JPH0337894Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0337894Y2
JPH0337894Y2 JP2699483U JP2699483U JPH0337894Y2 JP H0337894 Y2 JPH0337894 Y2 JP H0337894Y2 JP 2699483 U JP2699483 U JP 2699483U JP 2699483 U JP2699483 U JP 2699483U JP H0337894 Y2 JPH0337894 Y2 JP H0337894Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head frame
lens
moving member
support shaft
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2699483U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59136250U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2699483U priority Critical patent/JPS59136250U/ja
Publication of JPS59136250U publication Critical patent/JPS59136250U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0337894Y2 publication Critical patent/JPH0337894Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、玉摺機におけるヘツドフレームの昇
降装置に関する。
玉摺機のヘツドフレームはメガネレンズを保持
回転させ得るチヤツキング機構を備え、非加工時
には上昇位置にあつて、加工時に降下し、チヤツ
キングしたメガネレンズを本体の砥石上に所定荷
重で押圧する働きをする。そしてこの押圧力を与
える荷重はメガネレンズの材質(例えばガラスと
プラスチツク)によつて変える必要がある。この
場合、最大荷重はヘツドフレームの自重である。
従来の玉摺機はヘツドフレームの昇降は主として
手動にて行なわれており、また、荷重の調節もお
もりの位置を変えたり、バネの強さを変えたりを
手動で行なつていた。そのため、操作が煩わしい
と共に、荷重の調整を行なつた後、ヘツドフレー
ムを降下させた場合であつてもいきなり設定荷重
がレンズと砥石の間にかかるので、レンズにピリ
やカケを生じたりする可能性がある。
本考案の目的は、ヘツドフレームの昇降と荷重
調節とに関連を持たせて操作性を向上すると共
に、ヘツドフレームの降下時にいきなり設定荷重
が加わることのないように成した昇降装置の提供
にある。
上記目的を達成するために本考案は、駆動源
と、該駆動源により直線移動させられる第1移動
部材と、該第1移動部材にばね部材を介して接続
され、未加工レンズが装置本体の砥石に当接する
までの範囲で、前記バネ部材を介して前記第1移
動部材の直線移動に追従する第2移動部材と、を
ヘツドフレームに設け、該第2移動部材に一端を
固定した一定長のワイヤー部材を、前記ヘツドフ
レーム上の、支持軸に関してレンズ回転軸と反対
側の位置に固設した案内部材に掛けて折り曲げた
後、その他端を前記支持軸に関して前記レンズ回
転軸と反対の位置で装置本体に固定した構成を採
用している。
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を
説明する。
第1図は本考案の実施例の昇降装置を有する玉
摺機の斜視図であり、第2図はその背面図、第3
図は昇降装置の要部拡大図である。
本体フレーム1に固着した支持軸受2に支持軸
3を水平方向(軸心方向)に滑動可能に支承せし
め、該軸3にヘツドフレーム4が回転自在(矢印
A)にとりつけられている。
ヘツドフレーム4には未加工のメガネレンズ5
をチヤツキングするための凹所を形成し、該凹所
にヘツドフレーム4の両側からレンズ押え軸6と
レンズ受け軸7を貫通させ、レンズ押え軸6の一
端には、該軸6を軸心方向に駆動せしめるモータ
ー等の駆動装置8を連結せしめ、他端には図中示
していないが、メガネレンズ5を直接押えるため
のゴム等を設けてある。一方、レンズ受け軸7の
一端にはメガネフレームのリム形状を形どつた玉
型9が取付けられ、この玉型9は交換可能であ
り、レンズ受け軸7の他端にはメガネレンズ5を
直線受けるためのゴム等(不図示)を設けてあ
る。
前記レンズ押え軸6とレンズ受け軸7はギヤ列
10a、ベルト10b等の伝達装置を介してレン
ズ回転用モーター10により回転される。
第1図に示した本機械を後側より見た第2図に
おいて、ヘツドフレーム4の後側に支持軸3を含
むように切り欠いたコ字状部分内に、支持軸3が
貫通しそれによつてヘツドフレーム4と共に支持
軸3に沿つて水平方向(矢印B)へのみ移動可能
な連結部材11を設け、該連結部材11の他端
は、ヘツドフレーム移動用のモーター12と電磁
クラツチ13を介して、該クラツチ13の軸端に
固定されたプーリー14によつて水平方向に移動
するタイミングベルト15に連結されている。
本体フレーム1には、粗摺砥石16と、ヤゲン
加工用のV型砥石17とを各々の回転軸が支持軸
3と平行になるよう設置されている。砥石16、
17の回転駆動は図示なきモーターにより行なわ
れる。玉型9を受けるため本体フレーム1側に砥
石16と同曲率の曲面をもつ玉型受け18が設け
られている。
ヘツドフレーム4を支持軸3の回りに回転させ
るために、支持軸3に関してレンズ押え軸6、レ
ンズ受け軸7(両軸によつてレンズ回転軸を構成
する。)とは反対側に位置する連結部材11の外
周に一端を固定した一定長のワイヤー19を、支
持軸3に関してレンズ回転軸6、7とは反対側に
位置するようにヘツドフレーム4上に固定された
プーリー20に掛けて垂直方向から水平方向へ曲
げ、このワイヤー19の他端をねじ棒211の回
転によつて水平方向へ移動する移動部材22に固
定する。ねじ棒211はギヤ23を介してDCモ
ーター24に連結している。ヘツドフレーム4は
自重によつて第1図で右回転方向の回転力を与え
られているので、DCモーター24、ギヤ23、
ねじ棒211、移動部材22、ワイヤー19、プ
ーリー20、後述の第1ばね25、ナツト210
によつて昇降装置を構成し、ヘツドフレーム4を
第1図で左回転せしめる回転力を得るわけであ
る。
次に第3図によつて昇降装置を詳述する。ワイ
ヤー19を一端に固定した移動部材22内には他
端の開口から軸方向移動可能にねじ棒211が挿
入されており、ねじ棒211の先端のつば部21
2と移動部材22の他端との間には第1ばね25
が配設されている。ねじ棒211には第1ばね2
5の最大圧縮量を決めるために、つば部212と
移動部材22の他端との間隔を制限する制限部材
213が設けられている。なお、ねじ棒211と
制限部材213とで、移動部材22の移動を第1
ばね25を介して阻止する阻止部材を構成する。
移動部材22の他端外側面とヘツドフレーム4と
の間には第2ばね26が配設されている。ねじ棒
211の外周にはねじが切つてあり、そのねじに
はギヤ23と一体のナツト210が噛合してい
る。なお、ギヤ23、DCモーター24、ナツト
210によつて前記阻止部材211、213をワ
イヤー19を介して該阻止部材に働く力の方向も
しくはこの方向に反対の方向に移動する移動装置
を構成する。ナツト210にはナツト210の回
転数を検出するためのコード板を有する部材27
が固設され、このコード板を挟むようにヘツドフ
レーム4本体には検出器28が固定されている。
検出器28とコード板とでいわゆるロータリーエ
ンコーダを構成している。部材27とヘツドフレ
ーム4との間にはラジアルベアリング29、ワツ
シヤ30、スラストベアリング31が設けられて
いる。
このような構造であるから、第3図の状態を基
準に装置の動作を説明する。第3図の状態では、
制限部材213が移動部材22の他端に当接して
いるので第1ばね25は最も圧縮された状態にあ
り、この状態からモーター24を回転し、ねじ棒
211が右方に移動すると、ねじ棒211と一緒
に移動部材22が右方に移動し、それに伴なつて
ワイヤー19が右方に引つ張られる。すなわち、
第2図ではワイヤー19が左方に引つ張られるこ
とになる。而して、ワイヤー19の一端は連結部
材111に固定されており、かつワイヤー19の
長さは一定であるから、第2図でワイヤー19が
左方に引つ張られると、プーリー20と連結部材
11との間のワイヤー19の長さが短くなつて
(支持軸3を左回転方向に回転させる力が発生し、
この力により)プーリー20を下方向に押す力が
働き、この左回転の回転力が、ヘツドフレーム4
の自重による、支持軸3を右回転方向に回転させ
る回転力を上回ると第2図でプーリー20は次第
に手前方向に傾きヘツドフレーム4は支持軸のま
わりに左回転して上昇する。第2ばね26はヘツ
ドフレーム4が上昇し、回転軸回りの重心位置が
変化したことにより移動部材22に移動方向へ加
わる過大な力を吸収するための緩衝用のばねであ
る。ヘツドフレーム4の上昇完了はねじ棒211
とヘツドフレーム4本体との間に位置検出装置を
設けて検出する。例えば、ねじ棒211に遮光板
212aを設け、ヘツドフレーム4本体には発光
素子と受光素子を有するフオトカプラー4aを配
設し、発光素子と受光素子の間が遮光板212a
にて遮光されることによつて検出される。
次に、モーター24を逆回転させてねじ棒21
1を第3図左方(第2図右方)へ移動する。当初
はねじ棒211の制限部材213と移動部材22
の他端とは当接したまま移動し、それによつてヘ
ツドフレーム4は下降する。ヘツドフレーム4に
チヤツキングしたメガネレンズ5が粗摺砥石16
に当接すると(この瞬間はまだ第1ばね25が最
大限まで押圧された状態だから)ワイヤー19に
は第1ばね25によつて第2図左方へ引つ張り力
が働いており、この力はヘツドフレーム4の自重
に対して逆方向に働くから荷重は最小の状態であ
る。この状態からさらにモーター24を同方向に
回転すると、移動部材22に対しねじ棒211が
第3図左方に移動するから第1ばね25の押圧力
は減少し、結果としてヘツドフレーム4の自重に
対して逆方向に働く力が減少する。すなわち、荷
重が増加する。従つて、第1ばね25の押圧力、
すなわち、ねじ棒211の移動量を調節すること
によつて荷重を調節できるわけである。従つて、
未加工のメガネレンズ5に加わる荷重とナツト2
10の回転量とは1対1で対応する。それ故、図
示なきキーボード等にて選択された荷重を検出器
28から得られるナツト210の回転数と対応さ
せ、両者が所定の関係になつたことによつてモー
ター24の回転を停止させる如く成すことによつ
て、メガネレンズに所望の荷重をかけることが可
能となる。荷重の値は、例えばあらかじめ平均的
なレンズ径を基準としてナツト210の回転数と
荷重との関係を定めて記憶させておけばよい。
以上述べた如く本考案によれば、昇降装置にヘ
ツドフレームの荷重調節機能を持たせ、ヘツドフ
レームの降下時に軽荷重から順次設定荷重が加わ
る如く成したので、メガネレンズにピリやカケの
生ずることを防止できる。また、昇降及び荷重設
定を自動化することが可能となり、操作性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の昇降装置を有する玉
摺機の斜視図、第2図はその背面図、第3図は昇
降装置の要部拡大図である。 主要部分の符号の説明、1……本体フレーム、
11……連結部材}装置本体、3……支持軸、4
……ヘツドフレーム、5……メガネレンズ(未加
工レンズ)、6……レンズ押え軸、7……レンズ
受け軸}レンズ回転軸、16……粗摺砥石、17
……V型砥石}砥石、19……ワイヤー、20…
…プーリー、22……移動部材(第2移動部材)、
25……第1ばね(ばね部材)、23……ギヤ、
24……DCモーター、210……ナツト、21
1……ねじ棒}駆動源、212……ねじ棒、21
1……先端のつば部(第1移動部材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 支持軸3により装置本体1,11に回転自在に
    取り付けたヘツドフレーム4を前記支持軸の回り
    に回転させ、前記ヘツドフレームのレンズ回転軸
    6,7に保持させた未加工レンズ5を前記装置本
    体の砥石16,17に対して昇降する玉摺機のヘ
    ツドフレーム昇降装置において、 駆動源24,23,210,211と該駆動源
    により直線移動させられる第1移動部材212
    と、該第1移動部材にばね部材25を介して接続
    され、前記未加工レンズが前記砥石に当接するま
    での範囲で、前記ばね部材を介して前記第1移動
    部材の直線移動に追従する第2移動部材22と、
    を前記ヘツドフレームに設け、該第2移動部材に
    一端を固定した一定長のワイヤー部材19を、前
    記ヘツドフレーム上の、前記支持軸に関して前記
    レンズ回転軸と反対側の位置に固設した案内部材
    20に掛けて折り曲げた後、その他端を前記支持
    軸に関して前記レンズ回転軸と反対側の位置で前
    記装置本体11に固定したことを特徴とする昇降
    装置。
JP2699483U 1983-02-28 1983-02-28 玉摺機のヘツドフレ−ムの昇降装置 Granted JPS59136250U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2699483U JPS59136250U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 玉摺機のヘツドフレ−ムの昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2699483U JPS59136250U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 玉摺機のヘツドフレ−ムの昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59136250U JPS59136250U (ja) 1984-09-11
JPH0337894Y2 true JPH0337894Y2 (ja) 1991-08-09

Family

ID=30157891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2699483U Granted JPS59136250U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 玉摺機のヘツドフレ−ムの昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59136250U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2702409B1 (fr) * 1993-03-11 1995-05-05 Buchmann Optical Eng Machine à meuler les verres ophtalmiques comportant des moyens d'asservissement de la valeur de serrage de l'ébauche du verre à meuler.

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59136250U (ja) 1984-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3883773B2 (ja) レンズ周縁研削装置
JPH11300589A (ja) ガラス物品の加工仕上げ装置
CN111958464B (zh) 一种工业制造用铁球抛光设备
CN114888678B (zh) 一种轴承及该轴承制造加工设备
CN116852221A (zh) 一种高精度数控磨床及其工作方法
GB698170A (en) Improvements in or relating to edge grinding particularly for forming bevelled edgeson articles such as ophthalmic lenses
CN114131441B (zh) 一种玻璃杯杯口打磨装置
JPH0337894Y2 (ja)
US3145506A (en) Contact lens contouring and polishing machine
CN113245919B (zh) 一种窗户滑轮加工用外圆打磨装置
CN211565343U (zh) 一种汽车曲轴加工用磨具
CN219131788U (zh) 一种光学镜片研磨夹具
EP0495271B1 (en) An apparatus for grinding a peripheral edge of a glass sheet
US5408792A (en) Process, block or sucker for a machine for grinding or machining the edge of eyeglass lenses and a process for grinding eyeglass lenses
CN113696077B (zh) 一种用于玻璃制造的连续式表面加工装置
CN113305723A (zh) 一种往复式石材表面抛光机
JPH0752015A (ja) 眼用レンズ研削装置
CN214723016U (zh) 一种光学玻璃镜片加工用便于调节的精磨机
CN214559687U (zh) 一种红外球机球罩生产用去毛刺装置
CN218801056U (zh) 一种平面自动磨床
CN218284912U (zh) 一种镜片磨边装置
JPS59134641A (ja) センタレス研削盤における軸基準外径面研削方法とその装置
CN217833056U (zh) 一种防偏移的光学玻璃加工用侧边精磨装置
CN216634563U (zh) 一种抛光皮自动裁切装置
CN218556631U (zh) 一种调速旋转抛光机