JPH0339752Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0339752Y2 JPH0339752Y2 JP18301686U JP18301686U JPH0339752Y2 JP H0339752 Y2 JPH0339752 Y2 JP H0339752Y2 JP 18301686 U JP18301686 U JP 18301686U JP 18301686 U JP18301686 U JP 18301686U JP H0339752 Y2 JPH0339752 Y2 JP H0339752Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screws
- screw
- pair
- gear
- base plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテーブルの角度を自在に調整できる自
在テーブルの構造に関する。
在テーブルの構造に関する。
光学機器における反射鏡や磁気記録機器におけ
る磁気ヘツドなどは、従来、台板に貫通螺着した
4本のネジにより自在継手を介して四隅を保持し
た自在テーブル上に取り付け、これらのネジを回
動し、テーブルの傾斜角度を調整して所要の向き
にしていた。
る磁気ヘツドなどは、従来、台板に貫通螺着した
4本のネジにより自在継手を介して四隅を保持し
た自在テーブル上に取り付け、これらのネジを回
動し、テーブルの傾斜角度を調整して所要の向き
にしていた。
上述した従来方式の自在テーブルでは、2本あ
るいは3本のネジを同じ速さか違つた速さで同時
に回動する必要があり、調整作業が困難であり面
倒であるという問題があつた。
るいは3本のネジを同じ速さか違つた速さで同時
に回動する必要があり、調整作業が困難であり面
倒であるという問題があつた。
本考案は、一端に歯車を取り付けた右まわりに
切つたネジ(以下右ネジと称す)と左まわりに切
つたネジ(以下左ネジと称す)を一つの対とし、
一つの対2組と調整歯車とを備え、対のネジ夫々
2組を台板に貫通させて互いに平行に、かつ夫々
の対のネジの対向する中点で交差させて配置螺着
し、自在テーブルをこれらのネジの他端には自在
継手を介して保持し、調整歯車を対のネジの両歯
車に夫々対毎に同時に歯合し、かつ2つの対のネ
ジは互いに独立に調整歯車により回動するように
配置したことを特徴とする。
切つたネジ(以下右ネジと称す)と左まわりに切
つたネジ(以下左ネジと称す)を一つの対とし、
一つの対2組と調整歯車とを備え、対のネジ夫々
2組を台板に貫通させて互いに平行に、かつ夫々
の対のネジの対向する中点で交差させて配置螺着
し、自在テーブルをこれらのネジの他端には自在
継手を介して保持し、調整歯車を対のネジの両歯
車に夫々対毎に同時に歯合し、かつ2つの対のネ
ジは互いに独立に調整歯車により回動するように
配置したことを特徴とする。
第1図は本考案による角度自在テーブルの斜視
図を示し、第2図は本考案による角度自在テーブ
ルの実施例の、テーブル面を垂直にした状態の平
面図であり、使用前の基準状態を示す。
図を示し、第2図は本考案による角度自在テーブ
ルの実施例の、テーブル面を垂直にした状態の平
面図であり、使用前の基準状態を示す。
第1図、第2図において、1は方形板状の自在
テーブル、2は台部材であり、第3図に縦断正面
図で示すように断面U形状で台板部21と取付板
部22と軸受部とからなる。3,4は同じ長さの
右ネジと左ネジであり、台板部21に同じ高さか
つ両側面からほぼ同じ距離中央寄りの位置(例え
ば台板21の縦の中央線上に中心をもつ円周とそ
の中心を通る水平線との交点)に、貫通させてね
じこんだ対のネジである。5,6はネジ3,4よ
り長い寸法の右ネジと左ネジであり、対のネジ
3,4の中点で交差する線上、かつ中点から等距
離の位置(図では対のネジ3,4の中点で直交す
る中央線上、かつ中点からネジ3,までと同じ距
離の位置)に、台板部21を貫通させてねじこん
だ対のネジである。夫々のネジの先端に取り付け
てある歯車7は厚さの小さい歯車であり、ネジ3
ないし6の軸受板23側の夫々のネジの端部に取
り付けられている。ネジ3ないし6の他方の端部
は自在継手8を介し、自在テーブル1の各辺の中
央部に、夫々各ネジは対向し自在テーブル1の裏
面に連結されている。9は歯車7の厚さより充分
大きい厚さ寸法を持つ調整歯車であり、対のネジ
3,4及び5,6の中央に対応する個所で、軸受
部23を遊貫させた軸10の台板部21側の端部
に取り付けられており、1対のネジ3,4の両歯
車7及び他の組のネジ5,6の両歯車7に各対毎
に同時に歯合できる歯車である。11は軸10の
他方の端部に挿入された把手であり、12は軸1
0の移動距離を規制するピンである。
テーブル、2は台部材であり、第3図に縦断正面
図で示すように断面U形状で台板部21と取付板
部22と軸受部とからなる。3,4は同じ長さの
右ネジと左ネジであり、台板部21に同じ高さか
つ両側面からほぼ同じ距離中央寄りの位置(例え
ば台板21の縦の中央線上に中心をもつ円周とそ
の中心を通る水平線との交点)に、貫通させてね
じこんだ対のネジである。5,6はネジ3,4よ
り長い寸法の右ネジと左ネジであり、対のネジ
3,4の中点で交差する線上、かつ中点から等距
離の位置(図では対のネジ3,4の中点で直交す
る中央線上、かつ中点からネジ3,までと同じ距
離の位置)に、台板部21を貫通させてねじこん
だ対のネジである。夫々のネジの先端に取り付け
てある歯車7は厚さの小さい歯車であり、ネジ3
ないし6の軸受板23側の夫々のネジの端部に取
り付けられている。ネジ3ないし6の他方の端部
は自在継手8を介し、自在テーブル1の各辺の中
央部に、夫々各ネジは対向し自在テーブル1の裏
面に連結されている。9は歯車7の厚さより充分
大きい厚さ寸法を持つ調整歯車であり、対のネジ
3,4及び5,6の中央に対応する個所で、軸受
部23を遊貫させた軸10の台板部21側の端部
に取り付けられており、1対のネジ3,4の両歯
車7及び他の組のネジ5,6の両歯車7に各対毎
に同時に歯合できる歯車である。11は軸10の
他方の端部に挿入された把手であり、12は軸1
0の移動距離を規制するピンである。
第2図は把手11を図の右方向へ引いて対ネジ
5,6の両歯車7に調整歯車9を歯合させた状態
を示し、自在テーブル1の中央部に、例えば鎖線
で示すように磁気スケール媒体用の書き込み磁気
ヘツド13を、磁気ギヤツプが紙面に垂直な方向
に延在するように取り付け、ネジ5,6は、お互
いは逆方向にネジが切られている故、把手11を
回動することにより、第3図に矢印で示すように
磁気ヘツド13の向きを上下に変化できる。
5,6の両歯車7に調整歯車9を歯合させた状態
を示し、自在テーブル1の中央部に、例えば鎖線
で示すように磁気スケール媒体用の書き込み磁気
ヘツド13を、磁気ギヤツプが紙面に垂直な方向
に延在するように取り付け、ネジ5,6は、お互
いは逆方向にネジが切られている故、把手11を
回動することにより、第3図に矢印で示すように
磁気ヘツド13の向きを上下に変化できる。
第3図はネジ5,6による上下方向への角度調
整を終了した後、把手11を左へ押して第1の対
のネジ3,4の両歯車7(図はネジ4と歯車7を
図示しない)に歯合した調整前の状態を示す。ネ
ジ3,4はお互いに逆方向にネジが切られている
故、この状態で把手11を回動することにより磁
気ヘツド13の向きを左右に(第2図に矢印で示
す方向に)変えることができる。
整を終了した後、把手11を左へ押して第1の対
のネジ3,4の両歯車7(図はネジ4と歯車7を
図示しない)に歯合した調整前の状態を示す。ネ
ジ3,4はお互いに逆方向にネジが切られている
故、この状態で把手11を回動することにより磁
気ヘツド13の向きを左右に(第2図に矢印で示
す方向に)変えることができる。
このように磁気ヘツド13を、上下左右に向き
を変化させて媒体に良好な書き込みを行うことの
できる媒体との摺接状態を、調整実現することが
出来る。なお、磁気ヘツド13は、自在テーブル
を取り付けた部材ごと図示しない付勢手段により
付勢されて、磁気ヘツド13は所定の押圧力で媒
体に摺接される。
を変化させて媒体に良好な書き込みを行うことの
できる媒体との摺接状態を、調整実現することが
出来る。なお、磁気ヘツド13は、自在テーブル
を取り付けた部材ごと図示しない付勢手段により
付勢されて、磁気ヘツド13は所定の押圧力で媒
体に摺接される。
以上に説明したように、本考案による角度自在
テーブルは歯車を回動させるだけで、テーブルの
面傾斜を如何様にも変えることが出来、調整作業
が容易であり作業は短時間ですむ利点がある。
テーブルは歯車を回動させるだけで、テーブルの
面傾斜を如何様にも変えることが出来、調整作業
が容易であり作業は短時間ですむ利点がある。
第1図は本考案による角度自在テーブルの斜視
図。第2図は本考案による角度自在テーブルの実
施例を示す平面図。第3図は同じく調整状態を示
す縦断正面図である。 1……自在テーブル、2……台部材、3,5…
…右ネジ、4,6……左ネジ、7……歯車、8…
…自在継手、9……調整歯車、10……軸、11
……把手、13……書き込み磁気ヘツド、21,
22,23……台板部。
図。第2図は本考案による角度自在テーブルの実
施例を示す平面図。第3図は同じく調整状態を示
す縦断正面図である。 1……自在テーブル、2……台部材、3,5…
…右ネジ、4,6……左ネジ、7……歯車、8…
…自在継手、9……調整歯車、10……軸、11
……把手、13……書き込み磁気ヘツド、21,
22,23……台板部。
Claims (1)
- 一端に歯車を挿着した右ネジ及び左ネジを、該
右ネジ又は左ネジに相応したネジが設けられた台
板に貫通し、互いに平行にかつ点対称に螺着した
対のネジと、自在継手を介してネジの他端に保持
した自在テーブルと、対のネジの両歯車に同時に
歯合し、対のネジを互いに独立に回動する調整歯
車とからなることを特徴とする角度自在テーブ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18301686U JPH0339752Y2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18301686U JPH0339752Y2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6386934U JPS6386934U (ja) | 1988-06-06 |
JPH0339752Y2 true JPH0339752Y2 (ja) | 1991-08-21 |
Family
ID=31129359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18301686U Expired JPH0339752Y2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0339752Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-27 JP JP18301686U patent/JPH0339752Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6386934U (ja) | 1988-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0464484U (ja) | ||
JPH0339752Y2 (ja) | ||
JPS6017907U (ja) | 中ぐりフライス盤の面板装置 | |
JPH021693Y2 (ja) | ||
JPH0219268U (ja) | ||
JPH048484Y2 (ja) | ||
JPS6087684U (ja) | 移動機構 | |
JPH0137714Y2 (ja) | ||
JPS6029382Y2 (ja) | 枠組装置の枠材の位置決め装置 | |
JPH0420632Y2 (ja) | ||
JPH0420633Y2 (ja) | ||
JPH0248975Y2 (ja) | ||
JPS59129466U (ja) | ガス切断装置の開先形成機構 | |
JPS5845062U (ja) | サ−マルヘツド位置調整装置 | |
JPS617365U (ja) | コ−ナ−用クランプ | |
JPH0471252B2 (ja) | ||
JPS59168779U (ja) | 可動表示板を設けた表示体 | |
JPS6027035Y2 (ja) | 放射線引定規 | |
JPS5855214Y2 (ja) | ガラス切断装置用カッタ−ヘッド | |
JPS59180890U (ja) | 両センタ−付溶接治具 | |
JPS61203359U (ja) | ||
JPS61153114U (ja) | ||
JPS58165633U (ja) | 捩計鏡調整装置 | |
JPS60127835U (ja) | Xyテ−ブル | |
JPS62104885U (ja) |