JPH0340977A - 人工物表面の生物学的処理方法及びそれによって処理された人工物 - Google Patents

人工物表面の生物学的処理方法及びそれによって処理された人工物

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JPH0340977A
JPH0340977A JP2062841A JP6284190A JPH0340977A JP H0340977 A JPH0340977 A JP H0340977A JP 2062841 A JP2062841 A JP 2062841A JP 6284190 A JP6284190 A JP 6284190A JP H0340977 A JPH0340977 A JP H0340977A
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ジャン・ピエール・アドルフェ
Jean-Francois Loubiere
ジャン・フランセーズ・ルビエール
Jose Paradas
ジョゼ・パレダ
Francois Soleilhavoup
フランセーズ・ソレイユアボー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] 本発明は特に鉱物由来の人工物表面、例えば建築物、記
念碑の表面壁又は彩色したサインを有する壁面を風化に
対して更に抵抗力を付けるための微生物学的処理方法及
びそれによって処理された人工物に関する。
[従来の技術] 構造材料、特に石灰岩質構造材料は、多数の外部的な要
因、降雨、風、微生物作用及び産業粉塵によって浸蝕さ
れ破損されていることは周知の所であるが、上述の各種
要因は構造物が何であれ影響を受ける多数の損傷の単な
る代表例にしか過ぎないものである.これらの構造物の
損傷現象は、都市公害及び産業的な公害、特にいわゆる
「酸性雨」現象のために過去半世紀にわたって特に目立
って来ている。
これらの浸蝕の原因となる一つの現象は、水(雨水、露
、など)の構造材料中への到達と関連している。一方に
おいて、この到達は温度変化に関係のある現象による腐
食を容易ならしめるし、他方において浸透した水が人間
の活動に関連する酸性ガス、特に二酸化硫黄及び無水硝
酸に対するキャリアとその作用の媒介物として作用する
。この形成された酸は酸に対して弱い物質、例えば石灰
石及びセメントを腐食する。
これらの、酸による浸蝕及び機械的な攻撃(風、謂)と
いった物理化学的な現象に対して、微生物的な原因によ
る攻撃、特にカルシウムを含む物質を攻撃する性質のあ
るチオバチルス(Thio−bacillus)のよう
な硫化物及び硫酸塩を酸化するバクテリアの作用を追加
しなければならない。
構造材料、特に建物と記念碑の壁面を保護するために提
供される解決策は、殆どの場合が不透性のポリメリック
樹脂特にシリコン樹脂を保護すべき表面に塗布する工法
であった。この形式の樹脂は岩石の孔に到達してこれを
塞いで表面を不透性とする。
[発明が解決しようとする課題コ しかしながら、この工法は、短期間的には良好な結果を
もたらしはするが、長期的には不透性にした部分と母岩
との間に水が滲み出して、上述した物理化学的現象が強
化されるので、しばしば大災害となることが見られる。
本発明は、岩石及び/又は材料の自然の構造を保存しな
がら、それらの腐食や公害に対する抵抗性の改良を可能
とする構造材料表面の処理方法を提供することを目的と
するものである。
本発明では吏に、処理される材料の多孔性を1.(L持
し、材料と外部大気との間のガス交換を可能とする石灰
石スケールを形成する人工的な方法を提供することを目
的とするものである。
また、本発明の別の目的は新規構造材料と、及び元の状
態に保存するために既に破損している表面との両者に採
用可能な、上述の形式の方法を提供するものである。
本発明の更に別の目的は、周囲の表面の色彩とマツチし
た特定の色彩の石灰石スケール表面を製造する表面IA
埋方法を提供するものである。
また本発明の別の目的は1石灰石スケールの外観を有し
、且つ装飾に採用可能な表面を得るものである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る人工物表面の生物学的処理方法では、表面
被覆による好ましくは鉱物質由来の人工的な表面の保護
及び/又は処理のための方法であって、 前記人工物表面上に、鉱物化を可能とする雰囲気中で鉱
物質化微生物を接触状態にすることによって、その場所
に前記表面被覆を形成するものである。
また、本発明に係る生物学的処理によって表面処理され
た人工物では、鉱物化を可能とする雰囲気中で鉱物質化
微生物を接触状態にして形成された被覆表面を有するも
のである。
[作 用] 本発明は表面被覆によって好ましくは鉱物質由来の人工
的な表面の保護及び/又は処理のための方法に関するも
のであるが、この表面被覆はこの人工物表面上に、鉱物
化を可能とする雰囲気中て鉱物質化微生物を接触状態に
することによって、その場所に形成されるものである。
人工物表面とは、例えそれが非常に簡略化された加工方
法であったとしても、加工がなされた表面或いは保護す
べき要素を有する表面を意味するものであり、従って仕
上げされた石は、人工物表面と見なし、壁面が被覆され
ているものと同様である。
この表面の特徴は鉱物質微生物がその中で増殖して石灰
石スケールの層を形成することが可能なことである。
本発明による方法は、鉱物質化微生物、即ち適当な環境
の下において生物学的な鉱物質化を行い得る微生物の利
用を推奨するものである。
勿論、本発明による方法は、炭酸カルシウムによって外
殻形成を行い得る微生物を使用することができるが、そ
の他の形式の外殻化現象や共同外殻化現象の使用を意図
することも可能である。以下において特にカルシウムを
ベースとする石灰石スケールに関して特に説明するが、
その他の被覆、例えば炭酸カルシウムよりも高い硬度と
高いM酸性を有するパライト(barite)、または
その他のバリウム塩類のそれを考慮することも可能であ
る。
鉱物質化微生物は広範囲に亘っている、その存在と炭酸
塩含有体積物例えばテユーファ(tufas)又はトラ
バーティン(travertines)は既にジャンー
ヒ°エール・アルドフ(Jean−Pierre へd
olphe)によって、特に彼の「オブセルパシオン・
工・エクスベリメンタジオン・ゲオよりロビオロジック
・工・フィシコシミック・デ・コンクレージョンマン・
カルボナテ・コンティネント・アクチュエルー z−フ
t ッシール(Qbservations etexp
erimentations geomicrobto
logiques etphysicochiques
 des concretionnementscar
bonates continetaux actue
lles et fossiles)」と題する論文中
に記載されている。(Ph、D。
thesis No、l1l−34,Memoires
 des 5ciences de 1aterre、
Paris VI University、:139頁
参照)これらの微生物のうちで藻類、菌類及び特にバク
テリアに言及すべきであろう。
本発明による方法において、鉱物質化微生物は特に以下
のバクテリアグループから選定すべきである、即ち:バ
チルス菊科(Bacillaceae)好ましくはバチ
ルス属から、シュードモーナス画材(Pseudomo
nadaceae)好ましくはシュードモーナス属から
、エンテロバクテリア画材(Entero−baste
riaceae)好ましくはプロテウス属から選定すべ
きである。
本工程において特定株又は混合株の純粋賠養を採用する
ことが出来る。
本発明の範囲内で採用可能な微生物の特定な例として、
以下のものが挙げられる: バチルス・プレビス(Bacillus brevis
)バチルス・リケニフオルミス(Bacillusl 
icheniformis) バチルス・セレウ°ス(Bacillus cereu
s)バチルス・メガテリウム(Bacillusmeg
aterium) シュードモナス畠シュッツエリ(Pseudomona
sstutxerj+) プロテウス・ミラビリス(Proteus m1rab
ilis) この微生物のリストは、どの意味でも限定的なものでは
ない。その他の微生物も、好ましくは石灰化バクテリア
の堆積物も選択可能である。調査の結果、実際には、例
えば石灰質堆積物、鐘乳石、凝結上、例えば輩状岩(ロ
ックミルク)、のような「化石化」又は外殻化微生物を
取ることも可能である。
本発明による微生物は鉱物質化を可能とする条件、即ち
、殆どの時間これらの微生物が氷状の渡体媒体中の懸濁
液の中に存在して鉱物質化を可能とする条件、の下で処
理すべき表面と接触状態に置かなければならない。
この液体媒体は通常使用する菌株に適合する培養基であ
る。
好ましくは単独の野生株又は複数の株をその抵抗性と適
格性の点から使用するが、これらの菌株はコレクション
されているものから見つけてもよく、或いは自然環境の
中から採取されて研究所で分離したものでもよい。これ
らの状態において使用される培養基は殆どの場合、比較
的簡単な組成のものであり、これらの株は通常、エネル
ギー炭素源は除いて特別な要求性は無く、特別な原栄養
株の場合を除いて1人工培養基で十分である。にも拘ら
ず、より容易に消化することができ、またはより活性化
させる要素、例えばペプトン培地、アミノ酸、プリン及
びピリミジン基及び/又はビタミンを株に与えてその代
謝を促進することは有用であろう。
ある場合には、2種類の微生物の間の共生を考慮にいれ
て、培養基を変形することを意図することも可能である
培養基の98は、微生物の成長と基体の特性とに適合さ
せる必要性があろう。
本発明による方法においては、好ましくは対数増殖期に
ある微生物の培養基が使用される。従って、対数増殖期
にあることを確実にするために、使用前にこの培養基を
再構成することも可能である。前培養期間は勿論、使用
する菌株と培養基によって変化する。
本発明による方法においては、微生物と処理すべき表面
とを接触状態にした後に、石灰石スケールの良好な成長
を確実にするために、培養基と、可能ならば接種とを定
期的に補充することが望ましい。
即ち、例えば接種後の毎日行う定期的な培養基の塗布は
、非常に緻密なニット構造を形威し、最初の石灰質表面
のそれに比較して高い硬度を呈する石灰石スケールの形
成を可能とすることが証明された。
本発明の方法において処理すべき表面は、微生物を含有
する媒体に浸漬するか、或いは表面上に微生物の懸濁液
を被着させてもよい。
懸濁液の被着は微生物を損傷しない適当な方法、例えば
刷毛による塗布又はスプレイヤによる塗布、によって行
うことが出来る。
表面は好ましくは過剰に処理されべきではあるが、滴の
流れ落ちは避けるべきである。
同様に、栄養培地は処理すべき表面全体に一様に分布さ
せるべきものである。
この方法の使用は石材又は構造材料の再構築という長所
を伴った表面壁の浄化に特に好適している。更に、所望
によってはこの方法はジヨイントと小クラックを塞ぐこ
とも出来る。
培養基中への浸漬を使用する方法は分離されているか或
いは例えば適当な大きさのものに取外すことの出来る対
象物(例えば彫刻)、或いは例えば石材ブロックのよう
な構造材を予備処理するのに使用することができる。
本発明による方法は、非常に範囲の広い人工物表面、例
えば石灰石ないし火山岩のような天然起源のものでも、
煉瓦、タイル、コンクリート、セメント、フィブロセメ
ント(fibrocement)  ブリーズブCIツ
タ(Bbreezeblock)、木材、及び金属のよ
うな非天然物にでも採用可能である。
また、これは例えばガラス、ゴム、及び紙のような人工
物の表面にも、装飾のためのより特別な表面を得るため
に行うことも可能である。
本発明の方法の使用は、石灰石のスケールの迅速な形成
を可能にするもので、これは大気による浸蝕及び過酷な
天候に対する抵抗性を非常に改良する。しかし、前述し
た通り、条件は鉱物質化が可能である必要があるが、こ
の様にするにはカルシウムイオンの供給が、特に培養基
に行わなくてはならない。カルシウムイオンは石灰石の
分解生成物中には少なくとも部分的に発見し得る。
即ち、本発明は色彩を提示するイオンを無機質化する微
生物を採用することによって、被覆処理表面を美しい外
観に変更させることも可能である。
最後に、これらの生物の存在は、特にチオバチルス(T
hiobaci flus)のような、構造材料を破壊
するバクテリア及び微生物の増殖を防止することが発見
されたのは驚くべきことである。
本発明は、これが天然であれ人造物であれ、鉱物起源の
構造材料、特に石灰質構造材料に特に好適している。
また特に、炭酸カルシウムを基礎とする各種構造材料が
挙げられる。
更に、カルシウムをバリウムで部分的にまたは全部をM
 Ihすることは本発明からの逸脱を構成するものでは
ない。
[実施例] 以下の非限定的な例は当業者に本発明の長所を更に良く
理解せさることとなる。
去」0肢エコー 2個の9X9X2石灰石試料と2個の10×10X4石
灰石試料から成る微粒のジュラ紀バジョシャン層石灰石
の試料を本発明の方法によって処理した。
栄養培地はペプトン5g、グルコース10g。
Mg504o、osg、 K2HPO40,5g、 N
aCl  0.05g 。
Ca(NOs)z  Q、1g、 K2(:03 0.
Ig、 MgCO5O,1gFe5Oa   0.05
g、ZNSO40,05g、NtlJO30,5g(N
)1.+hPO,+  0.5g、  (NH4)25
04 0.5g及びNaHCO30,05gの量をIJ
lに溶かしたものから成る。使用した微生物はバチルス
メガトリウム(Bacillusmegaterium
) であった。
各サイズの試料1個を完全に浸漬し、他方の試料を部分
的に浸漬した。培養は37℃で好気的条件中で実施され
た。試料は期間15日乃至20日の間で変化して処理さ
れた。実験の終りに細菌的鉱物質化作用の著しい一様性
が見られた。試料は処理を行わなかった比較試料と比較
して、外観が全体として変化している。特に、岩石の表
面的なブロッキング(blockJr+g)と色彩の変
化が見られた。これは、試料の被覆部を構成する事実上
の炭素含有鉱物化現象の影響を意味している。この微生
物的鉱物化は石材の粒子の間を繋ぎ合わせ、良好な密着
性と高い硬度をもたらす。処理済の試料は比較試料に比
べて鋼によるスクラッチに対して感度が低い。処理試料
の薄い切断の双眼顕微鏡によって、この表面鉱物質化は
ミリメートルの10分の1の数倍の境界を作ると言うこ
とが判明した。これらの観察は変更顕微鏡及び蛍光顕微
鏡、及び更に走査型電子顕微鏡によって確証されている
。更に、古艶(つや)が得られて出発石灰石とは違う美
しい外観を与えている。
4λ里エユ 実施例、lに示す方法は分離している物体の処理を可能
とする。本例に記載の方法は定位置にある物体の処理に
採用可能なものである。
使用した培養基は以下の通り。
一ペプトン     5g グルコース    0.05g Mg5O40,05g NaCl        0.1g Ca(NO3)2     0 、 1 gK2GO3
0,1g MgCO30,1g FeS04o、  05 g ZnSO40,05g NH4NO30、5g (Nl14)3PO40、5g (NH4)2504       0 、 5  gN
a2CO3・H,00、05g 蒸留水      1℃ この培養基はオートクレーブ内で121℃で20分間殺
菌する。冷却後、本発明による菌株を接種する。
本例においては接種は、バチルスメガテリウム(Bac
illus megaterium)を含有する接種材
料によって直接に行われた。
処理すべき石灰石表面は適当な手段、例えばスチームジ
ェット、によって浄化されるが、時としてはこれ程激烈
でない洗浄法も採用し得るであろう。
菌株は対数増殖期になるまで培養し、懸濁液は刷毛で表
面に塗布する。
塗布は下から上に向って行い、A列に塗布するが滴下は
避ける。壁は一様に浸み込ませられる。
これに続く2週間の間、培養基のみを毎日与える。2週
間の終りに石灰石スケールの形成を観察すると、最初の
表面と比較して多孔性が減少しスクラッチ抵抗性が増加
している。
添付の参考資料1及び2は、本発明による方法の効果の
査定を可能にするであろう。尚、参考資料1は処理前の
岩石の表面を示し、岩石の結晶素子が支Il!l滅裂に
なっており小クラックおよび小孔が存在する。参考資料
2は処理後の岩石の表面を示し、岩石の結晶素子が石灰
化バクテリアによってセメント結合され、鉱物質化バク
テリアフィルムが小クラックおよび小孔を充填している
本実施例においては微生物バチルスメガテリウムを使用
した。その他の菌株も採集によって得られ良好な効果を
得ているが、天然に混合された試料が好ましいであろう
[発明の効果] 本発明は、石灰石のスケールの迅速な形成を可能にする
ものであり、これは岩石及び/又は材料の自然の構造を
保存しながら、それらの腐食や公害に対する抵抗性の改
良を可能とする。更に、処理される材料の多孔性を維持
し、材料と外部大気との間のガス交換を可能とする石灰
石スケールを形成する人工的な方法を提供する。また、
新規構造材料と、元の状態に保存するために既に破損し
ている表面との両者に可能である。また、周囲の表面の
色彩とマツチした特定の色彩の石灰石スケール表面を製
造する表面処理方法を提供する。更に石灰石スケールの
外観を有し、且つ装飾に採用可能な表面を得ることがで
きる等の効果を有する。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面被覆による好ましくは鉱物質由来の人工的な
    表面の保護及び/又は処理のための方法であって、 前記人工物表面上に、鉱物化を可能とする雰囲気中で鉱
    物質化微生物を接触状態にすることによって、その場所
    に前記表面被覆を形成することを特徴とする人工物表面
    の生物学的処理方法。
  2. (2)前記微生物が、炭酸カルシウムを外殻形成するも
    のであることを特徴とする前記請求項1に記載の人工物
    表面の生物学的処理方法。
  3. (3)前記鉱物質化微生物を、培養基中で前記人工物表
    面と接触状態に置くことを特徴とする前記請求項1又は
    2記載の人工物表面の生物学的処理方法。
  4. (4)前記鉱物質化微生物を前記表面に接触した後に、
    前記表面に定期的に前記微生物の培養基を塗布すること
    を特徴とする前記請求項1〜3の内の何れかに記載の人
    工物表面の生物学的処理方法。
  5. (5)炭酸カルシウムの外殻形成を可能とする条件の環
    境中で行なうことを特徴とする前記請求項1〜4の内の
    何れかに記載の人工物表面の生物学的処理方法。
  6. (6)前記環境が、カルシウムを含有した微生物用の培
    養基からなることを特徴とする前記請求項5に記載の人
    工物表面の生物学的処理方法。
  7. (7)前記微生物として、バクテリアと藍細菌門(Cy
    anobacteria)とから選定された微生物を用
    いることを特徴とする前記請求項1〜6の内の何れかに
    記載の人工物表面の生物学的処理方法。
  8. (8)前記微生物として、バチルス科好ましくはバチル
    ス属から、シュードモナス科好ましくはシュードモナス
    属から、エンテロバクテリア科好ましくはプロテウス属
    から選定されたバクテリアを用いることを特徴とする前
    記請求項7に記載の人工物表面の生物学的処理方法。
  9. (9)前記微生物として、バチルス属とシュードモナス
    属から選定された微生物を用いることを特徴とする前記
    請求項8に記載の人工物表面の生物学的処理方法。
  10. (10)前記微生物として、バクテリアのカルシウム蓄
    積物から採取された試料から選定された微生物を用いる
    ことを特徴とする前記請求項1〜9の内の何れかに記載
    の人工物表面の生物学的処理方法。
  11. (11)前記人工物表面が、全部又は一部が石灰岩から
    なることを特徴とする前記請求項1〜10の内の何れか
    に記載の人工物表面の生物学的処理方法。
  12. (12)鉱物化を可能とする雰囲気中で鉱物質化微生物
    を接触状態にして形成された被覆表面を有することを特
    徴とする生物学的処理によって表面処理された人工物。
JP2062841A 1989-03-17 1990-03-15 人工物表面の生物学的処理方法及びそれによって処理された人工物 Pending JPH0340977A (ja)

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FR8903517A FR2644475B1 (fr) 1989-03-17 1989-03-17 Procede de traitement biologique d'une surface artificielle

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JP (1) JPH0340977A (ja)
AT (1) ATE112250T1 (ja)
CA (1) CA2012444A1 (ja)
DE (1) DE69012861T2 (ja)
DK (1) DK0388304T3 (ja)
ES (1) ES2064673T3 (ja)
FR (1) FR2644475B1 (ja)

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