JPH0340573B2 - - Google Patents

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JPH0340573B2
JPH0340573B2 JP59256979A JP25697984A JPH0340573B2 JP H0340573 B2 JPH0340573 B2 JP H0340573B2 JP 59256979 A JP59256979 A JP 59256979A JP 25697984 A JP25697984 A JP 25697984A JP H0340573 B2 JPH0340573 B2 JP H0340573B2
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JP
Japan
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fixture
barricade
fixed
power transmission
attached
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JP59256979A
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JPS61134473A (ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は送電線を支持させる鉄塔や電柱等にお
いて、碍子等に鳥やむささびといつた飛行小動物
が飛来することによつて発生する送電線系統の閃
絡事故を防ぐための送電線用鳥獣害防止装置に関
し、特に保全工事等の作業に際して手軽に着脱で
きて、作業が容易に行なえるように改良したもの
である。
[従来の技術] 従来、例えば第11図に見られるように碍子A
に対して直接に棒体14a等の防止装置を取付け
たものが知られているが、このようなものでは碍
子Aの保全工事等に際して棒体14aが邪魔にな
るため締付バンドcを切離して棒体14aを取り
外ずし保全工事後再び棒体14aを取り付けるた
めに締付バンドcを巻き付ける等煩雑な作業を必
要とし不具合がある。
そこで、棒体14aを防止装置の締付バンドc
に着脱自在に取付けるように改良したものが見受
けられるが、このように着脱自在とした棒体14
aに鳥獣等の飛来物が当たつたり或いは風に煽ら
れて棒体14aが飛ばされて脱落し、所期の役目
を果たせなくなる。
また、第12図のように取付アームBの碍子A
の傍に棒体14aを固定した防止装置を締付バン
ドcで締付固定させるようにしたものもあるが、
このものでは保全工事等に際して締付バンドcを
切離して取外さなければならず、工事の終了後に
再び取付固定するのに手数が掛かり、また、高所
での作業のため危険を伴なうものである。
[発明が解決しようとする問題点] 保全工事に際して鳥獣害防止装置の一部を手軽
に取外せて、しかも工事の終了後には簡単にかつ
確実に取付固定できるようにして、工事が容易
に、また、安全作業が行なえるようにする。
[問題点を解決するための手段] 送電線を絶縁支持させるべく鉄塔、電柱等に設
けられたアーム等に取付固定させる取付具と、該
取付具に着脱自在に装着させるバリケード本体と
から成り、バリケード本体の上面には絶縁性棒体
を多数本林立固定させるように構成する。
[作用] アーム等に取付固定された取付具に対し着脱自
在に装着させたバリケード本体に林立させた絶縁
性棒体で鳥獣等の飛来を防止させる。そして、保
全工事等に際してはバリケード本体を取付具より
取外すことで作業をし易く、しかも安全になし得
て、さらに工事終了後には再びバリケード本体を
簡単に取付固定させるようにする。
[実施例] 図において1は碍子Aの取付アームB上に取着
される台板状の取付具であり、左右両端には締付
バンドc,cの挿通部2,2を設け、該各挿通部
2,2に挿通した締付バンドc,cを取付アーム
Bに周回させて取付固定させる。該取付具1の上
面中央部に円形状の空洞3を設けて、該空洞3の
中心に円柱状の軸部4を直立状に突出させる。さ
らに取付具1には空洞3より外側で対向する隅角
部に上下方向に貫通するねじ孔5,5を穿設して
いる。
6は取付具1の上面に重合させる中間部材であ
り、中央部に前記空洞3を連通し、かつ該空洞3
より小径で円形状の通孔7を貫通させると共に該
通孔7に連通させて溝孔8,8を対設している。
さらに該中間部材6には取付具1のねじ孔5,5
に連通するばね挿通孔9,9を貫通させてコイル
ばね10,10を装着し、該各コイルばね10,
10上には球体11,11をその上端が中間部材
6の上面より突出して、しかもばね挿通孔9,9
から抜脱不能に装填させると共に、各コイルばね
10,10の下端は取付具1のねじ孔5,5に栓
体12,12を螺着して支持させ、前記球体1
1,11を弾発付勢させる。
13は上面にFRP製の絶縁性棒体14を多数
本林立固定させたバリケード本体であり、該バリ
ケード本体13の下面の中央に中間部材6の通孔
7に嵌合する円柱状の突出部15を設けている。
該突出部15の先端には中間部材6に設けた溝孔
8,8に嵌合する突起16,16を連設し、さら
に突出部15の中心に取付具1に設けた軸部4を
嵌合させる軸孔17を開設している。さらに、バ
リケード本体13の下面には中間部材6の上面に
突出する球体11,11の一部を嵌合させる凹穴
18,18を設けている。
このように構成した本発明の送電線用鳥獣害防
止装置は第9図のように鉄塔Dに設けられた取付
アームB或いは第10図のように電柱Eに取付け
られた取付アームBの碍子Aに近接した個所に、
中間部材6を重合させた取付具1を締付バンド
c,cを介して取付固定させる。そして、バリケ
ード本体13の突出部15及び突起16,16を
中間部材6の通孔7及び溝8,8に挿入させて押
さえつけ、突起16,16を取付具1の空洞3に
臨ませた状態でバリケード本体13を回動するこ
とにより、該突起16,16の上面を中間部材6
の底面で係止させて、取付具1、中間部材6及び
バリケード本体13の三者を抜脱不能に連結す
る。この状態でバリケード本体13は凹穴18,
18に中間部材6の上面に一部が突出する球体1
1,11を嵌合すると共にコイルばね10,10
の弾発付勢により保持される。
そして、保全工事等に際しては、バリケード本
体13をコイルばね10,10の弾発付勢に抗し
て強い力で回動させて、突出部15及び突起1
6,16を中間部材6の通孔7及び溝孔8,8か
ら抜脱させることにより簡単に取外せる。また、
工事が済めば前記の要領により再び装着すること
ができ、着脱ともに何れも簡単に行なえる。
また、バリケード本体13の上面に取付ける多
数本のFRP製の絶縁性棒体14は図示したよう
に放射状に林立固定させることにより鳥獣が取付
アームBに休憩しようとしたり、碍子Aに接触し
たりするのを広範囲に防止できる。
[発明の効果] 以上に述べたように本発明の送電線用鳥獣害防
止装置は、送電線を支持させる鉄塔や電柱等に設
けられた碍子の取付アームに支持具を取付け、こ
の支持具に対して、絶縁性棒体を林立固定させた
バリケード本体を着脱自在に取付けるように構成
したものであるから、送電系統の保全工事等に際
して、バリケード本体を一時的に取外して安全に
作業することができる。
また本発明の防止装置は取付具を予かじめ取付
アームに取付けたものに、バリケード本体を着脱
自在に取付固定させるものであるから取付けの作
業性も優れており、飛来物に接触したり、風に煽
られて脱落することもなく、確実に鳥獣害防止の
目的を十分に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係わるもので第1図は斜視図、
第2図は拡大して示す分解斜視図、第3図は取付
具と中間部材との関係を示す断面図、第4図は取
付具にバリケード本体を装着する状態の斜視図、
第5図は同上平面図、第6図は同上断面図、第7
図は中間部材上にバリケード本体を単に重合させ
た状態の側面断面図、第8図は球体の上部をバリ
ケード本体の凹穴に嵌合させた状態の側面断面
図、第9図及び第10図は使用状態の斜視図、第
11図及び第12図は従来例を示す側面図であ
る。 1……取付具、13……バリケード本体、14
……FRP製棒体、B……取付アーム、D……鉄
塔、E……電柱。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送電線を絶縁支持させるべく鉄塔、電柱等に
    設けられたアーム等に取付固定させる取付具と、
    該取付具に着脱自在に装着させるバリケード本体
    とから成り、バリケード本体の上面には絶縁性棒
    体を多数本林立固定させるように構成したことを
    特徴とする送電線用鳥獣害防止装置。 2 絶縁性棒体をバリケード本体に対して放射状
    に林立固定させたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の送電線用鳥獣害防止装置。
JP59256979A 1984-12-05 1984-12-05 送電線用鳥獣害防止装置 Granted JPS61134473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59256979A JPS61134473A (ja) 1984-12-05 1984-12-05 送電線用鳥獣害防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59256979A JPS61134473A (ja) 1984-12-05 1984-12-05 送電線用鳥獣害防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61134473A JPS61134473A (ja) 1986-06-21
JPH0340573B2 true JPH0340573B2 (ja) 1991-06-19

Family

ID=17300031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59256979A Granted JPS61134473A (ja) 1984-12-05 1984-12-05 送電線用鳥獣害防止装置

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JP (1) JPS61134473A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0350920U (ja) * 1989-09-26 1991-05-17
JP5186618B2 (ja) * 2007-07-11 2013-04-17 株式会社マルサンテクノス 鳥害防止用装置
JP5355652B2 (ja) * 2011-10-06 2013-11-27 中国電力株式会社 回転ロッドの操作障害防止具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61134473A (ja) 1986-06-21

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