JPH0337301A - ロータリーエンジン - Google Patents

ロータリーエンジン

Info

Publication number
JPH0337301A
JPH0337301A JP16999889A JP16999889A JPH0337301A JP H0337301 A JPH0337301 A JP H0337301A JP 16999889 A JP16999889 A JP 16999889A JP 16999889 A JP16999889 A JP 16999889A JP H0337301 A JPH0337301 A JP H0337301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
sides
gas
housing
rotary engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16999889A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Bando
坂東 好博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Kiko Co Ltd
Original Assignee
Bando Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bando Kiko Co Ltd filed Critical Bando Kiko Co Ltd
Priority to JP16999889A priority Critical patent/JPH0337301A/ja
Priority to US07/448,100 priority patent/US5121721A/en
Priority to CA002006457A priority patent/CA2006457A1/en
Priority to EP89313501A priority patent/EP0376642A1/en
Publication of JPH0337301A publication Critical patent/JPH0337301A/ja
Priority to US07/814,615 priority patent/US5181489A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は、トロコイド状〇−ターハウジングと、このハ
ウジング内に収められ、偏心軸上に偏心取付けられたロ
ーターとを有するロータリーエンジンの改良に関する。
特に本発明は、サイドポート吸気方式のロータリーエン
ジンにおいて、ローターを挾んで両側のサイドハウジン
グとインターメデエイトハウジングとの間、即ち、ロー
ター側面空隙(サイトソールとオイルシールとの間)に
介在するブローバイガスの圧力均衡を図ったロータリー
エンジンである。
即ち、ローター両側のサイトソール内方へ漏れたブロー
バイガスの圧力差を解消したものである。
ローターを挟んだこれら側面空隙のガス圧力差は、次の
様なことで生じている。
即ち、ローター側面のサイトソールはそれぞれ巨視的に
見れば、各々寸法、形状及びシール溝とのスベリ具合の
相異等によってローター表面の高温高圧燃焼ガスの侵入
程度がローター両側の側面空間で相異する。また、 (2)従来の技術 従来のインゼクターによる電子1IIIIIl燃料噴射
方式のロータリーエンジンは、インゼクター装置を備え
たインターメデエイトハウジングの吸気ボートは、対面
するサイドハウジング側に配置した吸気ボートに比べ小
さく、このため両者の吸気ボートは配置がずれて設けら
れている。
従って、吸気ボートの開口出発部は互にずれて位置して
いる。即ち、第2図に示すように、メインボート側のイ
ンターメデエイトハウジングの吸気ボート15の開口出
発部11は、サイドハウジングの吸気ボート14の開口
出発部16より遅れ側にずれている。(a 発明が解決
しようとする問題点ところで、従来の上記のようロータ
ーを挾んで両側に配置した吸気ボートの位置(特に開口
出発部のそれぞれ)が、上記のように大幅にずれている
と、ローターの回転に従い、ローター両側における空間
が、吸気ボートと繋る時間に差が生じている。
すると、ローター側面、特にサイトソールより内方に漏
れ、侵入したブローバイガスは0−ターの一方の側面空
間、つまり吸気ボートと早く繋る側面空間のプローバイ
ガスは早く抜けて圧力が低下し、他方、吸気ボートとま
だ繋っていない他方の側面空間は高圧に保たれ、このガ
ス圧力差でローターが片寄せされる。
ちなみに、この圧力差を1 ka/ ctn”とすると
、市販ロータリーエンジンのローター側面(サイトソー
ルとオイルシールとの間のブローバイガス溜る所〉の面
積は約70ctn’であるため、70koの力で0−タ
ーは軸方向に押圧力を受けて寄せられている。このロー
ターの片寄せ現象によってローター両側面の一方は、サ
イドハウジングに強く押し付けられ、他方はサイトソー
ルがナイドハウジング摺動から瞬間的に離れる。
このため、ローターの一方の側面はナイドハウジングと
摩擦抵抗を生じさせていると共に、他方の側面空間(サ
イトソールの内方)がわは高圧ガスのサイトソール上の
吹き抜けで内方に、更にガス漏れし、ガス漏れ現象でエ
ンジン高温過熱を弓き起こしてるのである。
従って出力ロス、エンジン高温過熱化となっている。
なお、従来ローターハウジングトロコイド内周面に吸気
ボートを備えたペリフェラル吸気方式のロータリーエン
ジンにおいては、ローター両側のブローバイガスをつり
合わせるため、第2図に示すように、ローターの両側面
を貫通するガス圧カバランス穴が設けられているが、こ
の圧力バランス穴は単に穴を設けたのみで、この穴の開
口面はローター側端面と同じ面上にある。このため、穴
の開口面、即ち、ローター側面とサイドハウジング(又
インターメデエイトハウジング)側W!溜初動面の間隙
は小さく(約0.211位〉上記穴へ至る通路は狭く、
流−は少なく、また抵抗が大きい。従って上記バランス
穴を貫通するW&同が少なくなり、ローター両側の圧力
差を解消するに至りにくいのである。
現に、現在市販のエンジンには採用されていない。
そこで本発明は、ローターに設けた圧力バランス用の貫
通穴へ至るガス流通及びその貫通穴を通過する流通量を
大きくし、0−ター両側のプロバイガス圧力差を解消を
行うようにしたのである。
即ち、 に)) 問題点を解決する手段 ローターを挟んで左右のサイドハウジング、インターメ
デエイトハウジングから吸気するサイドポート暖気方式
のロータリーエンジンにおいて、ローター両側部でかつ
、サイトソールとオイルシールとの間で盗みを形成し、
この盗み部でローターを両側を貫通する貫通穴を設けた
ロータリーエンジンを提供しようとしたのである。
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
本実施例ロータリーエンジンは、乗用車に搭載する20
−ター構成のロータリーエンジンのフロントまたは、リ
ア側の一方のハウジングで説明する。
ある。
1はローター、2はローターハウジング、3はサイドハ
ウジング、4はインターメデエイトハウジング、5はサ
イトソールである。
さて、本発明は、ローター1の両側部6及び6において
、サイトソール5とオイルシール7との閣で、必要範囲
に渡って、任意形状の盗み8を形成し、この盗み8にお
いて、ローター両側面を貫通する貫通穴9を設けたので
ある。
即ち、貫通穴9の両開口部10及び10が上記盗み8の
範囲にあるようにしたのである。
上記盗み8は、第4図に示すように内面11がローター
1の側端面12より内方に入り込み形成したものである
。また、上記の盗み8は第3図に示すように円形座ぐり
したものも、また第5図に示すように広範囲に渡って形
成したもの、更にまた第6図に示すように盗み8とオイ
ルシール7の外周部近くに既に形成されているガス導入
溝13と繋ぐとより一層本発明の作用効果が発揮する。
もちろん、上記盗み8及び貫通穴9はローターのバラン
スを考慮して形成する。
また、本発明では、上記貫通穴9はローター1の各頂点
にできるだけ近づけて3個はど設け、かつ、これら貫通
穴9はサイドハウジング3の吸気ボート14及び、イン
ターメデエイトハウジング4の吸気ボート15上を通過
するように配置する。これはガス流通により効果がある
ため。
(5発明の効果 上記のようになる本発明によれば、0−ター1の各頂点
近くでこのローター1両側面を貫く貫通穴9の両開口部
10及び10がローター側端面より内方に入り込んだ盗
み8に設けられているため、この盗み8で形成された広
範囲、広断面積の通路をガスが流通するため流量が大き
く、かつ抵抗が小さい。
従って貫通穴9の開口部10ヘガス流量及び貫通穴を通
る流量が大きくなり、ローター両側面のブローパイガス
圧力が速やかに確実に解消される。
このため、0−ター1の両側にガス圧差が発生せず1、
ローター1が片寄りされることなく、両側のサイトソー
ル5及び5は、対面するサイドハウジング面3上を同じ
状態を保って摺動する。
従って、高圧ガスのサイトソール11上を吹抜けてのロ
ーター1の内方への侵入がなく、ガス漏れ、エンジンの
高温化が生じない。
特に、ローター1の内方へのガス侵入が良好に阻止され
るため、エンジンの高温化を抑えることができるため、
従来困難とされたローターを多重に組込んだ30−ター
エンジン、40−ターエンジンに好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のロータリーエンジンのローター側面図、
第2図は従来のローターの側面図、第3図は本発明ロー
タリーエンジンのローター側面図、第4図はローター要
部の断面図、第5図は構造を変化したローター側面図、
第6図は更にローターの構造を変化したローター側面図
である。 1・・・ローター、2・・・ローターハウジング、3・
・・サイドハウジング、4・・・インターメデエイトハ
ウジング、5・・・サイトソール、6・・・ローター側
部、7・・・オイルシール、8・・・盗み、9・・・貫
通穴、10・・・開口部、11・・・内面、12・・・
側端面、13・・・ガス導入溝、14・・・サイドハウ
ジングの吸気ボート、15・・・インターメデエイトハ
ウジングの吸気ボート、派

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ローターを挟んで、サイドハウジング及びインターメデ
    エイトハウジングから吸気するサイドポート吸気方式の
    ロータリーエンジンにおいて、ローター両側部で、かつ
    サイトソールとオイルシールとの間で、盗みを形成し、
    この盗み部でローターの両側を貫通する貫通穴を設けた
    ロータリーエンジン。
JP16999889A 1988-12-24 1989-07-01 ロータリーエンジン Pending JPH0337301A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16999889A JPH0337301A (ja) 1989-07-01 1989-07-01 ロータリーエンジン
US07/448,100 US5121721A (en) 1988-12-24 1989-12-13 Rotary engine
CA002006457A CA2006457A1 (en) 1988-12-24 1989-12-21 Rotary engine
EP89313501A EP0376642A1 (en) 1988-12-24 1989-12-22 Rotary engine
US07/814,615 US5181489A (en) 1988-12-24 1991-12-30 Rotary engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16999889A JPH0337301A (ja) 1989-07-01 1989-07-01 ロータリーエンジン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0337301A true JPH0337301A (ja) 1991-02-18

Family

ID=15896694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16999889A Pending JPH0337301A (ja) 1988-12-24 1989-07-01 ロータリーエンジン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0337301A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012069198A1 (de) 2010-11-25 2012-05-31 Avl List Gmbh Rotationskolbenmaschine, insbesondere kreiskolbenmotor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012069198A1 (de) 2010-11-25 2012-05-31 Avl List Gmbh Rotationskolbenmaschine, insbesondere kreiskolbenmotor
JP2014500927A (ja) * 2010-11-25 2014-01-16 アーファオエル・リスト・ゲーエムベーハー ロータリーピストン機械、特にロータリーエンジン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1923561B1 (en) Gasket with leak conduit
US3333763A (en) Sealing arrangement for rotary engines
WO2021007471A1 (en) Oil supply system for integrated turbocharger
JPH0337301A (ja) ロータリーエンジン
JPH11117707A (ja) ガスタービン静翼のダブルクロスシール装置
CN103348109A (zh) 发动机的冷凝水产生及气体泄漏防止用排气歧管
US10072566B2 (en) Rotary engine casing with seal engaging plate having mating surface defining a fluid cavity
JPS62131917A (ja) 過給機付内燃機関
JP3656979B2 (ja) 内燃機関のウォータポンプ
CN218454775U (zh) 发动机及汽车
US11459891B2 (en) Rotary engine
JP2002257244A (ja) 真空ポンプにおける軸封構造
US5181489A (en) Rotary engine
JPH03901A (ja) ロータリーエンジン
JPH0333433A (ja) ロータリーエンジン
JPH0311127A (ja) ロータリーエンジン
GB1366214A (en) Rotary piston internal combustion engine
JPH09195814A (ja) センサ付シリンダヘッドガスケット
JPH02256831A (ja) ロータリーエンジン
US4056338A (en) Rotary piston engine
JP2662720B2 (ja) 円筒面シール
US2771870A (en) Gasket
KR100534959B1 (ko) 자동차의 터보차져 장치
JPH0650438A (ja) 高速回転体のシール構造
US3885896A (en) Liquid cooled housing for rotary piston combustion engine