JPH0337492A - ガス管 - Google Patents

ガス管

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Publication number
JPH0337492A
JPH0337492A JP17246489A JP17246489A JPH0337492A JP H0337492 A JPH0337492 A JP H0337492A JP 17246489 A JP17246489 A JP 17246489A JP 17246489 A JP17246489 A JP 17246489A JP H0337492 A JPH0337492 A JP H0337492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
gas pipe
pipe
electrons
electric field
Prior art date
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Pending
Application number
JP17246489A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyasu Miyabe
治泰 宮部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP17246489A priority Critical patent/JPH0337492A/ja
Publication of JPH0337492A publication Critical patent/JPH0337492A/ja
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 強電界が存在する雰囲気中に配置されるガス管に関し、 管内の放電をなくして管の破損を防止することを目的と
し、 ガス通過用の空隙を有する絶縁物を、樹脂性の管内に取
付けたことを含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ガス管に関し、より詳しくは、強電界が存在
する雰囲気中に配置されるガス管に関する。
〔従来の技術〕
エツチング装置、例えば反応性イオンエッヂング装置に
おいては、第4図に示すように、高周波電源Rfを接続
する電極IOの表面及びその中のバイパス流路13にヘ
リウム等の冷却用ガスを流し、電極10に載置したウェ
ハWと冷却用ガスとの間で熱交換を行わせ、ウェハWを
冷却してウェハWの熱的損傷をなくすようにしている。
この場合、電極lOに加えられた電圧のリークを防止す
る必要上、冷却用ガスを供給するためのガス管Gには、
第5図(a)に示すように、テフロン等の絶縁材により
形成した空洞の管を使用している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、電極10の上面に冷却用ガスを供給する場合
には、電極lOを収容するチャンバ17内の圧力が高く
なるのを防止するために、ガス管G内を数Torr程度
に減圧してガスを送るようにしている。しかも、電極1
0には数百ワット、数百ボルトの高周波電源を接続して
いるために、その外側に配置されるガス管Gは強い電界
中に置かれることになる。
このため、第5図(b)に示すように、真空のガス管G
内でガス分子mが電離し、その電子eが電界により加速
されて他のガス分子mと衝突し、ガス分子がイオン化さ
れて二次電子eを放出さセ、これにより雪崩的にイオン
化が進み放電が生しる。
この結果、放電時の熱によってガス管Gに孔がおいてガ
ス漏れが生しるといった問題が発生する。
特に、電界が集中する箇所、例えば電極Gとその周囲に
あるビス19との間で発生し易いことが確認されている
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、管内の放電をなくして管の破損を防ILすることが
できるガス管を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記した課題は、ガス通過用の空隙を有する絶縁物を、
樹脂性の管内に取付けたことを特徴とするガス管により
解決する。
〔作 用〕 本発明において、ガス通過用の空隙を有する絶縁物を管
内に設けるようにしている。
ガス通過用の空隙を有する絶縁物としては、例えば石英
や樹脂材よりなる繊維状の複数の絶縁物を平行に、ある
いは相互に絡み合わせたものや、或いは、ガスを透過し
得る多孔性の絶縁物を石英や樹脂材により形成したもの
がある。
このため、高電界中に置かれたガス管を通るガスの分子
が電離し、そのうちの電子が電界によって加速されたと
しても、この電子は主に絶縁物に衝突することになるた
めに、その電子が他の分子に衝突する確率を低くするこ
とができ、電離したガス分子の雪崩的な発生を抑制し、
ガス管内における放電の発生を防止することができる。
これにより、管本体の放電熱による破損を防止して、ガ
ス漏れをなくすことができる。
〔実施例〕
そこで、以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
(a)本発明の一実施例の説明 第1図は、本発明の一実施例を示す装置の斜視図であっ
て、図中符号lは、ヘリウムや四フッ化炭素等のガスを
流すガス管で、テフロン等の樹脂材よりなる数mm径の
管本体2の中には、石英や樹脂材よりなる数μm程度の
径の絶縁性ファイバ3が複数本互いに絡み合った状態で
取付けられていて、例えばファイバ3によって形成され
る間隙がガス分子の平均自由行程よりも小さくなるよう
に構成されている。
第4図は、上記したガス管を取付けた反応性イオンエツ
チング装置を示す断面図であって、図中符号10は、高
周波電源Rfに接続された電極で、この電極10のウェ
ハ載置面11には、冷却ガスを導入するガス孔13が設
けられる一方、その内部には環状のバイパス路12が形
成され、また、これらのガス孔13及びバイパス路12
には上記ガス管1が接続されていて、数Torrの減圧
下で冷却用ガスが供給されるように構成されている。こ
の場合の冷却用ガスとしては、例えばエツチングガス(
CF4、CC1,等)と同種のガス又はヘリウムガス等
がある。
14は、電極lO側部の周りに設けられた環状のインシ
ュレータで、このインシュレータ14の内側には、ガス
管1を通すための管路が設けられ、また、インシュレー
タ14の数カ所にはこれを固定するためのビス19が取
付けられており、ビス19と電極10との間に発生する
高い電界の近傍をガス管1が通るように構成されている
16は、チャンバ17内で電極10に対向して設けられ
た接地電極で、チャンバ17の反応ガス供給口18から
導入されたCF、等のエチャントが、接地電極16と電
極10との間でプラズマ化するように構成されている。
なお、図中符号20は、バイパス路12とガス管lの接
続部に形成されたオリフィスを示している。
次に、上記した実施例の作用を説明する。
上記した実施例において、エツチング対象となる膜を有
するウェハWを電極10の上に置き、チャンバ17内を
10−2〜数Torrに減圧するとともに、反応ガス供
給口18からエッチャントを供給する。
そして、電極10に高周波電圧を印加してエツチングを
行うが、エツチングの際にウェハWの温度が上昇するの
を抑えるために、電極10の下にあるガス管1内を数T
orrにして冷却用ガス(例えばCFa ) 10SC
CMの流量で流すと、電極10のガス孔13からウェハ
載置面11に冷却用ガスが供給され、ウェハ載置面11
とウェハWとの間に形成される僅かな隙間において、冷
却用ガスとウェハWとの間で熱交換が行われることにな
る。また、冷却ガスは電極IO中のバイパス路12を通
るために、電極10も併せて冷却するため、ウェハ載置
面11と接触する箇所でウェハWが冷却されることにな
る。
この場合、電極10とその外周にあるビス19との間に
高周波の電界Eが局部的に集中することになるため、第
1図(b)に示すように、この強電界Eの近傍にあるガ
ス管1内では分子が電離して電子が飛び出すことがある
、ガス管1内にはファイバ3が平均自由行程以下の間隔
で設けられているため、電子が電界Eにより加速されて
、他の分子を電離させるエネルギーを得る前にファイバ
3と衝突することになり、他の分子と衝突する確率が少
なくなり、雪崩現象による放電が生しなくなる。
このため、樹脂材によって管本体2が形成されても、放
電の際の熱によって管本体2に孔があくことがなくなる
なお、この実施例では、ファイバ3相互間を平均自由行
程以下とした場合について説明したが、それ以上の間隔
にしても電子が分子に衝突する確率を減らすことが可能
であり、放電の発生を抑制することができる。
(b)本発明のその他の実施例の説明 上記した実施例では、管本体2内で複数本のファイバ3
を絡み合わせ、その隙間を通して冷却用のガスを流すよ
うにしたが、第2図に示すように、複数本のファイバ4
を管本体5内で互いにほぼ平行となるように取付け、電
子と分子との衝突確率を低くして放電を防止するように
することもできる。この場合、ファイバ4は環状のスペ
ーサ6を使用して互いに接触しないようにすることも可
能であり、あるいは、径の大きなファイバを使用してこ
れらを複数本束ね、ファイバ間に形成される間隙にガス
を通すようにすることもできる。
また、第3図に示すように、石英、樹脂材等より形成し
た多孔性の棒状絶縁物7を管本体8に挿入して、放電を
抑制することもできる。
なお、上記した実施例では冷却ガスを供給する場合につ
いて説明したが、その他のガスを強電界中で供給する場
合においても、上記したガス管を適用することができる
〔発明の効果〕
本発明において、ガス通過用の空隙を有する絶縁物を管
内に設けるようにしているので、加速された電子を絶縁
物に衝突させて他の分子に衝突する確率を低くすること
が可能になり、電離したガス分子の雪崩的な発生を抑制
することができ、ガス管内で生しる放電を防止すること
ができる。
これにより、管本体の放電熱による破損を防止して、ガ
ス漏れをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) 、 (b)は、本発明の第1の実施例を
示す装置の斜視断面図及び側断面図、 第2図(a) 、 (b)は、本発明の第2の実施例を
示す装置の斜視断面図及び側断面図、 第3図は、本発明の第3の実施例を示す装置の斜視断面
図、 第4図(a) 、 (b)は、ガス管を取付けるエツチ
ング装置の一例を示す断面図及び平面図、第5図(a)
 、 (b)は、従来装置の一例を示す斜視断面図及び
側断面図である。 0 (符号の説明) 1・・・ガス管、 2.5.8・・・管本体、 3.4・・・ファイバ、 6・・・スペーサ、 7・・・絶縁物、 G・・・ガス管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ガス通過用の空隙を有する絶縁物を、樹脂性の管内に取
    付けたことを特徴とするガス管。
JP17246489A 1989-07-04 1989-07-04 ガス管 Pending JPH0337492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17246489A JPH0337492A (ja) 1989-07-04 1989-07-04 ガス管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17246489A JPH0337492A (ja) 1989-07-04 1989-07-04 ガス管

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0337492A true JPH0337492A (ja) 1991-02-18

Family

ID=15942481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17246489A Pending JPH0337492A (ja) 1989-07-04 1989-07-04 ガス管

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JP (1) JPH0337492A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007206550A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Toshiba Corp 液晶パネルの欠陥画素修正装置

Cited By (1)

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