JPH0341146Y2 - - Google Patents

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JPH0341146Y2
JPH0341146Y2 JP5195487U JP5195487U JPH0341146Y2 JP H0341146 Y2 JPH0341146 Y2 JP H0341146Y2 JP 5195487 U JP5195487 U JP 5195487U JP 5195487 U JP5195487 U JP 5195487U JP H0341146 Y2 JPH0341146 Y2 JP H0341146Y2
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JP
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suction
mounting bolt
hole
head
suction cup
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JP5195487U
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JPS63158617U (ja
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は対象物表面に真空吸引作用によつて吸
着固定する吸着盤に関する。
「従来の技術」 従来の吸着盤の取着用ボルトの頭部は偏平形状
をなしその頭部先端に真空吸引孔を開孔してい
た。
「解決すべき問題点」 前記の従来技術における吸着盤の取着用ボルト
の頭部は、偏平形状をなしその先端に真空吸引孔
を開孔していたため、吸着対象物xが平面である
ときには、真空吸引作用によつて吸着盤aが偏平
になつて取着用ボルトbの偏平頭部cが接触する
と、第5図に示すようにその真吸引孔dが塞かれ
真空吸引力が急に低下して、吸着盤の反発弾力に
より瞬間的に浮き上がり、またその浮き上がりに
よつて前記真空吸引孔が開放されて吸引力を回復
する等して吸着作用が安定しない。また、吸着対
象物xが曲面をなす場合には、複数の吸着盤aの
取着軸線1が平行に固定されていると、第6図に
示すように真空吸引によつて偏平頭部cの片側端
面と吸着対象物xとが線または点接触するいわゆ
る片当りとなつて吸着の安定性が著しく損なわれ
る等の解決すべき問題点があつた。
「問題点を解決すべき手段」 本考案は前記問題点を解消するためになされた
もので、その具体的構成は、合成ゴム等の弾性材
料により伏椀形状に成形し、そのほぼ中心に取着
用ボルト挿通孔を貫通して設け、該取着用ボルト
挿通孔に内部の椀状空所に開孔する拡径孔を形成
して、該拡径孔に緊密に嵌まる取着用ボルトの頭
部の側部に削成面を形成し、該削成面に真空吸引
孔を開孔するとともに、その頭部先端を球面状に
形成したことを特徴としたものである。
「作用」 本考案は前記の具体的構成になり、真空吸引作
用により吸着盤の椀状空所が偏平になつて取着用
ボルトの頭部が取着対象物の表面に接触しても、
該頭部の側部に削成面を形成しその削成面に真空
吸引孔を開孔するとともに、その頭部先端を球面
状に形成しているから、真空吸引孔が塞がれるこ
ともなくまた複数の吸着盤の取着軸線が互いに平
行に固定されている場合であつても取着用ボルト
の頭部がいわゆる片当りとならないで安定した吸
着を継続する。
「実施例」 本考案の実施例を歪計測機のセンサー固定装置
に応用した態様により説明する。図中1は歪計測
センサー固定装置本体であつて、両端にアーム2
を固定し、該アーム2の両端に一対の固定脚3を
ボルト4により固定し、若しくは調整ボルト5及
び押ねじ6により上下位置調整可能に支持する。
7は合成ゴム等からなる伏椀形状の吸着盤であつ
て、吸着盤7のほぼ中心に取着用ボルト挿通孔g
を貫通して設けるとともに、吸着盤7の椀状空所
9に開孔する拡径孔10を形成する。11は取着
用ボルトであつて、前記吸着盤7の取着用ボルト
挿通孔8に下方から通し前記固定脚3の下端に吸
着盤を取着する。吸着盤7に形成した拡径孔10
に緊密に嵌まる取着用ボルト11の頭部12の両
側部には、削成面13,13を形成しその削成面
13,13に真空吸引孔14,14を開孔して、
前記椀状空所9に連通させる。15は取着用ボル
ト11に形成した真空吸引通路であつて、前記固
定脚3に形成した吸引空気通路16に連通させる
とともに固定脚3の側部から吸気ニツプル17を
ねじ込みにより装着し前記吸引空気通路16に連
通する。吸気ニツプル17には他端を真空ポンプ
(図示せず)に接続したホース18を接続する。
21は前記歪計測センサー固定装置本体1に摺
動自由に跨装した歪計測センサー22のホルダー
であつて、歪計測センサー22を垂直に保持す
る。歪計測センサー22は被測定物Wの測定面
W′に対して、接触状若しくは非接触状に捜査し
て測定面W′の歪を検出するものであつて種々の
測定原理を応用したものが公知となつている。
「実施例の作用」 本考案の歪計測機のセンサー固定装置は、例え
ばプレス成形品若しくはプレス金型等の被測定物
Wの測定面W′に、歪計測センサー固定装置本体
1の固定脚3の下端に取着した吸着盤7を置いて
位置決めし、続いて真空ポンプにより真空吸引を
開始すると、吸着盤7の椀状空所8の空気が吸引
排出され吸着盤7が偏平状となつて測定面W′上
に吸着し、歪計測センサー固定装置1を吸着固定
する。そして歪計測センサー22を測定面W′上
に接触若しくは非接触状にホルダー21によつて
保持し、ホルダー21の前記固定装置本体1上の
摺動により測定面W′を線状に捜査してその歪を
計測する。
「考案の効果」 本考案装置は前記した構成及び作用になるもの
で、吸着盤の取着用ボルトの頭部の側部に削成面
を形成し該削成面に真空吸引孔を開口するととも
に、頭部先端を球面状に形成したから、真空吸引
作用によつて吸着盤が偏平になつて取着ボルトの
頭部が吸着対象物の表面に接触しても、真空吸引
孔が塞がれて吸引力が低下することもなく、また
複数の吸着盤の取着軸線が互いに平行に固定され
ている場合であつても、取着用ボルトの頭部がい
わゆる片当りとなつて不安定となることもなく安
定した吸着を継続できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は側
面図、第2図は一部切欠正面図、第3図は第2図
A−A線拡大切断面図、第4図は吸着状態を示し
た一部切欠拡大正面図、第5,6図はそれぞれ従
来例を示した断面図である。 3……固定脚、7……吸着盤、8……取着用ボ
ルト挿通孔、9……椀状空所、10……拡径孔、
11……取着用ボルト、12……頭部、13,1
3……削成面、14,14……真空吸引孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成ゴム等の弾性材料により伏椀形状に成形
    し、そのほぼ中心に取着用ボルト挿通孔を貫通し
    て設け、該取着用ボルト挿通孔に内部の椀状空所
    に開孔する拡径孔を形成して、該拡径孔に緊密に
    嵌まる取着用ボルトの頭部の側部に削成面を形成
    し、該削成面に真空吸引孔を開孔するとともに、
    その頭部先端を球面状に形成したことを特徴とす
    る吸着盤。
JP5195487U 1987-04-06 1987-04-06 Expired JPH0341146Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5195487U JPH0341146Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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JP5195487U JPH0341146Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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Publication Number Publication Date
JPS63158617U JPS63158617U (ja) 1988-10-18
JPH0341146Y2 true JPH0341146Y2 (ja) 1991-08-29

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