JPH034191Y2 - - Google Patents

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JPH034191Y2
JPH034191Y2 JP1984093270U JP9327084U JPH034191Y2 JP H034191 Y2 JPH034191 Y2 JP H034191Y2 JP 1984093270 U JP1984093270 U JP 1984093270U JP 9327084 U JP9327084 U JP 9327084U JP H034191 Y2 JPH034191 Y2 JP H034191Y2
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JP
Japan
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handle
wall
locking
engaging
parts
Prior art date
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JP1984093270U
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English (en)
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JPS6110153U (ja
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  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は携帯用液体容器のハンドルの取付けに
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、携帯用液体容器は内容器を囲んだ外装ケ
ースの上端に水切部材を結合し、下端に底部材を
結合し、外装ケースの後端にハンドルを設け、こ
のハンドルの上端を水切部材と共に一体成形し、
下端を外装ケースの内側よりビスにてハンドルを
固定していたが、この種の携帯用液体容器ではハ
ンドルの下端が内径の小さい外装ケースの内側よ
りビス止めするために、非常に煩雑な作業となつ
ていた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであつ
て、部品点数少なく、構造簡単でしかもハンドル
の取付けが確実、且つ、極めて容易な上に頑丈な
取付けが可能な携帯用液体容器を提供するにあ
る。
〔考案の構成〕
本考案によれば、ハンドルは握手部とこの握手
部の両端の係合部とが、一体成形されて、一体物
に形成されていると共に、水切部材の後部外壁に
は上部係止部が、又底部材の後部外壁には下部係
止部がそれぞれ設けられ、これら上部、下部の各
係止部は、それぞれ一体に設けられた左右の壁と
これら左右の壁の間に挿通して設けられた吊り紐
係止用のピンとを備え、更にこれら上部係止部と
下部係止部とには、それぞれ有底の嵌合溝孔が穿
設されていると共に、ハンドル両端の前記各係合
部がそれぞれ上部係止部及び下部係止部の各前記
溝孔内に差し込み固定されて構成されたものであ
る。
〔作用〕 上記のように構成された携帯用液体容器のハン
ドルは、握手部とこの握手部の両端の係合部と
が、一体成形されて、一体物に形成されているの
で、例えばこの握手部と係合部とが別体に構成さ
れているものに較べて、製造し易く、強度も高ま
る。又、ハンドルの両端部の係合部を嵌合させる
ための上部、下部の各係止部に形成してある溝孔
は有底の溝孔で、各係合部を嵌合するための一つ
の開口のみを有し残りの三方はそれぞれ水切部材
或は底部材に一連につながり、しかもこれらの係
止部は吊り紐の係止部を一体に備えた剛構造とな
つているために、この係止部の強度も格段に高く
なる。従つて、両構成が相乗的に作用しあい、ハ
ンドルの固定強度を大きく高める。
携帯用液体容器1は内容器2を囲んだ外装ケー
ス3と外装ケースの上端に結合した水切部材4と
外装ケースの下端に結合した底部材5とハンドル
6と中栓7と蓋体8とからなつている。
内容器2はガラス、ステンレス製の一重びん又
は真空二重びんである。
外装ケース3は薄い鉄板を円筒状に形成し、
上、下端を内方へ折曲げている。
水切部材4は第3図に示すように内容器2の口
元と連通する環状の口元受部と口元受部の外端に
下方に傾斜した環状の傾斜部と傾斜部の下端より
外方へ拡がつた環状の第1水平壁部と第1水平壁
部の外端より下方に垂下した環状の第1垂下壁部
と第1垂下壁部の下端より外方へ拡がつて後述の
蓋体先端を当接する環状の第2水平壁部と第2水
平壁部の下端より下方に垂下した環状の第2垂下
壁部9と第2垂下壁部9の下端より下方へ垂下
し、外装ケースの上端に嵌合する嵌合部とを合成
樹脂材料にて一体成形している。水切部材の口元
受部内周には中栓用ネジを刻設し、第1垂下壁部
の外周には蓋体用ネジを刻設している。
水切部材の第2垂下壁部9には第3図に示すよ
うに後部外壁に後述のハンドルの上端を固定する
上部係止部10を設けている。この上部係止部1
0は第2図に示すように左右の両端に上部左壁1
1、上部右壁12を設け、この上部左壁、右壁間
にこの上部左壁及び上部右壁よりもくぼんだ上部
係止壁13を設けている。この上部係止壁13に
は第2垂下壁部9の外壁と上部係止壁との間に上
部係止壁の下端より上方に向けて、下方のみを開
口した、つまりは有底の、後述のハンドル6の上
部係合部29を差し込む上部溝孔14を穿設して
いる。
15は上部ビスであつて、上部係止壁13と第
2垂下壁部9との間にハンドルの上部係合部29
をサンドイツチ状に差し込んだ状態で上部係止壁
13外面より第2垂下壁部9に向つて螺込んでい
る。上部係止部10の上部左壁11及び上部右壁
12の間には第2図に示すように吊り紐16用の
吊り桿17を係止する一本の上部ピン18を挿通
している。
底部材5はネジ輪19と内容器の底部を覆う筒
状の底板20とからなつている。
ネジ輪19は下部内周に雌ネジを刻設し、上部
に外装ケースの下端と嵌合する嵌合部を設けてお
り、雌ネジ外壁の後部には第3図に示すように下
部係止部21を設けている。この下部係止部21
は第2図に示すように左右の両端に下部左壁2
2、下部右壁23を設け、この下部左壁、右壁間
にこの下部左壁及び下部右壁よりもくぼんだ下部
係止壁24を設けている。この下部係止壁24に
はネジ輪の雌ネジ外壁と下部係止壁との間に下部
係止壁の上端より下方に向けて、上方のみを開口
した、つまりは有底の、後述のハンドル6の下部
係合部30を差し込む下部溝孔25を穿設してい
る。
26は下部ビスであつて、下部係止壁24とネ
ジ輪の雌ネジ外壁との間にハンドルの下部係合部
30をサンドイツチ状に差し込んだ状態で下部係
止壁24外面よりネジ輪19に向つて螺込んでい
る。下部係止部21の下部左壁22及び下部右壁
23の間には第2図に示すように吊り紐16用の
吊り桿17を係止する一本の下部ピン27を挿通
している。
底板20は有底筒状に形成されており、上端外
周にネジ輪19の雌ネジと螺着する雄ネジを刻設
している。底部材5のネジ輪19と底板20とは
一体成形してもよい。
ハンドル6は第4図に示すように握手部28と
握手部両端の上部係合部29、下部係合部30と
からなつている。ハンドルの上部係合部29は第
4図に示すように上向きに延びており、上部係止
部10の下端より上部溝孔14内に差し込まれて
いる。ハンドルの下部係合部30は第4図に示す
ように下向きに延びており、下部係止部21の上
端より下部溝孔25内に差し込まれている。この
ハンドル6は外装ケース3上端に無理嵌めされた
水切部材4の上部溝孔14内に上部係合部29を
差し込み、ネジ輪19の下部溝孔25内に下部係
合部30を差し込んだ状態でネジ輪19を外装ケ
ース3の下端に無理嵌めして組立ててもよく、
又、外装ケース3の上、下端にそれぞれ水切部材
4及びネジ輪19を無理嵌めした後、ハンドル6
の上、下部係合部29,30を互いに縮めてそれ
ぞれ上、下部溝孔14,25内に差し込み組立て
てもよい。又、ハンドル6の上、下部係合部2
9,30両端を向い合わせに形成し、水切部材4
の上部係止部10の上部溝孔14を上部係止壁1
3の上端より下端に向けて穿設すると共にネジ輪
19の下部係止部21の下部溝孔25を下部係止
壁24の下端より上端に向けて穿設し、ハンドル
6の上、下部係合部29,30をそれぞれ上部溝
孔14及び下部溝孔25内に差し込んでもよい。
中栓7は水切部材4中央より内容器2口元内に
着脱自在に挿入されており、下部外周に内容器の
口元下端と当接するシールパツキンを張設し、上
部外周に水切部材の中栓用ネジに螺着するネジを
刻設している。
蓋体8は合成樹脂材料にて有底筒状に形成され
てコツプ兼用とされており、上端内周にネジを刻
設し、逆位にして水切部材の第1垂下壁部の蓋体
用ネジに螺着している。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
ハンドルは握手部とこの握手部の両端の係合部
とが一体成形されて一体物に形成され丈夫であ
り、又この係合部を嵌合する溝孔は有底の溝孔
で、各係合部を嵌合するための一つの開口のみを
有し残りの三方はそれぞれ水切部材或は底部材に
一連につながつて丈夫であるから、液体が入つて
容器が重くなつても、或はこの状態で少々容器を
乱暴に振つてもハンドルの係合部は容易には溝孔
から離脱することがなく、耐久性が高まる。
そしてこのハンドルを嵌合するための上部、下
部の各係止部は吊り紐係止用の係止部を兼ねて一
段と剛の構造となつているために、ハンドルの係
合強度を格段に高める。
又溝孔は有底であるから、ハンドルの係合部が
他物に接触することはまつたくなく、係合部が溝
孔から離脱してしまう不都合は全く生じない。
ハンドルは握手部とこの握手部の両端の係合部
とが、一体成形されていると共に、このハンドル
を係合する前記上部、下部の係合部は一つの部材
によつてこのハンドルの係合と吊り紐の係合とを
兼ね備えるものであるから、ハンドル並びに吊り
紐の係合構造を格段に簡素に纒めることが出来、
しかもハンドルの取り付けは上記のような簡素な
構造の係合部を単に溝孔に差し込み固定するだけ
であるから、取付け作業が極めて容易であり、従
つてまた製造コストの低減にも大きく貢献し、廉
価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の左側断面図、第2図は
本考案実施例の背面図、第3図は本考案実施例の
縦断面図、第4図は本考案実施例の要部を示す分
解斜視図である。 1……携帯用液体容器、2……内容器、3……
外装ケース、4……水切部材、5……底部材、6
……ハンドル、10……上部係止部、14……上
部溝孔、21……下部係止部、21……下部溝
孔、28……握手部、29……上部係合部、30
……下部係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内容器を囲んで外装ケースの上端に水切部材を
    結合し、外装ケースの下端に内容器の底部を覆う
    底部材を結合し、内容器を下げ持ちするハンドル
    を設けた携帯用液体容器に於いて、上記ハンドル
    は握手部とこの握手部の両端の係合部とが、一体
    成形されて、一体物に形成されていると共に、水
    切部材の後部外壁には上部係止部が、又底部材の
    後部外壁には下部係止部がそれぞれ設けられ、こ
    れら上部、下部の係止部は、夫々一体に設けられ
    た左右の壁とこれら左右の壁の間に挿通して設け
    られた吊り紐係止用のピンとを備え、更にこれら
    上部係止部と下部係止部とには、それぞれ有底の
    嵌合溝孔が穿設されていると共に、ハンドル両端
    の前記各係合部がそれぞれ上部係止部及び下部係
    止部の各前記溝孔内に差し込み固定されているこ
    とを特徴とする携帯用液体容器。
JP9327084U 1984-06-21 1984-06-21 携帯用液体容器 Granted JPS6110153U (ja)

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JP9327084U JPS6110153U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 携帯用液体容器

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JP9327084U JPS6110153U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 携帯用液体容器

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JPS6110153U JPS6110153U (ja) 1986-01-21
JPH034191Y2 true JPH034191Y2 (ja) 1991-02-04

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ID=30650797

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JP9327084U Granted JPS6110153U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 携帯用液体容器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721616U (ja) * 1980-07-15 1982-02-04

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62499Y2 (ja) * 1980-12-08 1987-01-08
JPS5895730U (ja) * 1981-12-23 1983-06-29 タイガー魔法瓶株式会社 携帯用液体容器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721616U (ja) * 1980-07-15 1982-02-04

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JPS6110153U (ja) 1986-01-21

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