JPH0339872Y2 - - Google Patents

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JPH0339872Y2
JPH0339872Y2 JP4346286U JP4346286U JPH0339872Y2 JP H0339872 Y2 JPH0339872 Y2 JP H0339872Y2 JP 4346286 U JP4346286 U JP 4346286U JP 4346286 U JP4346286 U JP 4346286U JP H0339872 Y2 JPH0339872 Y2 JP H0339872Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、投光素子及び受光素子を利用したス
イツチ装置に関する。
(従来の技術) スイツチ装置を無接点化するための一つの手段
として、従来より、発光ダイオード等の投光素子
及びホトトランジスタ等の受光素子を利用するこ
とが行なわれている。この種のスイツチ装置の一
例として、従来より、例えばプラスチツク製の光
ガイド部材或は光フアイバを用いて投光素子及び
受光素子間に光路を形成すると共に、この光路中
に手動操作に応じて出没する遮蔽板を設けた構成
のものが供されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のスイツチ装置では、材料自体が比較
的高価な光ガイド部材或は光フアイバを必要とし
てコスト高になるばかりか、遮蔽板等を含む可動
部分の構造が複雑化するという問題点もある。ま
た、光ガイド部材或は光フアイバとは別個に所定
操作ストロークが必要な遮蔽板を必要とし、この
ため全体の小形化が困難になると共に、生産性も
悪いという問題点がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、発光素子及び受光素子を利用し
た無接点形のものでありながら、コストの低減及
び構造の簡単化を実現できると共に、全体の小形
化も達成でき、さらには生産性を大幅に向上させ
ることができる上に、操作荷重を自由に選ぶこと
ができる等の効果を奏するスイツチ装置を提供す
るにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案によるスイツチ装置は、厚み方向に貫通
した透孔部を有した保持板、並びに夫々の光屈折
率が略等しく設定され且つ少なくとも一方に可撓
性が付与された導光性の第1及び第2の板状部材
を夫々設けて、これら第1及び第2の板状部材を
上記保持板の上下両面に夫々重ね合せ状に配置す
ると共に、上記第1及び第2の板状部材と略同じ
光屈折率を有した弾性変形可能な光伝達体を前記
保持板の透孔部内に前記第1及び第2の板状部材
と点接触状若しくは線接触状に当接されるように
配置し、さらに、前記第1の板状部材内に投光す
る投光素子、並びに前記第2の板状部材内からの
光を受光してその受光状態でスイツチング信号を
発生する受光素子を夫々設け、前記第1及び第2
の板状部材の少なくとも一方の押圧操作により前
記光伝達体が圧縮変形されてこれらの間の接触面
積が増えたときに前記投光素子からの投光が上記
両板状部材及び光伝達体を通じて前記受光素子に
受光されるように構成したものである。
(作用) 光伝達体が圧縮変形されていない状態、即ち光
伝達体と第1及び第2の板状部材との各間の接触
面積が零若しくは小さい状態では、第1の板状部
材内に投光された光が光伝達体を通じて第2の板
状部材内に伝えられることがなく、従つて受光素
子は非受光状態にあつてスイツチング信号は出力
されない。また、第1及び第2の板状部材の少な
くとも一方の押圧操作により光伝達体が圧縮変形
され、以てこれら各板状部材と光伝達体との各間
の接触面積が増えると、両板状部材及び光伝達体
の光屈折率が略同じであることから、第1の板状
部材内に投光された光が光伝達部材を通じて第2
の板状部材内に伝えられるようになり、これにて
受光素子が受光状態を呈してスイツチング信号が
出力される。
(実施例) 第1図及び第2図において、1は第1の板状部
材たる第1のフイルムで、これは例えば透明プラ
スチツク材料或はシリコンゴム等にて導光性及び
可撓性を有するように構成され、且つこの実施例
では矩形状に形成されている。また、この第1の
フイルム1の上面における図中左端縁部には、光
散乱性を有する塗料を帯状に印刷することにより
光拡散部2が設けられている。3は遮光性及び可
撓性を備えた例えばプラスチツク製の遮光フイル
ムで、これは第1のフイルム1の上面にその全体
を覆うように添設されている。4は矩形状をなす
と共に中央部に円孔4aを有するスペーサで、こ
れは遮光性ある材料にて前記第1のフイルム1よ
り幅狭に形成されており、その第1のフイルム1
の下面に前記光拡散部2との対向部分を避けた状
態にて添設されている。5は矩形状をなす保持板
で、これは遮光性ある材料にて前記スペーサ4と
略同じ外形で且つ比較的大きな厚みを有するよう
に形成されており、その中央部には前記円孔4a
より径小な透孔部5aが厚み方向に貫通するよう
に形成されている。そして、斯かる保持板5はス
ペーサ4の下面に添設され、以てその透孔部5a
が円孔4aに臨むように設けられている。6は第
2の板状部材たる第2のフイルムで、これは第1
のフイルム1と同じ材質にて構成され、以て導光
性を有すると共にその第1のフイルム1と同一の
光屈折率を有するように構成されている。斯かる
第2のフイルム6は、保持板5と略同じ大きさの
矩形状に形成されており、その保持板5の下面に
添設されている。また、この第2のフイルム6の
上面における図中右端縁部には、光散乱性を有す
る塗料を帯状に印刷することにより光拡散部7が
設けられている。
8は前記透孔部5a内に配置された光伝達体た
る導光性ある球体で、これは前記第1及び第2の
フイルム1及び6と同じ材質にて形成され、以て
これらと同一の光屈折率を有すると共に、弾性変
形可能に構成されている。この場合、球体8の直
径は、第1及び第2のフイルム1及び6間の距離
と同等若しくは若干小さく設定されており、以て
その配置状態で第1及び第2のフイルム1及び6
の双方若しくは一方(第2のフイルム6)と点接
触状に当接するように設けられる。このように球
体8が設けられた結果、遮光フイルム3の中央部
分(球体8との対応部分)を指等により押圧する
と、第3図に示すように、遮光フイルム3及び第
1のフイルム1の変形に応じて球体8が圧縮変形
されて、その球体8と第1及び第2のフイルム1
及び6との各間の接触面積が増えるようになる。
そして、この状態から上記押圧を解除すると、遮
光フイルム3、第1のフイルム1及び球体8が復
帰変形して上記接触面積の拡大状態が解除される
ようになる。9は矩形状をなす補強板で、これは
遮光性ある材料にて前記第2のフイルム6より幅
狭に形成されており、その第2のフイルム6の下
面に前記光拡散部7との対向部分を避けた状態に
て添設されている。
10は投光素子たる例えば発光ダイオードで、
これは第1のフイルム1における光拡散部2部分
に下方から対向するように設置されている。この
結果、発光ダイオード10からの投光は第1のフ
イルム1内に入射して光拡散部2にて拡散され、
その拡散光の一部が第1図中矢印で示すように第
1のフイルム1の上、下面で反射されながらその
内部を長手方向に進むようになる。11は受光素
子たる例えばホトトランジスタで、これは第2の
フイルム6における光拡散部7部分に下方から対
向するように設置されている。この結果、第2の
フイルム6内に入射した光があつた場合には、そ
の光が光拡散部7にて拡散され、その拡散光の一
部がホトトランジスタ11に受光されるようにな
る。そして、図示はしないが、ホトトランジスタ
11はその受光状態でスイツチング信号を発生す
るように構成されている。尚、第1のフイルム
1、遮光フイルム3、スペーサ4、保持板5、第
2のフイルム6及び補強板9の各間は、例えば接
着により固定したり、或は各周縁部を挟み付ける
ホルダによつて固定すれば良い。
上記構成によれば、非操作状態、即ち第1図に
示すように球体8が圧縮変形されていない状態で
は、その球体8と第1のフイルム1及び第2のフ
イルム6の各間との接触面積が零若しくは極めて
小さいから、発光ダイオード10から第1のフイ
ルム1内に投光された光が第2のフイルム6内に
ほとんど伝えられることがなく、このためホトト
ランジスタ11は非受光状態にあつてスイツチン
グ信号が出力されることがない。また、遮光フイ
ルム3の中央部を押圧操作すると、第3図に示す
ように球体8が圧縮変形されて、その球体8と第
1及び第2のフイルム1及び6の各間との接触面
積が増えるようになる。すると、同図中に矢印で
示すように、発光ダイオード10から第1のフイ
ルム1内に投光され且つ光拡散部2にて拡散され
てその長手方向に進む光が、上記両フイルム1,
6及び球体8の光屈折率が同じことからこれらの
接触部分及び球体8を通じて第2のフイルム6内
に伝えられると共に、その光の一部が光拡散部7
にて拡散されてホトトランジスタ11に受光され
るようになる。従つて、遮光フイルム3の中央部
の押圧操作に応じて、ホトトランジスタ11から
スイツチング信号が出力されるものであり、斯様
な出力状態は上記押圧操作が解除されて第1図の
状態に戻つたときに停止される。
上記した本実施例によれば、夫々単純な形状で
比較的安価なもので済む遮光フイルム3、第1の
フイルム1、スペーサ4、保持板5、第2のフイ
ルム6、球体8及び補強板9を重ね合せるだけの
極めてコスト安且つ簡単な構成で済むものであ
り、勿論、可動部分の構造も極めて簡単なもので
済んで、全体の小形化を促進できるものである。
しかも、この場合には上記各部品を単純に重ね合
せるだけで済むと共に、第1のフイルム1、スペ
ーサ4、保持板5、第2のフイルム6及び補強板
9等の各部品(光拡散部2,7も含む)をプレス
技術及び印刷技術だけで製作できるから、その生
産性を飛躍的に高め得るものである。さらに、球
体8の材質及び大きさ等を調節することによつ
て、操作荷重を自由に選ぶことができるものであ
り、実用上極めて便利になる。加えて、第1のフ
イルム1側から第2のフイルム6側へ伝達される
光量は、球体8と両フイルム1及び6の各間との
接触面積ひいては操作力の大小に応じた球体8の
変形量によつて変化するものであるから、操作力
の大小によつてスイツチング信号の信号量が変化
するというアナログスイツチ的な使用形態が可能
となり、応用範囲を拡大することもできる。ま
た、スペーサ4、保持板5等の形状に工夫を加え
ることによつて、簡単に多連スイツチとして構成
することができ、応用範囲が一層広くなる利点も
ある。
尚、上記実施例では、光拡散部2及び7を夫々
第1のフイルム1及び第2のフイルム6に設ける
ようにしたが、これらを夫々遮光フイルム3及び
保持板5における同様位置に設けるようにしても
良いものである。また、光拡散部2,7は必ずし
も必要なものではなく、例えば発光ダイオード1
0及びホトトランジスタ11を第1図に二点鎖線
で示すように配置するときには不要になる。
その他、本考案は上記し且つ図面に示した実施
例に限定されるものではなく、例えば光伝達体と
して円柱状のものを使用して、その光伝達体が第
1及び第2の板状部材に対して線接触状に配置さ
れる構成としても良い等、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できるものである。
[考案の効果] 本考案によれば以上の説明によつて明らかなよ
うに、投光素子及び受光素子を利用した無接点形
のスイツチ装置でありながら、コストの低減及び
構造の簡単化を実現できると共に、全体の小形化
並びに生産性の飛躍的な向上をも達成し得、さら
に操作荷重を自由に選ぶことができると共に、ア
ナログスイツチ的な使用形態も可能になる等の有
益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は縦断面図、第2図は要部の分解斜視図、第3図
は第1図と異なる状態での縦断面図である。 図中、1は第1のフイルム(第1の板状部材)、
2,7は光拡散部、3は遮光フイルム、4はスペ
ーサ、4aは円孔、5は保持板、5aは透孔部、
6は第2のフイルム(第2の板状部材)、8は球
体(光伝達体)、9は補強板、10は発光ダイオ
ード(投光素子)、11はホトトランジスタ(受
光素子)を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 厚み方向に貫通した透孔部を有した保持板と、
    この保持板の上下両面に夫々重ね合せ状に配置さ
    れ各光屈折率が略等しく設定されると共に少なく
    とも一方が可撓性ある材料より成る導光性の第1
    及び第2の板状部材と、前記保持板の透孔部内に
    前記第1及び第2の板状部材と点接触状若しくは
    線接触状に当接されるように配置され上記各板状
    部材と略同じ光屈折率を有した弾性変形可能な光
    伝達体と、前記第1の板状部材内に投光するよう
    に配置された投光素子と、前記第2の板状部材内
    からの光を受光するように配置され受光状態でス
    イツチング信号を発生する受光素子とを具備し、
    前記第1及び第2の板状部材の少なくとも一方の
    押圧操作により前記光伝達体が圧縮変形されてこ
    れら間の接触面積が増えたときに前記投光素子か
    らの投光が上記両板状部材及び光伝達体を通じて
    前記受光素子に受光されるように構成したことを
    特徴とするスイツチ装置。
JP4346286U 1986-03-25 1986-03-25 Expired JPH0339872Y2 (ja)

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JPS62155429U JPS62155429U (ja) 1987-10-02
JPH0339872Y2 true JPH0339872Y2 (ja) 1991-08-22

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