JPH0341816Y2 - - Google Patents

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JPH0341816Y2
JPH0341816Y2 JP1984130893U JP13089384U JPH0341816Y2 JP H0341816 Y2 JPH0341816 Y2 JP H0341816Y2 JP 1984130893 U JP1984130893 U JP 1984130893U JP 13089384 U JP13089384 U JP 13089384U JP H0341816 Y2 JPH0341816 Y2 JP H0341816Y2
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insulating material
heat insulating
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JP1984130893U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、断熱材にセメントなどのスラリー等
の混和材を効率よく混和しつつ塗布可能とする断
熱材塗付ガンに関する。
〔背景技術〕
パネル工法等の建築物における鉄骨体の耐火性
の向上、又は壁体、天井などの耐火、断熱、吸音
性の向上等のために、断熱材をセメントのスラリ
ー等と混和しつつ塗布することによつて、それら
の表面に断熱被膜を形成することが行われてい
る。
このために用いる断熱材塗付ガンは、従来第4
図に略示するごとく、太筒状をなしかつ先端にや
や小径の吐出口Aを具えるノズル本体Bに、前記
吐出口Aに向かつて開口する小径の導管Cを該ノ
ズル本体Bを貫通して取付けている。又ノズル本
体Bは、やや小径のホースを介して断熱材を空送
により供給する断熱材供給装置Dに接続するとと
もに、前記導管Cを、セメントと水とを混合する
攪拌機EにスラリーポンプFを接続した混和材供
給装置Gに接続することによつて、ノズル本体B
内を通る断熱材に、スラリーを混和しつつ吹き付
けるごとく構成している。従つて従来のこのよう
な断熱材塗付ガンでは、断熱材にはその中心部分
からスラリーが吐出されることとなり、従つて比
較的高圧で圧送されるスラリーが断熱材を周囲に
飛散させやすく粉塵等の発生の原因となる他、断
熱材とスラリーとの混和が充分にはなしえないと
いう欠点がある。又スラリーは、混和材供給装置
Gの吐出圧のみによつて吐出するものであり、従
つて吹付け場所が高所に位置するときには圧力低
下によつて吐出圧が低下し充分な吹付け力が発揮
しえず、又吐出圧を高めるには大型のスラリーポ
ンプFを用いる必要があるなど装置コストを高め
るという問題点もある。
〔考案の目的〕 本考案は、断熱材を囲んで混和材を供給する流
路に加えて高圧空気を送給する流路を併設するこ
とを基本として、断熱材による粉塵を抑制できか
つ混和材を断熱材とを効率よく混和しつつ塗布可
能とし、前記問題点を解決しうる断熱材塗付ガン
の提供を目的としている。
〔考案の開示〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
図において、断熱材塗付ガン1は、先端に吐出
口2を有しかつ断熱材供給装置Dが接続される第
1の流路3を形成する円筒部4の外周に、該円筒
部4を囲むノズル金具6との間で先細テーパ状の
環状孔7を具え混和材供給装置Gに通じる第2の
流路9を形成するとともに、前記ノズル金具6
の、前記環状孔7と斜めに交わる筒状孔10を有
しかつ高圧空気源Pに通じる第3の流路11を形
成している。
前記円筒部4は、基体21に取付く先金具22
と後金具23とにより形成される。
基体21は、筒状の胴部25の先端に段付き部
を介して外ネジ部26を設けるとともに、その中
心には、略中央位置で内向きに突出するフランジ
27の両側に形成する孔部29,30を同芯に配
した中心孔31を設けており、又孔部29には、
その前端に、小巾の大径部32を段差33を介し
て形成する。
前記先金具23は、先端部に、先細のテーパ部
34を外周面に具える円筒状をなしかつ前記フラ
ンジ27の内孔に嵌挿しうる筒体36の後端に、
前記孔部30に遊嵌する鍔部37をその外面に周
設する。又先金具22には、その中心に断面円形
でかつ同径で連続する透孔39を併設する。
なお先金具22の筒体36の外周面と孔部30
を囲む基体21の内周面との間で間〓g1を形成
している。
前記後金具23は、金具本体46と継ぎ管48
とからなる。金具本46は、前記孔部30に先端
部分を挿入しうるボス部43の中央部に、基体2
1の後端面に当接しうる鍔部41を設けている。
又ボス部43には、その先端の内向きのフランジ
44に接してかつ後方に突出する円筒状の前記継
ぎ管48を取付けており、フランジ44、継ぎ管
48は、前記透孔39と同径かつ同芯な連続した
透孔49を形成する。
又後金具23は、鍔部41を、基体21の後端
面にボルト止めすることによつて、基体21のフ
ランジ27とボス部43の前端面とでシール50
を介し先金具22を一体にかつ取外し自在に固定
できる。その固定により、先金具22の筒体36
と後金具23のフランジ44、継ぎ管46とによ
り、透孔39,49等がなす第1の流路3を囲む
前記円筒4を形成する。又第1の流路3は、透孔
39,49は同径であり、従つて先端の吐出口2
から後端まで同径で連続しかつ中心軸が直線の直
孔状をなす。
前記ノズル金具6は、第2〜3図に示すごと
く、前ノズル金具51と、後ノズル金具52とか
らなる。
後ノズル金具52は、前記基体21の前記大径部
32に嵌り合うボス部54に、周溝55を介し
て、前に向かい先細となるコーン部57を設けて
いる。又コーン部57には、前記周溝55の底面
に連なるテーパ溝59……を放射状かつコーン部
57えと同傾斜で形成する。
前ノズル金具51は、外向きに張り出す鍔部6
1の後端に前記ボス部54と同径の筒部62を設
けかつ前端に、先端に向かい先細となる筒部63
を設けるリング状をなし、又その中心には、前記
コーン部57外周面に当接しうる円錐状の孔部6
5を設けている。前、後ノズル金具51,52
は、孔部65にコーン部57を同芯に当接させる
ことによつてノズル金具6を構成する。
又前、後ノズル金具51,52には、前記テー
パ部34との間で先細テーパ状をなしかつ先金具
22の先端部周囲の吐出口12で開口する前記環
状孔7を形成するテーパ孔66,67を夫々形成
している。なお環状孔7は、前記間〓g1と協働
し、かつ基体21に設けるネジ孔69に通じる前
記第2の流路9を形成する。
又前記コーン部57は、前ノズル金具51の孔
部65内面が当接することによつて、前記テーパ
溝59により環状孔7と先端に向かい斜め鋭角
に、しかも前記吐出口12の上流部分の前記テー
パ66,67で交わる筒状孔10を形成する。
なおノズル金具6は、前ノズル金具51の鍔部
61が、基体21の外ネジ部26に螺合するキヤ
ツプナツト70により押圧されることによつて基
体21に取付けできる。又前記筒状孔10は、キ
ヤツプナツト70内部の空孔71をえて、基体2
1の前端面で開口する導孔72、ネジ孔73に通
じる第3の流路11を形成する。
前記第1の流路3は、前記継ぎ管46に外挿す
るホース75を介して、その後端を、断熱材を供
給する断熱材供給装置Dに接続する。
断熱材は、例えばロツクウール、ガラスウール
など空送に適するものが利用でき、特にロツクウ
ールが好適に用いうる。又断熱材供給装置Dは、
断熱材の浮遊速度の2〜4倍の風量を送気でき、
その送気とともに所定分量の断熱材を連続して送
給できる。
第2の流路9は、前記ネジ孔69に螺合しかつ
首振り可能な回転継手76に、コツク77を介し
て接続するホース79によつて、混和材供給装置
Gに接続される。
混和材供給装置Gは、例えばセメントと水とを
混合しつつ攪拌する攪拌機EにスラリーポンプF
を連結しており、前記ホース79は該スラリーポ
ンプ79に連結される。混和材は例えばセメント
と水とを混合したスラリーであつて、攪拌機Eに
より混和されるとともに前記スラリーポンプFに
よつて圧送する。なおセメントと水とは、例えば
2:1との比率で混合するとともに、スラリーポ
ンプFは、断熱材とセメントとが、例えば6:4
となるごとく調整され、スラリーを断熱材塗付ガ
ン1に供給する。
又第3の流路11には、そのネジ孔73に螺合
する回転継手80、コツク81を介してコンプレ
ツサーなその高圧空気源Pにホース82を介して
接続する。なお前記混和材供給装置Gは、ノズル
先端の圧力を5〜10Kg/cm2となるように、その送
給圧力が設定され、又高圧空気源Pは2〜6Kg/
cm2程度の圧力の空気を送給する。
然して断熱材供給装置D、混和材供給装置G、
高圧空気源Pを動作しかつコツク77,81を開
放することによつて、断熱材はホース75を介し
第1の流路3の後端から流入し、吐出口2から吐
出されるのに際して、混和材供給装置Gから前記
間隙g1に流入しかつ先細テーパ状の環状孔7を
へて吐出口12から吐出すスラリーが、該断熱材
を包みつつ混和し、断熱材の周囲への飛散を防
ぐ。又第3の流路11から流入する高圧空気は、
筒状孔10から鋭角となるごとく、しかも吐出孔
12の上流部分の環状孔7のテーパ部分に流入す
ることによつて、スラリーの流速を高め、該スラ
リーを粒状に分散させ断熱材との混和を確実にす
るとともに吐出速度を高める。又高圧空気が混和
材の送り速度を高めることによつて、混和材供給
装置Gの吐出圧を低減させることができ装置の小
型化をなしうるとともに、前記のごとく断熱材の
飛散を防止し塗布効率を高める。又第1の流路3
は直孔状をなし、従つて断熱材は抵抗を受けるこ
となく円滑に吐出できる。又第3の流路を、前記
第2の流路形成用のノズル金具に設けているた
め、前記のように、環状孔7のテーパ部分に該第
2の流路を交わらせることが容易となり、スラリ
ーと断熱材の混和を良好とするなどの効果を奏す
る他、まとまりのよい構造となる。
なお本考案の断熱材塗付ガン1は、把持用の把
手を設けてもよく、又ノズル金具6として、テー
パ溝59にかえて斜孔を放射状に並設することに
よつて筒状孔10をなす一体のものとして形成す
ることもでき、さらにはコツク77,81を引金
によつて同時操作可能に形成するなど、種々な態
様のものに変形できる。
〔考案の効果〕
叙上のごとく本考案の断熱材塗付ガンは、直孔
状の第1の流路を流れる断熱材を包み込むように
スラリーなどの混和材を吐出しつつ該断熱材と混
和でき、断熱材の飛散を防いで効率よく断熱材と
スラリーとの混和物を塗布することができ、その
塗布作業の能率を高める。又第2の流路を流れる
前記スラリーに、第3の流路11を通る高圧空気
を吐出するため、スラリーの吐出速度を高めかつ
必要により該スラリーを粒子化でき、断熱材との
混和能率を高めるとともに、その流速を増し、遠
方ヘの吹付けをも可能とし、さらには混和材供給
装置の吐出圧の低下、その小型化にも役立つなど
多くの効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は先ノズル金具を例示する断面図、第3図は後
ノズル金具を例示する断面図、第4図は従来の断
熱材塗付ガンをその使用状態とともに示す断面図
である。 2……吐出口、3……第1の流路、4……円筒
部、6……ノズル金具、7……環状孔、9……第
2の流路、10……筒状孔、11……第3の流
路、D……断熱材供給装置、G……混和材供給装
置、P……高圧空気源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端の吐出口から後端まで略同径で連続すると
    ともに断熱材を供給する断熱材供給装置が後端に
    接続される直孔状の第1の流路を形成する円筒部
    の外周に、該円筒部を囲むノズル金具との間で先
    細テーパー状をなしかつ先端の吐出口で開口する
    環状孔を具えるとともに前記断熱材に混合する混
    和材を送給する混和材供給装置に通じる第2の流
    路を形成する一方、前記ノズル金具に、前記環状
    孔と先端に向かつて斜め鋭角にしかも前記吐出口
    の上流部分の前記テーパ部で交わる筒状孔を有し
    かつ高圧空気源に通じる第3の流路を形成してな
    る断熱材塗付ガン。
JP13089384U 1984-08-28 1984-08-28 断熱材塗付ガン Granted JPS6144265U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13089384U JPS6144265U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 断熱材塗付ガン

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JP13089384U JPS6144265U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 断熱材塗付ガン

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Publication Number Publication Date
JPS6144265U JPS6144265U (ja) 1986-03-24
JPH0341816Y2 true JPH0341816Y2 (ja) 1991-09-02

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ID=30689485

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JP13089384U Granted JPS6144265U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 断熱材塗付ガン

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642008U (ja) * 1979-09-05 1981-04-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642008U (ja) * 1979-09-05 1981-04-17

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JPS6144265U (ja) 1986-03-24

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