JPH0341932A - 磁気共鳴用同軸ケーブル処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ＭＨＩ装置等に含まれる同軸ケーブルを処
理するための磁気共鳴用同軸ケーブル処理装置に関する
ものである。

［従来の技術］ 第７図、第８図は、例えば実開昭６２−１１９９０７号
公報に記載された従来の磁気共鳴用同軸ケーブル処理装
置を示し、図において、人体を載せ前後可動の天板（１
）上にＲＦコイル（２）が設置され、このＲＦコイル（
２）に接続する同軸ケーブル（３）は弾性体（５）で保
持されている。（４）は天板（１）を載せる寝台本体で
ある。マグネット（６）は、ＲＦコイル（２）が挿入さ
れてＭＲＩの撮像を行うための磁場を発生する。

以上の構成により、天板（１）の上に置がれたＲＦコイ
ル（２）に接続された同軸ケーブル（３）は、天板（１
）の所定の位置に一端を固定し、他端を寝台本体（４）
に固定した弾性体（５）と結ばれている。

これにより、天板（１）が前後動することにより、弾性
体（５）および同軸ケーブル（３〉は、たぐり出しおよ
び引き込みがなされる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の磁気共鳴用同軸ゲーブル処理装置は以上のように
構成されているので、ＲＦコイルの感度を高めるために
ＲＦコイルのアース電位をＲＦコイルの近くでとろうと
しても、ＲＦコイルの近くでアース電位をとることがで
きない。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ＲＦコイルの近くでアース電位をとることが
できる磁気共鳴用同軸ケーブル処理装置を得ることを目
的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る磁気共鳴用同軸ケーブル処理装置は、同
軸ケーブルの外皮をＲＦコイルの近くに設けた専用の固
定具でアース電位のシールドに押しつけるようにしたも
のである。

［作　用］ この発明においては、固定具が、リモート操作で固定／
ＩｆＦＩ放を行えるため、ＲＦコイル、すなわち天板の
位置によらず、同軸ケーブルをシールドに固定、接触さ
せることができる。

［実施例］ 第１図〜第６図はこの発明の一実施例を示し、第１図〜
第４図において、同軸ケーブル（３）は固定具（８）で
固定される。（７）は固定具（８）を駆動させるための
固定駆動機であり、いずれも天板（１）に設けられてい
る。（９）はマグネット（６）内に設置されたシールド
である。

その他、第７図、第８図におけると同一符号は同一部分
である。

次に動作について説明する。第１図において、天板（１
）の上に置いたＲＦコイル（２）に接続された同軸ケー
ブル（３）は、天板（１〉と寝台本体〈４）に固定した
弾性体（５〉にはさまれている、天板（１）が前方へ移
動するに従い同軸ケーブル（３）は弾性体（５）と一体
になって引き出され、第２図に示す状態になる。

天板（１）が後方へ移動する場合には、弾性体（５）に
より同軸ケーブル〈３〉はもつれることなく引き込まれ
、第１図の状態に戻る。これをさらに詳細に説明すると
、第２図のように天板（１）が前方へ移動し、マグネッ
ト（６）の中のイメージングを行う所定の位置に停止し
た後、第３図、第４図に示すように、固定具駆動機（７
）を動作させて固定具（８）を押下げ、同軸ケーブル〈
３）をはさみ、かつ、シールド（９〉に同軸ケーブル（
３）の外皮を接触させると第５図、第６図のようになる
。なお、同軸ケーブル（３）の最外周の絶縁体は、あら
かじめ剥しておき、同軸ケーブル〈３〉の外皮を固定具
（８）に当る部分のみ露出させておく。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、同軸ケーブルを任意
の位置で外部シールドに接触させられるため、ＲＦコイ
ルのアース電位を決めることが可能となり、ＲＦコイル
の性能が向上し、ひいては高画質なＭＲＩ断Ｎ像が得ら
れる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第６図はこの発明の一実施例を示し、第１図は
側面図、第２図は第１図のものの動作説明のための側面
図、第３図は要部側断面図、第４図は要部正断面図、第
５図および第６図は動作説明のための要部側断面図およ
び要部正断面図である。 第７図は従来の磁気共鳴用同軸ケーブル処理装置の側面
図、第８図は第７図のものの動作説明のための側面図で
ある。 （１）・・天板、（２）・・　ＲＦコイル、（３）同軸
ケーブル、（４）・・寝台本体、（５）・・弾性体、（
６）・・マグネット、（７）・・固定ぐ駆動機、（８）
・・固定具、（９）・・シールド。 なお、 各図中、 同一符号は同−又は相当部分を 示す。 第 １ 図 １−・天、板 ２−ＲＦコイル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 同軸ケーブルに天板の移動長さに必要な余裕長さを有し
   、かつ撮像時において所定の位置で前記同軸ケーブルを
   外部シールド材と接触・固定させる固定具を備えてなる
   磁気共鳴用同軸ケーブル処理装置。