JPH0339824Y2 - - Google Patents

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JPH0339824Y2
JPH0339824Y2 JP17779085U JP17779085U JPH0339824Y2 JP H0339824 Y2 JPH0339824 Y2 JP H0339824Y2 JP 17779085 U JP17779085 U JP 17779085U JP 17779085 U JP17779085 U JP 17779085U JP H0339824 Y2 JPH0339824 Y2 JP H0339824Y2
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theft
vehicle
stolen
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  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、例えば自家用車等の車両におい
て、その車両が盗難車であることを外部より容易
に確認可能とする盗難車表示装置に関する。
[考案の技術的背景及びその問題点] 一般に、車両が盗難に遭った場合には、その車
両のナンバープレートの登録番号及び車種,年
式、車体色等の手掛りを基に、警察等に依頼して
捜している。しかしながら、この場合、上記いく
つかの盗難車両の特徴を知る者のみにしかその車
両が盗難車であることを見分けることはできず、
盗難車両が発見された時には、その殆んどが盗難
現場より離れた地点に乗り捨てられた後であるケ
ースが多く、犯人を現行犯で発見することは容易
ではなかつた。
すなわち、このことは、たとえ身近に盗難車が
存在しても、その特徴を知らない限り、一般の人
はその車両を盗難車であると判断することはでき
ないことに起因している。このため、ここ数年
来、銀行強盗等の逃亡手段として盗難車が利用さ
れることが多く、盗難に遭った場合には、誰にで
も容易に認識できるようにする車両の開発が望ま
れている。
[考案の目的] この考案は上記のような問題点に鑑みなされた
もので、車両の登録番号或いは特徴等を知る必要
無く、誰にでも容易に盗難車両を認識することが
できるように盗難車表示装置を提供することを目
的とする。
[考案の概要] すなわちこの考案に係わる盗難車表示装置は、
盗難情報が表示された盗難表示パネルを、車両盗
難を検出した際にその表示面方向にスライド動作
させ、このパネルスライドの際にその表示面に対
して凹凸状の裏面側が面接触する透過板を、外部
より容易に認識可能な車体の一部に組込み配置し
構成したものである。
[考案の実施例] 以下図面によりこの考案の一実施例を説明す
る。
第1図はその制御系のブロツク構成を示すもの
で、同図において11は本装置による盗難検出動
作及び盗難情報の表示動作を集中制御するであり
コントロールユニツト11であり、このコントロ
ールユニツトには、ドアキーシリンダスイツチ1
2、ドアロツクスイツチ13、スタータキーシリ
ンダスイツチ14、イグニツシヨンスイツチ15
からのスイツチ信号が入力される。上記ドアキー
シリンダスイツチ12は、ドアの外板に埋設され
るキーシリンダの回転動作を検出するものであ
り、例えばイグニツシヨンキーを差込んでドアロ
ツク或いはアンロツク操作した際にその操作検出
信号が上記コントロールユニツト11に対して出
力される。ドアロツクスイツチ13は、車両のド
アロツク機構がロツク状態にセツトされたことを
検出するものであり、例えば車両駐車の際に全ド
アがロツクされるとそのロツク検出信号が上記コ
ントロールユニツト11に対して出力される。ス
タータキーシリンダスイツチ14は、運転席に配
設されるスタータキーシリンダの回転動作を検出
するものであり、例えばイグニツシヨンキーを差
込んでエンジンスタート操作を行なつた際にその
操作検出信号が上記コントロールユニツト11に
対して出力される。イグニツシヨンスイツチ15
は、車両のエンジンをスタートさせるイグニツシ
ヨンコイルに通電されたことを検出するものであ
り、例えばイグニツシヨンキーを上記スタータキ
ーシリンダスイツチに差込んでスタート操作した
際に、バツテリ電源からイグニツシヨンコイルに
対して電流が供給されると上記コントロールユニ
ツト11に対してそのスタータ信号を出力する。
ここで、コントロールユニツト11は、上記各ス
イツチ12〜15からの出力信号に基づき、車両
が盗難されたか否かを判断するもので、車両盗難
と判断された場合には、その盗難検出信号を表示
パネル駆動機構16に対して出力する。
第2図は上記表示パネル駆動機構16の概略的
な構成を示すもので、このパネル駆動機構16
は、盗難表示パネル17を備えている。この盗難
表示パネル17は、例えば長さ50cm程度の長方形
状のプラスチツク板からなり、その一面17aに盗
難情報を示すメツセージ(例えば「盗難車」)が
大きく表示されるもので、この盗難表示パネル1
7は、サーボモータ18、ロツクピン19、ばね
20及びスライドロツド21からなるパネルスラ
イド機構の、上記スライドロツド21の先端にそ
の裏面が取付けられている。上記サーボモータ1
8は、コントロールユニツト11より盗難検出信
号が入力されると、ロツクピン19を矢印aで示
す方向に回動させるもので、このロツクピン19
のロツク解除動作に起因してばね20のばね反力
によりスライドロツド21が矢印bで示す方向に
スライド動作する。つまり、パネルスライド機構
は、上記コントロールユニツト11による車両盗
難の検出動作に連動して盗難表示パネル17をそ
の車両盗難情報の表示面17a方向に前進スライ
ドさせるものである。
一方、例えば外部より容易に認識可能な車体後
部のリアパネル22には、その裏面側が凹凸状面
に形成されたアクリル板等でなる透過化粧板23
が組込まれる。この透過化粧板23は、上記盗難
表示パネル17がスライド動作した際に、その表
示面17aに対して上記凹凸状面が面接触するよ
うな位置に配置される。
次に、上記のように構成される盗難車表示装置
による盗難表示動作について説明する。
まず、全ドアがロツク状態にある車両駐車状態
において、盗難者が正規のキーを使用せずにドア
ロツクをこじ開けると、ドアキーシリンダスイツ
チ12がそのシリンダ操作を検出しないにも拘ら
ずドアロツクスイツチ13によりドアロツクの解
除が検出されるので、コントロールユニツト11
はこの状態を盗難者ありと判断し、表示パネル駆
動機構16に対して盗難検出信号を出力する。
一方、ドアロツクされていない車両駐車状態に
おいて、盗難者が正規のイグニツシヨンキーを使
用せずにスタータラインの直結等の手段でエンジ
ンスタートを行なうと、スタータキーシリンダス
イツチ14がそのシリンダ操作を検出しないにも
拘らずイグニツシヨンスイツチ15によりイグニ
ツシヨンコイルの通電が検出されるので、コント
ロールユニツト11はこの状態を盗難者ありと判
断し、表示パネル駆動機構16に対して盗難検出
信号を出力する。
すなわち、上記のようにしてコントロールユニ
ツト11が車両の盗難を検出し、表示パネル駆動
機構16に対して盗難検出信号を出力すると、サ
ーボモータ18が作動することによりロツクピン
19が矢印aで示す方向に回動し、盗難表示パネ
ル17は、ばね20のばね反力によるスライドロ
ツド21のスライド動作に伴い、破線cで示す位
置にセツトされる。すると、盗難表示パネル17
の表示面17aは、透過化粧板23の凹凸形状の
裏面側に面接触する状態となるもので、その表示
面17aに表示された盗難メツセージ「盗難車」
は、第3図に示すように、透過化粧板23を介し
て車両後部面に大きく透過表示されるようにな
る。これにより、車両が盗難された場合には、誰
にでも容易に認識可能な車体の後部面に、上記盗
難表示パネル17による盗難メツセージが表示さ
れるようになる。したがつて、従来の盗難車捜索
のように、盗難車両の登録番号等の特徴を知らな
くても、盗難された車両を直ちに発見することが
でき、犯罪防止に効果を発揮するものである。
尚、コントロールユニツト11により車両の盗
難が検出されない通常の状態においては、盗難表
示パネル17は透過化粧板23より余り遠くへ離
れていないものの、透過化粧板23の裏面側は凹
凸状面に形成されているので、その偏光作用によ
り上記表示パネル表面17aの盗難メツセージが
外部に透過する心配はない。
[考案の効果] 以上のようにこの考案によれば、盗難情報が表
示された盗難表示パネルを、車両盗難を検出した
際にその表示面方向にスライド動作させ、このパ
ネルスライドの際にその表示面に対して凹凸状の
裏面側が面接触する透過板を、外部より容易に認
識可能な車体の一部に組込み配置し構成したの
で、車両の登録番号或いは特徴等を知る必要無
く、誰にでも容易に盗難車両を認識することがで
き、犯罪防止に効果的な盗難車表示装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係わる盗難車表
示装置の制御系を示すブロツク構成図、第2図は
上記盗難車表示装置における表示パネル駆動機構
を示す構成図、第3図は上記盗難車表示装置によ
る盗難表示状態を示す図である。 11……コントロールユニツト、12……ドア
キーシリンダスイツチ、13……ドアロツクスイ
ツチ、14……スタータキーシリンダスイツチ、
15……イグニツシヨンスイツチ、16……表示
パネル駆動機構、17……盗難表示パネル、17
a……パネル表示面、18……サーボモータ、1
9……ロツクピン、20……ばね、21……スラ
イドロツド、22……リアパネル、23……透過
化粧板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両盗難を検出する盗難検出手段と、盗難情報
    が表示された盗難表示パネルと、上記盗難検出手
    段により車両盗難を検出した際に上記盗難表示パ
    ネルをその表示面方向にスライドさせるパネルス
    ライド機構と、外部より容易に認識可能な車体の
    一部に組込まれ上記盗難表示パネルがスライド動
    作した際にその盗難情報の表示面に対して凹凸状
    の裏面側が面接触するように配置された透過板と
    を具備したことを特徴とする盗難車表示装置。
JP17779085U 1985-11-19 1985-11-19 Expired JPH0339824Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17779085U JPH0339824Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17779085U JPH0339824Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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Publication Number Publication Date
JPS6287385U JPS6287385U (ja) 1987-06-04
JPH0339824Y2 true JPH0339824Y2 (ja) 1991-08-21

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ID=31119320

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JP17779085U Expired JPH0339824Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2503104Y2 (ja) * 1988-03-02 1996-06-26 マツダ株式会社 車両用盗難防止装置

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JPS6287385U (ja) 1987-06-04

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