JPH0341500A - 低遅延低ビツトレート音声コーダ - Google Patents

低遅延低ビツトレート音声コーダ

Info

Publication number
JPH0341500A
JPH0341500A JP2146412A JP14641290A JPH0341500A JP H0341500 A JPH0341500 A JP H0341500A JP 2146412 A JP2146412 A JP 2146412A JP 14641290 A JP14641290 A JP 14641290A JP H0341500 A JPH0341500 A JP H0341500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
signal
residual signal
speech
speech coder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2146412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2645465B2 (ja
Inventor
Claude Galand
クロード・ギヤラン
Jean Menez
ジヤン・メネ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH0341500A publication Critical patent/JPH0341500A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2645465B2 publication Critical patent/JP2645465B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/04Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using predictive techniques
    • G10L19/08Determination or coding of the excitation function; Determination or coding of the long-term prediction parameters
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/04Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using predictive techniques

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 この発明はディジタル音声コーディング(符号化)に関
し、特にコーディングのビットレートを遅くすることが
可能なブロックコーディング法を用いるとともに、コー
ディング遅延を少なくしたコーディングシステムに関す
る。
B、従来の技術 低ビツトレート音声コーディングの構想が提案されてい
る。これは始めは比較的高いビットレートでコード化し
た音声信号サンプルの流れを連続するサンプルブロック
に分解し、その各サンプルブロックをいわゆるベクトル
量子化(VQ)技術を用いて比較的低いビットレートに
より再コード化するというものである。ベクトル量子化
技術は、例えばいわゆるパルス励起(Pulse−Ex
cited; RPEまたはMPE)コーディングやコ
ード励起コーディングを含んでいる。ベクトル量子化と
VQオペレーションを実行する前に最初の信号に対して
帯域幅圧縮を行う線形予測コーディング(LPG)とを
組み合わせることによってより効率的なコーディングも
遠戚されている。このような効率的なコーディングのた
めには、音声信号はまず声道モデル化フィルタを通して
ろ波される。このフィルタ(短期予測(STP)フィル
タ)は、短い時間セグメント(通常1乃至数サンプルブ
ロックに対して10乃至30婁υ秒)の間、時間的に不
変(time 1nvariant)な全極再帰(al
l−pole recursive)ディジタル・フィ
ルタとなるように設計される。これは、まず上記の短い
時間セグメントにわたるLPG分析によってフィルタ係
数、即ち声道伝達関数(特性)を特徴的に表す予測係数
が導き出されるという仮定に基づくものであり、その後
音声の時間的に可変な性質が、このようなフィルタでパ
ラメータを異ならせた一連のフィルタによって、即ちフ
ィルタ特性を6 動的にに変化させることにより処理される。
フィルタ係数の導出オペレーションは、これを行わなく
ともVQオペレーションを含む他の処理により生じるコ
ーディング遅延に対してさらに処理遅延を追加するもの
であることは明らがである。
その結果、使用する信号プロセッサの種類によって総遅
延は25乃至80より秒のオーダーに達する。
このように大きな遅延はエコー除去のない公衆交換網で
使用する音声コーダの仕様には適合しない。さらに、周
知技術には、過度に複雑ではないコーダによって遅延を
小さくできしかも高い音声コーディングの品質を確保す
ることができると考えられる、低ビツトレート(例えば
16kbps)に適合する技術は見当たらない。
C1発明が解決しようとする課題 この発明の一つの目的は簡単な構成で少ない遅延、低ビ
ツトレートの音声コーダを提供することにある。
01課題を解決するための手段 上記目的達成のため、この発明は、遅延の少ないベクト
ル量子化式音声コーダにおいて、ベクトル量子化前の原
信号を短期適応予測フィルタを用いて残留(励起)信号
(residual (excitation)sig
nal)に相関分解(decorrelate)するよ
うにしたものであり、上記フィルタのフィルタ係数は残
留(励起)信号を再構成したものから動的に導出するよ
うにしたものである。
E、実施例 第5図は、本願の関連出願である欧州特許出願第028
0827号の公開公報に開示されている適応ベクトル量
子化/長期予測(VQ/LTP)形コーダのブロック図
である。
原音声信号s (n)は高ビットレートでサンプリング
され、サンプル当り12ビツトにPCM符号化され、連
続した160サンプル長で適応短期予測フィルタ10に
供給され、残留信号r(n)に相関分解される。
第6図に5(n)、 r(n)の例を示す。短期予測フ
ィル。
り10は、通常のディジタル・フィルタで構成されてお
り、そのタップ(tap)係数a、は、装置13におい
て、パーコール(PARCOR)係数と呼ばれる係数k
(i)から得られる。この係数k(i)は、パーコール
係数計算手段11において、原音声信号5(n)からレ
ルーグイゲン法(後述の文献、IEEE会報、ASSP
編、257〜259頁、1977年6月刊行を参照のこ
と)を用いて導き出され、次にユン、ヤング(Un/Y
ang)アルゴリズムを用いて28ビツトに変換される
r(n)はまず残留偏差e (n)に変換され、次いで
このe(n)がベクトル量子化される。これによってV
Qのビット割振りの改善が可能となる。信号e(n)は
、長期予測(LTP)ループを用いて合成された予測残
留信号x (n)をr(n)から減じることによって導
出される。
LTP係数計算装置12は、r (n)信号から、ピッ
チに関係した情報M及びゲインパラメータbを導き出す
。この係数(M、b)はLTPフィルタ14を調整する
ために用いられる。LTPフィルタ14の出力x(n)
を信号r(n)から減算して得られる残留誤差e (n
)は、パルス励起(pulse excitation
)法を用いて、PE装置16において、パルスシーケン
スにコード化される。PE装置16は、連続的なPCM
符号e(0)のサンブ− ル(40個)を、より少ない(15未満)のサンプル長
にする。マルチ・パルス励起コーダ(Multi−pu
lse Excited Coder; MPE)や、
レギュラー・パルス励起コーダ(Regular Pu
1se Excited Coder; RPE)を用
いることができる。PE装置16の出力は量子化装置(
quantizer) 20で量子化される。PE装置
16及び量子化装置20における符号化ノイズ及び量子
化ノイズは、デコーダ22で補償され、その出力p’ 
(n)は出力x(n)に加算され、再構成残留信号r’
 (n)が得られる。このr’ (n)は、LTPフィ
ルタ14に加えられる。
量子化装置20の出力X、 L、 c及び前記k(i)
、  b。
Mがコードが信号としてマルチプレクサ32に入力され
る。このマルチプレクサの出力データは、デコーダ(図
示せず)によって符号化することにより音声コーディン
グとして得られる。−例を次に示す。
(以下余白)  n この発明の目的に鑑みて言うと、第6図の例は、短期予
測フィルタ10の係数k(i)またはa(1)が20m
5長の5(n)サンプルブロックについて導出され、適
応化されるようになっているため、その後のコーディン
グプロセスがそれだけ遅延するという点が注目される。
既に述べたように、上記のような遅延の結果、全体の遅
延が一部のアプリケーション用のコーディング仕様の限
度と相いれない程大きくなる場合もある。
第1図は、この発明による改良された音声コーダの構成
を示す。本発明のコーダにあってはす、 M及びk(i
)をコード化信号に入れないことにより、またさらにk
(i)の計算に付随するコーディング遅延を短縮するこ
とによってコーディングビットが削減されている。この
ため、5(n)のサンプルフローはまず1ms長のブロ
ック(8サンプル/ブロツク)にセグメント化され(デ
バイス25に)バッファリングされる。次いで、セグメ
ント化されたs (n)信号はSTPフィルタ10によ
り相関分解される。
このフィルタのZ領域におけるSTP伝達関数は次式の
であたえられる: 但し、gは加重係数である。例えば、g=0.8である
。この実施例では8次のフィルタが用いられており、そ
の係数at(i=O,・・・、8)は後述の短期予測(
STP)適応アダプタ27で導出される。
STPフィルタ10は8サンプル長の各5(n)信号ブ
ロックを次式■によりr (n)に変換する。
但し、n=1.・・・、8 c(i)=a(i)・gl i−1,・・・、8 STPフィルタ10はフィードバックブロック技術を用
いて1ms毎、即ち新しい8サンプルのr’ (n)の
各ブロック毎に適応化される。そのためには、再構成さ
れた励起(または残留)信号r’ (n)はまず伝達関
数が次式■で与えられる加重声道フィルタまたは逆フィ
ルタ29を通してろ波される:同時に加重係数g=0.
8を用いることによって雑音整形も行われる。上記逆フ
ィルタ29はこのようにして再構成された音声信号s’
 (n)を生じさせる。
このs’ (n)信号は次式■により与えられる:但し
、n=1.・・・、8 c(i)= a(i)・gl i=1.・・・、8 これによって得られる8サンプルのs’ (n) (n
 = 1゜・・・、8)の集合は次いで下記のようにし
てSTP適応3 デバイス27により分析される。
最も新しく導出されたs’ (n)のサンプル(n=1
゜・・・、8)とデバイス27の遅延線(図示省略)に
記憶されているその前に再構成されたi=0.・・・、
150についてのサンプルs’(n−i)とをつなぎ合
わせることによって160サンプル長のブロック(20
ms)が生成される。
次に、次式■の計算を実行することにより20m5長の
ブロックについて8次の自己相関分析が行われる: 上式■は下記のようにしてブロックからブロックへ反復
的に計算することができる。
即ち、ある1msブロックについて上式■により求めた
自己相関係数の集合をR1(k); (k=o、・・・
8)、その次の1msブロックの同様の自己相関係数の
集合をR2(k); (k=0.・・・、8)とすると
R1(k) :及びR2(k)はそれぞれ次式■及び■
で与えられる:4 R1(k)=ΣS 、=−151 (n)・s’ (n k); に=0 ■ R2(k)=Σs’ (n) −s’ (n−k) ;
  k= O,=28   ■n=1+1 すると、R2(k)は次式■で表される:R2(k)=
R1(k)+Σs’ (n) ・s’ (n−k)−Σ
s’ (n)・s’ (n−k)■ng9      
           n=−151そのため、R(k
)の反復計算のために下記のアルゴリズムを適用するこ
とによって貴重な処理ロードを節減することが可能とな
る: ◆偏相関積を記憶するためのアレイT(k、N) (k
 =0、・・・、8:n=o、・・・、20)を考える
;◆新しいサンプルの集合s’ (n) (n = 1
.・・・、8)毎に次式■の計算を行い、結果を記憶す
る:T(k、O)  =Σs’ (n)−s’ (n−
k);  k=0. ・・z8    ■◆前に求めた
自己相関R(k)より次式Oの計算を行う; R(k)=R(k)+T(k、0)−T(k、20):
 k=0.・・・、8[相]◆次式0によりアレイT(
k N)をシフトさせるT(k、N)=T(k、N−1
);N=20.・・・、1;k0、・・・、8■このア
ルゴリズムでは最後の1msブロックを用いて計算した
自己相関係数R(k)の集合を記憶し、偏自己相関係数
を計算して189(即ち9X21)ポジションのアレイ
Tに記憶しさえすればよい。アレイT内でのシフト動作
はモジュロアドレス指定により行うことができる。
自己相関係数R(k)からフィルタ係数a(i)への変
換は、レルーーグイゲン(Leroux−Guegen
)のアルゴリズム(これはレヴインソン(Levins
on)アルゴリズムの固定小数点演算版である)を用い
て行うことができる。詳細については、「偏相関係数の
固定小数点演算J  (IEEE(電気電子学会)会報
ASSP(音響・音声・信号処理部会)編、257〜2
59頁、■977年6月刊行)を参照のこと。a(i)
係数はフィルタ10及び29を共に調整(tune)す
るのに用いられる。
また、第1図に示す本発明の音声コーダにおいては、L
TPフィルタ14が平滑フィルタ15を有していること
が注目されよう。この平滑フィルタ15の伝達関数は5
F(z) =0.91+0.17z−’−0.08z−
2で表され、再構成残留信号r’ (n)より平滑化さ
れた再構成残留信号r″(n)を導出する。次いで、こ
のr″(n)を用いてデバイス31により1くり秒(m
s)毎にLTPパラメータ(b、 M)が導出される。
この演算は次式により行われる R(k)  =Σr’ (n) ・r’ (n−k) 
;  k= 20.−、100そして、Mは絶対値でR
(k)が最大となるにパラメータとして求められる。ま
た、bは次式により求められる: b=Σr’ (n−M) 最後に、LTPフィルタ14にもr’ (n)ではなく
r″(n)が供給される。
第2図に示すように、上述のコーディング法は、本願の
関連出願、特願平1−270498に開示されているよ
うな、ベクトル量子化オペレーションを実行するための
適応型コード励起式線形予測コーダ(ACELP)を用
いることによってさらに改良することができる。
まずコードワードがテーブルに記憶され、CELPコー
ディング手段がコードブックインデックスk(考慮中の
e(n)シーケンスに最も適合するコードワードのアド
レス)及び利得係数Gを選択するものと仮定する。利得
Gは(デバイスQにおいて)5ビツトで量子化される。
コードブックテーブルは適応化されている。そのために
は、264サンプル長のコードブックは、第3図に示す
ように、固定部(128サンプル)と適応部(136サ
ンプル)とを有するよう構成される。
コードブックに記憶されたサンプルをCB(i);(i
o、・・・、 263)で表す。シーケンスCB(i)
は既定の定数Cに対して次式〇により事前正規化される
:ΣCB2(n+k) = C;全k = O,・・・
、255に対して  0n=1 次に、8つのe(n)のサンプルの集合が与えられると
、下記のステップによりコードブックのサーチが実行さ
れる: ◆次式[相]の演算を行う: R(m)=Σe(nlcB(n+m−1): m=o、
−,255@◆次式Oを満たすようなkを求める: R(k)=Max  IR(m)l         
       @n=0 ◆次式[相]により利得係数Gを求めるG = R(k
)/ C[相] 上式Oに代えて次式Oaを用いる修正された基準によっ
て最良のコードブックシーケンスを選択することにより
利得Gの量子化プロセスはさらに改善することができる
: R(k)=Max  R(m)、  R(m) <4・
R’ (k)      (II)an=0 但し、R’ (k)は前のサンプルブロックで選択され
た最大値を表す。
上式■aは単にベクトル量子化器の利得Gが1つのブロ
ックから次のブロックの間で1対4の比の変動に拘束さ
れるということを表しているだけである。これによって
、この利得の量子化で同じコーディング品質を保ちつつ
少なくとも1ビツトを節約することができる。
対応する利得GはデバイスQでG′ に量子化する必要
がある。従って、その後デコードされる音声信号に対す
る量子化雑音効果を制限するために非量子化(dequ
antizing)オペレーション(G′)が次式[相
]でe’ (n)を計算する前にG′に対して実行され
る: e’(n)=G−CB(n+に−1):n=1.・・・
、8    @コードブックは下記の方程式により適応
化される: CB(i)=CB(i+8):   1=127.−.
255     @CB(255+i)=NORM(C
B(n+に−1)):i=1.−・−,8@ここでCB
は次式[相]で与えられる正規化演算子を表す NORM(X(i))=X(i)−3QRT  (C/
Σx2(j))   @j=1 SQRTは平方根関数を表す。
LTPパラメータ(b、 M)はSTP適応デバイス3
1でlミリ秒毎、即ちr’ (n)の新しい各8サンプ
ルブロツク毎に計算される。そのため、r’ (n)は
、前に第1図により説明したように、まず平滑フィルタ
15を通してろ波される。フィルタ15は平滑化された
再構成残留信号r’ (n)を発生する。次に、この平
滑化された再生励起信号の自己相関関数R(n)が次式
0によって計算される: R(k)  =Σr″(n)・r’(n−k);  k
=20.・・・、100   (e実際には、既に方程
式■に関連して述べたように、この自己相関関数は1つ
のブロックから次のブロックへ反復的に演算することに
よって計算ロードを節減することができる。
最適遅延Mは次式で表される関数の最大絶対値として求
められる: R(M)=max(IR(k)l);  k=20.−
.100  0次式によって対応する利得が導出される
b−Σr’ (n−M) n=1 第4図はk及びG′のデータから逆に音声信号を合成す
るデコーダ(復号器)のブロック図を示す。始めに、コ
ーダ及びデコーダのコードブックは同じようにロードさ
れ、その後同じように適合1 化される。そのため、図示デコーダではkを用いてコー
ドブックをアドレスし、コードブックからコードワード
をフェッチする。そのコードワードに非量子化された利
得係数Gを乗することによって再構成e’ (n)が得
られる。このe’ (n)をLTPフィルタ53より得
られる再構成残留信号x(n)に加えることによりr’
 (n)が得られる。そのr’ (n)を伝達関数が5
F=0.91+0.17z−’−0.08z−2で表さ
れる平滑フィルタ5F58に通してろ波することにより
信号r″(n)が得られる。また、上記信号r’ (n
)逆STPフィルタ54に通してろ波することにより合
成音声信号s’ (n)が得られる。
Z領域におけるこのSTPフィルタの方程式は次式で表
される A(z/g) A(z) ここで、コード化された音声信号には、STPフィルタ
のa(D係数もLTPパラメータ(b、 M)も入って
いないということに注意すべきであろう。
そのため、これらのデータはデコーダで計算す22 る必要がある。それらの機能は、それぞれアダプタ27
及び31に類似のSTPアダプタ55及びLTPアダプ
タ57により遂行される。
F9発明の効果 本発明によれば、低ビツトレートに適合し、かつコーデ
ィング遅延の少ない音声コーディングシステムが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による音声コーダの一実施例のブロッ
ク図、第2図はこの発明によるコーダの他の実施例のブ
ロック図、第3図は第2図のコーダで用いる適応方法の
一例を示す説明図、第4図は第2図のコーダと共に使用
するデコーダの一例のブロック図、第5図は従来技術に
よる音声コーダの一例のブロック図である。第6図は、
原音声信号5(n)及び残留信号r(n)の−例を示す
図である。 10・・・STPフィルタ、14・・・LTPフィルタ
、15・・・平滑フィルタ、16・・・パルス励起(P
E)コーダ、23・・・デバイス、27・・・STPア
ダプタ、29・・・逆フィルタ、31・・・LTPアダ
プタ、 52・・・適応コードブック、53・・・LT
Pフィルタ、 54・・・ 逆STP フィルタ、 55・・ ・STPアダプタ、 57・・・LTPアダプタ、 58・・・ 平滑フ ィルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)始めに高いビットレートでサンプリングされコー
    ド化された原音声信号s(n)を適応型短期予測(ST
    P)フィルタを通して残留信号に相関分解した後より低
    いビットレートでコード化するようにした低遅延低ビッ
    トレート音声コーダにおいて: 上記のより低いビットレートでコード化された残留信号
    に(n)を感知して再構成残留信号r′(n)を合成す
    る第1合成手段と; 上記再構成残留信号r′(n)を感知して再構成音声信
    号s′(n)を発生する逆フィルタ手段と;上記再構成
    音声信号を感知して上記STPフィルタを調整するため
    の係数a(i)の集合を導出するSTP適応手段と; を具備したことを特徴とする音声コーダ。 (2)前記の適応手段により導出される係数の集合を前
    記逆フィルタ手段を調整するためにも使用するようにし
    た請求項1記載の音声コーダ。 (3)前記のより低いビットレートでのコード化をベク
    トル量子化長期予測(VQ/LTP)コーダで行い、そ
    のVQ/LTPコーダが: 前記再構成残留信号r′(n)を感知してこれより予測
    される残留信号x(n)を導出する長期予測ループと; 前記残留信号r(n)より上記の予測される残留信号x
    (n)を減じて誤差残留信号e(n)を導出する減算手
    段と; 上記信号e(n)のサンプルブロックを感知してそれら
    のサンプルブロックをベクトル量子化法を用いてより低
    いビットレートのデータに変換するベクトル量子化手段
    と; を具備した請求項1または2記載の音声コーダ。 (4)前記ベクトル量子化手段がパルス励起コーディン
    グ手段を含む請求項3記載の音声コーダ。 (5)前記ベクトル量子化手段がコード励起線形予測コ
    ーディング手段を含む請求項3記載の音声コーダ。 (6)前記STP適応手段が: 新たに発生した再構成音声信号サンプルs′(n)をそ
    の前の再構成サンプルs′(n−i)とつなぎ合わせる
    連結手段と(但しiは既定の整数);上記連結手段に応
    動してこれより自己相関係数R(k)を導出する自己相
    関分析手段と; 上記自己相関係数R(k)を前記短期予測フィルタを同
    調させるために用いられるフィルタ係数a(i)に変換
    する変換手段と; を具備した請求項4または5記載の音声コーダ。 (7)前記自己相関分析手段が次式により自己相関係数
    を計算する計算手段を具備する請求項6記載の音声コー
    ダ: R(k)=■s′(n)・s′(n−k):k=0、・
    ・・、8(8)前記自己相関分析手段が: 偏相関積を記憶するためのメモリアレイT(k、N)(
    k=0、・・・、8;n=0、・・・、20)と;新た
    に発生するs′(n)サンプルの各集合を感知して次式
    の計算を実行し、結果を上記メモリアレイに記憶させる
    第1計算手段と; T(k、0)=■s′(n)・s′(n−k);k=0
    、・・・、8前のR(k)、即ちR(k)旧より次式に
    よって新しいR(k)新を導出する第2計算手段と; R(k)新=R(k)旧+T(k、0)−T(k、20
    );k=0、・・・、8上記メモリアレイの内容を次式
    によりシフトさせるシフト手段と; T(k、N)=T(k、N−1);N=20、・・・、
    l;k0、・・・、8を具備した請求項7記載の音声コ
    ーダ。 (9)前記シフト手段がモジュロアドレス指定手段を具
    備する請求項8記載の音声コーダ。 (10)前記長期予測ループが: r′(n)を感知してこれより平滑化された再構成残留
    信号r′(n)を導出する平滑フィルタと;上記の再構
    成残留信号r′(n)を感知して同調パラメータb及び
    Mを導出するLTP適応手段と; 上記LTP適応手段に接続されていて、z領域における
    伝達関数がb・z^−^Mで表される長期予測(LTP
    )フィルタと; を具備した請求項8記載の音声コーダ。
JP2146412A 1989-06-07 1990-06-06 低遅延低ビツトレート音声コーダ Expired - Lifetime JP2645465B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP89480098A EP0401452B1 (en) 1989-06-07 1989-06-07 Low-delay low-bit-rate speech coder
EP89480098.6 1989-06-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0341500A true JPH0341500A (ja) 1991-02-21
JP2645465B2 JP2645465B2 (ja) 1997-08-25

Family

ID=8203061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2146412A Expired - Lifetime JP2645465B2 (ja) 1989-06-07 1990-06-06 低遅延低ビツトレート音声コーダ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5142583A (ja)
EP (1) EP0401452B1 (ja)
JP (1) JP2645465B2 (ja)
DE (1) DE68914147T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100389692B1 (ko) * 1995-05-17 2003-11-17 프랑스 뗄레꽁(소시에떼 아노님) 단기지각검량여파기를사용하여합성에의한분석방식의음성코더에소음마스킹레벨을적응시키는방법

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2626223B2 (ja) * 1990-09-26 1997-07-02 日本電気株式会社 音声符号化装置
US5233660A (en) * 1991-09-10 1993-08-03 At&T Bell Laboratories Method and apparatus for low-delay celp speech coding and decoding
US5339384A (en) * 1992-02-18 1994-08-16 At&T Bell Laboratories Code-excited linear predictive coding with low delay for speech or audio signals
US5694519A (en) * 1992-02-18 1997-12-02 Lucent Technologies, Inc. Tunable post-filter for tandem coders
US5327520A (en) * 1992-06-04 1994-07-05 At&T Bell Laboratories Method of use of voice message coder/decoder
FI95086C (fi) * 1992-11-26 1995-12-11 Nokia Mobile Phones Ltd Menetelmä puhesignaalin tehokkaaksi koodaamiseksi
FI96248C (fi) * 1993-05-06 1996-05-27 Nokia Mobile Phones Ltd Menetelmä pitkän aikavälin synteesisuodattimen toteuttamiseksi sekä synteesisuodatin puhekoodereihin
US5761633A (en) * 1994-08-30 1998-06-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of encoding and decoding speech signals
US5497337A (en) * 1994-10-21 1996-03-05 International Business Machines Corporation Method for designing high-Q inductors in silicon technology without expensive metalization
US5708756A (en) * 1995-02-24 1998-01-13 Industrial Technology Research Institute Low delay, middle bit rate speech coder
FR2741744B1 (fr) * 1995-11-23 1998-01-02 Thomson Csf Procede et dispositif d'evaluation de l'energie du signal de parole par sous bande pour vocodeur bas debits
US6862298B1 (en) 2000-07-28 2005-03-01 Crystalvoice Communications, Inc. Adaptive jitter buffer for internet telephony
DE102006022346B4 (de) 2006-05-12 2008-02-28 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Informationssignalcodierung

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941596A (ja) * 1982-08-30 1984-03-07 星野 謙三 切削法
JPS61121616A (ja) * 1984-11-13 1986-06-09 クセルト セントロ・ステユデイ・エ・ラボラトリ・テレコミニカチオーニ・エツセ・ピー・アー ベクトル量子化法によつて音声信号を符号化、復号化するための方法と装置
JPS6334478A (ja) * 1986-07-28 1988-02-15 株式会社日立製作所 冷蔵庫用基板
JPS6337724A (ja) * 1986-07-31 1988-02-18 Fujitsu Ltd 符号化伝送装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8400728A (nl) * 1984-03-07 1985-10-01 Philips Nv Digitale spraakcoder met basisband residucodering.
JPS62234435A (ja) * 1986-04-04 1987-10-14 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 符号化音声の復号化方式
ES2037101T3 (es) * 1987-03-05 1993-06-16 International Business Machines Corporation Procedimiento de deteccion de tono y codificador de voz que utiliza dicho procedimiento.
EP0331857B1 (en) * 1988-03-08 1992-05-20 International Business Machines Corporation Improved low bit rate voice coding method and system
EP0331858B1 (en) * 1988-03-08 1993-08-25 International Business Machines Corporation Multi-rate voice encoding method and device

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941596A (ja) * 1982-08-30 1984-03-07 星野 謙三 切削法
JPS61121616A (ja) * 1984-11-13 1986-06-09 クセルト セントロ・ステユデイ・エ・ラボラトリ・テレコミニカチオーニ・エツセ・ピー・アー ベクトル量子化法によつて音声信号を符号化、復号化するための方法と装置
JPS6334478A (ja) * 1986-07-28 1988-02-15 株式会社日立製作所 冷蔵庫用基板
JPS6337724A (ja) * 1986-07-31 1988-02-18 Fujitsu Ltd 符号化伝送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100389692B1 (ko) * 1995-05-17 2003-11-17 프랑스 뗄레꽁(소시에떼 아노님) 단기지각검량여파기를사용하여합성에의한분석방식의음성코더에소음마스킹레벨을적응시키는방법

Also Published As

Publication number Publication date
EP0401452B1 (en) 1994-03-23
US5142583A (en) 1992-08-25
JP2645465B2 (ja) 1997-08-25
DE68914147D1 (de) 1994-04-28
DE68914147T2 (de) 1994-10-20
EP0401452A1 (en) 1990-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6721700B1 (en) Audio coding method and apparatus
US6829579B2 (en) Transcoding method and system between CELP-based speech codes
US7171355B1 (en) Method and apparatus for one-stage and two-stage noise feedback coding of speech and audio signals
KR100873836B1 (ko) Celp 트랜스코딩
KR100304682B1 (ko) 음성 코더용 고속 여기 코딩
JPH10187196A (ja) 低ビットレートピッチ遅れコーダ
JP2007537494A (ja) 遠隔通信のためのマルチレート音声コーダにおける音声レート変換の方法及び装置
JPH0395600A (ja) 音声コーディング装置及び音声エンコーディング方法
JP2005515486A (ja) Celpによる音声符号間のトランスコーディング・スキーム
JPH0341500A (ja) 低遅延低ビツトレート音声コーダ
US5926785A (en) Speech encoding method and apparatus including a codebook storing a plurality of code vectors for encoding a speech signal
KR100499047B1 (ko) 서로 다른 대역폭을 갖는 켈프 방식 코덱들 간의 상호부호화 장치 및 그 방법
JP2002268686A (ja) 音声符号化装置及び音声復号化装置
JP4820954B2 (ja) デジタル音声符号器における高調波ノイズ重み付け
JP3153075B2 (ja) 音声符号化装置
JP3192051B2 (ja) 音声符号化装置
BAKIR Compressing English Speech Data with Hybrid Methods without Data Loss
KR20060082985A (ko) 음성패킷 전송율 변환 장치 및 방법
JPH0455899A (ja) 音声信号符号化方式
JPH0540500A (ja) 音声符号化装置
JPH06195098A (ja) 音声符号化方法
JPH09269798A (ja) 音声符号化方法および音声復号化方法
JPH11305798A (ja) 音声圧縮符号化装置
JPH05341800A (ja) 音声符号化装置
JPH02100100A (ja) 音声符号化・復号化方法及び音声符号化装置並びに音声復号化装置