JPH0338614Y2 - - Google Patents

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JPH0338614Y2
JPH0338614Y2 JP5518186U JP5518186U JPH0338614Y2 JP H0338614 Y2 JPH0338614 Y2 JP H0338614Y2 JP 5518186 U JP5518186 U JP 5518186U JP 5518186 U JP5518186 U JP 5518186U JP H0338614 Y2 JPH0338614 Y2 JP H0338614Y2
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ice maker
ice
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、製氷器、とくに縦型製氷器に関す
るものである。
従来技術 従来の製氷器は、折曲げ金属板よりなる製氷基
板の片面に格子状の仕切板が、他面に蛇行状の冷
媒管がそれぞれろう付けされ、かつ水平に配置さ
れた横型のものが主流であつた。製氷器の設置床
面積を少なくするために、最近になつて縦型のも
のも使用されているが、製氷基板を構成する押出
型材の大きさは、これを製造する押出成型機の規
模によつて制限を受けるため、製氷器の床面積を
変えずに水平仕切壁の段数すなわち製氷個数を増
やすことが難しいという問題があつた。
考案の目的 この考案の目的は、上記の問題を解決し、設置
床面積を変えずに水平仕切壁の段数すなわち製氷
個数を大幅にかつ自由に増大することができて、
すぐれた品質の氷を非常に能率よく量産すること
ができ、しかも構造が簡単で、その製造を容易か
つ安価になし得る製氷器を提供しようとするにあ
る。
考案の構成 この考案は、上記の目的を達成するために、少
なくとも片面に複数個の水平仕切壁を備えたアル
ミニウム押出型材よりなる垂直製氷基板の内部に
並列かつ直線状の冷媒通路が設けられ、隣り合う
冷媒通路の左右両側の端部が左右交互に順次連通
せられることにより、全体として蛇行状の冷媒通
路が形成せられかつ上下方向に連結されるべき複
数個の製氷器ユニツトと、上下に隣り合う製氷器
ユニツト同志を連結する連結部材とを備えてお
り、上下に隣り合う製氷器ユニツトの垂直基板の
連結すべき側縁に、凸形嵌合部と凹形嵌合部との
うちのいずれか一方が設けられ、連結部材の上下
両側縁に、同他方が設けられており、これらの凹
凸嵌合部の嵌め合わせにより上下両製氷器ユニツ
トの垂直製氷基板が連結部材を介して相互に結合
されている製氷器を要旨としている。
実施例 つぎに、この考案の実施例を説明する。
この明細書において、前後および左右は第1図
を基準とし、前とは第1図の左側、後とは同右側
をいゝ、左とは同図図面紙葉の裏側、右とは同表
側をいうものとする。
この考案において第1実施例を示す第1図〜第
3図において、1はこの考案による製氷器、2は
アルミニウム押出型材よりなり、かつ上下に連結
せられた2個の製氷器ユニツトで、各製氷器ユニ
ツト2は、内部に並列かつ直線状の水平冷媒通路
5aを有する垂直製氷基板3と、基板3の前面に
所定間隔をおいて基板3と一体に設けられてた水
平仕切壁4とよりなるものである。水平仕切壁4
は、左右方向には水平であるが、離氷が容易なよ
うに、前後方向には若干前下がりに傾斜してい
る。上下に隣り合う製氷器ユニツト2A,2Bの
垂直製氷基板3A,3Bのそれぞれ下縁と上縁に
断面略円形の凸形嵌合部6が設けられ、長い棒状
のアルミニウム押出型材製の連結部材8のそれぞ
れ上縁と下縁に同形の凹形嵌合部7が設けられて
おり、これらの凹凸嵌合部6,7の嵌め合わせに
より上下両製氷器ユニツト2A,2Bの垂直製氷
基板3A,3Bが連結部材8を介して相互に結合
されている。
各製氷器ユニツト2において、9は製氷基板3
の左側面に6個および右側面に5個ずつ、かつ基
板3の左右両側において相互に高さ違いとなるよ
うに設けられた長円形のプレート嵌込み凹部で、
各プレート嵌込み凹部9には2個の直線状冷媒通
路5aの端部が通じている。製氷基板3左右両側
の各プレート嵌込み凹部9の内側において上下に
隣り合う冷媒通路5aの端部同志を連通するため
に連通溝23が左右交互に順次穿たれている。1
0は各プレート嵌込み凹部9内に嵌込まれかつ内
面にろう材層を備えたアルミニウム・ブレージン
グ・シートよりなるカバー・プレートで、各カバ
ー・プレート10の周縁部10a内面が凹部9の
底面周縁にろう付けされ、これによつて製氷基板
3に全体として蛇行状の冷媒通路5が形成されて
いる。
11は各製氷器ユニツト2の製氷基板3に、水
平仕切壁4に対して交差するように所定間隔おき
に取り付けられた多数のアルミニウム製垂直仕切
板で、水平仕切壁4と垂直仕切板11とにはそれ
ぞれ幅の半分の長さを有する切込みが互いに対応
する所定位置に設けられていて、これらの切込み
に水平仕切壁4と垂直仕切板11とが相互に嵌め
合わせられることにより、両者が正面よりみて格
子状に組み合わせられている。なお、上側製氷器
ユニツト2Aには4個の水平仕切壁4が設けら
れ、下側製氷器ユニツト2Bには3個の水平仕切
壁4が設けられており、上下両製氷器ユニツト2
A,2Bの間においても両者の水平仕切壁4同志
の間隙内で氷が生成されるようになされており、
従つてこの実施例によれば上側製氷器ユニツト2
Bの水平仕切壁4を1つ省略することができる利
点がある。しかしながら、上下両製氷器ユニツト
2A,2Bとしては、同数の水平仕切壁4を備え
た同一形状の押出型材よりなるものを使用しても
勿論よい。
12は各製氷器ユニツト2の製氷基板3の右側
面下端部に接続された冷媒導入管、13は同上端
部に接続された冷媒排出管、14は上側製氷器ユ
ニツト2Aの最上位の水平仕切壁4の上面に被せ
られた合成樹脂製の水受け案内板、15は下側製
氷器ユニツト2Bの最下位の水平仕切壁4の下面
に沿つて配置された合成樹脂製の水落下案内板、
16は垂直製氷基板3の水平仕切壁4のない後面
に基板3の長さ方向に一体に設けられた横断面欠
円形の温度センサ挿入部で、これには円筒状の温
度センサ17が嵌め込まれている。18は製氷器
1の上方に配置された給水管で、これは環状取付
金具19により水受け案内板14の垂直部に取り
付けられている。20は給水管18の下縁に所定
間隔おきにあけられた通水孔、21は製氷器1の
後側に配置された有底横円筒形のアキユームレー
タで、これは冷媒排出管13の途上に介在させら
れているものである。
上記製氷器1において、これの上方に配置した
給水管20の通水孔21より水を流下すると、水
は上側製氷器ユニツト2Aの水受け案内板14の
表面に沿つて下方に流れ、これの先端より最上位
の水平仕切壁4の下面に回り込み、垂直製氷基板
3の表面、さらにこれより下段の水平仕切壁4の
表面を伝つて順に下方へ流れ落ちる。この間に水
は各製氷基板3の蛇行状の冷媒通路5内の冷媒と
熱交換して冷され、上下両製氷器ユニツト2A,
2Bにおいて水平仕切壁4と垂直仕切板11とに
よつて囲まれた正面よりみて方形のすべての空間
部内に氷が形成される。氷が充分に大きく成長し
たのちは、各製氷基板3の蛇行状通路5内にホツ
トガスを導入し、逆に氷の表面をわずかに溶かし
て、これらを製氷器1の前方外側に自然に落下さ
せる。
第4図は、この考案の第2実施例を示すもので
ある。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点
は、各製氷基板3の前面だけでなく、後面にも同
様に水平仕切壁4が設けられるとともに、これら
の仕切壁4に垂直仕切板11が交差状に取り付け
られて、各製氷基板3の前後両面において氷が形
成されるようになされている点にある。
第5図は、この考案の第3実施例を示すもので
ある。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点
は、上下製氷器ユニツト2A,2Bに対して両者
の高さに略等しい長尺の垂直仕切板11が取り付
けられている点、および製氷器1に対してアキユ
ームレータ21が1つだけ設けられていて、上側
製氷器ユニツト2Aの最下位の冷媒通路3aの端
部と下側製氷器ユニツト2Bの最上位の冷媒通路
3aとがU形ベンド管22によつて連通せしめら
れている点にある。
第6図は、この考案の第4実施例を示すもので
ある。ここで、上記第3実施例の場合と異なる点
は、上下製氷器ユニツト2A,2Bの各製氷基板
3の前後両面において氷が形成されるようになさ
れている点にある。
上記第2〜第4実施例のその他の点は、上記第
1実施例の場合と同様であり、図面において同一
のものには同一の符号を付した。
なお、上記各実施例において、製氷器1の上下
両製氷器ユニツト2A,2B、カバー・プレート
10および垂直仕切板11は、例えば真空ブレー
ジング法等により一括してろう付けされる。上下
両製氷器ユニツト2A,2Bは、第1および第2
実施例においてはろう付けの前または後に連結部
材8により相互に結合してもよいが、第3および
第4実施例においてはろう付けの前に結合する必
要がある。
図示のものは製氷器ユニツト2A,2Bの垂直
基板3A,3B側に凹形嵌合部7が、連結部材8
側に凸形嵌合部6がそれぞれ設けられているが、
逆に垂直基板3A,3B側に凸形嵌合部6が、連
結部材8側に凹形嵌合部7がそれぞれ設けられて
いてもよい。また凸形嵌合部6と凹形嵌合部7の
断面形状は図示のものに限らず、その他の形状で
あつても勿論よい。
また各実施例においては、プレート嵌込み凹部
9とカバー・プレート10は、図示のものは側面
よりみて長円形すなわちいわゆる小判形である
が、これらはその他長方形あるいは正方形等の形
状であつてもよい。また直線状冷媒通路5aは横
断面円形であるが、これはその他楕円形、長方形
あるいは正方形等の形状であつてもよい。なお冷
媒通路5a内に所要数の凸条が基板3の長さ方向
に設けられて、冷媒通路5aの内表面積を増大す
るようにしてもよい。また1個のプレート嵌込み
凹部9に対して2個の冷媒通路5aの端部が通じ
ているが、その他1個のプレート嵌込み凹部9に
対して3個以上の水平冷媒通路5aの端部が通じ
るようにすることもできる。また製氷基板3の左
右両側面を塞ぐ方法として、製氷基板3の左右両
側面に、これらの全長にほぼ等しい長さを有する
アルミニウム製カバー・プレートをろう付けによ
り固定するようにしてもよい。さらに、上記各実
施例においては、カバー・プレート10として内
面にろう材層を有するアルミニウム・ブレージン
グ・シートを使用したが、内外両面にろう材層を
有するアルミニウム・ブレージング・シートを使
用しても勿論よい。
なお、製氷器1の性能上、必要に応じて直線状
冷媒通路5aの径およびピツチ(配置間隔)が異
なる上下両製氷器ユニツト2A,2B同志を互い
に連結するようにしてもよい。また製氷器ユニツ
ト2を3個以上連結することもある。また製氷器
1の表面にはアルマイト処理を施すのが好まし
い。
考案の効果 この考案による製氷器1は、上述のように、少
なくとも片面に複数個の水平仕切壁4を備えたア
ルミニウム押出型材よりなる垂直製氷基板3の内
部に並列かつ直線状の冷媒通路5aが設けられ、
隣り合う冷媒通路5aの左右両側の端部が左右交
互に順次連通せられることにより、全体として蛇
行状の冷媒通路5が形成せられかつ上下方向に連
結されるべき複数個の製氷器ユニツト2と、上下
に隣り合う製氷器ユニツト2A,2B同志を連結
する連結部材8とを備えており、上下に隣り合う
製氷器ユニツト2A,2Bの垂直基板3A,3B
の連結すべき側縁に、凸形嵌合部6と凹形嵌合部
7とのうちのいずれか一方が設けられ、連結部材
8の上下両側縁に、同他方が設けられており、こ
れらの凹凸嵌合部6,7の嵌め合わせにより上下
両製氷器ユニツト2A,2Bの垂直製氷基板3
A,3Bが連結部材8を介して相互に結合されて
いるものであるから、押出成型機によつて製作さ
れる製氷器ユニツト2の大きさに制限があるにも
かゝわらず、製氷器1の水平仕切壁4の段数を大
幅にかつ自由に増大することができ、しかも製氷
器ユニツト2を上下方向に直列状に連結するた
め、設置床面積を変えることなく、氷を非常に能
率よく量産することができる。また製氷基板3同
志を連結部材8を介して凹凸嵌合部6,7を互い
に嵌め合わせて結合するため、熱の伝導がスムー
ズであり、均一なすぐれた品質の氷を製造するこ
とができる。また上下両製氷器ユニツト2A,2
Bを連結部材8を介して連結するため、構造が簡
単であるとともに、結合作業が容易であり、例え
ば別個に組み立てた製氷器ユニツト2同志をきわ
めて作業性よく容易に結合することができる。ま
た製氷器ユニツト2を上下に直列に連結するた
め、給水装置を1つしか必要とせず、製氷器1の
製造を容易かつ安価になし得るという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示す右側面
図、第2図は製氷器ユニツトの分解斜視図、第3
図は上下製氷器ユニツトの連結部分の拡大側面
図、第4図はこの考案の第2実施例を示す製氷器
ユニツトの分解部分斜視図、第5図は第3実施例
の要部分解斜視図、第6図は第4実施例の要部分
解斜視図である。 1……製氷器、2,2A,2B……製氷器ユニ
ツト、3,3A,3B……製氷基板、4……仕切
壁、5……蛇行状冷媒通路、5a……直線状冷媒
通路、6……凸形嵌合部、7……凹形嵌合部、8
……連結部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも片面に複数個の水平仕切壁4を備え
    たアルミニウム押出型材よりなる垂直製氷基板3
    の内部に並列かつ直線状の冷媒通路5aが設けら
    れ、隣り合う冷媒通路5aの左右両側の端部が左
    右交互に順次連通せられることにより、全体とし
    て蛇行状の冷媒通路5が形成せられかつ上下方向
    に連結されるべき複数個の製氷器ユニツト2と、
    上下に隣り合う製氷器ユニツト2A,2B同志を
    連結する連結部材8とを備えており、上下に隣り
    合う製氷器ユニツト2A,2Bの垂直基板3A,
    3Bの連結すべき側縁に、凸形嵌合部6と凹形嵌
    合部7とのうちのいずれか一方が設けられ、連結
    部材8の上下両側縁に、同他方が設けられてお
    り、これらの凹凸嵌合部6,7の嵌め合わせによ
    り上下両製氷器ユニツト2A,2Bの垂直製氷基
    板3A,3Bが連結部材8を介して相互に結合さ
    れている製氷器。
JP5518186U 1986-04-11 1986-04-11 Expired JPH0338614Y2 (ja)

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