JPH0338716Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0338716Y2
JPH0338716Y2 JP8539484U JP8539484U JPH0338716Y2 JP H0338716 Y2 JPH0338716 Y2 JP H0338716Y2 JP 8539484 U JP8539484 U JP 8539484U JP 8539484 U JP8539484 U JP 8539484U JP H0338716 Y2 JPH0338716 Y2 JP H0338716Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
case
hole
sliding
packing
Prior art date
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Expired
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JP8539484U
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English (en)
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JPS611196U (ja
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 リストコンピューターや時計などの小型携帯機
器及び特に耐水性の配慮が必要な一般機器のスラ
イド蓋構造に関する。
〔従来技術〕
従来、耐水性の配慮を必要とする部分に用いる
スライド蓋構造は第5図に示す如く、ケース1に
設けた溝1dにドーナツ状のパツキン2を配置し
て胴1の穴1aを密蔽し、平坦な面3a部をパツ
キン2に押圧しながら蓋3をスライドさせて開閉
する構造であつた。しかしこの構造の場合、蓋3
を開いた状態にして外部から通信ケーブル用のジ
ヤツクを着脱したときにパツキン2がケースの溝
1dからはずれて紛失してしまつたり、蓋3を閉
じたときにパツキン2がとび出してかんでしまつ
たりしてしまう。またケース1をプラスチツク射
出成形しようとした場合、ケースの溝1dはケー
スの溝1eと直交する型スライド方向となる為、
両方の溝を射出成形にて製造することは困難であ
つた。
〔目的〕
本考案はこのような問題点を解決するもので、
その目的は、蓋の開閉によりパツキンが脱落する
ことがないこと、安く製造できるようにすること
にある。
〔概要〕
本考案のスライド蓋構造は、ケース11に形成
されている穴11aが前記ケース11に係合され
る蓋13のスライドにより開閉されるスライド蓋
構造において、前記蓋13の内側には凹部13a
が形成され、前記凹部13aには、パツキン凸部
12bとパツキン部12cとを有する断面略U字
状に形成されると共に前記穴11aの全面を覆う
ように形成され、且つ前記穴11aの外周部11
bとの間で締め代を有するように形成されるパツ
キン12が装着されることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案について、実施例に基づき詳細に
説明する。第1図は本実施例のA−A′組立断面
図、(蓋13を閉じた状態)。第2図は第1図の側
面図(蓋13を閉じた状態)。第3図も第1図の
側面図(蓋を開いた状態)。第4図は第3図に示
した蓋13のストツパー14のB−B′断面図。
13はスライドにより開閉操作を行なう蓋。こ
の蓋13の内側には円筒形の凹部13aを設け、
この凹部13aにケース11の穴11aの外周部
11bと蓋13との間に締め代を有するよう円筒
形のパツキン12を装着し水密的処理を行つてい
る。蓋13の凸部13bは胴11の溝11eに係
合し穴11aの軸方向に対する蓋13の度決めを
行う。同じく凸部13cは蓋13の開閉時に指の
引掛りを良くする為のものである。パツキン12
の12a部は蓋13とケース11との間に締め代
をもつ部分でケースの穴11aの水密的処理を行
う。パツキン12の凸部12b部と凹部12cと
で、ケース穴11aの軸方向への弾性を高め、蓋
13がスライドしてケースの穴11aに凸部12
bが出入りするときにクリツク感を出し、蓋13
の操作感を高め、ケースを携帯時に不用意にスラ
イド蓋13が開いてしまわないようにしている。
ケース11の穴11aは、ケース11の外部から
内部のモジユール等にジヤツクなどにより外部か
らの信号を入力したりする為のものである。14
は蓋13のスライド方向のストツパーである。ス
トツパー14の固定はテーパーを付けた凸部14
aにより、ケース11の溝11cに係合し易く抜
けにくくスライド装置してある。ストツパー14
の固定は接着や溶着であつても良いが、ケース1
1cは切削により容易に加工可能な為、この凹凸
係合が簡単確実である。スライド蓋とする為、部
品形状が複雑となることから、ケース11、蓋1
3、ストツパー14はプラスチツク射出成形に適
している。パツキン12はゴム性を有するものが
良い。
〔効果〕
本考案によれば、蓋の内側に形成された凹部に
パツキンが装着され、前記パツキンはケースの穴
を覆うように形成されると共に前記蓋の凹部と前
記ケースの穴の外周部との間で締め代を有するよ
うに形成されているので、蓋の開閉時に、パツキ
ンが前記凹部より飛び出して紛失するようなこと
がなく、また、従来技術と比較すればパツキンが
飛び出すことにより、パツキンが蓋とケースとの
間で咬み合うこともなく安定したスライドが可能
にできるという効果を有する。
また従来技術と比較すれば、ケース側に直交す
るような2方向の溝を形成する必要がないので、
ケース、蓋ともプラスチツク射出成形が可能とな
り、製造コストが低減できるという効果も有す
る。
さらにパツキンは断面U字状に形成されパツキ
ン凸部とパツキン凹部とを有して蓋の凹部とケー
スとの間に締め代を有して配設されているので、
蓋の開閉時にケースの穴を乗り越え、穴に落ち込
む時にクリツク感が出せるという効果も有する。
しかも構造がシンプルであり量産的である。以上
述べた如く本考案は今後の発展が期待されるリス
トコンピューター、多機能ウオツチ、小型携帯機
器の外部との通信に必要となるケース通信用穴を
開閉する防水スライド蓋構造として重要な役割を
果たしうる構造となる。
【図面の簡単な説明】
第5図は従来のスライド蓋構造図。第1図は本
実施例のA−A′組立断面図(蓋13を閉じた状
態)、第2図は第1図の側面図(蓋13を閉じた
状態)、同じく第3図は第1図の側面図(蓋13
を開いた状態)、第4図は第3図に示した蓋13
のストツパー14のB−B′断面図である。 1,11…ケース、11a…穴、11b…外周
部、2,12…パツキン、12b…パツキン凸
部、12c…パツキン凹部、3,13…蓋、13
a…凹部、14…ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース11に形成されている穴11aが前記ケ
    ース11に係合される蓋13のスライドにより開
    閉されるスライド蓋構造において、前記蓋13の
    内側には凹部13aが形成され、前記凹部13a
    には、パツキン凸部12bとパツキン凹部12c
    とを有する断面略U字状に形成されると共に前記
    穴11aの全面を覆うように形成され、且つ前記
    穴11aの外周部11bとの間で締め代を有する
    ように形成されるパツキン12が装着されること
    を特徴とするスライド蓋構造。
JP8539484U 1984-06-08 1984-06-08 スライド蓋構造 Granted JPS611196U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8539484U JPS611196U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 スライド蓋構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8539484U JPS611196U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 スライド蓋構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS611196U JPS611196U (ja) 1986-01-07
JPH0338716Y2 true JPH0338716Y2 (ja) 1991-08-15

Family

ID=30635750

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8539484U Granted JPS611196U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 スライド蓋構造

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JPS611196U (ja) 1986-01-07

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