JPH0340856A - 並列テープ群のチャック機構および引き出し装置 - Google Patents
並列テープ群のチャック機構および引き出し装置Info
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- JPH0340856A JPH0340856A JP1176773A JP17677389A JPH0340856A JP H0340856 A JPH0340856 A JP H0340856A JP 1176773 A JP1176773 A JP 1176773A JP 17677389 A JP17677389 A JP 17677389A JP H0340856 A JPH0340856 A JP H0340856A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、互いに所定間隔で並列に配置されたテープ群
を挟持係止するためのチャック機構、および前記テープ
群を一様な状態で引き出すための引き出し装置に関し、
順次送られる縦方向テープ群に対して横方向テープ群を
交叉方向に引き出し、互いの交叉部分を融着して格子状
ウェブを製造する装置などに利用できる。
を挟持係止するためのチャック機構、および前記テープ
群を一様な状態で引き出すための引き出し装置に関し、
順次送られる縦方向テープ群に対して横方向テープ群を
交叉方向に引き出し、互いの交叉部分を融着して格子状
ウェブを製造する装置などに利用できる。
近年の合成樹脂材料には、特定方向にのみ極めて高い強
度を示すものがあり、このような方向性の強い材料をシ
ート状にして利用する場合、平面に沿った二方向の強度
を確保する必要がある。このために、当該材料をフィル
ム状にして各々の強度方向が交叉するように積層するこ
とがなされているほか、当該材料をその強度方向に延び
る細長いテープ状に形成し、この樹脂テープを互いに交
叉方向に配列して格子状のウェブとすることがなされて
いる。
度を示すものがあり、このような方向性の強い材料をシ
ート状にして利用する場合、平面に沿った二方向の強度
を確保する必要がある。このために、当該材料をフィル
ム状にして各々の強度方向が交叉するように積層するこ
とがなされているほか、当該材料をその強度方向に延び
る細長いテープ状に形成し、この樹脂テープを互いに交
叉方向に配列して格子状のウェブとすることがなされて
いる。
ここで、このような樹脂テープから格子状ウェブを製造
するにあたっては、従来より、織機を用いて織りあげる
方法が一般的である。しかし、織機を用いる場合、いわ
ゆるシャトルにより縦方向のテープ間に一本づつ横テー
プを送るため、基本的な動作速度が遅く、製造効率の向
上が求められていた。
するにあたっては、従来より、織機を用いて織りあげる
方法が一般的である。しかし、織機を用いる場合、いわ
ゆるシャトルにより縦方向のテープ間に一本づつ横テー
プを送るため、基本的な動作速度が遅く、製造効率の向
上が求められていた。
これに対し、樹脂テープを織るのではなく、樹脂材料の
熱可塑性を利用して高温融着することにより格子状ウェ
ブを製造する装置が本出願人により提案されている。
熱可塑性を利用して高温融着することにより格子状ウェ
ブを製造する装置が本出願人により提案されている。
・この装置は、複数の樹脂テープを所定間隔で並列配置
して縦方向テープ群を形成し、この縦方向テープ群に対
して同様な横方向テープ群を交叉方向に引き出し、互い
の交叉部分を高温プレス等により融着し、横方向テープ
群を切り離したのち縦方向テープ群を順次送りして格子
状ウェブを縦方向に巻き取るように構成されるものであ
り、織機のようなシャトル動作が必要ないため、作業速
度が速く、極めて能率のよい製造が可能となる。
して縦方向テープ群を形成し、この縦方向テープ群に対
して同様な横方向テープ群を交叉方向に引き出し、互い
の交叉部分を高温プレス等により融着し、横方向テープ
群を切り離したのち縦方向テープ群を順次送りして格子
状ウェブを縦方向に巻き取るように構成されるものであ
り、織機のようなシャトル動作が必要ないため、作業速
度が速く、極めて能率のよい製造が可能となる。
ところで、前述した融着式の格子状ウェブ製造装置にお
いては、横方向テープ群を引き出し、融着し、切断する
、という各工程を順次繰り返すことになる。
いては、横方向テープ群を引き出し、融着し、切断する
、という各工程を順次繰り返すことになる。
このうち、引き出し工程においては、横方向テープ群を
構成する全てのテープに対し、その先端部が縦方向テー
プ群の反対側に達する状態まで確実に引き出すことが要
求されるとともに、引き出された各テープが一様な状態
で張り渡されるように張力や姿勢等に配慮する必要があ
る。
構成する全てのテープに対し、その先端部が縦方向テー
プ群の反対側に達する状態まで確実に引き出すことが要
求されるとともに、引き出された各テープが一様な状態
で張り渡されるように張力や姿勢等に配慮する必要があ
る。
また、これらの格子状ウェブに使用される樹脂テープに
おいては、引き出し前の切断に伴って先端部分に反りや
捩しれを生しることがあり、多数のテープの状態や姿勢
が一定していない場合、引き出しにあたって各々の先端
を確実に係止することが難しかった。
おいては、引き出し前の切断に伴って先端部分に反りや
捩しれを生しることがあり、多数のテープの状態や姿勢
が一定していない場合、引き出しにあたって各々の先端
を確実に係止することが難しかった。
このため、これらの引き出し工程において、各テープの
調整あるいは引き出し自体を人手により行うことが必要
となるが、人手では一定した結果が得られないほか、作
業効率あるいは融着加熱の際の火傷等の安全性の面から
も、これらの作業を自動化できる機構または装置の開発
が求められていた。
調整あるいは引き出し自体を人手により行うことが必要
となるが、人手では一定した結果が得られないほか、作
業効率あるいは融着加熱の際の火傷等の安全性の面から
も、これらの作業を自動化できる機構または装置の開発
が求められていた。
本発明の目的は、複数のテープの状態が不揃いであって
も確実な係止を自動的に行える複数の並列テープ群のチ
ャック機構、および複数のテープを確実かつ一様な状態
で自動的に引き出せる複数の並列テープ群の引き出し装
置を提供することにある。
も確実な係止を自動的に行える複数の並列テープ群のチ
ャック機構、および複数のテープを確実かつ一様な状態
で自動的に引き出せる複数の並列テープ群の引き出し装
置を提供することにある。
本発明の並列テープ群のチャック機構は、互いに近接離
隔して並列なテープ群の先端部を挟持可能な一対の挟持
部材を設け、これらの挟持部材を各々の内側面に形成さ
れた弾性を有する凸条および凹溝により凹凸係合させる
とともに、挟持するテープ群に沿って先端側へ進出して
当該テープ群の先端部分を整列させる整列手段を設け、
この整列手段を進出時に前記挟持部材間に挿入できるよ
うに構成したものである。
隔して並列なテープ群の先端部を挟持可能な一対の挟持
部材を設け、これらの挟持部材を各々の内側面に形成さ
れた弾性を有する凸条および凹溝により凹凸係合させる
とともに、挟持するテープ群に沿って先端側へ進出して
当該テープ群の先端部分を整列させる整列手段を設け、
この整列手段を進出時に前記挟持部材間に挿入できるよ
うに構成したものである。
また、本発明の並列テープ群の引き出し装置は、駆動側
の剛性表面ロールと転動する弾性表面ロールとで並列な
テープ群を挟持して送り出すピンチロール機構を設ける
とともに、このピンチロール機構から送り出されるテー
プ群の各先端部を挟持係止、するチャック機構と、この
チャック機構を前記引き出し方向に平行移動させる引き
出し機構とを設けて構成したものである。
の剛性表面ロールと転動する弾性表面ロールとで並列な
テープ群を挟持して送り出すピンチロール機構を設ける
とともに、このピンチロール機構から送り出されるテー
プ群の各先端部を挟持係止、するチャック機構と、この
チャック機構を前記引き出し方向に平行移動させる引き
出し機構とを設けて構成したものである。
ここで、前記引き出し装置のチャック機構としては、前
述した本発明の並列テープ群のチャック機構をそのまま
用いることができる。
述した本発明の並列テープ群のチャック機構をそのまま
用いることができる。
また、前記引き出し機構のより具体的な構成としては、
前記チャック機構の両端部分を往復駆動する一対の駆動
手段と、前記両端部分の移動位置を一部させる同調手段
とを設けた溝底が採用できる。このうち、駆動手段とし
てはロッドレスシリンダを用いることができるほか、ガ
イドと電動機との組み合わせが利用でき、同調手段とし
ては前記両端部分の移動経路に沿って配置された一対の
チェ7やベルト等の循環伝達機構を設け、これらを互い
に連動させかつ各々の一部を対応する両端部分に連結さ
せた構成が利用できる。
前記チャック機構の両端部分を往復駆動する一対の駆動
手段と、前記両端部分の移動位置を一部させる同調手段
とを設けた溝底が採用できる。このうち、駆動手段とし
てはロッドレスシリンダを用いることができるほか、ガ
イドと電動機との組み合わせが利用でき、同調手段とし
ては前記両端部分の移動経路に沿って配置された一対の
チェ7やベルト等の循環伝達機構を設け、これらを互い
に連動させかつ各々の一部を対応する両端部分に連結さ
せた構成が利用できる。
このように構成された本発明の並列テープ群のチャック
機構においては、係止すべき複数の各テープが先端部分
に反りや捩じれを生じた不揃いなものである場合、各挟
持部材をいっばいに離隔させた状態でも各テープの先端
をそのまま挿入することができないことがあるが、挟持
に先だって、整列手段を進出させることにより各テープ
の先端部分を整列させるとともに、この整列手段ごと挿
入させることで各テープの先端を確実に挟持部材の間に
進入させることが可能となる。
機構においては、係止すべき複数の各テープが先端部分
に反りや捩じれを生じた不揃いなものである場合、各挟
持部材をいっばいに離隔させた状態でも各テープの先端
をそのまま挿入することができないことがあるが、挟持
に先だって、整列手段を進出させることにより各テープ
の先端部分を整列させるとともに、この整列手段ごと挿
入させることで各テープの先端を確実に挟持部材の間に
進入させることが可能となる。
この状態で整列手段を後退させて各挟持部材を近接させ
ることにより、各々の間に各テープが挟持される。この
際、挟持部材は各々の凸条と凹溝とにより、各テープは
一部湾曲するように噛み込まれて強固な係止が行われる
。しかし、凸条を弾性体とすることで各テープの損傷は
未然に回避される。
ることにより、各々の間に各テープが挟持される。この
際、挟持部材は各々の凸条と凹溝とにより、各テープは
一部湾曲するように噛み込まれて強固な係止が行われる
。しかし、凸条を弾性体とすることで各テープの損傷は
未然に回避される。
従って、このような並列テープ群のチャック機構によれ
ば、不揃いなテープ群であっても確実に挟持でき、かつ
挟持に伴って強固な係止が行われ、これらにより確実な
係止を自動的に行うという目的が達成される。
ば、不揃いなテープ群であっても確実に挟持でき、かつ
挟持に伴って強固な係止が行われ、これらにより確実な
係止を自動的に行うという目的が達成される。
一方、本発明の並列テープ群の引き出し装置においては
、チャック機構により複数のテープの各先端部を挟持係
止し、このチャック機構を引き出し機構により所定方向
に平行移動させることにより先端側からの一様な引き出
しを行うとともに、引き出される各テープをピンチロー
ル機溝により積極的かつ一様に送り出することによ、す
、チャック機構による挟持の負担を軽減して係止不良等
を回避し、かつ各テープのピンチロール機構とチャック
機構との間の部分の張力および姿勢等を一定なものとす
る。
、チャック機構により複数のテープの各先端部を挟持係
止し、このチャック機構を引き出し機構により所定方向
に平行移動させることにより先端側からの一様な引き出
しを行うとともに、引き出される各テープをピンチロー
ル機溝により積極的かつ一様に送り出することによ、す
、チャック機構による挟持の負担を軽減して係止不良等
を回避し、かつ各テープのピンチロール機構とチャック
機構との間の部分の張力および姿勢等を一定なものとす
る。
特に、ピンチロール機構による送り出しにあたっては、
剛性表面ロールを駆動側とすることで周面速度を正確に
維持し、かつ弾性表面ロールで各テープを剛性表面ロー
ルの表面に確実に追従させて正確な送り出し動作を行う
とともに、これらのロールによって捩じれ等が防止され
る。
剛性表面ロールを駆動側とすることで周面速度を正確に
維持し、かつ弾性表面ロールで各テープを剛性表面ロー
ルの表面に確実に追従させて正確な送り出し動作を行う
とともに、これらのロールによって捩じれ等が防止され
る。
従って、このような並列テープ群の引き出し装置によれ
ば、テープ群を構成する全てのテープに対し、その先端
部が縦方向テープ群の反対側に達する状態まで確実に引
き出すことが可能となり、かつ、引き出された各テープ
を張力や姿勢等が一様な状態で張り渡すことが可能とな
り、これらにより確実かつ一様な引き出しを自動的に行
うという目的が達成される。
ば、テープ群を構成する全てのテープに対し、その先端
部が縦方向テープ群の反対側に達する状態まで確実に引
き出すことが可能となり、かつ、引き出された各テープ
を張力や姿勢等が一様な状態で張り渡すことが可能とな
り、これらにより確実かつ一様な引き出しを自動的に行
うという目的が達成される。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図および第3図には、本発明が適用された
格子状ウェブの製造装置lが示されている。
格子状ウェブの製造装置lが示されている。
二の製造装置1は、第4図に示すように、水平に張られ
た縦方向テープ群11に対し、交叉して重なり合うよう
に横方向テープ群12を引き出し、各々の交叉部分を高
温プレスにより融着させて格子状ウェブ13を形成する
ものである。
た縦方向テープ群11に対し、交叉して重なり合うよう
に横方向テープ群12を引き出し、各々の交叉部分を高
温プレスにより融着させて格子状ウェブ13を形成する
ものである。
ここで、これらのテープ群11.12は、それぞれ幅7
〜1011厚さ0.14m+*の熱可塑性樹脂テープ1
0を互いに所定間隔で並列配置したものであり、縦方向
のテープ群11は約150本、横方向のテープ群12は
約50本の樹脂テープ10を含んでいる。これらの樹脂
テープIOは、それぞれコイル13A、 12Aに捲か
れた状態でセットされており、各コイルIIA、 12
Aから順次連続して引き出されて各テープ群11゜12
を形成し、融着により格子状ウェブ13とされたのちコ
イル13^に巻き取られるものである。
〜1011厚さ0.14m+*の熱可塑性樹脂テープ1
0を互いに所定間隔で並列配置したものであり、縦方向
のテープ群11は約150本、横方向のテープ群12は
約50本の樹脂テープ10を含んでいる。これらの樹脂
テープIOは、それぞれコイル13A、 12Aに捲か
れた状態でセットされており、各コイルIIA、 12
Aから順次連続して引き出されて各テープ群11゜12
を形成し、融着により格子状ウェブ13とされたのちコ
イル13^に巻き取られるものである。
これらの処理を自動実行するために、製造装置1は、縦
方向テープ群11が張り渡される縦方向テープ供給装置
20およびウェブ巻き取り装置30を備えるとともに、
このテープ群11の略中間の側方には横方向テープ群供
給装置40が設置され、この供給装置40から引き出さ
れた横方向テープ群12が縦方向テープ群11の上面側
に重ね合わされて交叉する部分には高温プレス融着装置
50が配置されている。
方向テープ群11が張り渡される縦方向テープ供給装置
20およびウェブ巻き取り装置30を備えるとともに、
このテープ群11の略中間の側方には横方向テープ群供
給装置40が設置され、この供給装置40から引き出さ
れた横方向テープ群12が縦方向テープ群11の上面側
に重ね合わされて交叉する部分には高温プレス融着装置
50が配置されている。
縦方向テープ供給装置20は、第1図および第2図に示
すように、二枚の側板を主体とした本体21を有し、そ
の下部にはコイル1.1Aが回転自在に支持されている
とともに、上部には互いに平行かつ回転自在に支持され
た三本のロール22〜24を備えている。フィードロー
ル24は表面が剛性を有する金属性のロールであり、減
速機つきのモータ26がダイレクトに接続され、間歇的
に所定速度で回転駆動される。ピンチロール23は表面
が弾性を有するゴム等で形成され、所定の圧接力でフィ
ードロール24に圧接され、その回転に伴って転動され
る。
すように、二枚の側板を主体とした本体21を有し、そ
の下部にはコイル1.1Aが回転自在に支持されている
とともに、上部には互いに平行かつ回転自在に支持され
た三本のロール22〜24を備えている。フィードロー
ル24は表面が剛性を有する金属性のロールであり、減
速機つきのモータ26がダイレクトに接続され、間歇的
に所定速度で回転駆動される。ピンチロール23は表面
が弾性を有するゴム等で形成され、所定の圧接力でフィ
ードロール24に圧接され、その回転に伴って転動され
る。
ここで、コイルIIAから引き出されたテープ群11は
、ガイドロール22を経てピンチロール23に至り、ピ
ンチロール23およびフィードロール24に略S字状に
巻きつけられるとともに、各ロール23゜24間に挟持
されており、フィードロール24から巻き取り装置30
に向けて水平に引き出されているとともに、フィードロ
ール24の回転に伴って間歇的に所定速度で一様に送り
出される。
、ガイドロール22を経てピンチロール23に至り、ピ
ンチロール23およびフィードロール24に略S字状に
巻きつけられるとともに、各ロール23゜24間に挟持
されており、フィードロール24から巻き取り装置30
に向けて水平に引き出されているとともに、フィードロ
ール24の回転に伴って間歇的に所定速度で一様に送り
出される。
なお、テープ群11の経路には、ガイドロール22の直
前およびフィードロール24より後の部分に櫛状のガイ
ドグリッド27が配置されている。ガイドグリッド27
は、テープ群11を構成するテープlOの幅および間隔
に応した案内スリットを有するものが選択して取付られ
ており、テープ群11はこれらのガイドグリッド27に
より通過位置および姿勢を矯正されるとともに、捩れ等
の乱れを防止されている。
前およびフィードロール24より後の部分に櫛状のガイ
ドグリッド27が配置されている。ガイドグリッド27
は、テープ群11を構成するテープlOの幅および間隔
に応した案内スリットを有するものが選択して取付られ
ており、テープ群11はこれらのガイドグリッド27に
より通過位置および姿勢を矯正されるとともに、捩れ等
の乱れを防止されている。
ウェブ巻き取り装置30は、二枚の側板を主体とした本
体31を有し、その上部にはガイドロール32が回転自
在に支持され、下部にはコイル13Aを巻き取る巻き取
りロール33が平行に配置されており、このロール33
はベルト34を介してトルクモータ35による回転力を
常時与えられている。
体31を有し、その上部にはガイドロール32が回転自
在に支持され、下部にはコイル13Aを巻き取る巻き取
りロール33が平行に配置されており、このロール33
はベルト34を介してトルクモータ35による回転力を
常時与えられている。
ここで、テープ群11は、供給装置20から水平に引き
出されたのちガイドロール32で受けられて巻き取りロ
ール33に捲かれており、供給装置20のフィトロール
24の停止時にはトルクモータ35により一定の張力を
与えられているとともに、ロール24の回転に伴って供
給袋ff20からの送り出しが行われ、相当量のテープ
群11がロール33に巻き取られる。従って、テープ群
11は中間位置で横方向テープ#12が融着された場合
には格子状ウェブ13として巻き取られ、巻き取りロー
ル33にはコイル13Aが形成される。
出されたのちガイドロール32で受けられて巻き取りロ
ール33に捲かれており、供給装置20のフィトロール
24の停止時にはトルクモータ35により一定の張力を
与えられているとともに、ロール24の回転に伴って供
給袋ff20からの送り出しが行われ、相当量のテープ
群11がロール33に巻き取られる。従って、テープ群
11は中間位置で横方向テープ#12が融着された場合
には格子状ウェブ13として巻き取られ、巻き取りロー
ル33にはコイル13Aが形成される。
なお、テープ群11は、供給装置20のフィードロール
24の下端と巻き取り装置30のガイドロール32の上
端との間に張り渡されており、これらのロール24.3
2を調整することでテープ群11の位置および姿勢が調
整可能である。
24の下端と巻き取り装置30のガイドロール32の上
端との間に張り渡されており、これらのロール24.3
2を調整することでテープ群11の位置および姿勢が調
整可能である。
横方向テープ供給装置40は、第1図および第3図に示
すように、幅方向の寸法が狭いが基本的に横方向テープ
群供給装置20と同様に構成されたものである。すなわ
ち、供給装置40の本体41ないしガイドグリッド47
に至る各部は供給装置20の本体21ないしガイドグリ
ッド27と同様な構成とされ、コイル12Aから引き出
された横方向テープ群12はフィードロール44の回転
に伴って一様かつ安定した状態で間歇的に送り出される
。なお、送り出される横方向テープ群12は、水平に引
き出されることにより縦方向テープ群11の上面側に重
なり合うように交叉される位置とされている。
すように、幅方向の寸法が狭いが基本的に横方向テープ
群供給装置20と同様に構成されたものである。すなわ
ち、供給装置40の本体41ないしガイドグリッド47
に至る各部は供給装置20の本体21ないしガイドグリ
ッド27と同様な構成とされ、コイル12Aから引き出
された横方向テープ群12はフィードロール44の回転
に伴って一様かつ安定した状態で間歇的に送り出される
。なお、送り出される横方向テープ群12は、水平に引
き出されることにより縦方向テープ群11の上面側に重
なり合うように交叉される位置とされている。
高温プレス融着装置50は、基台51の上面にテーブル
52を有し、このテーブル52は縦方向テープ群11と
横方向テープ群12とが重なり合う部分をカバーする大
きさとされ、かつテープ群11の下面に沿った位置に保
持されている。
52を有し、このテーブル52は縦方向テープ群11と
横方向テープ群12とが重なり合う部分をカバーする大
きさとされ、かつテープ群11の下面に沿った位置に保
持されている。
この融着装置50は、縦方向テープ群11と横方向テー
プ#12とを案内して所定の交叉状態で重ね合わせるた
めのガイド機構61.62を備えるとともに、供給装置
40から送り出されるテープ群12を先端側がテープ群
11の反対側に達するまで引き出すための引き出し機構
70を備えている。また、テープ群11、12の重なり
合った部分を高温融着するためにテーブル52の上方に
加熱板53を備えるとともに、融着されたテープ群12
を供給装置40側と切り離すためにテーブル52の一端
に沿って移動するカッタ55を備えている。
プ#12とを案内して所定の交叉状態で重ね合わせるた
めのガイド機構61.62を備えるとともに、供給装置
40から送り出されるテープ群12を先端側がテープ群
11の反対側に達するまで引き出すための引き出し機構
70を備えている。また、テープ群11、12の重なり
合った部分を高温融着するためにテーブル52の上方に
加熱板53を備えるとともに、融着されたテープ群12
を供給装置40側と切り離すためにテーブル52の一端
に沿って移動するカッタ55を備えている。
加熱板53は、テーブル52の上方に吊下げ支持され、
シリンダ54によって昇降駆動されてテーブル52との
間にテープ群11.12を挟んだ状態で融着に必要な2
00℃程度に加熱可能である。この挟持および加熱の結
果、テープ群11.12を構成する樹脂テープlOは互
いの交叉部分で圧接され、かつ加熱により溶融して融着
される。
シリンダ54によって昇降駆動されてテーブル52との
間にテープ群11.12を挟んだ状態で融着に必要な2
00℃程度に加熱可能である。この挟持および加熱の結
果、テープ群11.12を構成する樹脂テープlOは互
いの交叉部分で圧接され、かつ加熱により溶融して融着
される。
カッタ55は、テーブル52の供給装置40側の端縁に
沿って移動自在に配置された円形刃物であり、上方に降
下自在なアンビル56に当接された状態でテープ群12
の全幅にわたって転動することにより各テープ10を順
次挟んで切断可能である。
沿って移動自在に配置された円形刃物であり、上方に降
下自在なアンビル56に当接された状態でテープ群12
の全幅にわたって転動することにより各テープ10を順
次挟んで切断可能である。
縦方向テ、−プ群ガイド機構61は、テーブル52の供
給装置20側に設置され、ガイドグリッド63および押
さえロール64を備えている。このガイドグリッド63
は供給装置20のガイドグリッド27と同様なものであ
り、供給装置20から送られた縦方向テープ群11の各
テープlOの位置や間隔を整えるとともに、続く押さえ
ロール64により捩れ等を直しかつテープlOをテーブ
ル52の上面高さに維持する。
給装置20側に設置され、ガイドグリッド63および押
さえロール64を備えている。このガイドグリッド63
は供給装置20のガイドグリッド27と同様なものであ
り、供給装置20から送られた縦方向テープ群11の各
テープlOの位置や間隔を整えるとともに、続く押さえ
ロール64により捩れ等を直しかつテープlOをテーブ
ル52の上面高さに維持する。
横方向テープ群ガイド機構62は、テーブル52の供給
装置40側に設置され、ガイドグリッド63および押さ
えロール64に加えて押さえ部材65を備えている。こ
の押さえ部材65は、下方のシリンダ66により昇降可
能であるとともに、下面に形成されたゴム等の弾性材料
からなる凸条67を介して台座68の上面との間に圧接
可能である。供給装置40から引き出されたテープ群1
2は押さえ部材65と台座6日との間を挿通されており
、カッタ55により切断された場合でも先端部を押さえ
部材65により保持され、テーブル52の一端近傍に維
持される。
装置40側に設置され、ガイドグリッド63および押さ
えロール64に加えて押さえ部材65を備えている。こ
の押さえ部材65は、下方のシリンダ66により昇降可
能であるとともに、下面に形成されたゴム等の弾性材料
からなる凸条67を介して台座68の上面との間に圧接
可能である。供給装置40から引き出されたテープ群1
2は押さえ部材65と台座6日との間を挿通されており
、カッタ55により切断された場合でも先端部を押さえ
部材65により保持され、テーブル52の一端近傍に維
持される。
引き出し機構70は、第5図および第6図に示すように
、テーブル52の両側上方に一対のロッドレスシリンダ
71を備えている。
、テーブル52の両側上方に一対のロッドレスシリンダ
71を備えている。
各シリンダ71はテーブル52の一端から他端まで延長
されている。各シリンダ71の内部を移動するスライダ
(図示せず)に連なるアーム72には、それぞれチャッ
ク800両端が吊下げ支持されており、各シリンダ71
の動作によりチャック80はテーブル52の一端から他
端まで移動可能である。
されている。各シリンダ71の内部を移動するスライダ
(図示せず)に連なるアーム72には、それぞれチャッ
ク800両端が吊下げ支持されており、各シリンダ71
の動作によりチャック80はテーブル52の一端から他
端まで移動可能である。
また、各シリンダ71の両端近傍にはそれぞれスプロケ
ット73が配置され、これらにはエンドレスローラチエ
タフ4が架は渡されている。各チェン74は一部をシリ
ンダ71に沿って配置され、当該部分の一部はそれぞれ
アーム72に連結されており、各チェン74はアーム7
2の移動位置に対応して循環動作される。さらに、テー
ブル52の他端側の一対のスプロケ7)73は互いに同
期回転するようにシャフト75で連結されており、各チ
ェン74の動作、つまり各シリンダ71の動作は互いに
同調されており、これらにより同調手段が構成され、チ
ャック80は両端部を同じように移動されて常に所定方
向に向いた状態で平行移動される。
ット73が配置され、これらにはエンドレスローラチエ
タフ4が架は渡されている。各チェン74は一部をシリ
ンダ71に沿って配置され、当該部分の一部はそれぞれ
アーム72に連結されており、各チェン74はアーム7
2の移動位置に対応して循環動作される。さらに、テー
ブル52の他端側の一対のスプロケ7)73は互いに同
期回転するようにシャフト75で連結されており、各チ
ェン74の動作、つまり各シリンダ71の動作は互いに
同調されており、これらにより同調手段が構成され、チ
ャック80は両端部を同じように移動されて常に所定方
向に向いた状態で平行移動される。
一方、チャック80は、第7図および第8図に示すよう
に、アーム72に固定された固定側挟持部材81と、挟
持用シリンダ82により挟持部材81に対して近接離隔
可能な移動側挟持部材83とを備えている。移動側挟持
部材83の先端は略し字状に形成され、近接時には固定
側挟持部材81の先端側に当接可能であり、離隔時には
互いの先端の間に所定広さの開口84が形成される。こ
こで、移動側挟持部材83の当接部分にはゴム等の弾性
材料からなる凸条85が設けられるとともに、固定側挟
持部材81の相当部分には凸条85を挿入可能な凹溝8
6が形成されており、各挟持部材81.83は近接に伴
って凹凸係合される。
に、アーム72に固定された固定側挟持部材81と、挟
持用シリンダ82により挟持部材81に対して近接離隔
可能な移動側挟持部材83とを備えている。移動側挟持
部材83の先端は略し字状に形成され、近接時には固定
側挟持部材81の先端側に当接可能であり、離隔時には
互いの先端の間に所定広さの開口84が形成される。こ
こで、移動側挟持部材83の当接部分にはゴム等の弾性
材料からなる凸条85が設けられるとともに、固定側挟
持部材81の相当部分には凸条85を挿入可能な凹溝8
6が形成されており、各挟持部材81.83は近接に伴
って凹凸係合される。
また、チャック80はテーブル52の一端側に移動され
た際に、ガイド機構62の押さえ部材65によって保持
されていたテープ群12の先端部が開口84内に挿入可
能な位置となる。ここで、チャック80の対向位置には
整列部材87が配置されている。この整列部材87は、
チャック80の開口84に挿入可能な偏平な鞘状に形成
され、テープ群12の先端側の全てのテープ10が挿通
されるとともに、両端の整列用シリンダ88によりチャ
ック80に向かって進出し、チャック80の開口84内
に進入可能であり、テープ群12の先端側を均して整列
させた状態でチャック80の開口84内に送り込み、挟
持動作に伴って後退して&1実な挟持を行わせるもので
ある。これらのチャック80および整列部材87により
チャック機構が構成されている。
た際に、ガイド機構62の押さえ部材65によって保持
されていたテープ群12の先端部が開口84内に挿入可
能な位置となる。ここで、チャック80の対向位置には
整列部材87が配置されている。この整列部材87は、
チャック80の開口84に挿入可能な偏平な鞘状に形成
され、テープ群12の先端側の全てのテープ10が挿通
されるとともに、両端の整列用シリンダ88によりチャ
ック80に向かって進出し、チャック80の開口84内
に進入可能であり、テープ群12の先端側を均して整列
させた状態でチャック80の開口84内に送り込み、挟
持動作に伴って後退して&1実な挟持を行わせるもので
ある。これらのチャック80および整列部材87により
チャック機構が構成されている。
本実施例における格子状ウェブ13の製造動作を以下に
説明する。
説明する。
まず、テーブル52上に通されたテープ群11およびそ
の上に重ね合わされたテープ群12に対し、加熱板53
を降下させてテーブル52との間に挟持しながら加熱す
ることにより、テープ群11.12を構成する樹脂テー
プ10は互いの交叉部分で圧接され、かつ加熱により溶
融して融着され、テーブル52上には格子状ウェブ13
が形成される。
の上に重ね合わされたテープ群12に対し、加熱板53
を降下させてテーブル52との間に挟持しながら加熱す
ることにより、テープ群11.12を構成する樹脂テー
プ10は互いの交叉部分で圧接され、かつ加熱により溶
融して融着され、テーブル52上には格子状ウェブ13
が形成される。
融着に続いてカッタ55による切断が行われ(第4図の
切断線C)、これによりテーブル52上のウェブ13は
供給装置40例のテープ群12と切り離される。この切
断にあたって、テープ群12はガイド機構62の押さえ
部材65により押さえられており、先端部は切断された
位置で維持されている。
切断線C)、これによりテーブル52上のウェブ13は
供給装置40例のテープ群12と切り離される。この切
断にあたって、テープ群12はガイド機構62の押さえ
部材65により押さえられており、先端部は切断された
位置で維持されている。
次に、供給装置20のフィードロール24を所定時間回
転させて、テープ群11の送り動作を行う、ここで、テ
ープ群11の先端側は巻き取り装置30の巻き取りロー
ル33に捲かれてトルクモータ35により一定の張力が
かけられており、テープ群11は所定の送り量Slだけ
送られる(第4図参照)、この送り量S1はテープ群1
2の幅に一部されており、テーブル52上に形成された
ウェブ13は、順次Slづつ巻き取り機30側に送られ
てコイル13Aに捲かれる。
転させて、テープ群11の送り動作を行う、ここで、テ
ープ群11の先端側は巻き取り装置30の巻き取りロー
ル33に捲かれてトルクモータ35により一定の張力が
かけられており、テープ群11は所定の送り量Slだけ
送られる(第4図参照)、この送り量S1はテープ群1
2の幅に一部されており、テーブル52上に形成された
ウェブ13は、順次Slづつ巻き取り機30側に送られ
てコイル13Aに捲かれる。
また、テーブル52上には供給装置20側から新たなテ
ープ群11が送られる。このテープ群11には、それぞ
れのテープlOに送り出し側のモータ26および巻き取
り側のモータ35の回転力に応じた一様な張力がかかる
とともに、供給装置20のガイドグリッド27およびガ
イド機構61によって各テープlOの姿勢や位置等を整
えられており、各テープ10が均一な状態でテーブル5
2上に維持される。
ープ群11が送られる。このテープ群11には、それぞ
れのテープlOに送り出し側のモータ26および巻き取
り側のモータ35の回転力に応じた一様な張力がかかる
とともに、供給装置20のガイドグリッド27およびガ
イド機構61によって各テープlOの姿勢や位置等を整
えられており、各テープ10が均一な状態でテーブル5
2上に維持される。
続いて、引き出し機構70のシリンダ71を作動させて
チャック80を供給装置40側に移動させ、チャック8
0でテープ群12の先端を係止する。
チャック80を供給装置40側に移動させ、チャック8
0でテープ群12の先端を係止する。
第9図に示すように、先のカッタ55による切断に伴っ
て、テープ群12の各テープ10はばらばらに反ったり
捩れたりしているが、鞘状の整列部材87より遡って乱
れを生じることはない。
て、テープ群12の各テープ10はばらばらに反ったり
捩れたりしているが、鞘状の整列部材87より遡って乱
れを生じることはない。
第10図に示すように、整列部材87をシリンダ88で
先端側に進出させることにより、テープ群12は順次物
されて各テープ10が略まとめられ、チャック80の開
口84内に挿入可能な状態となる。この状態でチャック
80を接近させる。
先端側に進出させることにより、テープ群12は順次物
されて各テープ10が略まとめられ、チャック80の開
口84内に挿入可能な状態となる。この状態でチャック
80を接近させる。
第11図に示すように、チャック80の接近に伴って、
整列部材87は開口84内に挿入され、これによりテー
プ群12の先端は開口84内に導入されたことになり、
この状態でチャック80のシリンダ82を収縮させて挟
持部材81.83を近接させるとともに、適当な段階で
シリンダ88により整列部材87を後退させると、テー
プ群12の先端部は開口84内に挟まれたまま残される
。
整列部材87は開口84内に挿入され、これによりテー
プ群12の先端は開口84内に導入されたことになり、
この状態でチャック80のシリンダ82を収縮させて挟
持部材81.83を近接させるとともに、適当な段階で
シリンダ88により整列部材87を後退させると、テー
プ群12の先端部は開口84内に挟まれたまま残される
。
第12図に示すように、挟持部材81.83がさらに近
接すると、テープ群12の先端部は挟持部材81゜83
の間に挟持される。この際、挟持されたテープ群12は
凸条85および凹溝86により波状に曲げられ、各々の
エツジ部分によって確実な係止が行われる。
接すると、テープ群12の先端部は挟持部材81゜83
の間に挟持される。この際、挟持されたテープ群12は
凸条85および凹溝86により波状に曲げられ、各々の
エツジ部分によって確実な係止が行われる。
チャック80による先端部の係止が完了したら、チャッ
ク80をテープ群11の反対側に移動させてテープ群1
2の引き出し動作を行う、すなわち、シリンダ71を逆
向きに作動させてチャック80を供給装置40と反対向
きの駆動力をかけておく、この状態ではテープ群12は
移動規制されているためチャック80は移動しないが、
ガイド機構62の押さえ部材65を上昇させてテープ群
12の挟持を解除するとともに、供給装置40のフィー
ドロール44を所定時間回転させることにより、チャッ
ク80はテープ群12の先端部青係止した状態でテープ
群11の反対側まで移動し、テープ群12は所定の送り
量S2だけ送られる(第4図参照)。この送り量S2は
テープ群11の幅よりやや大きく設定され、先にテーブ
ル52上に張られていたテープ群11の上には新たなテ
ープ群12が里ね合わせられる。このテープ群12には
、それぞれのテープlOに送り出し側のモータ46およ
びシリンダ71の駆動力に応じた一様な張力がかかると
ともに、供給装置40のガイドグリッド47およびガイ
ド機構62によって各テープ10の姿勢や位置等を整え
られており、各テープ10が均一な状態とされる。なお
、実際には、テープ群12はチャック80と整列部材8
7との間に張られるため、テープ群11との間に間隔が
あくが、各テープ群11.12は加熱板53の降下によ
り互いに圧接可能である。
ク80をテープ群11の反対側に移動させてテープ群1
2の引き出し動作を行う、すなわち、シリンダ71を逆
向きに作動させてチャック80を供給装置40と反対向
きの駆動力をかけておく、この状態ではテープ群12は
移動規制されているためチャック80は移動しないが、
ガイド機構62の押さえ部材65を上昇させてテープ群
12の挟持を解除するとともに、供給装置40のフィー
ドロール44を所定時間回転させることにより、チャッ
ク80はテープ群12の先端部青係止した状態でテープ
群11の反対側まで移動し、テープ群12は所定の送り
量S2だけ送られる(第4図参照)。この送り量S2は
テープ群11の幅よりやや大きく設定され、先にテーブ
ル52上に張られていたテープ群11の上には新たなテ
ープ群12が里ね合わせられる。このテープ群12には
、それぞれのテープlOに送り出し側のモータ46およ
びシリンダ71の駆動力に応じた一様な張力がかかると
ともに、供給装置40のガイドグリッド47およびガイ
ド機構62によって各テープ10の姿勢や位置等を整え
られており、各テープ10が均一な状態とされる。なお
、実際には、テープ群12はチャック80と整列部材8
7との間に張られるため、テープ群11との間に間隔が
あくが、各テープ群11.12は加熱板53の降下によ
り互いに圧接可能である。
これにより、テーブル52上には新たなテープ群11、
12が準備され、以下、同様な融着、切断、テープ群1
1の送り動作、テープ群12の引き出し動作の繰返しに
よりウェブ13が順次コイル13Aに捲かれてゆく。
12が準備され、以下、同様な融着、切断、テープ群1
1の送り動作、テープ群12の引き出し動作の繰返しに
よりウェブ13が順次コイル13Aに捲かれてゆく。
このような本実施例によれば以下に示すような効果があ
る。
る。
すなわち、コイル13A、 12Aに捲かれたテープ群
11、12を交叉方向に引き出し、加熱融着して得られ
た格子状ウェブ13をコイル13A に巻き取るという
一連の工程を製造装置1において一括して行うことがで
き、ウェブ13の製造の全自動化が可能である。
11、12を交叉方向に引き出し、加熱融着して得られ
た格子状ウェブ13をコイル13A に巻き取るという
一連の工程を製造装置1において一括して行うことがで
き、ウェブ13の製造の全自動化が可能である。
また、テープ群11の送り動作は供給装置20のモータ
26と巻き取り装置30のトルクモータ35とにより制
御できる。
26と巻き取り装置30のトルクモータ35とにより制
御できる。
このうち、供給装置20においては、ピンチロール23
とフィードロール24とによるピンチロール機構により
テープ群11の間歇的な送り出し動作を正確に行える。
とフィードロール24とによるピンチロール機構により
テープ群11の間歇的な送り出し動作を正確に行える。
このため、コイル13Aからの引き出し抵抗が大きくて
も巻き取り装置30に過大な負荷がかかることがなく、
あるいは途中のテープ群11やウェブ13に過大な張力
がかかることがなく、安定した送り動作を実現できる。
も巻き取り装置30に過大な負荷がかかることがなく、
あるいは途中のテープ群11やウェブ13に過大な張力
がかかることがなく、安定した送り動作を実現できる。
また、供給装置20にガイドグリッド27を設けるとと
もに、テーブル52の直前にガイド機構61を設けたた
め、送られるテープ群11の状態を整えて各テープ10
の捩れや偏り等を未然に防止できる。
もに、テーブル52の直前にガイド機構61を設けたた
め、送られるテープ群11の状態を整えて各テープ10
の捩れや偏り等を未然に防止できる。
これらにより、テープ群11の全体的な送り動作を正確
かつ確実にでき、テーブル52上に沿って張り渡される
テープ群11を所定の一様な状態とすることができる。
かつ確実にでき、テーブル52上に沿って張り渡される
テープ群11を所定の一様な状態とすることができる。
一方、横方向テープ群12の引き出し動作は、供給装置
40のモータ46、ガイド機構62の押さえ部材65、
引き出し機構70のシリンダ71およびチャック80に
より制御できる。
40のモータ46、ガイド機構62の押さえ部材65、
引き出し機構70のシリンダ71およびチャック80に
より制御できる。
このうち、供給装置40においては、ピンチロ−ル43
とフィードロール44とによるピンチロール機構により
テープ群12の間歇的な送り出し動作を正確に行える。
とフィードロール44とによるピンチロール機構により
テープ群12の間歇的な送り出し動作を正確に行える。
このため、コイル12Aからの引き出し抵抗が大きくて
も引き出し機構70に過大な負荷がかかることがなく、
途中のテープ群12に過大な張力がかかることがなく、
安定した送り動作を実現できる。
も引き出し機構70に過大な負荷がかかることがなく、
途中のテープ群12に過大な張力がかかることがなく、
安定した送り動作を実現できる。
また、供給装置40にガイドグリッド47を設けるとと
もに、テーブル52の直前にガイド機構62を設けたた
め、送られるテープ群12の状態を整えて各テープlO
の捩れや偏り等を未然に防止できる。
もに、テーブル52の直前にガイド機構62を設けたた
め、送られるテープ群12の状態を整えて各テープlO
の捩れや偏り等を未然に防止できる。
さらに、ガイド機構62には押さえ部材65を設けて切
断後のテープ群12の先端をそのままの位置に維持する
ことができ、引き出しにあたってのチャック80による
係止を確実に行える。
断後のテープ群12の先端をそのままの位置に維持する
ことができ、引き出しにあたってのチャック80による
係止を確実に行える。
また、テープ群12の先端には整列部材87を設けたた
め、先端部のテープlOに捩れや反りがあっても整列部
材87でまとめることができ、チャック80による係正
にあたって開口84内への挿入を簡単かつ確実に行える
。
め、先端部のテープlOに捩れや反りがあっても整列部
材87でまとめることができ、チャック80による係正
にあたって開口84内への挿入を簡単かつ確実に行える
。
さらに、テープ群12の先端はチャック80の挟持部材
81.83により挟持されるとともに、凸条85と凹溝
86により波状に噛み込まれ、確実に係止される。この
際、凸条85には弾性材料を用いたため、各テープ10
の剛性に応じて適宜変形するた、必要以上に強く噛み込
んでテープ10を損傷する恐れがない。
81.83により挟持されるとともに、凸条85と凹溝
86により波状に噛み込まれ、確実に係止される。この
際、凸条85には弾性材料を用いたため、各テープ10
の剛性に応じて適宜変形するた、必要以上に強く噛み込
んでテープ10を損傷する恐れがない。
また、テープ群12の先端を係止したチャック80は引
き出し機構70の各シリンダ71によりテープ群11の
反対側まで移動させることができる。この際、スプロケ
ット73、ローラチエタフ4、連結シャフト75による
同調手段によりチャック80を平行に移動させることが
でき、テープ群12の各テープ10をそれぞれ均等に引
き出すことができ、かつ各々の張力を一定に維持できる
。
き出し機構70の各シリンダ71によりテープ群11の
反対側まで移動させることができる。この際、スプロケ
ット73、ローラチエタフ4、連結シャフト75による
同調手段によりチャック80を平行に移動させることが
でき、テープ群12の各テープ10をそれぞれ均等に引
き出すことができ、かつ各々の張力を一定に維持できる
。
これらにより、テープ群12の全体的な送り動作を正確
かつ確実にでき、テープ群11上に引き出されるテープ
群12を所定の一様な状態とすることができる。
かつ確実にでき、テープ群11上に引き出されるテープ
群12を所定の一様な状態とすることができる。
従って、本実施例によれば、各工程の自動化を簡単かつ
確実に行うことができ、格子上ウェブ13の製造にあた
って人手による引き出し作業や調整等が必要なく、人手
による作業を解消して作業効率および製品精度を大幅に
向上できる。
確実に行うことができ、格子上ウェブ13の製造にあた
って人手による引き出し作業や調整等が必要なく、人手
による作業を解消して作業効率および製品精度を大幅に
向上できる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
以下に示すような変形をも含むものである。
以下に示すような変形をも含むものである。
すなわち、供給装置40にはモーフ46で駆動される剛
性表面のフィードロール44およびピンチロール43を
設け、これらでテープ群12を挟持して送り出すピンチ
ロール機構を構成したが、これらは供給装置40に限ら
ず融着装置50の側面などに設けてもよく、寸法や配置
等は実施にあたって適宜選択すればよい。
性表面のフィードロール44およびピンチロール43を
設け、これらでテープ群12を挟持して送り出すピンチ
ロール機構を構成したが、これらは供給装置40に限ら
ず融着装置50の側面などに設けてもよく、寸法や配置
等は実施にあたって適宜選択すればよい。
また、チャック80としては、挟持部材81.83のよ
うに完全に分離されて平行移動により互いに近接離隔す
るものに限らず、基端側を回動自在に連結されて先端側
が近接離隔してテープ群12を挟持できるものであって
もよい。
うに完全に分離されて平行移動により互いに近接離隔す
るものに限らず、基端側を回動自在に連結されて先端側
が近接離隔してテープ群12を挟持できるものであって
もよい。
さらに、挟持部材81.83を相対移動させるものとし
では、シリンダ82等の流体圧式のものに限らず、ソレ
ノイド等の電磁気的な駆動を行うものであってもよい。
では、シリンダ82等の流体圧式のものに限らず、ソレ
ノイド等の電磁気的な駆動を行うものであってもよい。
また、挟持部材81.83に設ける弾性を有する凸条8
5および凹溝86の列数や配置、断面形状は適宜変更し
てよく、凹溝86も弾性体とすればテープ群12の損傷
の可能性をいっそう低減できる。
5および凹溝86の列数や配置、断面形状は適宜変更し
てよく、凹溝86も弾性体とすればテープ群12の損傷
の可能性をいっそう低減できる。
さらに、整列部材87は偏平な中空筒型の鞘状のものに
限らず、上下からテープ群12の先端部分を挟むように
配置された一対のブレード等を利用してもよい。
限らず、上下からテープ群12の先端部分を挟むように
配置された一対のブレード等を利用してもよい。
また、整列部材87を進退させるものとしては、シリン
ダ88に限らずソレノイド等を利用してもよく、別途移
動経路に沿って適宜ガイド等を設けてもよい。
ダ88に限らずソレノイド等を利用してもよく、別途移
動経路に沿って適宜ガイド等を設けてもよい。
一方、テープ群12を係止したチャック80を所定の引
き出し方向に移動させる引き出し機構70としては、前
記実施例の構成に限らず、種々の構成を選択することが
できる。
き出し方向に移動させる引き出し機構70としては、前
記実施例の構成に限らず、種々の構成を選択することが
できる。
例えば、チャック80の移動にはロッドレスシリンダ7
1等の流体圧による駆動手段に限らず、ボールねし軸と
モータの組み合わせ等を採用してもよく、駆動とは別に
チャック80の移動方向を規制して案内するガイド等を
設けてもよい。
1等の流体圧による駆動手段に限らず、ボールねし軸と
モータの組み合わせ等を採用してもよく、駆動とは別に
チャック80の移動方向を規制して案内するガイド等を
設けてもよい。
また、チャック80を平行移動させるための同調手段と
しては、ローラチエタフ4に限らずコツクドベルト等の
他の循環伝達機構であってもよく、また一端のスプロケ
ット73どうしをシャフトマ5等で連結する機械的な連
動ではなく、フィードバック制御を相互関連させるよう
な電気的な同調操作であってもよい。
しては、ローラチエタフ4に限らずコツクドベルト等の
他の循環伝達機構であってもよく、また一端のスプロケ
ット73どうしをシャフトマ5等で連結する機械的な連
動ではなく、フィードバック制御を相互関連させるよう
な電気的な同調操作であってもよい。
さらに、シリンダ71等の駆動手段は一対とすることは
必須ではなく、一方を単なるガイドレールとしてもよく
、同調手段で当該側にも駆動力が伝達されるように構成
すればよい。
必須ではなく、一方を単なるガイドレールとしてもよく
、同調手段で当該側にも駆動力が伝達されるように構成
すればよい。
例えば、チャック80の両側にボールねし軸を設け、同
調手段として各々の端部を歯車等の伝達機構で結ぶ横取
の場合、駆動用のモータ等は何れかの軸または伝達機構
の任意の位置を駆動するように構成することができる。
調手段として各々の端部を歯車等の伝達機構で結ぶ横取
の場合、駆動用のモータ等は何れかの軸または伝達機構
の任意の位置を駆動するように構成することができる。
さらに、加熱板53やカッタ55、ガイド機構61゜6
2やガイドグリッド27.47などの構成は実施にあた
って適宜変更してもよく、あるいは省略してもよい。
2やガイドグリッド27.47などの構成は実施にあた
って適宜変更してもよく、あるいは省略してもよい。
また、テープ群11.12の寸法、本数等は前記実施例
に限られるものではなく、各々を構成する樹脂テープ1
0もFRP成形に利用されるUDプリプレグテープ等で
あってもよく、本発明の並列テープ群のチャック機構お
よび並列テープ群の引き出し装置は格子状ウェブの製造
装置1に限らず、複数の並列テープの取り扱いに広く利
用できるものである。
に限られるものではなく、各々を構成する樹脂テープ1
0もFRP成形に利用されるUDプリプレグテープ等で
あってもよく、本発明の並列テープ群のチャック機構お
よび並列テープ群の引き出し装置は格子状ウェブの製造
装置1に限らず、複数の並列テープの取り扱いに広く利
用できるものである。
以上に説明したように、本発明の並列テープ群のチャッ
ク機構によれば、複数のテープの状態が不揃いであって
も確実な係止を自動的に行えるとともに、本発明の並列
テープ群の引き出し装置によれば、複数のテープを確実
かつ一様な状態で自動的に引き出すことができる。
ク機構によれば、複数のテープの状態が不揃いであって
も確実な係止を自動的に行えるとともに、本発明の並列
テープ群の引き出し装置によれば、複数のテープを確実
かつ一様な状態で自動的に引き出すことができる。
第1図、第2図および第3図はそれぞれ本発明の一実施
例を示す平面図、正面図および側面図、第4図は前記実
施例で取扱うテープ群の配列状態を示す斜視図、第5図
および第6r:jJはそれぞれ前記実施例の引き出し機
構を示す平面図および側面図、第7図および第8図はそ
れぞれ前記実施例のチャックを示す平面図および側面図
、第9図ないし第11P図はそれぞれ前記実施例におけ
るテープ群の挟持動作を示す側面図である。 l・・・格子状ウェブ製造装置、10・・・樹脂テープ
、11・・・縦方向テープ群、12・・・横方向テープ
群、13・・・格子状ウェブ、20・・・縦方向テープ
群供給装置、30・・・ウヱブ巻き取り装置、40・・
・横方向テープ群供給装置、43.44.46・・・ピ
ンチローラ機構であるピンチローラ、フィードローラ、
モータ、50・・・高温ブレス融着装置、70・・・引
き出し機構、71・・・ロッドレスシリンダ、73.7
4・・・循環伝達機構であるスプロケットおよびエンド
レスローラチェン、75・・・同調手段である連結用シ
ャフト、80・・・チャック、81゜83・・・挟持部
材、84・・・開口、85.86・・・凸条および凹溝
、87・・・整列部材。
例を示す平面図、正面図および側面図、第4図は前記実
施例で取扱うテープ群の配列状態を示す斜視図、第5図
および第6r:jJはそれぞれ前記実施例の引き出し機
構を示す平面図および側面図、第7図および第8図はそ
れぞれ前記実施例のチャックを示す平面図および側面図
、第9図ないし第11P図はそれぞれ前記実施例におけ
るテープ群の挟持動作を示す側面図である。 l・・・格子状ウェブ製造装置、10・・・樹脂テープ
、11・・・縦方向テープ群、12・・・横方向テープ
群、13・・・格子状ウェブ、20・・・縦方向テープ
群供給装置、30・・・ウヱブ巻き取り装置、40・・
・横方向テープ群供給装置、43.44.46・・・ピ
ンチローラ機構であるピンチローラ、フィードローラ、
モータ、50・・・高温ブレス融着装置、70・・・引
き出し機構、71・・・ロッドレスシリンダ、73.7
4・・・循環伝達機構であるスプロケットおよびエンド
レスローラチェン、75・・・同調手段である連結用シ
ャフト、80・・・チャック、81゜83・・・挟持部
材、84・・・開口、85.86・・・凸条および凹溝
、87・・・整列部材。
Claims (5)
- (1)互いに所定間隔で並列に配置されたテープ群の各
先端部を係止する並列テープ群のチヤック機構であって
、 互いに近接離隔して前記テープ群の先端部を挟持可能な
一対の挟持部材を有し、当該挟持部材は一方の内側面に
は前記テープ群と交叉方向に延びる、弾性を有する凸条
が形成され、他方の内側面には前記一方との近接時に前
記凸条が挿入可能な凹溝が形成されているとともに、 前記テープ群に沿って先端側へ進出して当該テープ群の
先端部分を整列させる整列手段を有し、当該整列手段は
進出時に前記一対の挟持部材間に形成される間隔内に挿
入可能であることを特徴とする並列テープ群のチャック
機構。 - (2)互いに所定間隔で並列に配置されたテープ群を一
様な状態で引き出す並列テープ群の引き出し装置であっ
て、 所定の駆動源により回転される剛性表面ロールと、当該
ロールに所定圧力で圧接されて転動する弾性表面ロール
とで前記テープ群を挟持して送り出すピンチロール機構
を備えるとともに、 前記ピンチロール機構から送り出されるテープ群の各先
端部を挟持係止するチャック機構と、当該チャック機構
を前記引き出し方向に平行移動させる引き出し機構とを
備えたことを特徴とする並列テープ群の引き出し装置。 - (3)特許請求の範囲第2項において、前記引き出し機
構は、前記チャック機構の両端部分をそれぞれ前記引き
出し方向に往復駆動する一対の駆動手段を有するととも
に、前記チャック機構の両端部分の移動位置を互いに一
致させる同調手段を有することを特徴とする並列テープ
群の引き出し装置。 - (4)特許請求の範囲第3項において、前記駆動手段は
、それぞれ前記引き出し方向に延びるロッドレスシリン
ダであるとともに、前記同調手段は、前記両端部分の移
動経路に沿って配置された一対の循環伝達機構を有し、
この循環伝達機構は互いに連動されかつ各々の一部を対
応する両端部分に連結されていることを特徴とする並列
テープ群の引き出し装置。 - (5)特許請求の範囲第3項において、前記駆動手段は
、それぞれ前記チャック機構の両端部分を前記引き出し
方向に案内するガイドと、当該両端部分を前記ガイドに
沿って移動させる電動機を有するとともに、前記同調手
段は、前記両端部分の移動経路に沿って配置された一対
の循環伝達機構を有し、この循環伝達機構は互いに連動
されかつ各々の一部を対応する両端部分に連結されてい
ることを特徴とする並列テープ群の引き出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1176773A JPH0633548B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 並列テープ群のチャック機構および引き出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1176773A JPH0633548B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 並列テープ群のチャック機構および引き出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0340856A true JPH0340856A (ja) | 1991-02-21 |
JPH0633548B2 JPH0633548B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=16019579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1176773A Expired - Lifetime JPH0633548B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 並列テープ群のチャック機構および引き出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633548B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008002049A (ja) * | 2006-05-24 | 2008-01-10 | Fukui Prefecture | シート製造装置及びその方法 |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP1176773A patent/JPH0633548B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008002049A (ja) * | 2006-05-24 | 2008-01-10 | Fukui Prefecture | シート製造装置及びその方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0633548B2 (ja) | 1994-05-02 |
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