JPH0342058A - 遠心分離機 - Google Patents

遠心分離機

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JPH0342058A
JPH0342058A JP17414789A JP17414789A JPH0342058A JP H0342058 A JPH0342058 A JP H0342058A JP 17414789 A JP17414789 A JP 17414789A JP 17414789 A JP17414789 A JP 17414789A JP H0342058 A JPH0342058 A JP H0342058A
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centrifugal separator
scraping
heating fluid
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Takashi Matsumoto
孝 松本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、密閉形の遠心分離機に関するものである。
[従来の技術] 医薬品、農薬、食品添加物等のファインケミカルの分野
で原液を遠心濾過して固形物を生成する際には、固形物
に雑菌や不純物等が混入するのを極力防ぐ必要がある。
そのため、バスケットを収納するケーシングを密閉構造
として、原液の供給から遠心濾過工程及び洗浄工程を経
て固形物の掻き取り、排出工程に至る一連の工程を密閉
された雰囲気で行うことができるようにした密閉形の遠
心分離機が提案された。
[発明が解決しようとする課題] 従来の密閉形の遠心分離機では、固形物が乾燥されない
まま排出されていたため、別途乾燥機が必要であった。
また従来の密閉形遠心分離機では、原液または洗浄液が
可燃性の成分を含んでいる場合には、排出された固形物
の輸送の際に防爆対策を講じる必要があり、面倒であっ
た。
本発明の目的は、密閉されたケーシング内で固形物の乾
燥をも行って、乾燥された固形物を排出できるようにし
た密閉形の遠心分離機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ケーシング内に配置されたバスケットと、バ
スケット内に形成された固形物を掻き取る固形物掻取装
置とを備えた遠心分離機に係わるものである。
本発明においては、上記固形物掻取装置が、ケーシング
を気密に貫通して設けられた回動軸と該回動軸に取り付
けられた回動アームと該回動アームに取り付けられた掻
取刃とを備えている。そして該回動軸内に掻取刃を加熱
する加熱流体を通す流路が形成され、回動軸内の流路が
ケーシングの外部で加熱流体供給源に接続されている。
尚回動アーム内にも加熱流体流路を形成して該加熱流体
流路を回動軸内の加熱流体流路に連通させるようにする
のが好ましい。
掻取刃を加熱する手段は加熱流体に限らず、電気ヒータ
によってもよい。即ち、掻取装置の回動軸内に電気ヒー
タを挿入して、該電気ヒータにより掻取刃を加熱するよ
うにしてもよい。この場合回動アーム内に電気ヒータを
挿入するようにしてもよい。
また上記ケーシングの外周部に加熱流体通路を形成し、
該加熱流体通路を加熱流体供給源に接続することにより
ケーシングを加熱するようにすることもできる。
上記のようにケーシングの外周部に加熱流体通路を形成
する代りに、ケーシングの外周に電気ヒータを取付けて
、該電気ヒータによりケーシングを加熱するようにして
もよい。
更にケーシング内に熱源を配置して、該熱源によりバス
ケット内を加熱するようにするようにすることもできる
またケーシング内に熱風を吹き込む手段を設けて、該熱
風によりバスケット内の固形物を乾燥するようにするこ
ともできる。
更にまた、減圧下での固形物の乾燥を可能にするため、
ケーシングを気密保持が可能な構造とし、該ケーシング
に設けられた排液口に該ケーシング内を気密に閉じるバ
ルブを接続するとともに、ケーシングに真空ポンプを接
続することもできる。
[作 用] 上記のように、固形物掻取装置の回動軸内に加熱流体を
通す流路を形成して、回動軸内の流路を加熱流体供給源
に接続するようにすると、回動軸が加熱され、該回動軸
の熱が掻取刃に伝えられる。
そのため固形物に直接接触する掻取刃を加熱することが
でき、固形物の乾燥を効果的に行うことができる。回動
アーム内にも加熱流体の流路を設けるようにすると、掻
取刃の加熱を一層効果的に行わせることができる。
また回動軸内及び(または)回動アーム内に電気ヒータ
を挿入した場合にも、同様に掻取刃を加熱して固形物の
乾燥を行わせることができる。
更に上記のように、ケーシングの外周部に加熱流体通路
を形成して該通路内に加熱流体を供給したり、ケーシン
グの外周に電気ヒータを取付けたり、ケーシング内に熱
源を配置したり、ケーシング内に熱風を吹き込む手段を
設けたりすると、固形物の乾燥を迅速に行わせることが
できる。
更にケーシングを気密保持が可能な構造とし、該ケーシ
ングに設けられた排液口に該ケーシング内を気密に閉じ
るバルブを接続するとともに、ケーシングに真空ポンプ
を接続すると、減圧下で固形物の乾燥を行うことができ
るため、乾燥を短時間で行うことができる。
[実施例] 以下添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の実施例を示したもので、同図において
1は防振装置を備えた支持脚2により支持された円筒状
のケーシング、3は円筒状の周壁部3aと、底壁部3b
と、環状の端部壁3cとを有するバスケットである。こ
のバスケット3は、その底部3bの中央にボス部3dを
有し、該ボス部3dに取り付けられた回転軸4がケーシ
ング1の底部に設けられた軸受装置5により支持されて
いる。回転軸4の下端は油圧モータ等からなる回転駆動
源6に接続され、該駆動源によりバスケット3が回転駆
動される。バスケット3の周壁部3aには、多数の透過
孔3eが形成され、底部3bには、ボス3dを取り囲む
環状の溝部3fが設けられている。溝部3fの外周側の
壁部3flには上方に向かって次第に径方向の外側に向
う向きの傾斜がつけられている。
7は給液パイプ、8は固形物排出パイプで、これらのパ
イプはケーシング1の蓋板1aを気密に貫通させてバス
ケット内に挿入されている。給液パイプ7はその側面に
多数の噴出孔7aを有していて、これらの噴出孔から原
液または洗浄液をバスケット1の周壁部に向けて供給す
る。尚この給液パイプは、その下端のみが開口したもの
でも良い。
固形物排出パイプ8は、ストレートな管からなっていて
、その下端の開口部がバスケットの底部の溝部3fの底
面に所定の間隙を介して対向している。この固形物排出
パイプは、図示しない吸引(バキューム)装置に接続さ
れている。
9は固形物掻取装置で、この掻取装置は、ケーシングl
の蓋板1aを気密保持構造で回転自在かつ摺動自在に貫
通して設けられた回動軸9aと、該回動軸に取り付けら
れた回動アーム9bと、回動アーム9bに取り付けられ
た複数の掻取刃9cとを備えている。回動軸9a及び回
動アーム9bは中空のパイプからなっていて、第2図に
示したように、回動軸9aの内部は仕切り板9dにより
2つの流路9el及び9e2に仕切られている。また回
動アーム9b内は仕切り板9fにより流路9gl及び9
g2に仕切られ、これらの流路911. 9g2はそれ
ぞれ回動軸9a内の流路9el、  9e2に連通して
いる。また仕切り板9fは回動アーム9bの先端より手
前の位置で終端しており、仕切り板9fの先端部側で流
路9g1. 9g2が相互に連通している。この実施例
では、掻取装置9内に流路9el→流路9gl→流路9
g2→流路9e2の加熱流体流路が構成されている。
掻取刃9cは、断面が円弧状を呈するように形成されて
いて、複数の掻取刃9c、9c、・・・が回動アーム9
bの軸線方向に沿って並べて配置されて溶接により回動
アーム9bに固定されている。
本実施例ではまた、回動軸9aの下端に連結軸9hを介
して攪拌刃91が取付けられている。この攪拌刃91は
バスケットの底部の溝3fの外周側の壁部3flの傾斜
角に相応した角度だけ傾斜して取付けられ、回動軸9a
が下限位置まで下降させられた状態で攪拌刃91が溝3
fの外周側壁部3flに対向するようになっている。
図示してないが、ケーシング1の蓋板1aの上には、上
記掻取装置の回動軸9aを昇降させる昇降機構と該回動
軸9aを回動させる回動機構とを備えた掻取装置駆動機
構が設けられている。この掻取装置駆動機構の駆動源と
しては例えば電動機が用いられる。
ケーシング1の蓋板1aから外部に突出した回動軸9a
の上端には、該回動軸9a内の流路9el及び9e2に
それぞれ連通する加熱流体供給管10及び加熱流体排出
管11が接続され、加熱流体供給管10はスチームや湯
等の加熱流体を供給する加熱流体供給源(図示せず。)
に接続されている。
ケーシング1の外周壁は外側周壁部1bと内側周壁部I
Cとからなっていて、円周壁部1b、ICの間にケーシ
ングの周方向に延びる環状の加熱流体通路12が形成さ
れている。
ケーシング1の外周部に設けられた加熱流体通路12に
は加熱流体供給管13及び加熱流体排出管14が接続さ
れ、加熱流体供給管13は図示しない加熱流体供給源に
接続されている。
更に本実施例では、ケーシング1の蓋板1aの内側に電
気ヒータからなる熱源15が取付けられている。
ケーシング1の蓋板1aにはまた、管16及びバルブ1
7を介して真空ポンプ18が接続され、ケーシング1の
底部1dに設けられた排液口に管19を介してバルブ2
0が接続されている。バルブ20を閉じることによりケ
ーシング1内を機密に保つことができるようになってお
り、この状態でバルブ17を開いて真空ポンプ18を運
転することによりケーシング内を減圧させることができ
るようになっている。
次に第3図(A)ないしくD)を参照して上記実施例の
動作を説明する。上記の遠心分離機により原液の処理を
行う場合には、掻取装置9の回動軸9aを引き上げて掻
取刃9Cをバスケットの回転軸側に退避させておく。そ
して回転駆動源6を起動させてバスケット3を高速回転
させ、給液パイプ7からバスケット3内に原液を供給す
る。原液の供給が終了した後、一定の時間バスケットを
高速回転させて脱液工程を行う。脱液工程が完了した後
バスケットの回転を維持しながら給液パイプ7から洗浄
液を供給してバスケット内周に形成された固形物(ケー
キ)を洗浄する。次いで洗浄液の供給を停止し、更に一
定時間バスケット3を回転させて脱液を行う。第3図(
A)はこのようにして洗浄及び脱液が終了してバスケッ
ト3の内周に固形物層21が形成された状態を示してい
る。
脱液が終了した後バスケットに制動をかけ、該バスケッ
トの回転速度を掻取回転速度まで低下させる。またこの
時までに回動軸9a及び回動アーム9b内の流路にスチ
ーム等の加熱流体を通して、掻取刃9cの温度を上昇さ
せておく。またケーシング1の外周部の加熱流体通路1
2内に加熱流体を供給してケーシング1の温度を上昇さ
せ、更に必要に応じて熱源15に通電してその温度を上
昇させておく。
バスケットを減速させる過程で(脱液工程が終了した後
)バルブ20を閉じ、バルブ17を開いて真空ポンプ1
8を運転することによりケーシング1内を減圧する。
バスケットの回転速度が掻取速度まで低下した後、回動
アーム9bを回動させて第3図(B)に示すように掻取
刃9Cをバスケットの内周の固形物層21中に進入させ
、これにより固形物21を掻き取ってバスケットの底部
側に落下させる。回動軸9aを徐々に下方に移動させな
がら固形物の掻取を進める。掻取刃9Cは加熱流体によ
り加熱されているため、該掻取刃9cが固形物に接触す
ると固形物の温度を上昇させ、固形物中の液分を蒸発さ
せる。従って掻取の進行に伴って固形物の乾燥が行われ
る。第3図(C)のように掻取刃9Cを最下限位置まで
下降させた後も一定の時間バスケット3を掻取速度で回
転させる。このとき回動アーム9b、掻取刃9c及び攪
拌刃9iによりバスケットの底部に溜まった固形物が攪
拌され、この攪拌に伴って掻取装置から固形物に熱が伝
達されるため、固形物の乾燥が完全に行われる。
特に本実施例では、固形物の掻取及び乾燥を行う工程に
おいてバスケット内を減圧して固形物中に含まれる液分
の沸点を低くした状態に保つため、固形物の温度をそれ
程上昇させなくても短時間で乾燥を行うことができる。
また上記の実施例のように、ケーシング1を外側から加
熱流体により加熱する手段を設けたり、熱源15を設け
たりして、ケーシング内の温度を上昇させるようにする
と、固形物の乾燥を短時間で行わせることができる。
固形物21の乾燥が完了した後真空ポンプ18を停止さ
せてバルブ17を閉じ、バルブ20を開く。そして図示
しない吸引装置を動作させて固形物排出パイプ8を通し
て溝3f内の固形物21を吸引し、該固形物排出パイプ
を通して固形物を外部に排出する。この固形物はガス流
により運ばれて次の工程に送られる。固形物が乾燥して
いるため、この搬送は容易に行われる。
また固形物が乾燥されていてその流動性が増しているた
め、固形物排出パイプ8により溝3f内の固形物が排出
されると、溝3fの周辺にあった固形物が容易に流動し
て溝3f内に落下し、溝内に落下した固形物が排出パイ
プ8を通して排出される。このように、固形物が乾燥し
ていると、溝3fからの固形物の排出と溝3f内への固
形物の落下とが無理なく繰り返されるため、固形物の排
出が円滑に行われる。
固形物の排出が終了した後、固形物掻取装置9を元の位
置に戻して再度原液の供給が行われ、上記の工程が繰り
返される。
上記の実施例において、真空ポンプ18を接続する代り
に、管16に乾燥した熱風を供給する手段を接続するよ
うにしてもよい。この場合には、固形物の掻取及び乾燥
を行う工程でバルブ20を開いておき、管16からケー
シング1内に供給した熱風を管19を通して排出する。
上記の実施例では、回動軸アーム9b内に加熱流体流路
を形成しているが、回動アーム内の加熱流体流路を省略
し、回動軸9a内のみに加熱流体の流路を形成して、回
動軸9aから回動アーム9bを通して掻取刃9Cに熱を
伝達するようにしてもよい。
掻取刃を加熱する手段は加熱流体に限られるものではな
く、回動軸9a及び回動アーム9bの少なくとも一方の
内部に電気ヒータを挿入して、該電気ヒータにより回動
軸9aまたは回動アーム9bを加熱することにより掻取
刃9cを加熱するようにしてもよい。
上記の実施例では、ケーシング1の外周部に加熱流体通
路12を形成して、この通路に加熱流体を供給すること
によりケーシングを加熱しているが、ケーシングを加熱
する手段は電気ヒータでもよい。即ちケーシング1の外
周に電気ヒータを取付けてケーシングを加熱するように
してもよい。
上記の実施例では、ケーシング1の外周部に加熱流体通
路12を構成したり、ケーシング内に熱源15を配置し
たりしているが、本発明は、基本的に掻取装置9の掻取
刃9Cや回動アーム9bを通して固形物に熱を伝えて乾
燥するものであるので、加熱流体通路12や熱源15は
省略することができる。また掻取装置9の下端の攪拌刃
91も省略することができる。
上記の実施例において、固形物排出パイプ8を加熱する
手段を設けて、該排出パイプ8からも固形物に熱を伝え
るようにすることができる。この場合、固形物排出パイ
プ8の下端寄りの部分に放熱フィンを設けておくと、固
形物の乾燥を効率良く行うことができる。同様に、上記
実施例において、回動軸9aに放熱フィンを設けて、該
放熱フィンから固形物に熱を伝えるようにすると、固形
物の乾燥を更に効率良く行わせることができる。
上記実施例では、掻取刃9cを複数個設けているが、こ
のように複数の掻取刃を設けると掻取刃と固形物との接
触面積を増加させることができるため、固形物への熱の
伝達を効率良く行わせることができ、乾燥にようする時
間を短縮することができる。しかし本発明はこれに限定
されるものではなく、掻取刃9Cを1個だけ設けるよう
にしてもよい。
上記の実施例において、固形物排出パイプ8を上下動自
在に設けておき、固形物の掻取及び乾燥を行う工程にお
いて該固形物排出パイプ8を上方に退避させた状態(パ
イプ8の下端開口部が固形物に接触しない状態)で、該
パイプ8を通してケーシング1内を減圧したり、該パイ
プ8を通してケーシング1内に熱風を送り込んだりする
こともできる。
上記実施例において、固形物を乾燥させる際の温度は固
形物に悪影響を与えない範囲に設定するのはもちろんで
ある。
[発明の効果コ 以上のように、本発明によれば、固形物掻取装置の回動
軸内に形成した加熱流体流路に加熱流体を供給するか、
または回動軸内及び(または)回動アーム内に電気ヒー
タを挿入するかして、固形物に直接接触する掻取刃を加
熱するようにしたので、固形物の乾燥を効果的に行うこ
とができる利点がある。
また請求項5に記載の発明のようにケーシングの外周部
に加熱流体通路を形成して該通路内に加熱流体を供給し
たり、請求項6に記載の発明のようにケーシングの外周
部に電気ヒータを取付けたり、請求項7に記載の発明の
ようにケーシング内に熱源を配置したり、請求項8に記
載の発明のようにケーシング内に熱風を吹き込む手段を
設けたりすると、固形物の乾燥を迅速に行わせることが
できる。
更に請求項9に記載した発明によれば、ケーシングを気
密保持が可能な構造とし、該ケーシングに設けられた排
液口に該ケーシング内を気密に閉じるバルブを接続する
とともに、ケーシングに真空ポンプを接続するようにし
たので、減圧下で固形物の乾燥を行うことができ、乾燥
を短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示した断面図、第2図は同実
施例で用いる掻取装置の要部の拡大断面図、第3図(A
)ないしくD)は同実施例の種々の工程における状態を
概略的に示した説明図である。 1・・・ケーシング、3・・・バスケット、4・・・回
転軸、6・・・回転駆動装置、8・・・固形物排出パイ
プ、9・・・固形物掻取装置、9a・・・回動軸、9b
・・・回動アーム、9c・・・掻取刃、9el、  9
e2. 9el、  9g2・・・加熱流体の流路、1
0・・・加熱流体供給管、11・・・加熱流体排出管、
12・・・加熱流体通路、13・・・加熱流体供給管、
14・・・加熱流体排出管、21・・・固形物。 第 図 第 図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシング内に配置されたバスケットと、前記バ
    スケット内に形成された固形物を掻き取る固形物掻取装
    置とを備えた遠心分離器において、前記固形物掻取装置
    は、前記ケーシングを気密に貫通して設けられた回動軸
    と該回動軸に取り付けられた回動アームと該回動アーム
    に取り付けられた掻取刃とを備えていて、前記回動軸内
    に前記掻取刃を加熱する加熱流体を通す流路が形成され
    、前記回動軸内の流路が前記ケーシングの外部で加熱流
    体供給源に接続されていることを特徴とする遠心分離機
  2. (2)更に前記回動アーム内に前記回動軸内の流路に連
    通した加熱流体流路が形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の遠心分離機。
  3. (3)ケーシング内に配置されたバスケットと、前記バ
    スケット内に形成された固形物を掻き取る固形物掻取装
    置とを備えた遠心分離機において、前記固形物掻取装置
    は、前記ケーシングを気密に貫通して設けられた回動軸
    と該回動軸に取り付けられた回動アームと該回動アーム
    に取り付けられた掻取刃とを備えていて、前記回動軸内
    に電気ヒータが挿入されていることを特徴とする遠心分
    離機。
  4. (4)ケーシング内に配置されたバスケットと、前記バ
    スケット内に形成された固形物を掻き取る固形物掻取装
    置とを備えた遠心分離機において、前記固形物掻取装置
    は、前記ケーシングを気密に貫通して設けられた回動軸
    と該回動軸に取り付けられた回動アームと該回動アーム
    に取り付けられた掻取刃とを備えていて、前記回動アー
    ム内に電気ヒータが挿入されていることを特徴とする遠
    心分離機。
  5. (5)前記ケーシングの外周部に加熱流体通路が形成さ
    れ、 前記加熱流体通路が加熱流体供給源に接続されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載
    の遠心分離機。
  6. (6)前記ケーシングの外周部に電気ヒータが取付けら
    れていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    1つに記載の遠心分離機。
  7. (7)前記ケーシング内に更に熱源が配置されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載
    の遠心分離機。
  8. (8)前記ケーシング内に熱風を吹き込む手段が更に設
    けられていることを特徴とする請求項1ないし7のいず
    れか1つに記載の遠心分離機。
  9. (9)前記ケーシングは気密保持が可能な構造に構成さ
    れていて、該ケーシングに設けられた排液口に該ケーシ
    ング内を気密に閉じるバルブが接続され、 前記ケーシングに真空ポンプが接続されていることを特
    徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の遠心
    分離機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0785030A3 (en) * 1996-01-17 1998-04-29 Matsumoto Machine Mfg. Co., Ltd. Centrifugal filtration method and apparatus therefor
JP2010094611A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Nishihara Environment Technology Inc 回転式固液分離装置

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EP0785030A3 (en) * 1996-01-17 1998-04-29 Matsumoto Machine Mfg. Co., Ltd. Centrifugal filtration method and apparatus therefor
JP2010094611A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Nishihara Environment Technology Inc 回転式固液分離装置

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