JPH0338532Y2 - - Google Patents

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JPH0338532Y2
JPH0338532Y2 JP12219785U JP12219785U JPH0338532Y2 JP H0338532 Y2 JPH0338532 Y2 JP H0338532Y2 JP 12219785 U JP12219785 U JP 12219785U JP 12219785 U JP12219785 U JP 12219785U JP H0338532 Y2 JPH0338532 Y2 JP H0338532Y2
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JP
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pressure
fitting
valve body
hose
branch pipe
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JP12219785U
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JPS6230072U (ja
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  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Valve Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、建築工事或は土木工事等の建設工事
の給水システムにおける配水用のバルブユニツト
に関するものである。
ロ 従来の技術 上述のような建設現場においては、殊に第2図
に示されるようなビルデイング建築工事において
は、工事の進歩に伴つて次々と高く足場の組立が
行われ、これに伴つて清掃その他に使用される高
圧給水及び低圧給水が各階に常備されねばならな
い。
このため、従来においては、ポンプによつて所
要の高さまで水を圧送すると共に各階毎に分岐用
のバルブユニツトを設けて、これにホースを接続
して使用しているもので、第6図は従来のバルブ
ユニツトの一例を示すもので、1は主給水路を形
成するバルブ本体で、高圧用分岐管2,3及び低
圧用分岐管4を設け、夫々コツク1a,1b,2
a及び4aを装備すると共にバルブ本体1とホー
スとの接続はワンタツチ金具5によつて簡易に行
われるようにしてあつた。
従つて各階毎にバルブ本体1を設け、必要な分
岐管にホースを接続して使用するようにしてあ
り、高圧と低圧との区別は、使用噴出ノズルの口
径の大小によつて、ポンプによるホース内の圧力
の増減から、高圧給水及び低圧給水を行うように
してある。またホースも高圧と低圧とではその強
度において異なることは云うまでもない。
ハ 考案が解決しようとする問題点 以上のようなバルブユニツトにおいては、バル
ブ本体1は、少くとも主給水路Sを形成する吸水
口と排水口及び高圧分岐管2と低圧分岐管4とを
必須とするものであつた。而も夫々の開口にはコ
ツク1a,1b,2a,4aを設けているため構
成が複雑となり、それだけコスト高となる一方、
コツク及びワンタツチ接続金具を使用しているた
め、コスト高になると共に耐久性において必ずし
も好適とは云い難いものがあつた。即ち、ワンタ
ツチ金具は接続に当つて操作がきわめて容易であ
るが、コツクと同様経年的使用に当つて水もれを
生じ易いと云う問題点がある。
ニ 問題点を解決するための手段 このため本考案は、従来のような高圧と低圧と
を区別して設けた少くとも2本の分岐管を1本に
高低圧給水を兼務させると共に斜め下方に指向さ
せて垂直、水平方向へのホースの延長を容易にす
ると共にバルブ本体とホースとの接続を手動用緊
締環を具えた接続金具によつて行う一方、クラン
プ金具には手動用ハンドルを附設することによつ
てバルブ本体を足場構造その他に容易に取り付け
得るようにした配水用のバルブユニツトを提案す
るものである。
以下、図面に示した実施例に基いて本考案の要
旨を説明する。
ホ 実施例 第1図は本考案バルブユニツトの一実施例を示
す側面図、第2図は同ユニツトを建築現場に使用
した状態を示す説明図、第3図は高圧ホース用接
続金具の一部切欠側面図、第4図はストツパ用接
続金具の一部切欠側面図、第5図は低圧ホース用
接続金具の一部切欠側面図である。
図面において、10はバルブ本体で吸水口11
と排水口12とを両端に設け、中間に分岐管13
を斜め下方に指向させ、コツク14を設けてあ
る。この分岐管13には、後述する高圧用の接続
金具15と低圧用の接続金具16及びストツパ用
の接続金具17を交換装着し得るようにしてあ
る。
また、前述の吸、排水口11,12にも高低圧
用の接続金具15,16を取りつけることが可能
であり、第1図においてはストツパー用の接続金
具17を排水口12に装着してある。
前述の高圧用の接続金具15は、第3図示のよ
うに高圧ホース18を筒体19の一端に圧入緊締
し、他端の外周に段部20を設け、手動用緊締環
21の段部22と対向させてある。この緊締環2
1の内側には螺条23を設け、バルブ本体1側の
排水口12の外周に設けた螺条24に螺入するよ
うにしてある。25は筒体19に穿つた凹溝で、
内側にOリング26とバツクアツプリング27と
を収容し、内圧力に対応して気密作用を高めるよ
うにしてある。28は高圧ホース18と筒体19
との圧接連結部を補強するカバーである。
次に第4図はストツパー用接続金具17を示す
もので、第3図の高圧用接続金具との違いは中心
を通る流通路29(第3図示)がなく、流路を閉
塞する役割を果すものである。
更に、第5図は低圧用接続金具16を示すもの
で、この場合には、ホース先端に設けた噴出ノズ
ル(図示せず)の口径が大きく、ホース内部に圧
力がポンプによつて蓄積することがないから自動
的に低圧力即ち通常水となるもので、第3,4図
に示すようなOリング26とバツクアツプリング
27の替りに、パツキング30を介在させたもの
で、この場合には高圧ホース18の場合のような
気密性を必要とせず、従つて気密性においてやや
低下しても現実の使用に支障なく、而もコストを
低く抑え得る。
次に、第1図にはクランプ金具31がバルブ本
体1に回転可能に取りつけてあり、第2図のよう
な足場構造40を形成するパイプ41の一部にバ
ルブ本体1を固定するためのもので、通常のクラ
ンプ金具との違いは、手動用ハンドル32を有
し、手動のみにて楽にパイプ41への着脱ができ
るようにした点である。
ヘ 作用 以上のような本考案バルブユニツトにおいて
は、第2図の如く建築物42と平行する足場構造
40の所要位置にバルブ本体10を夫々クランプ
金具31を介して手動にて固定すると共に各バル
ブ本体10,10…の間及びポンプ43との間を
高圧ホース18を以て高圧用接続金具15を介し
て手動にて連結し、流路の頂端に位置するバルブ
本体1には、ストツパー用の接続金具17を緊締
する。
次に、斜向する分岐管13に対しては、必要に
応じて高圧ホース又は低圧ホースを高圧用の接続
金具15又は低圧用の接続金具16を予め各ホー
スに緊締したものを連結する。この場合には、手
動用緊締環21を分岐管13の先端に整合し、手
動用緊締管21を回動することにより結合するも
ので、何れも手動で楽に行うことができ、緊締用
の道具を全く必要としない。
云うまでもなくバルブユニツトの使用に際して
は、従来も同様であるが、高圧水を使用するとき
は他の低圧用の排水口は全部閉塞しなければなら
ず、また逆の場合、低圧水を使用中には高圧水を
得ることはできずコツクを閉成しておくものであ
るから、コツクを使用せずに本考案のように高低
圧ホースを交換することは比較的容易であり、多
数のコツクを使用する従来の煩雑さに比して作業
が単純となり問違いがない。
ト 考案の効果 以上述べた如く本考案バルブユニツトによれ
ば、バルブ本体10からの分岐管を単一の分岐管
13とし、高低圧ホースの交換を手動による接続
金具15,16によつて行うようにし、且つクラ
ンプ金具にも手動用ハンドル32を設けたため、
取付け作業に道具を必要とせず、全て手動にて行
うことが可能となり、組立て作業をきわめて容易
とすると共に構造の簡易化によつて資材面での節
約となり、従来のコストを半減することを可能に
すると同時にコツクの使用を極力減少し、接続金
具としては、高圧用、低圧用及びストツパー用の
3種の金具を使用することによつて水もれの防止
を確実にし、更にこれら金具の接続を手動用緊締
環21によつて行うため、交換が容易であり、ワ
ンタツチ接続金具に比すればその操作は若干長く
なるが、構成の簡素化により他の道具を必要とし
ないから、この分だけ作業が容易となると共に使
用に当つては、極力水洩を回避し得るものである
等の数々の優れた特徴を具有し、建設現場に利用
してきわめて有効であり、実用上に利益するとこ
ろきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案バルブユニツトの一実施例を示
す側面図、第2図は同バルブユニツトの使用状態
の一例を示す説明図、第3図は高圧用の接続金具
の一部切欠側面図、第4図はストツパー用の接続
金具の一部切欠側面図、第5図は低圧用の接続金
具の一部切欠側面図、第6図は従来のバルブユニ
ツトの一例を示す正面図である。 10……バルブ本体、11……吸水口、12…
…排水口、13……分岐管、15……高圧用接続
金具、16……低圧用接続金具、17……ストツ
パー用接続金具、21……手動用緊締環、31…
…クランプ金具、32……手動用ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主給水路を形成するバルブ本体の吸水口と排水
    口との間に斜め下方に指向する分岐管をコツクと
    共に配置する一方、手動用緊締ハンドルを有する
    クランプ金具をバルブ本体に装備し、更に前記吸
    水口、排水口及び分岐管に高圧ホース、低圧ホー
    ス又はストツパーを手動用緊締環を具えた接続金
    具を介して着脱自在に連結することを特徴とする
    建設工事の給水システムにおけるバルブユニツ
    ト。
JP12219785U 1985-08-09 1985-08-09 Expired JPH0338532Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12219785U JPH0338532Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12219785U JPH0338532Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6230072U JPS6230072U (ja) 1987-02-23
JPH0338532Y2 true JPH0338532Y2 (ja) 1991-08-14

Family

ID=31012167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12219785U Expired JPH0338532Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

Country Status (1)

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JP (1) JPH0338532Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002070092A (ja) * 2000-09-01 2002-03-08 Nippon Reform Kk 仮設給水器具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002070092A (ja) * 2000-09-01 2002-03-08 Nippon Reform Kk 仮設給水器具

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Publication number Publication date
JPS6230072U (ja) 1987-02-23

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