JPH0337672Y2 - - Google Patents

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JPH0337672Y2
JPH0337672Y2 JP1985151295U JP15129585U JPH0337672Y2 JP H0337672 Y2 JPH0337672 Y2 JP H0337672Y2 JP 1985151295 U JP1985151295 U JP 1985151295U JP 15129585 U JP15129585 U JP 15129585U JP H0337672 Y2 JPH0337672 Y2 JP H0337672Y2
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JP
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frame
front frame
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elevating plate
machine
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JP1985151295U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はパチンコ機台において、機枠に取付
けられた表枠の施錠状態と、表枠に取付けられた
ガラス枠の施錠状態とを同時にロツクするための
二重ロツク装置に関する。
(従来の技術) 従来の技術としては例えば実開昭55−129580号
公報がある。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のパチンコ機台では表枠およびガラス枠の
施錠状態を表枠に挿着されたシリンダ錠の鍵操作
によつて解除していたが、シリンダ錠の鍵が不正
使用されて表枠やガラス枠が不正開放操作される
問題点があつた。
本考案の目的は上記問題点を回避しうるパチン
コ機台における二重ロツク装置を提供することで
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案装置は機枠に装着された表枠の開放側縦
枠部には鍵操作によつて正逆に回動する軸部と、
この軸部の後端に嵌着された操作盤とを有するシ
リンダ錠が挿着されたパチンコ機台において、前
記表枠の開放側縦枠部の裏面に添着された取付金
具には下降時に前記表枠を前記機枠に旋錠しかつ
一方側への前記操作盤の回動動作によつて押上げ
られて前記表枠と前記機枠との旋錠状態を解除す
る第1昇降板と、上昇時に前記表枠に蝶着された
ガラス枠を前記表枠に旋錠しかつ他方側への前記
操作盤の回動動作によつて押下げられて前記ガラ
ス枠と前記表枠との旋錠状態を解除する第2昇降
板とをそれぞれ昇降動可能に添装するとともに、
前記取付金具には前記操作盤に凹設した係合部に
係脱して前記操作盤の回動動作を阻止および許容
しかつ前記第1昇降板の上昇動作と前記第2昇降
板の下降動作とを同時に阻止および許容する作動
軸を備えた電磁ソレノイドを前記シリンダ錠に対
向して取付けた構成を有する。
[作用] 表枠の開放側縦枠部の裏面に添着された取付金
具にシリンダ錠に対向して取着した電磁ソレノイ
ドの作動軸を進動させて前記シリンダ錠に凹設し
た係合部に係合させ、前記シリンダ錠の操作盤の
回動動作を阻止して表枠を機枠に旋錠する第1昇
降板の上昇動作とガラス枠を表枠に旋錠する第2
昇降板の下降動作とを同時に阻止し、表枠の二重
旋錠機構を同時にロツクする。また、前記電磁ソ
レノイドの作動軸を退動させて前記係合部から脱
離させ、前記両昇降板に対する動作規制を同時に
解除する。
(実施例) 続いて、本考案の第1実施例を図面にしたがつ
て説明する。
パチンコホール内に配列された各パチンコ機台
P〜Pの機枠1にはそれぞれ表枠2〜2が開閉動
作可能に装着され、また、各表枠2にはそれぞれ
窓枠3〜3が取着されるとともに、各窓枠3には
それぞれガラス5,5を嵌装したガラス枠4〜4
が開閉動作可能に蝶着されている。
縦長状の取付金具6は表枠2の開放側縦枠部2
aの裏面に対しそのほぼ全長にわたつて添着さ
れ、基板6aと、ガイド板6bとが直交状に連設
されている。
シリンダ錠7は表枠2の開放側縦枠部2aに挿
着され、同縦枠部2aの裏面後方へ突出されて鍵
で正逆に回動操作される軸部7aの後端には操作
盤8が嵌着され、この操作盤8の後側面の下端付
近には後方へ突出された後操作ピン8aが固着さ
れる一方、操作盤8の前側面の上端付近には前方
へ突出された前操作ピン8bが固着され、さら
に、操作盤8の図示上端には係合部8cが型状
に凹設されている。
第1昇降板9は取付金具6のガイド板6bの外
側面に対しほぼ全長にわたつて昇降動可能に添設
され、かつ、常にはスプリング10で下方へ付勢
され、その上下端には第1昇降板9を機枠1に掛
止して表枠2を機枠1に施錠するために後方へ突
出された上下1対の掛止片9aが形成される一
方、その中央部付近には操作盤8の後操作ピン8
aの上方に配設された突片9bが後方へ切起し状
に突出形成され、シリンダ錠7の鍵操作で操作盤
8を図示反時計方向へ回動したときには突片9b
が後操作ピン8aで押上げられて第1昇降板9が
上動し、表枠2の施錠状態が解除される。
第2昇降板11は取付金具6のガイド板6bの
中央部付近と、第1昇降板9の中央部付近との間
に対し昇降動可能に挟装され、かつ常にはスプリ
ング12で上方へ付勢され、その中央部付近には
押動片11aがガイド板6bを貫通して内方へ突
出形成される一方、その上端は操作盤8の前操作
ピン8bに対置されていて、操作盤8を図示時計
方向へ回動操作したときには第2昇降板11が前
操作ピン8bで押下げられる。
ほぼ帯板状の錠板13は窓枠3の開放側縦枠部
3aに対し昇降動可能に添装され、その中央部付
近には第2昇降板11の押動片11aに対向して
後方へ突出された操作レバ13aが起倒可能に取
着される一方、その上下端部付近にはガラス枠4
に固着した掛合金具14の掛合片14aに掛合し
てガラス枠4を窓枠3に施錠するために凹設され
た掛止部13bが形成され、前操作ピン8bで第
2昇降板11を押下げたときには操作レバ13a
が第2昇降板11の押動片11aで押下げられて
錠板13が下動し、ガラス枠4の施錠状態が解除
される。
各パチンコ機台の表枠にそれぞれ設けた電磁ソ
レノイド15は取付金具6の基板6aの裏面にシ
リンダ錠7に対向して取着され、その作動軸15
aの先端付近は操作盤8の係合部8c内に係入さ
れていて、電磁ソレノイド15を消磁したときに
は作動軸15aで操作盤8の回動動作が規制さ
れ、かつ両昇降板9,11の昇降動作が規制さ
れ、表枠2およびガラス枠4の施錠状態がそれぞ
れロツクされる一方、電磁ソレノイド15を励磁
したときには作動軸15aが退動して操作盤8の
係合部8c内から退避し、操作盤8の回動規制が
解除され、かつ両昇降板9,11の昇降規制が解
除される。
パチンコ機台Pの故障等に際し、店内の監視員
を呼出すために各パチンコ機台Pの上方で各呼出
しランプ17〜17の側方に取付けられた呼出し
スイツチ16〜16はそれぞれ直列に接続され、
かつ1群のパチンコ機台Pが配列された機台ブロ
ツク毎に設けた報知ランプ18に接続されるとと
もに、各呼出しスイツチ16は各パチンコ機台P
の電磁ソレノイド15を個々に消励磁するために
それぞれ電磁ソレノイド15に接続されていて、
呼出しスイツチ16の接点を閉止操作したときに
はこの呼出しスイツチ16が取付けられたパチン
コ機台Pの呼出しランプ17、および、機台ブロ
ツクの報知ランプ18がそれぞれ点灯して呼出し
スイツチ16を操作したパチンコ機台Pが店内の
監視員に報知されると同時に、電磁ソレノイド1
5が励磁されて作動軸15aが操作盤8の係合部
8c内から退避し、操作盤8の回動規制が解除さ
れて表枠3およびガラス枠4をそれぞれシリンダ
錠7で開放操作することができる。
次に、上記した構成をもつ実施例の作用と効果
を説明する。
本例では機枠1に装着された表枠2の開放側縦
枠部2aには鍵操作によつて正逆に回動する軸部
7aと、この軸部7aの後端に嵌着された操作盤
8とを有するシリンダ錠7が挿着されたパチンコ
機台において、表枠2の開放側縦枠部2aの裏面
に添着された取付金具6には下降時に表枠2を機
枠1に旋錠しかつ一方側への操作盤8の回動動作
によつて押上げられて表枠2と機枠1との旋錠状
態を解除する第1昇降板9と、上昇時に表枠に蝶
着されたガラス枠4を表枠2に旋錠しかつ他方側
への操作盤8の回動動作によつて押下げられてガ
ラス枠4と表枠2との旋錠状態を解除する第2昇
降板11とをそれぞれ昇降動可能に添装するとと
もに、取付金具6には操作盤8に凹設した係合部
8cに係脱して操作盤8の回動動作を阻止および
許容しかつ第1昇降板9の上昇動作と第2昇降板
11の下降動作とを同時に阻止および許容する作
動軸15aを備えた電磁ソレノイド15をシリン
ダ錠7に対向して取付けてある。
このため、表枠2およびガラス枠4の施錠状態
をロツクするための機構を簡略化して機枠1に対
する表枠2の施錠状態および窓枠3に対するガラ
ス枠4の施錠状態をそれぞれ的確にロツクおよび
ロツク解除し、かつ、施錠状態のロツク操作およ
びロツク解除操作を簡易化しうるとともに、鍵を
不正使用してガラス枠4の施錠状態を解除する不
正行為を未然に防止しうる効果がある。
また、両昇降板9,11のロツク状態を解除し
たときには呼出しランプ17および機台ブロツク
の報知ランプ15が点灯して監視員に報知される
ため、表枠2およびガラス枠4を開放操作するパ
チンコ機台Pを監視員が確認するたこができ、表
枠2およびガラス枠4の不正開放操作を確実に防
止することができる。
(考案の効果) 本考案は前記したように構成してあるので、表
枠の2重旋錠状態をロツクおよびロツク解除する
ための機構および操作を簡略化および簡便化して
部品点数を節減しうる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は二重ロツク装置の斜視図、第2図は同じく要部
の正面図、第3図はパチンコ機台の正面図であ
る。 1……機枠、2……表枠、4……ガラス枠、6
……取付金具、7……シリンダ錠、7a……軸
部、8……操作盤、9……第1昇降板、11……
第2昇降板、15……電磁ソレノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機枠に装着された表枠の開放側縦枠部には鍵操
    作によつて正逆に回動する軸部と、この軸部の後
    端に嵌着された操作盤とを有するシリンダ錠が挿
    着されたパチンコ機台において、前記表枠の開放
    側縦枠部の裏面に添着された取付金具には下降時
    に前記表枠を前記機枠に旋錠しかつ一方側への前
    記操作盤の回動動作によつて押上げられて前記表
    枠と前記機枠との旋錠状態を解除する第1昇降板
    と、上昇時に前記表枠に蝶着されたガラス枠を前
    記表枠に旋錠しかつ他方側への前記操作盤の回動
    動作によつて押下げられて前記ガラス枠と前記表
    枠との旋錠状態を解除する第2昇降板とをそれぞ
    れ昇降動可能に添装するとともに、前記取付金具
    には前記操作盤に凹設した係合部に係脱して前記
    操作盤の回動動作を阻止および許容しかつ前記第
    1昇降板の上昇動作と前記第2昇降板の下降動作
    とを同時に阻止および許容する作動軸を備えた電
    磁ソレノイドを前記シリンダ錠に対向して取付け
    たことを特徴とする二重ロツク装置。
JP1985151295U 1985-10-02 1985-10-02 Expired JPH0337672Y2 (ja)

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JP1985151295U JPH0337672Y2 (ja) 1985-10-02 1985-10-02

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JP1985151295U JPH0337672Y2 (ja) 1985-10-02 1985-10-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4517627B2 (ja) * 2003-10-30 2010-08-04 株式会社三洋物産 遊技機
JP5077365B2 (ja) * 2010-01-25 2012-11-21 株式会社三洋物産 遊技機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5757575A (en) * 1980-09-24 1982-04-06 Sankyo Co Locking controller in elastic ball game machine

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JPS5757575A (en) * 1980-09-24 1982-04-06 Sankyo Co Locking controller in elastic ball game machine

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