JPH0339168Y2 - - Google Patents

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JPH0339168Y2
JPH0339168Y2 JP1986203402U JP20340286U JPH0339168Y2 JP H0339168 Y2 JPH0339168 Y2 JP H0339168Y2 JP 1986203402 U JP1986203402 U JP 1986203402U JP 20340286 U JP20340286 U JP 20340286U JP H0339168 Y2 JPH0339168 Y2 JP H0339168Y2
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JP
Japan
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end surface
board
cooking
wood
cutting board
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JP1986203402U
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JPS63107637U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は魚、野菜などを包丁で料理するとき
に使う木製の俎板の改良に関するものである。
従来の技術 魚、野菜等を包丁で料理するときに使う木製の
板、即ち俎板は、ヒノキ、ホオノキ、カシワ材を
使うのが普通で、その木製の板Aは第6図及び第
7図に示す如く、長手方向の木端面B及び幅方向
の木口面Cとの厚さは同一に形成され、且つ広い
つら面Dを有する構造からなつている。
考案が解決しようとする問題点 この従来の木製の俎板Aは広いつら面Dで、
魚、野菜等を包丁で料理した後に水或は湯で俎板
の木目の見える広い面Dを洗浄後、該俎板を立て
掛けて乾燥しているが、俎板の木端面B或は木口
面Cは調理台(図示せず)と、厚さ面部とが全面
に亙つて接触しているために俎板Aに含んだ水を
完全に水切りすることができないために調理台と
の接触部から広い面部Dの仮想線Eで示す部分が
黒ずんだ汚れが発生し、不快な感じが生ずるため
に、たえず俎板のうす汚れた部分を削り取らねば
ならない問題点がある。
問題点を解決するための手段 この考案は調理のために使用後の水を含んだ板
の水を完全に水切りを行ない俎板のうす汚れの発
生を防止することを目的とするものである。
この考案は上述の目的を達成するために、木製
の長方形のまないた材の長手方向及び幅方向の
夫々の一側部の端部を各側面の長手方向の中央に
近ずくほど肉薄に且つ調理台などの台面と接する
端面が残るようにテーパー状に切削して該側部を
水切り用の膨出部に形成し、かつ、他側部より肉
薄に形成したことである。
作 用 魚、野菜等の調理に使用後に水洗いした俎板を
テーパー状側部を調理台と接触させて立て掛ける
ことによつて俎板と調理台面との接触面が小さい
ために俎板に含まれている水を完全に水切りする
ことができる。
実施例 この考案の一実施例を図面により説明すると第
1図〜第4図に於てヒノキ等の板材にて長さ40
cm、幅(広さ)20cm、厚さ2cm程度の長方形の俎
板1に形成し、該俎板材の長尺方向、即ち木端面
2の一側2a及び幅方向の即ち木口面3の一側3
aに膨出部4,5を夫々設ける。
この膨出部4,5の形成は、上下側面7,8を
テーパー形状に切削し形成するのであるが、木端
面2aに形成される膨出部4は、その中央部端縁
を長さ12cm、厚さ5mm程度の、又木口面3aに形
成される膨出部5は長さ6cm、厚さ5mm程度の調
理台等の台面に接触する端面が残るように形成す
る。
なお図面中6は調理するための広いつら面であ
る。
考案の効果 この考案は上述の様に木製の長方形俎板の木端
面の一側2a及び木口面の一側3aに、該側面の
中央に近ずくほど肉薄になるテーパー7,8を設
けたので、該側面中央に容易に水滴が集まるか
ら、拭取り面積が少なくてすむ、また調理台との
接触面を他側の木端面2或は木口面3と比較して
肉薄の膨出面4、或は5と接触させるために接触
面が小さく、水洗い後の俎板を完全に水切りでき
る。従つて従前の俎板のように水切り不足による
黒ずんだ汚れ面の発生を防ぐことができ、常に清
潔な状態で調理することができる。
なお、水切り用膨出部は木端面および木口面の
それぞれの一側面のみに設けられているので俎板
の調理用つら面を従前の俎板と大差なく広く使え
る、また、板の周面すべてに、テーパー状の水切
り用膨出部を設けた場合には調理するつら面が狭
くなり、使い難い。さらに調理材料に当てた包丁
を引くときに、刃先の前面がテーパー状に形成さ
れていては、包丁を引き難い問題があるがこの考
案は俎板の一側のみにテーパーを形成したので包
丁の刃先はかならず板のつら面に当てることがで
きるから調理し易い。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の俎板の一実施例を示し、第1図
は斜視図、第2図は正面図、第3図は側面図、第
4図は底面図、第5図は第2図の−線部の断
面図、第6図は従来の俎板の斜視図、第7図は第
6図の−線部の断面図である。 1……俎板、2……長手方向の端部(木端面)、
2a……一側木端面、3……幅方向の木口面、3
a……一側木口面、4……木端面の膨出部、5…
…木口面の膨出部、7,8……テーパー面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長方形のまな板、該まな板材の長手方向の木端
    面および幅方向の木口面の一側を、各側面の長手
    方向の中央に近ずくほど肉薄に且つ調理台などの
    台面と接する端面が残るようにテーパー状に切削
    して水切り用の膨出部に形成し、他の木端面およ
    び木口面より肉薄に形成したことを特徴とする木
    製俎板。
JP1986203402U 1986-12-26 1986-12-26 Expired JPH0339168Y2 (ja)

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JP1986203402U JPH0339168Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63107637U JPS63107637U (ja) 1988-07-11
JPH0339168Y2 true JPH0339168Y2 (ja) 1991-08-19

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ID=31168698

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JP (1) JPH0339168Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607825A (ja) * 1983-06-25 1985-01-16 伊勢 博 無側面板

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5234751Y2 (ja) * 1971-03-15 1977-08-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607825A (ja) * 1983-06-25 1985-01-16 伊勢 博 無側面板

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Publication number Publication date
JPS63107637U (ja) 1988-07-11

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