JPH0338809B2 - - Google Patents

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JPH0338809B2
JPH0338809B2 JP60025916A JP2591685A JPH0338809B2 JP H0338809 B2 JPH0338809 B2 JP H0338809B2 JP 60025916 A JP60025916 A JP 60025916A JP 2591685 A JP2591685 A JP 2591685A JP H0338809 B2 JPH0338809 B2 JP H0338809B2
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JP
Japan
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net
column
rotating
row
pillars
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60025916A
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English (en)
Other versions
JPS61185132A (ja
Inventor
Katsuhiro Tabata
Kyuichi Shimada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
Priority to JP2591685A priority Critical patent/JPS61185132A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は防風柵、防砂柵等の合成樹脂ネツト柵
の施工方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、防風柵や防砂柵は、例えば第6図の如
く、複数本の支柱6,6…が所定間隔をおいて一
列状に建植され、無延伸の合成樹脂ネツト7が支
柱6,6…の列に沿つて展開されると共に、支柱
6,6間にそれぞれ胴縁8が複数段さし渡され、
ネツト7が胴縁8,8…及び支柱6,6…にボル
トや線材等により固定されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、かかる従来の防風柵や防砂柵は
合成樹脂ネツトが無延伸であるため、施工に際し
てネツトに引張力を加えて張設すると耐候性劣化
によりネツトにクラツクが生じ、ネツトのゆるみ
等を防止するためにネツトに引張力を加えること
ができず、ネツトの張設作業が容易にできない問
題点がある。又、ネツトのゆるみ等を防止するた
めに必ず胴縁が必要であると共に、胴縁とネツト
を固定するのに手間がかかり施工性が悪く、ネツ
トの張り替え作業も容易にできない問題点があ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明者はかかる従来の問題点に鑑み鋭意研究
の結果、一軸又は二軸延伸された合成樹脂ネツト
を使用し、ネツトに引張力を加えてネツトを張設
することにより上述の問題点を解決した合成樹脂
ネツト柵の施工方法を完成したものである。
以下、図面を参照しながら本発明について説明
する。
図面において、1は支柱であつて、金属パイ
プ、合成樹脂被覆金属パイプ等が使用される。支
柱1は複数本所定間隔をおいて一列状に建植され
ている。又、各支柱1は通常第2図の如く後方に
補助柱11が連結一体化されて支持されている。
さらに、支柱1,1…どうしを補強するために、
通常支柱1,1…の上端部がワイヤー(図示せ
ず)により連結されると共に、支柱1,1…の列
の両端部に位置する支柱1,1の上端部と地面と
の間にワイヤー(図示せず)が張設されるのが好
ましい。
2は回転柱であつて、支柱1,1…の列の一端
部又は両端部に位置する支柱1に、該支柱1とほ
ぼ平行に取付けられている。回転柱2はその長さ
方向を回転軸として回転しうるように支柱1に取
付けられればよく、その取付方法は特に限定しな
い。例えば第1図の場合は、回転柱2の上下端部
がそれぞれ取付具23,23を介して支柱1に取
付けられており、回転柱2の上下端部が取付具2
3,23の挿通孔に回転可能に挿通されて支持さ
れている。この場合、回転柱2が取付具23,2
3の挿通孔から抜け落ちないように回転柱2の上
下端部に鍔部21,21が設けられ、第3図の如
く鍔部21,21が取付具23,23の上部に当
接されている。なお、取付具23の形状、構造は
特に限定しないが、第3図の如く支柱1と回転柱
2の両方を挾着する如く半割状のものがボルトに
より一体化されていると取付けやすく好ましい。
又、回転柱2の上端部には、回転柱2を回転操作
するための棒状の回転治具22が回転柱2の長さ
方向とほぼ直角に貫通されている。回転治具22
は第3図の如く通常2本直交する如く設けられ、
貫通方向に摺動しうるようになされている。
3は合成樹脂ネツトであつて、一軸又は二軸延
伸されており、通常熱可塑性樹脂から作製されて
いる。
4は保持用棧であつて、支柱1,1…の列の中
間に位置する支柱1に取付けられ、支柱1との間
に合成樹脂ネツト3を挾着保持するためのもので
ある。なお、41は支柱1に保持用棧4を取付け
るための取付具であつて、その形状、構造は特に
限定しないが、第4図の如く支柱1と保持用棧4
の両方を挾着する如く半割状のものがボルトによ
り一体化されていると取付けやすく好ましい。
次に本発明施工方法を第1〜4図を参照しなが
ら順次説明する。
まず、複数本の支柱1,1…を所定間隔をおい
て一列状に建植する。各支柱1,1…は必要に応
じて上述した如く補助柱11,11…及びワイヤ
ーにより補強しておく。支柱1,1…の列の一端
部に位置する支柱1に上述した如く回転柱2を取
付ける。次いで、合成樹脂ネツト3の一端部を支
柱1,1…の列の端部に位置する支柱1に巻付け
て固定する。この固定方法は、支柱1に巻付けた
ネツト3の端部とネツト3との重合部の網目に支
柱1とほぼ平行に線材5を挿通して重合部を縫合
して固定する等適宜方法が使用されればよい。次
いで、ネツト3を支柱1,1…の列に沿つて展開
し、ネツト3の他端部を回転柱2に固定する。こ
の固定方法も特に限定するものではなく、例えば
回転柱2に当接したネツト3の適宜箇所を挾着す
る如く棧材を回転柱2にビス止め等すればよい。
次いで、回転柱2の回転治具22を操作して回転
柱2を回転させ、回転柱2にネツト3の端部を巻
付けてネツト3に引張力を加える。又、このとき
回転柱2の回転を防止するために、回転治具22
を回転柱2の一方側に突出する如く摺動させ、回
転治具22を支柱1に当接させるが、他の方法に
より回転防止してもよい。次いで、支柱1,1…
の列の中間に位置する支柱1にネツト3を挾着す
る如く保持用棧4を取付ける。
上述の場合は支柱1,1…の列の一端部に位置
する支柱1に回転柱2を取付けているが、第5図
の如く支柱1,1…の列の両端部に位置する支柱
1,1にそれぞれ回転柱2,2に取付けてもよ
い。この第5図の場合は、ネツト3の両端部をそ
れぞれ回転柱2,2に固定し、両方の回転柱2,
2を回転させてネツト3に引張力を加え、上述と
同様にネツト3を張設すればよい。
又、支柱1,1間にネツト3を複数段に分割し
て張設する場合は、支柱1,1…の列の端部に位
置する支柱1に複数本の回転柱2,2…を取付
け、上述と同様にネツト3を張設すればよい。
(発明の効果) 以上詳述した如く、本発明施工方法は一軸又は
二軸延伸された合成樹脂ネツトを使用するので、
従来の如くネツトに引張力を加えないように注意
して施工する必要がなく、ネツトの取扱い及び張
設作業が容易にできる。
又、本発明施工方法は合成樹脂ネツトの一端部
を列の端部に位置する支柱又は回転柱に固定し、
他端部を列の他端部に位置する支柱の回転柱に固
定し、回転柱を回転させることにより該回転柱に
ネツト端部を巻付けてネツトに引張力を加えるの
で、ネツトを均一かつ容易に張設でき、ネツトの
ゆるみ等を容易に防止できると共に、従来の如く
ネツトのゆるみ等を防止するための胴縁がいらな
い。しかも、従来の如くネツトを胴縁に固定する
手間がいらず、施工性を向上させることができる
と共に、ネツトの張り替えに際しても作業性を向
上させることができる。
さらに、ネツトを支柱列に沿つて展開後、列の
中間支柱にネツトを固定すべく保持用棧を取付け
るので、ネツトの展開に際して中間支柱に何ら障
害となる物がなく、ネツトの展開が容易にでき施
工性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明施工方法による柵の一実施例を
示す正面図、第2図は第1図の柵の側面図、第3
図は本発明施工方法における支柱と回転柱の取付
状態を示す平面図、第4図は本発明施工方法にお
ける支柱と保持用棧の取付状態を示す平面図、第
5図は本発明施工方法による柵の他の実施例を示
す正面図、第6図は従来の防風、防砂柵の例を示
す正面図である。 1……支柱、11……補助柱、2……回転柱、
21……鍔部、22……回転治具、23……取付
具、3……合成樹脂ネツト、4……保持用棧、4
1……取付具、5……線材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数本の支柱を所定間隔をおいて一列状に建
    植し、列の一端部又は両端部に位置する支柱に該
    支柱とほぼ平行に回転柱を取付け、一軸又は二軸
    延伸された合成樹脂ネツトの一端部を列の端部に
    位置する支柱又は回転柱に固定し、ネツトを支柱
    の列に沿つて展開し、ネツトの他端部を列の端部
    に位置する支柱の回転柱に固定し、回転柱に設け
    た回転治具を操作して回転柱を回転させることに
    より該回転柱にネツト端部を巻付けてネツトに引
    張力を加え、列の中間に位置する支柱に該支柱と
    の間にネツトを挾着保持する保持用棧を取付ける
    合成樹脂ネツト柵の施工方法。
JP2591685A 1985-02-12 1985-02-12 合成樹脂ネツト柵の施工方法 Granted JPS61185132A (ja)

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JP2591685A JPS61185132A (ja) 1985-02-12 1985-02-12 合成樹脂ネツト柵の施工方法

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JP2591685A JPS61185132A (ja) 1985-02-12 1985-02-12 合成樹脂ネツト柵の施工方法

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Publication Number Publication Date
JPS61185132A JPS61185132A (ja) 1986-08-18
JPH0338809B2 true JPH0338809B2 (ja) 1991-06-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2008148592A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Sk Sangyo Kk 防風網

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930013U (ja) * 1982-08-16 1984-02-24 武知 善作 粉粒体移送用の線材コンベア

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