JPH0338665Y2 - - Google Patents

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JPH0338665Y2
JPH0338665Y2 JP1711984U JP1711984U JPH0338665Y2 JP H0338665 Y2 JPH0338665 Y2 JP H0338665Y2 JP 1711984 U JP1711984 U JP 1711984U JP 1711984 U JP1711984 U JP 1711984U JP H0338665 Y2 JPH0338665 Y2 JP H0338665Y2
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JP
Japan
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pot
shaped recess
elastic body
partition plate
plate
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JP1711984U
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  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、橋梁などの構造物に用いられる荷重
測定装置に関するものである。
一般にこれらの構造物においては、架設時ある
いは架設後に該構造物とくに橋桁が、橋脚の不等
沈下あるいは橋桁の製作誤差などに起因する幅員
方向(橋軸直角方向)への傾きあるいは橋軸方向
への捩れなどによつて、局部的な集中荷重(応
力)を受けて損傷する不具合が往々にして生じる
ことがある。
このような不具合を防止するため、橋桁と橋脚
との間に荷重測定装置(ロードセル)を対称的に
配し、それぞれの荷重測定装置で橋桁の荷重を測
定することによつて橋桁の平衡状態を監視し、測
定荷重に差(不均衡)が生じた場合は、橋脚を嵩
上げするなどの手段によつて、常に橋桁を平衡状
態に保持せしめる保守管理方法が採られている。
そして、これらの荷重測定に用いられる測定装
置としては、橋桁の自重が大きいため、高負荷に
耐え得るピストン型、詳述すればシリンダー内に
充填された流体をピストン板で圧縮することによ
つて生じる内圧で荷重を測定する方法のものが主
に用いられている。
しかし、これらのピストン型の荷重測定装置は
偏荷重によるピストン板とシリンダの片当り(抉
れ)の防止ならびに粘性流体のシール性から、該
ピストン板の径に対する高さが必然的に規制され
るため大型となり、橋脚と橋桁間の〓間(空間)
が小さい構造物には適用し難い欠点がある。
本考案はこれらの欠点に鑑み、ピストン板を用
いることなく小型で大荷重の測定ができる荷重測
定装置を得ることを技術的課題とするものであ
る。
本考案は上記課題を解決するため、以下の技術
的手段(構成)を採るものである。
すなわち、基体には段部を有する鍋状凹部が形
成されており、該鍋状凹部の段部には薄板状の隔
壁板が基体と一体に固着して配されており、該隔
壁板上にはゴム弾性体が鍋状凹部内に密に収納し
て配され、該ゴム弾性体上には該鍋状凹部内でゴ
ム弾性体を密閉する支圧板が一端を鍋状凹部より
突出して配されており、前記隔壁板と鍋状凹部の
底面および内面とで画定される空間部と基体外側
面間には連通孔が設けられており、該空間部には
粘性流体が密に充填して配され、連通孔には圧力
計が配されており、支圧板に負荷される荷重を隔
壁板にゴム弾性体を介して均等に伝達せしめ、該
隔壁板がその変形で粘性流体を圧縮することによ
つて生じる該粘性流体の圧縮圧(内圧)を連通孔
を通して圧力計で検出することによつて荷重を測
定する構成を採るものである。
本考案は上述の構成を採ることにより、以下の
作用効果を有するものである。
すなわち、基体の鍋状凹部内に隔壁板を固着
し、該隔壁板上にゴム弾性体と支圧板を配し、隔
壁板と鍋状凹部の底面および内側面とで画定され
る空間部に粘性流体を充填する構成を採ることに
より、従来のピストン型のものに比し、その高さ
を低減でき荷重測定装置を小型化できる。また、
隔壁板を基体に固着することにより、粘性流体を
密封するためのシール材が不要となるため、構造
を簡易にできる。
さらに、支圧板に負荷される荷重をゴム弾性体
を介して隔壁板に伝達する構成を採ることによ
り、負荷荷重は隔壁板にゴム弾性体が鍋状凹部内
で支圧板によつて密閉されることによる三軸方向
の圧縮応力で常に均等(等分布状態)に伝達され
るため、傾きあるいは部分載荷などによる偏荷重
も確実に測定できるなどの実用上多大な効果を有
するものである。
以下、本考案の実施例を図面において詳細に説
明する。
1は円形もしくは方形状の基体で、該基体1に
は段部2を有する円形もしくは方形状の鍋状凹部
3が形成されている。
4は該鍋状凹部の段部2に配された薄板状の隔
壁板で、該隔壁板4は後述する粘性流体のシール
性を高めるため、溶接などの手段により鍋状凹部
の底面5を覆うように基体1と一体に固着されて
いる。6は該隔壁板4上に配されたゴム弾性体
で、該ゴム弾性体6は鍋状凹部3内に密に収納さ
れている。7は該ゴム弾性体6上に配された支圧
板で、該支圧板7は鍋状凹部3内でゴム弾性体6
を密閉し、一端が該鍋状凹部3より突出するよう
に配されている。
8は鍋状凹部の底面5および内側面9と隔壁板
4とで画定される空間部10に充填された粘性流
体である。
11は空間部10と基体の外側面12間に設け
られた連通孔である。
13は圧力計で、該圧力計13は連通孔11の
外側面12側の開口部に直接もしくは連結管14
を介して配されるものである。
そして、本考案の荷重測定装置は支圧板7上に
負荷される荷重を隔壁板4にゴム弾性体6を介し
て均等に伝達せしめ、該隔壁板4がその弾性変形
で粘性流体8を圧縮することによつて生じる該粘
性流体8の圧縮圧(内圧)を連通孔11を通して
圧力計13で検出することによつて荷重を測定す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の荷重測定装置を示す一部縦
断面図、第2図は、第1図におけるA部拡大図で
ある。 1……基体 2……段部、3……鍋状凹部、4
……隔壁板、5……底面、6……ゴム弾性体、7
……支圧板、8……粘性流体、9……内側面、1
0……空間部、11……連通孔、12……外側
面、13……圧力計。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体には段部を有する鍋状凹部が形成されてお
    り、該鍋状凹部の段部には薄板状の隔壁板が基体
    と一体に固着して配されており、該隔壁板上には
    ゴム弾性体が鍋状凹部内に密に収納して配され、
    該ゴム弾性体上には該鍋状凹部内でゴム弾性体を
    密閉する支圧板が一端を鍋状凹部より突出して配
    されており、前記隔壁板と鍋状凹部の底面および
    内側面とで画定される空間部と基体外側面間には
    連通孔が設けられており、該空間部には粘性流体
    が密に充填して配され、連通孔には圧力計が配さ
    れていることを特徴とする荷重測定装置。
JP1711984U 1984-02-08 1984-02-08 荷重測定装置 Granted JPS60129642U (ja)

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JP1711984U JPS60129642U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 荷重測定装置

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JP1711984U JPS60129642U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 荷重測定装置

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Publication Number Publication Date
JPS60129642U JPS60129642U (ja) 1985-08-30
JPH0338665Y2 true JPH0338665Y2 (ja) 1991-08-15

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JP1711984U Granted JPS60129642U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 荷重測定装置

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ES2563177T3 (es) * 2011-02-08 2016-03-11 Board Of Trustees Of The University Of Arkansas Tocodinamómetro neumático
JP6256168B2 (ja) * 2014-04-14 2018-01-10 日本精工株式会社 荷重センサ付き軸受装置

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JPS60129642U (ja) 1985-08-30

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