JPH0338682A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は静電複写機、同プリンタなど静電転写プロセ
スを利用する画像形成装置、とくにそのクリーニング装
置に関するものである。

（従来技術と解決すべき課題） 像担持体表面に形成したトナー像を紙などの転写材に転
写する工程を繰り返す周知の画像形成装置においては、
転写の都度、転写材に転移しなかった残留トナーを除去
することが必要で、このためのクリーニング手段として
、ゴムのような弾性材料からなるクリーニングブレード
を用いるものが従来から広く実用されていることはよく
知られているとおりである。

第３図は公知のクリーニング装置の典型的な構成を示す
ものであって、図示矢印方向に回転する円筒状の感光体
１に近接して、これと平行にクリーング装置Ｃが配設し
である。

該クリーニング装置に取着したクリーニングブレード２
の一方の端縁の一つのエツジが前記感光体ｌの表面に圧
接しており、不図示の転写部位において転写に寄与せず
感光体に残る残留トナーが該ブレード２の位置に到来す
るとこれをかき取るものとする。

かき取られたトナーは、前記ブレードに対向する位置に
配置されたすくいシート３によって外部へ漏出するのを
阻止されてクリーニング装置内部のトナー貯溜部位に逐
次案内されるものとする。

ところで、この種の画像形成装置においては、定期的に
あるいは必要に応じて随時内部を清掃するなどのために
（清掃の場合に限定されるものではないが）クリーニン
グ装置を、図示矢印六方向に回動させる等の手段で、ク
リーニングブレード、すくいシー・トを一体として感光
体から離隔するように移動させている。

この場合、通常、クリーニングブレードの先端とすくい
シートの先端との間には若干の間隙が存在し、かき落と
されたトナーは暫時当該間隙部位に位置するので、この
ため前記間隙部位には常時若干のトナーがあることにな
り、前述のように、クリーニング装置を後退位置に変位
させると、この間隙部分に貯留しているトナーがこぼれ
落ちて、感光体その他装置内部を汚染することを免れな
い。

感光体は通常円筒状に構成されているから、前記のよう
な構成のクリーニング装置においても、クリーニングブ
レードの先端とすくいシートの先端とが垂直方向乃至は
これに近い関係配置となっている場合には、トナーもほ
ぼ垂直方向に落下するので上記のようなおそれはあまり
ないが、第３図々示のように、クリーニング装置が円筒
状感光体の比較的上方にあって、クリーニングブレード
先端とすくいシート先端とが水平乃至はこれに近い関係
配置となっているような場合には、前述のような問題の
発生が顕著となる。

このような問題を解消するために、たとえば、クリーニ
ング装置を後退変位させるときには、適宜のブレード状
の部材がクリーニングブレード、すくいシートと感光体
表面の間に進入して前述の間隙を封鎖するようなものも
提案されてはいるが、構成が複雑になるうえ、作動に信
頼性を持たせるのが容易ではなく、コスト的に不利で実
用には耐久ない。

本発明はこのような事態に対処すべく成されたものであ
って、簡単な構成によって、クリーニン塩 グ装置を感光体から１ｉｉｌ！隔させるさ０゛に・　ト
ナ）と部に漏出することを確実に阻止し、クリーニング
装置からのトナーの漏出による汚染、これに起因する各
部の機能低下、画質の劣化を防止し得るようなりリーニ
ング装置を提供することを目的とするものである。

（２）発明の構成 （課題を解決する技術手段、その作用）上記の目的を達
成するため、本発明は、クリーニングブレーに対向して
、除去されたトナーの外部への漏出を阻止する部材をそ
なえたクリーニング装置において、クリーニング装置を
、これが圧接する感光体から離隔させるさいに、はじめ
にクリーニングブレードを離隔させ、ついで、少なくと
も稼動時に該ブレードおよび前記トナーの漏出阻止部材
が感光体に当接している距離だけ、稼動時とは反対方向
に感光体を走行させることを特徴とするものである。

このような構成によって、感光体に対してクリニング装
置を解除するさい、該クリーニング装置からのトナーの
漏出を確実に阻止することができる。

（実施例の説明） 第１図は本発明のよるクリーニング装置を示す実施例で
あって、矢印Ｘ方向に回転する感光体１に近接してクリ
ーニング装置４が配設してあり、通常は、第１図に示す
ように、前記クリーニング装置４に配設したクリーニン
グブレード２が感光体１表面の残留トナーを順次除去し
てゆき、除去されたトナーはすくいシート３との間のス
ペースに貯溜されつつ、さらに逐次トナー貯溜部へ案内
されるものとする。

このようなりリーニング装置において、図示の装置にあ
っては、そのケーシングを、クリーニングブレード２を
そなえたケーシング部材４ｂと、すくいシート３を配し
たケーシング部材４ａとから構成するとともに、枢着部
Ａを中心として前記部材４ｂを感光体１表面から回動退
避出来るように構成しである。

クリーニング装置を感光体１表面から退避させる場合に
は、最初に、クリーニングブレード２を含むケーシング
部材４ｂを矢印Ｂ方向に回動させてクリーニングブレー
ドを感光体から後退させ、ついで、感光体１を矢印Ｃ方
向に、稼動時にクリーングブレード２が感光体に当接し
ていた位置このようにして、プレート２によって除去さ
れて、該ブレードとすくいシート３の間のスペースにあ
るトナーをすべて排除してから、すくいシート３をそな
えた部材４ａを図示り方向に回動させて、クリーニング
装置側の部材をすべて感光体１表面から離隔すればよい
。

このように構成することによって、クリーニング装置を
、その稼動位置から解除しても該装置内のトナーが外部
に漏洩して機内各部を汚染したり、これが原因で画像劣
化を生ずることを確実に阻止することが出来る。

以上、クリーニング装置にすくいシートを設けて、クリ
ーニングブレードによって感光体から除去されたトナー
の外部への漏出を防止するような実施例について説明し
たが、すくいシートに限らず、この部位に、マグネット
ローラ、弾性クリーニングローラ等を配設したクリーニ
ング装置においても、本発明を有効に適用できることは
容易に理解できるところであろう。

（３）発明の詳細 な説明したように、本発明によるときは、感光体に圧接
するクリーニングブレードおよびすくいシートなどを有
するクリーニング装置において、該クリーニング装置を
感光体から離隔させるに当たって、クリーニングブレー
ドとこれに対向する、たとえばすくいシートなどとの間
に存在するトナーが外部に漏出して、画像形成装置内部
の各部あるいは転写材を汚染することを確実に阻止し、
良質の画像を得るのに資するところが大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるクリーニング装置の実施例を示す
要部の側断面図、 第２同上の作動を示す図、 第３図は公知のクリーニング装置の構成を示す側断面図
である。 ｌ・・・感光体、２・・・クリーニングブレード、３・
・・すくいシート、４・・・クリーニング装置、４ａ、
４ｂ・・・ケーシング部材。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）クリーニングブレーに対向して、除去されたトナ
   ーの外部への漏出を阻止する部材をそなえたクリーニン
   グ装置において、 クリーニング装置を、これが圧接する感光体から離隔さ
   せるさいに、はじめにクリーニングブレードを離隔させ
   、ついで、少なくとも稼動時に該ブレードおよび前記ト
   ナーの漏出阻止部材が感光体に当接している距離だけ、
   稼動時とは反対方向に感光体を走行させることを特徴と
   する画像形成装置のクリーニング装置。
2. （２）感光体を稼動時とは反対方向に走行させた後、ト
   ナーの漏出阻止部材を感光体から離隔させる特許請求の
   範囲第１項記載の画像形成装置のクリーニング装置。
3. （３）トナーの漏出阻止部材がすくいシートである特許
   請求の範囲第１項または第２項のいずれか記載の画像形
   成装置のクリーニング装置。
4. （４）トナーの漏出阻止部材がマグネットローラである
   特許請求の範囲第１項または第２項のいずれか記載の画
   像形成装置のクリーニング装置。
5. （５）トナーの漏出阻止部材が弾性クリーニングローラ
   である特許請求の範囲第１項または第２項のいずれか記
   載の画像形成装置のクリーニング装置。