
が傾斜して配されることもあり温度むらがでるな
どの不具合点があつた。
の中に配して試料6の内部外部共に均一に加熱さ
れるように配慮している。伝熱板1は、例えば第
2図のような厚さ2mmの円板で、板面には孔a,
b,cが開けられている。孔a,bはガス化した
熱分解生成物を抜きだすためのもので、孔cは試
料6の温度を測定するための熱電対を挿入するた
めのものである。このような伝熱板1を第1図の
ように試料容器2中に例えば3枚配した場合は、
まず試料約25gを試料容器2に秤り取り、その上
に伝熱板1の1枚を配し、次に約25gの試料をそ
の上に秤り取り、次に伝熱板1の2枚目を配する
という手順で試料約100gを試料容器2に秤り取
ることとなる。このような手順を経るために、試
料の秤量が面倒で、時間も掛り、また、伝熱板1
が傾斜して配されることもあり温度むらがでるな
どの不具合点があつた。
本考案の伝熱板は、粉体試料を収納する試料容
器内に複数枚配設を有する伝熱板本体と、同複数
の伝熱板本体が棚段状に支持する支持金具とから
なるものであるから、粉体試料の秤量は全体重量
を量るだけで事足り、また、試料容器内で伝熱板
本体が傾くというようなこともない。
器内に複数枚配設を有する伝熱板本体と、同複数
の伝熱板本体が棚段状に支持する支持金具とから
なるものであるから、粉体試料の秤量は全体重量
を量るだけで事足り、また、試料容器内で伝熱板
本体が傾くというようなこともない。
以下、本考案の伝熱板を第3図および第4図に
示すー実施例について説明する。
示すー実施例について説明する。
第3図に示すように、伝熱板本体7は大孔径の
孔Aと、小孔径の孔Bと、後述する支柱8を通す
孔Cをあけた多孔板であつて、アルミの板から構
成される。ー例として、直径50mm・厚さ2mmの板
で、孔Aの径が8mm、孔B・Cの径が3mmとなつ
ている。
孔Aと、小孔径の孔Bと、後述する支柱8を通す
孔Cをあけた多孔板であつて、アルミの板から構
成される。ー例として、直径50mm・厚さ2mmの板
で、孔Aの径が8mm、孔B・Cの径が3mmとなつ
ている。
支柱8は、第4図に示すように5板の伝熱板本
体7の孔Cを貫通するように4本(図では2本の
み示した)挿入されているが、伝熱板本体7同志
の間を棚段状に形成されるように長さの等しいス
ペーサ9が嵌められている。また、支柱8の両端
はねじが切られており、このねじにナツト10が
螺合して伝熱板本体7の位置決めがなされる。こ
れら支柱8・スペーサ9・ナツト10により支持
金具が構成される。
体7の孔Cを貫通するように4本(図では2本の
み示した)挿入されているが、伝熱板本体7同志
の間を棚段状に形成されるように長さの等しいス
ペーサ9が嵌められている。また、支柱8の両端
はねじが切られており、このねじにナツト10が
螺合して伝熱板本体7の位置決めがなされる。こ
れら支柱8・スペーサ9・ナツト10により支持
金具が構成される。
このようにしてなる伝熱板を組み立てる場合に
は、上述したようにナツト10を調整し、4本の
支柱8を立てた時に伝熱板本体7が棚段状で互い
に平行でかつ水平となるようにする。
は、上述したようにナツト10を調整し、4本の
支柱8を立てた時に伝熱板本体7が棚段状で互い
に平行でかつ水平となるようにする。
さて、この伝熱板を使用する時は、第1図に示
す試料容器2内にあらかじめ入れておき、しかる
後秤量した試料6を容器2内に入れる。伝熱板本
体7には大孔径の孔Aがあいており、試料6は試
料容器2の底部まで、必要に応じて軽く振動させ
ることによつて、まんべんなく充填されることに
なる。
す試料容器2内にあらかじめ入れておき、しかる
後秤量した試料6を容器2内に入れる。伝熱板本
体7には大孔径の孔Aがあいており、試料6は試
料容器2の底部まで、必要に応じて軽く振動させ
ることによつて、まんべんなく充填されることに
なる。
従つて、従来の伝熱板1を使用する場合のよう
に試料6を多数に分けて夫々秤量し、しかも、伝
熱板1と試料6とを交互に入れるという手間が省
けることになる。
に試料6を多数に分けて夫々秤量し、しかも、伝
熱板1と試料6とを交互に入れるという手間が省
けることになる。
また、従来のように伝熱板1をただ試料6の上
に乗せるというものでなく、支柱8・スペーサ
9・ナツト10よりなる支持金具によつて本考案
の伝熱板本体7はあらかじめ棚段状で平行に支持
されているので、この伝熱板本体7が斜めになつ
てしまうようなことはない。
に乗せるというものでなく、支柱8・スペーサ
9・ナツト10よりなる支持金具によつて本考案
の伝熱板本体7はあらかじめ棚段状で平行に支持
されているので、この伝熱板本体7が斜めになつ
てしまうようなことはない。
従つて、この伝熱板を用いることによつて、試
料6の加熱が均一に行えることになる。
料6の加熱が均一に行えることになる。
第1図は熱分解装置の概略図、第2図は従来の
伝熱板の平面図、第3図は本考案で用いる伝熱板
本体の平面図、第4図は本考案のー実施例を示す
伝熱板の図である。 2……試料容器、6……試料、7……伝熱板本
体、8……支柱、9……スペーサ、10……ナツ
ト。
伝熱板の平面図、第3図は本考案で用いる伝熱板
本体の平面図、第4図は本考案のー実施例を示す
伝熱板の図である。 2……試料容器、6……試料、7……伝熱板本
体、8……支柱、9……スペーサ、10……ナツ
ト。
Claims (1)
- 粉体試料を収納する試料容器内に複数枚配設さ
れて、前記試料及び熱分解生成物を給排する大き
さの異なる複数の孔を有する伝熱板本体と、同複
数の伝熱板本体を棚段状に支持する支持金具とか
らなることを特徴とする伝熱板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15468582U JPS5958354U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | 伝熱板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15468582U JPS5958354U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | 伝熱板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5958354U JPS5958354U (ja) | 1984-04-16 |
JPH0342371Y2 true JPH0342371Y2 (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=30341855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15468582U Granted JPS5958354U (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | 伝熱板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5958354U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0211528B1 (en) * | 1985-07-16 | 1991-10-23 | Australian Nuclear Science And Technology Organisation | Heat transfer and stabilising apparatus |
IT1215291B (it) * | 1985-07-17 | 1990-01-31 | Inverni Della Beffa Spa | Complessi di flavanolignani con fosfolipidi, loro preparazione e relative composizioni farmaceutiche. |
-
1982
- 1982-10-13 JP JP15468582U patent/JPS5958354U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5958354U (ja) | 1984-04-16 |
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