JPH0340970Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0340970Y2 JPH0340970Y2 JP1984099548U JP9954884U JPH0340970Y2 JP H0340970 Y2 JPH0340970 Y2 JP H0340970Y2 JP 1984099548 U JP1984099548 U JP 1984099548U JP 9954884 U JP9954884 U JP 9954884U JP H0340970 Y2 JPH0340970 Y2 JP H0340970Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rain gutter
- tent
- holder
- eaves
- gutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 238000007142 ring opening reaction Methods 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は家屋軒先に設けられる雨仕舞の良好な
テントに関する。
テントに関する。
一般に、店舗等の軒先には雨よけ用ないし日よ
け用のテントが設けられている。しかしながら、
従来の軒先テントはいずれも、受止めた雨水を排
水する設備がないので、雨水がテント前端縁から
大粒の水滴となつて落下し、該テントの下をくぐ
る人の頭や顔にかかつて不快な思いをさせるとい
う問題があつた。
け用のテントが設けられている。しかしながら、
従来の軒先テントはいずれも、受止めた雨水を排
水する設備がないので、雨水がテント前端縁から
大粒の水滴となつて落下し、該テントの下をくぐ
る人の頭や顔にかかつて不快な思いをさせるとい
う問題があつた。
このような問題は、軒先の庇や日除においても
同様に生じていたため、傾斜天井面の下端部に雨
垂受溝と雨水流出樋より成る雨樋を形成した雨樋
付日除が提案された(実開昭52−160214号)。け
れども、この雨樋付日除は、雨垂受溝を天井面と
一体的に形成する構造であるため、汎用性がな
く、テント用シートで天井面が形成される軒先テ
ントには適用し難いものであつた。
同様に生じていたため、傾斜天井面の下端部に雨
垂受溝と雨水流出樋より成る雨樋を形成した雨樋
付日除が提案された(実開昭52−160214号)。け
れども、この雨樋付日除は、雨垂受溝を天井面と
一体的に形成する構造であるため、汎用性がな
く、テント用シートで天井面が形成される軒先テ
ントには適用し難いものであつた。
また、軒先テントは庇や日除と異なりフレーム
がパイプ材等で構成されるため、上記の雨垂受溝
に代えて市販の雨樋を取付けようとしても簡単に
は取付られないという問題があつた。
がパイプ材等で構成されるため、上記の雨垂受溝
に代えて市販の雨樋を取付けようとしても簡単に
は取付られないという問題があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、雨樋の取付が簡単で雨垂
を防止できる軒先テントを提供することにある。
の目的とするところは、雨樋の取付が簡単で雨垂
を防止できる軒先テントを提供することにある。
かかる目的を達成するため、本考案軒先テント
は、弾性拡開自在な開環部を設けた雨樋保持具の
該開環部を軒先テントの前フレーム材に外嵌着し
て雨樋保持具を前フレーム材に取付け、雨樋を該
保持具に保持させたことを要旨としている。
は、弾性拡開自在な開環部を設けた雨樋保持具の
該開環部を軒先テントの前フレーム材に外嵌着し
て雨樋保持具を前フレーム材に取付け、雨樋を該
保持具に保持させたことを要旨としている。
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案の軒
先テントを詳細に説明する。
先テントを詳細に説明する。
第1図において1はテント本体を示しており、
このテント本体1は、フレーム2と該フレーム2
を被覆するテント用シート3よりなる。該フレー
ム2は、家屋外壁面Aに固定された金属パイプ製
の左右のフレーム材22,22と、その先端部相
互間及び中間部相互間にそれぞれ架設された金属
パイプ製の前フレーム材21及び中間フレーム材
23とで構成されている。また、テント用シート
3は防水加工を施したもので、その前縁部と左右
側縁部がそれぞれ前フレーム材21と左右の下側
のフレーム材22,22にロープ31で縛り付け
られている。
このテント本体1は、フレーム2と該フレーム2
を被覆するテント用シート3よりなる。該フレー
ム2は、家屋外壁面Aに固定された金属パイプ製
の左右のフレーム材22,22と、その先端部相
互間及び中間部相互間にそれぞれ架設された金属
パイプ製の前フレーム材21及び中間フレーム材
23とで構成されている。また、テント用シート
3は防水加工を施したもので、その前縁部と左右
側縁部がそれぞれ前フレーム材21と左右の下側
のフレーム材22,22にロープ31で縛り付け
られている。
このテント本体1の前端縁には雨樋4が配置さ
れ、第2図に示すように、前フレーム材21に雨
樋保持具5aを介して取付けられている。この雨
樋保持具5aは、第2図及び第4図イに示すよう
に、金属板片の中央部に上部が開口した弾性拡開
自在な開環部54と上広がりの嵌着ガイド部51
を形成すると共に、両端部を略コ字状に折曲して
耳受け部52,52を形成したものであり、開環
部54の両側には耳受け部52,52の近くまで
のびる金属弾性片53,53が略水平に溶接等の
手段で固着されている。この雨樋保持具5aは、
第2図に示すように開環部54を前フレーム材2
1に下方から外嵌着して取付けられており、その
両端の耳受け部52,52に雨樋4の両側壁上端
の耳部41,41が下方から嵌着されて雨樋4が
保持されている。
れ、第2図に示すように、前フレーム材21に雨
樋保持具5aを介して取付けられている。この雨
樋保持具5aは、第2図及び第4図イに示すよう
に、金属板片の中央部に上部が開口した弾性拡開
自在な開環部54と上広がりの嵌着ガイド部51
を形成すると共に、両端部を略コ字状に折曲して
耳受け部52,52を形成したものであり、開環
部54の両側には耳受け部52,52の近くまで
のびる金属弾性片53,53が略水平に溶接等の
手段で固着されている。この雨樋保持具5aは、
第2図に示すように開環部54を前フレーム材2
1に下方から外嵌着して取付けられており、その
両端の耳受け部52,52に雨樋4の両側壁上端
の耳部41,41が下方から嵌着されて雨樋4が
保持されている。
雨樋保持具5aの金属弾性片53は、雨樋4の
耳部41が第3図イに一点鎖線で示すように耳受
け部52から抜け落ちそうになつたとき、雨樋4
の側壁を外方へ押して耳部41が抜け落ちないよ
うにするもので、特にこの実施例では該弾性片5
3の鉤状先端531が該耳部4の内側段部411
に係合して雨樋4の抜け落ちを確実に防止し得る
よう構成されており、また雨樋4の耳部41を嵌
着するときには同図ロに実線で示すように該弾性
片53が上方に弾性変形するため該耳部41の嵌
着に支障を来す心配はない。
耳部41が第3図イに一点鎖線で示すように耳受
け部52から抜け落ちそうになつたとき、雨樋4
の側壁を外方へ押して耳部41が抜け落ちないよ
うにするもので、特にこの実施例では該弾性片5
3の鉤状先端531が該耳部4の内側段部411
に係合して雨樋4の抜け落ちを確実に防止し得る
よう構成されており、また雨樋4の耳部41を嵌
着するときには同図ロに実線で示すように該弾性
片53が上方に弾性変形するため該耳部41の嵌
着に支障を来す心配はない。
上記のような雨樋保持具5aを用いると、ワン
タツチで前フレーム材21に取付けることができ
るので作業性が大幅に向上し、且つ、取付後に雨
樋保持具5aの傾きを自由に変えることができる
ので、傾斜角度の調節が自由な軒先テントに特に
好適である。
タツチで前フレーム材21に取付けることができ
るので作業性が大幅に向上し、且つ、取付後に雨
樋保持具5aの傾きを自由に変えることができる
ので、傾斜角度の調節が自由な軒先テントに特に
好適である。
尚、必要とあらば、開環部54の所からビス等
を前フレーム材21に打ち込んだり、溶接を行つ
たりして、雨樋保持具5aを回動不能に固定して
もよい。また、上記の雨樋保持具5aに代えて、
第4図ロに示すような雨樋保持具5bを使用して
もよい。この雨樋保持具5bは、金属板片の中央
部に下部が開口した弾性拡開自在な開環部55と
下広がりの嵌着ガイド部51を形成し、該開環部
55を前フレーム材21に上方からワンタツチで
外嵌着できるようにしたもので、その他の構成は
上記の雨樋保持具5aと実質的に同様とされてい
る。
を前フレーム材21に打ち込んだり、溶接を行つ
たりして、雨樋保持具5aを回動不能に固定して
もよい。また、上記の雨樋保持具5aに代えて、
第4図ロに示すような雨樋保持具5bを使用して
もよい。この雨樋保持具5bは、金属板片の中央
部に下部が開口した弾性拡開自在な開環部55と
下広がりの嵌着ガイド部51を形成し、該開環部
55を前フレーム材21に上方からワンタツチで
外嵌着できるようにしたもので、その他の構成は
上記の雨樋保持具5aと実質的に同様とされてい
る。
雨樋4の長手方向両端には、第1図に示すよう
に閉塞部材42,42が嵌着され、該雨樋4のい
ずれか一端寄りには第1図及び第5図に示すよう
な簡易集水器43が介装されている。この簡易集
水器43は雨樋4と相似のU字形断面を有する半
筒状のもので、第5図に示すように、長手方向両
端部431,431が二重壁構造とされ、その壁
間に雨樋4が差込接続されている。そしてこの簡
易集水器43の底壁には排水口432が形成さ
れ、この排水口432に架渡した棒片433から
鎖樋7が吊下げられている。なお、このような簡
易集水器43を省略して、雨樋4の端部寄りの底
壁に排水口を直接穿孔し、同様に鎖樋を吊下げる
ように構成してもよく、また多少体裁が悪くなる
が雨樋4の一端から呼樋をテント側縁に沿わせて
設け、家屋外壁面に設けた堅樋に該呼樋を接続す
るように構成してもよい。
に閉塞部材42,42が嵌着され、該雨樋4のい
ずれか一端寄りには第1図及び第5図に示すよう
な簡易集水器43が介装されている。この簡易集
水器43は雨樋4と相似のU字形断面を有する半
筒状のもので、第5図に示すように、長手方向両
端部431,431が二重壁構造とされ、その壁
間に雨樋4が差込接続されている。そしてこの簡
易集水器43の底壁には排水口432が形成さ
れ、この排水口432に架渡した棒片433から
鎖樋7が吊下げられている。なお、このような簡
易集水器43を省略して、雨樋4の端部寄りの底
壁に排水口を直接穿孔し、同様に鎖樋を吊下げる
ように構成してもよく、また多少体裁が悪くなる
が雨樋4の一端から呼樋をテント側縁に沿わせて
設け、家屋外壁面に設けた堅樋に該呼樋を接続す
るように構成してもよい。
以上のような構成の本考案軒先テントにあつて
は、雨水がテント用シート3で受止められ、傾斜
にそつてテント前端縁まで流下するが、前端縁に
達した該雨水は全て雨樋4に流込み、簡易集水器
43の排水口432から鎖樋7を伝つて地面に流
れ落ちる。従つて、従来の軒先テントにみられた
ようなテント前端縁からの大粒の雨垂が満足に防
止され、テントをくぐる際に不快な思いをする欠
点が解消されるという効果を奏する。しかも、雨
樋4の取付けは、まず、雨樋保持具5a,5bの
弾性拡開自在な開環部54,55を前フレーム材
21にワンタツチで外嵌着して該保持具5aを取
付け、次いで、雨樋4を該保持具5aに保持させ
るだけで簡単に行えるので、作業性が大幅に向上
するという効果が得られる。
は、雨水がテント用シート3で受止められ、傾斜
にそつてテント前端縁まで流下するが、前端縁に
達した該雨水は全て雨樋4に流込み、簡易集水器
43の排水口432から鎖樋7を伝つて地面に流
れ落ちる。従つて、従来の軒先テントにみられた
ようなテント前端縁からの大粒の雨垂が満足に防
止され、テントをくぐる際に不快な思いをする欠
点が解消されるという効果を奏する。しかも、雨
樋4の取付けは、まず、雨樋保持具5a,5bの
弾性拡開自在な開環部54,55を前フレーム材
21にワンタツチで外嵌着して該保持具5aを取
付け、次いで、雨樋4を該保持具5aに保持させ
るだけで簡単に行えるので、作業性が大幅に向上
するという効果が得られる。
尚、テント本体1の構造については、前記実施
例のもののみに限定されることはなく、公知の各
種構造のものがいずれも採用可能である。
例のもののみに限定されることはなく、公知の各
種構造のものがいずれも採用可能である。
第1図は本考案軒先テントの一実施例の斜視
図、第2図は同実施例の断面図、第3図イ及びロ
はそれぞれ雨樋保持具の金属弾性片の作用を示す
部分拡大断面図、第4図イ及びロはそれぞれ本考
案に用いる雨樋保持具の断面図、第5図は雨樋の
端部の縦断面図である。 1……テント本体、2……フレーム、3……テ
ント用シート、4……雨樋、5a,5b……雨樋
保持具、54,55……弾性拡開自在な開環部、
7……鎖樋。
図、第2図は同実施例の断面図、第3図イ及びロ
はそれぞれ雨樋保持具の金属弾性片の作用を示す
部分拡大断面図、第4図イ及びロはそれぞれ本考
案に用いる雨樋保持具の断面図、第5図は雨樋の
端部の縦断面図である。 1……テント本体、2……フレーム、3……テ
ント用シート、4……雨樋、5a,5b……雨樋
保持具、54,55……弾性拡開自在な開環部、
7……鎖樋。
Claims (1)
- 弾性拡開自在な開環部を設けた雨樋保持具の該
開環部を軒先テントの前フレーム材に外嵌着して
雨樋保持具を前フレーム材に取付け、雨樋を該保
持具に保持させて成る軒先テント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9954884U JPS6113734U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 軒先テント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9954884U JPS6113734U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 軒先テント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6113734U JPS6113734U (ja) | 1986-01-27 |
JPH0340970Y2 true JPH0340970Y2 (ja) | 1991-08-28 |
Family
ID=30659051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9954884U Granted JPS6113734U (ja) | 1984-06-29 | 1984-06-29 | 軒先テント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6113734U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52160214U (ja) * | 1974-10-12 | 1977-12-05 |
-
1984
- 1984-06-29 JP JP9954884U patent/JPS6113734U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6113734U (ja) | 1986-01-27 |
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