JPH0336721A - 熱加工炉及びその作動方法 - Google Patents

熱加工炉及びその作動方法

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JPH0336721A
JPH0336721A JP17130390A JP17130390A JPH0336721A JP H0336721 A JPH0336721 A JP H0336721A JP 17130390 A JP17130390 A JP 17130390A JP 17130390 A JP17130390 A JP 17130390A JP H0336721 A JPH0336721 A JP H0336721A
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Japan
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furnace
tube
inlet
gas
cylindrical
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JP17130390A
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English (en)
Inventor
Fuiritsupojian Eira
エイラ フィリッポジアン
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Digital Equipment Corp
Original Assignee
Digital Equipment Corp
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  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体加工装置に関し、より詳しくは、熱加工
炉(thermal processing furn
ace)内で半導体ウェーハを高温加工する装置に関す
る。
種々の熱加工装置が商業的に入手可能である。
加工サイクル中、所望の加工を行う炉内には、シリコン
又は他の種類のウェーハを収容した幾つかのボートが挿
入される。加工サイクルが完了すると1.炉からウェー
ハが取り出されかつ支持ロンドから下ろされる。これら
の挿入工程及び取り出し工程中、ウェーハが大気に曝さ
れないようにするのが好ましい。大気中に存在する酸素
、水蒸気、空気浮揚微粒子は、ウェーハと反応して、ウ
ェーハの化学的及び物理的特性に悪影響を及ぼす。つ工
−ハの挿入及び取り出しを行うための1つの非常に便利
な装置が、米国特許第4,459,104号及び第4.
543,059号に開示されており、これらの米国特許
には、装填されたウェーハボートが挿入される管状のカ
ンチレバーについての説明がある。つ工−ハは、チュー
ブにより微粒子から保護され、また、チューブを通して
不活性ガスを吹き込むことにより湿気及び空気からも保
護される。このことは、−船釣な熱加工サイクルのカン
チレバー挿入工程及び取り出し工程において特に重要で
ある。
また、管状カンチレバーによりウェーハが炉心管(fu
rnace tube)から隔絶されるため、炉心管自
体の内部でウェーハに見出される異物(contami
−nation)  の量も低減される。
他の重要な事項は、ウェーハに対して行われる反応その
他の加工工程が、全てのウエーノ\について均一に行わ
れるようにすること及び各ウエーノ\の表面に対して均
一に行われるようにすることである。これ迄にも、炉の
設計について種々の変遷がなされており、炉心管を通る
反応ガスの流れを均一にし、異物が反応管内に流入して
ウエーノ\に悪影響を及ぼすことを防止し、かつ炉に供
給されるガスを効率良く除去できるようになっている。
従来は、酸化チューブ(半導体ウエーノ\を加工する上
記炉心管のようなチューブ)は、入口ボートが90″の
角度をなして配置されている(すなわち、酸化チューブ
の端部において、側壁が酸化チューブの軸線に対して垂
直に配置されている)。
他の構成では、入口ボートと酸化チューブとの間に、不
完全な半球形セクションが用いられている。
いずれの構成においても、ガス入口と酸化チューブの主
要部との間の移行セクションは、かなり急激に変化する
幾何学的形状を有している。これらの急変する幾何学的
形状により、酸化チューブの入口領域には再循環ガスセ
ルが発生する。また、急変する幾何学的形状により生し
るガス流れ特性をもつ酸化チューブのパージングを行う
ことは非常に困難であり、作業に長時間を要すると共に
多量のパージングガスが必要になる。その上、パージン
グが不完全になるため、酸化被膜の成長速度及び組成の
均一性に悪影響が及び、従って、装置の生産性の低下を
招いている。
本発明の一実施例によれば、半導体ウェーハ等の高温加
工に使用する管状炉の、反応体すなわち不活性ガスが炉
心管に流入するガス入口すなわちノズルが円錐状に形成
されている。この円錐状のノズルにより、より高速のガ
ス流及びストリームラインを生じさせ、再循環セルの形
成を無くすか最小限にすることができる。この形状(円
錐状)にすることにより、炉心管のパージングに使用す
るガス量を低減でき、完全なパージングを行うのに要す
る時間も短縮される。このように、より高速のパージン
グにより行われるプロセス工程のオーバーラツプが短縮
されるため、プロセス制御の完全性及びプロセスの再現
性を高めることができる。また、この高速パージングの
特徴により、いかなる加工工程においても、反応装置内
への周囲の空気(大気)の侵入及び滞留時間が低減され
る。
本発明の新規な特徴は、特許請求の範囲に記載した通り
である。しかしながら、本発明自体、並びに本発明の特
徴及び利点は、添付図面に関連して以下に述べる本発明
の管状カンナレバー装置の特定の実施例についての詳細
な説明により理解されるであろう。
添付図面及び以下の説明は、特に、ウェーハを支持する
管状カンチレバーを備えた本発明の炉の一実施例に関す
るものであるが、本発明の円錐状入口は、当業者に知ら
れている他の任意の熱加工炉についても使用できるもの
である。
第1図、第2図及び第3図には、本発明の一実施例の特
徴に従って構成された半導体ウェーハの加工炉が示され
ている。この組立体(炉)は、拡散炉12の円筒状開口
部11の内部に配置された長い円筒状の石英炉心管10
を有している。拡散炉12は抵抗形のヒータエレメント
13を有しており、該ヒータエレメント13は、例えば
、拡散、LPCVD(low pressure ch
emical vapor deposition。
低圧CVD)、酸化′+yJ戒長、成長−リング等の幾
つかの半導体製造工程を行う約8(10〜1,150℃
の高温レベルに炉内温度を上昇させる機能を有している
。炉心管10の一端における入口15には、反応体又は
不活性ガスの源14が連結されていて、作動サイクルの
各時点において炉心管10内に所望の雰囲気を作り出す
ことができるようになっている。この実施例による装置
は直径6!ン(約15.2cm)のシリコンウェーハを
収容するためのものであるから、炉心管10は約1(1
9)ン(約25.4cm)の直径を有しているが、装置
の意図する用途に従って、特定サイズの直径を選択する
ことができる。
石英製の管状カンチレバー16により多数のシリコンウ
ェーハ17が保持されており、このチューブ(カンチレ
バー)16は、ウェーハの装填(ローディング〉又は取
り出しくアンローディング)を行うための第1図に示す
ような炉の外に出た位置、又は高温の炉作業を行うため
の第2図に示すような炉内の位置に移動することができ
る。この第2図の位置は、長時間に亘って炉装置のアイ
ドリングを行うのにも使用されるが、その場合にはウェ
ーハ17が装填されることはない。管状カンチレバー1
6は、摺動自在のドーリ20によりトラック19上に取
り付けられた固定具■8により、その外端部が支持され
ている。管状カンチレバー16及びトラック機構の構造
は、前述の米国特許第4,459.104号及び第4.
543.059号に開示されている。
管状カンチレバー16が第2図に示すように炉内にある
とき、入口15からのガスの流れは、矢印で示すように
、チューブ(カンチレバー)16を通って左から右へと
流れ、意図する反応又は蒸着を行うための所望の雰囲気
を作り出すことができるようになっている。このガスの
組成は、通常のプラクティスに従って、ガス源14によ
り選択される。カンチレバー16内でウェーハ17の両
側にはバッフル21が配置されている。これらのバッフ
ル21は、熱損失を低減させ、反応体を充分に混合する
と同時に、反応体ガスが自由に流れ得るようにしている
。図面には特定の実施例が示されているが、当業者には
他の多くのバッフル構造が知られており、それらのパン
フル構造を採用することもできる。使用済みガスすなわ
ち排出ガスはスカベンジャボックス22内に収集される
スカベンジャボックスの出口23は大気圧以下の圧力に
維持されているため、流出反応体ガス(effluen
t reactant gases)は、炉の外部の大
気中に漏洩することなく、スカベンジャボックス22内
に吸引される。カンチレバー16が第1図に示すように
最外方位置にあるとき、炉の端面は開放されており、こ
のため、大気は、矢印24で示すように管状炉内に流入
することができる。また、スカベンジャボックス22は
、この大気又はガスをスカベンジャボックス22内に吸
引して、大気又はガスが炉心管10に到達しないように
出口23から排出させる機能も有している。しかしなが
ら、大気は、反応性があることは別にして、高レベルの
微粒子や異物を含有しているため、スカベンジャボック
ス22の上記のような機能は好ましいものではない。す
なわち、空気が炉心管10内に流入することは、いかな
るときでも防止しなくてはならない。
本件出願人に係る係属中の米国特許出願第372゜66
3号(Digital 89−0204)に記載されて
いるように、炉心管IOから(又はカンチレバー16の
内部から)スカベンジャボックス22内に流入するガス
の流れは、半径方向に対称的にすることが重要である。
この目的のため、第4図に詳細に示すように、2つの円
筒状リングすなわちバンド(これらの両バンドは約4!
ン(約10cm)の間隔を隔てて配置されている)には
、ガスが流れることができる開口部25が、対称的な列
をなして配置されている。一実施例においては、これら
の2つのバンドの各々に8個の開口部25が配列されて
おり、従って全部で16個の開口部25が設けられてい
る。これらの開口部25の数、サイズ及び間隔等は、炉
の特定のサイズ、ガス流量等に基づいて定められる。開
口部25は、スカベンジャボックス22の石英製の円筒
状のインナーライナ22aに形成される。ステンレス鋼
製のチューブは、排出される塩素含有薬品による腐食を
受け易く、従って、異物による汚染の心配が生じるけれ
ども、この部分が石英で作られているという事実により
、異物をかなり低減させることができる。スカベンジャ
ボックス22の端部はシールして、ガスが開口部25以
外のあらゆるチャンネルを通ってスカベンジャボックス
22から出ることを防止しなければならない。
再び第1図を参照すると、管状カンチレバー16の外端
部には、該カンチレバー16の延長部として作用する石
英製の円筒状セクション26が設けられており、該セク
ション26はl対のフランジ27を備えている。また、
このセクション26は、第5図の断面図にも示すように
、対称的に配置された多数の開口部2日を有しており、
これらの開口部28は、スカベンジャボックス22の2
列の開口部25と協働して、半径方向に対称的な排出ガ
スの流れを形成する働きをする。例示の実施例には4つ
の開口部28が示されているが、これらの開口部28の
特定の数、サイズ及び形状、すなわちバンドやリングの
数は、上記ファクタに基づいて定められる。第2図又は
第5図に示すように、炉12内に管状カンチレバー16
が設けられている場合には、端セクション(円筒状セク
ション)26の開口部28は、スカベンジャボックス2
2の開口部25同士のほぼ中間において軸線方向に配置
されている。
本願と同時に出願した本件出願人による係属中の特許出
願第372.669号(Digital 89−020
5)における発明の特徴によれば、炉心管10の端部を
包囲するように対称的なマニホルドカラー30が配置さ
れており、該マニホルドカラー30は、窒素ガスのよう
な不活性ガスを矢印31で示すように対称的に噴射する
ようになっている。この不活性ガスの噴射は、カンチレ
バー16が第1図に示すように最外方位置にあるとき、
又は第2図の位置に(又は第2図の位置から)移動され
るときにのみ行われる。第6図に示すような一実施例に
よれば、カラー30は2つのセクション30a 、 3
0bに分割されており、これらの両セクション30a、
30bはヒンジ状連結部32の回りで回転できるように
なっている。すなわち、カラー30は掃除のために炉心
管10から取り外す必要があるため、該カラー30の両
半部30a、30bは、取付は及び取外しを容易にする
ため開き得るようになっているのである。カラー30の
各半部30a 、30bは、ステンレス鋼製の中空の半
円筒状セクションからなり、内部チャンバ33を有して
いる。内部チャンバ33内には入口34から不活性ガス
が強制約に送り込まれる。また、各半部30a 、 3
0bは多数のノズルすなわち孔35を有しており、これ
らの孔35は、矢印31で示すように、内方に突出する
窒素カーテンを形成するようになっている。
また、カラーの半部30a、30bは、ステンレス鋼以
外の材料、例えばシリコン、炭化ケイ素又は石英等の材
料で作ることもできる。また、カラー30は、不活性ガ
スの噴射が行える2つの箇所を備えた一体構造で構成す
ることができる。所望の不活性ガスカーテンを形成する
のに必要なガスの体積は、特定の適用例における炉の種
々の寸法に基づいて定められるが、例示の実施例におい
ては、数百l7分の不活性ガスが2つの入口34に流入
するようになっている。開口部(ノズル)35から出る
不活性ガス例えば窒素は、バリヤすなわちカーテンを形
成し、このカーテンは2組の開口部25を通してスカベ
ンジャボックス22により吸引される。また、このとき
、不活性ガスは、入口15から炉心管10を通して強制
的に供給されるため、炉心管10の内部の圧力は、大気
圧及びスカベンジャボックス22内の圧力よりも高くな
る。カーテン効果と相俟って、これらの圧力差により、
矢印24により示される流入大気が炉心管10の内部に
到達することはなく、スカベンジャボックス22により
無害に吸い出される。
本発明の第1の特徴によれば、ガス入口15とウェーハ
を入れる炉心管10の円筒状本体との間における石英製
の炉心管10の内端部の形状は、円錐のような形状40
になっている。この形状のため、不活性ガスの噴射点く
噴射位置)の近くでの再循環ガスセル(recircu
lating gas cells)41の形成が抑制
される。再循環ガスセル41は、第8図多こ示すように
、入口15が直接円筒状の炉心管10に直接通じている
ときに形成される。すなわち、第8図に示す炉心管の入
口の鋭いコーナを通るガスの流れによって、再循環ガス
セル41が形成され(これらの再循環ガスセルは、円筒
状反応装置の壁に近接して形成される)、このため、成
るガス流から他のガス流に変わるときに、炉心管のパー
ジングを行うのが困難になる。流入ガスの速度の急激な
変化は、炉心管10の横断面積A!に対する入口15の
横断面積AIを比較することにより表すことができる。
すなわち、ガスの流量については、A、・Vl =A!
  ・v2の関係があるから、面積A2が面積A1の1
(10倍であるときには、入口15内の流速Vlは、炉
心管10内の流速■2の1(10倍になる。速度(流速
)のこの急激な変化、並びに、圧力差による物理的形状
及び体積の急激な変化により、再循環ガスセル41が形
成される。また、ウェーハ17の酸化に炉12を使用す
るとき、酸化前期間(pre−oxtda−tion 
1nterval)から酸化工程に移行するとき、又は
酸化期間から酸化後工程(post−oxidatio
n 5tep)に移行する場合に、円錐状部分40の優
れたパージ能力により、プロセスガスのオーバーラツプ
時間が短縮される。他の前作業により定められているよ
うに、流入する反応体ガスの再循環セルを抑制できる最
適形状は、流れの理論的な流線の方向にノズルの側壁の
曲率を増大させることにより得ることができる。
第1図に示すように、好ましい実施例における円錐状部
分40は、軸線方向の長さrcJを有しており、この長
さrcJは、少なくとも炉心管10の直径よりも大きい
。より詳しくは、一実施例において、炉心管10の直径
が10iン(約25cm)であるとき、長さrcJは約
12>’(約30cm)である。好ましい実施例におい
ては、円錐状部分40の壁と炉心管lOの軸線との間の
角度は、30@以下である。円錐状部分40の形状は、
第1図に示すように、石英チューブ(炉心管)10自体
を所望の形状に成形することにより得ることができるが
、別の方法として第9図に示すように、炉心管10自体
は平らな端部44を備えた円筒状のものを用い、これに
石英又は他の材料からなる充填材45を付加して、ガス
を最適に流すのに必要な円錐状の形状を創出してもよい
石英製の炉心管】0自体の外形は、円筒状の方が破壊に
対して強いという機械的な見地から、第1図に示すよう
な円錐状部分40をもつものよりも、第9図に示すよう
な円筒状のものにするのが好ましい。また、熱的な見地
からは、炉心管10のノズル端部を断熱材で包み、炉の
後部からの熱損失を最小限にするのが一般的なプラクテ
ィスである。この場合にも、断熱材で包むのに、円筒状
チューブの方が、円錐状部分40を含むチューブよりも
、作業が容易に行えかつ熱効率も優れている。また、殆
どの炉は円筒状の炉心管を使用するものとして構成され
ていることから、第1図に示す炉心管よりも第9図に示
す形状の炉心管の方が、現行の炉装置に対する整合性は
大きい。
しかしながら、第9図に示すノズルを製造するにはかな
りの労力を要し、かつチューブ内の空間を有効に充填し
て円錐状にするには、充填材45としての多量の石英材
料が必要になる。また、そのようにして製造された炉心
管は、マスが大きくて熱消散源として作用するか、或い
は少なくとも熱慣性を創出するものとなる。炉心管10
の円錐状ノズルに関する別の構造が第10図に示されて
いる。第10図の例では、炉心管10がその端部に至る
まで全て円筒状に形成されているが、円錐状のインサー
ト46が設けられていて、第1図又は第9図の炉心管と
同じ円錐状の内部形状を創出している。この第10図の
例では、インサート46と入口15とが一体に形成され
ているが、中空で環状の内部チャンバ47が残された構
造になっている。この構造は、第9図の実施例に比べ、
充填材45が不要なために非常に軽量であり、容易に構
成でき、かつ第9図の例のように大きな熱消散や熱慣性
を有しないものである。円筒状チューブ(炉心管)10
の端片48は、入口15に結合されることなく、従って
環状開口部49が残されるようにして、チャンバ47が
密封されないように構成するのが好ましい。チャンバ4
7を密封すると、該チャンバ47内のガスが膨張して炉
心管10にクランクを発生させる原因になる。また、開
口部49の大きさは、炉心管10が取り出されて、従来
のチューブエッチ−? −(tube etcher)
内で洗浄されるときに、洗浄液を排出できるように充分
大きなものにする。開口部49を残さない場合、すなわ
ち端片48を入口15まで延ばしてお(場合には、チャ
ンバ47が密封されてしまうため、炉心管10の製造時
にチャンバ47を減圧して真空にしておく。
下記の表Aには、第1図及び第2図に関連して説明した
炉心管10の一般的な作動シーケンス(作動順序)が示
されている。この装置には3つのガス源がある。第1の
ガス源は、供給源14から入口15を介して炉心管10
内に導入される不活性ガスすなわち反応体ガスであり、
第2のガス源は、ウェーハの装填、アイドリング時又は
冷却時にウェーハを汚染する虞れのある周囲のガスが管
状カンチレバー16内に流入しないように、カンチレバ
ー16の外端部に設けられた入口15に導入される不活
性ガスであり(もちろん、前述のように、別体のカンチ
レバー16を使用しなし)場合には、ガス入口50は省
略されている)、第3のガス源は、カラー30の入口3
4を通して導入される不活性ガスのカーテンである。表
Aには、炉のアイドリング状態が、第2図に示すように
カンチレバー16が炉内にあるときに行われ、かつチッ
ソ(N2)が炉心管10の入口15を通って導入される
ものと想定したときに、3つのガス源から3つのガスを
供給する順序が示されている。この表Aにおいて、作動
期間とは、管状カンチレバー16の移動をいう。
表   A 工程 時間 チュー カーテ カンナ 作動(分)ブ(
N2)ン(N2)  レバー(N2) 0   −−−   Yes    No     N
o   アイドル1  20   Yes   Yes
    Yes  取り出しくプルアウト) (この時点で、製品ウェーハ17をボートに装填し、該
ポートを管状カンチレバー内に挿入する)2  20 
  Yes   Yes    Yes  パージ3 
 20   Yes   ’ies    Yes  
装填(ブツシュイン〉 4  30   Yes   No    No  温
度上昇速度を上げる 5   10  No(酸素)  No    No 
  酸化表   A (続き) 6  30   Yes   No    No   
アニール7  40   Yes   No    N
o  温度上昇速度を下げる 8   20   Yes   Yes    Yes
  取り出しくプルアウト) (この時点で、管状カンチレバー16から製品ウェーハ
を取り出す) 9  20   Yes   Yes    Yes 
 装填(ブツシュイン) 10  −−−   Yes    No     N
o   アイドル以上、本発明の特定の実施例について
説明したが、上記説明は限定的なものであると解釈すべ
きではない。当業者には、上記記載に基づいて、本発明
について種々の変更を施すことができるであろうが、そ
のような全ての変更は本発明の範囲に含まれるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の特徴を具現化した管状カンチレバー
を備えた常圧熱加工炉を断面した側面図であり、カンチ
レバーが炉の外に出されている状態を示すものである。 第2図は、第1図の炉を断面した側面図であり、カンチ
レバーが炉内にあるところを示すものである。 第3図は、第2図の3−3線に沿う、第2図の炉の断面
図である。 第4図は、第1図及び第2図の炉のスカベンジャボック
スの断面図である。 第5図は、第2図の5−5線に沿う、第1図、第2図及
び第4図のスカベンジャボックスの断面図である。 第6図は、第1図の6−6線に沿う、第1図及び第2図
の環状のカラー状マニホルドの断面図である。 第7図は、第6図の7−7線に沿う、第1図、第2図及
び第6図のカラーの断面図である。 第8図は、従来技術による炉心管のガス入口ノズルを断
面して示す側面図である。 第9図は、本発明の別の槽底による炉心管のガス入口ノ
ズルを断面して示す側面図である。 第10図は、本発明の更に別の構成による炉心管のガス
入口ノズルを断面して示す側面図である。 0 4 6 7 1 2 2 5 2 5 7 9 ・・・炉心管、    12・・・拡散炉、・・・反応
体源(不活性ガス源〉、 ・・・管状カンチレバー ・・・シリコンウェーハ、 ・・・バソフル、 ・・・スカベンジャボックス、 a・・・インナーライチ、 ・・・開口部、     30・・・マニホルドカラー
・・・ヒンジ連結部、 33・・・内部チャンバ、・・
・ノズル(孔)、  46・・・インサート、・・・内
部チャンバ、 48・・・端片、・・・環状開口部。 FIG、  4 −1 FIG。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)加工すべき物品を受け入れる一端が開放した
    長い円筒状チャンバを備えた炉心管と、b)前記円筒状
    チャンバの他端に反応体ガス及び/又は不活性ガスを導
    入する入口とを有しており、該入口が、該入口の直径か
    ら前記炉心管の直径までの円滑な移行部を形成する実質
    的に円錐状をなす部分を備えていて、再循環ガスセルの
    発生を最小限にできるように構成したことを特徴とする
    熱加工炉。
  2. (2)半導体ウェーハを囲む円筒状のチューブを備えた
    カンチレバー手段を有していることを特徴とする請求項
    1に記載の熱加工炉。
  3. (3)前記炉心管が円筒状の石英炉心管であり、前記入
    口が前記炉心管と一体の部分であることを特徴とする請
    求項1に記載の熱加工炉。
  4. (4)前記円錐状部分の軸線方向長さが、前記炉心管の
    直径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の熱
    加工炉。
  5. (5)前記炉心管が、前記一端からほぼ前記入口の位置
    まで、実質的に一定の外径をもつ円筒状をなしているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の熱加工炉。
  6. (6)半導体ウェーハに高温加工を施す炉において、a
    )半導体ウェーハを受け入れる一端が開放した長い円筒
    状の加熱チャンバを備えた炉心管と、 b)前記半導体ウェーハを支持するカンチレバー手段と
    を有しており、該カンチレバー手段の外端部には支持手
    段が設けられていて、該支持手段が、前記加工を施すべ
    く前記半導体ウェーハを軸線方向に移動させて前記加熱
    チャンバ内に入れかつ前記半導体ウェーハの装填及び取
    り出しを行うべく前記加熱チャンバから取り出すように
    なっており、 c)前記円筒状チャンバの他端に反応体ガス及び/又は
    不活性ガスを導入する入口を更に有しており、該入口が
    、該入口の直径から前記炉心管の直径までの円滑な移行
    部を形成する実質的に円錐状をなす部分を備えていて、
    再循環ガスセルの発生を最小限にできるように構成した
    ことを特徴とする半導体ウェーハに高温加工を施す炉。
  7. (7)前記カンチレバー手段が、前記半導体ウェーハを
    囲む円筒状のチューブを備えていることを特徴とする請
    求項6に記載の炉。
  8. (8)前記炉心管が円筒状の石英炉心管であり、前記入
    口が前記炉心管と一体の部分であることを特徴とする請
    求項7に記載の炉。
  9. (9)前記円錐状部分の軸線方向長さが、前記炉心管の
    直径よりも大きいことを特徴とする請求項6に記載の炉
  10. (10)前記炉心管が、前記一端からほぼ前記入口の位
    置まで、実質的に一定の外径をもつ円筒状をなしている
    ことを特徴とする請求項6に記載の炉。
  11. (11)熱加工炉を作動する方法において、a)加工す
    べき複数のウェーハを、炉心管の一端に装填し、 b)前記炉心管の他端に反応体ガス及び/又は不活性ガ
    スを導入し、 c)前記ガスを、前記入口から前記炉心管内へと、徐々
    に直径が増大するようにして流し、前記導入工程により
    生じる滞留ガスセルの形成を最小限にすることを特徴と
    する熱加工炉の作動方法。
  12. (12)前記炉心管が円筒状の石英炉心管であり、前記
    入口が前記炉心管と一体の部分であることを特徴とする
    請求項11に記載の方法。
  13. (13)前記入口が、前記炉心管の直径よりも大きい軸
    線方向長さをもつ円錐状部分を備えていることを特徴と
    する請求項11に記載の方法。
  14. (14)前記炉心管が、前記一端からほぼ前記入口の位
    置まで、実質的に一定の外径をもつ円筒状をなしている
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. (15)半導体ウェーハに高温加工を施すカンチレバー
    形管状炉を作動する方法において、 a)複数の半導体ウェーハを管状カンチレバー内に装填
    し、前記加工を施すべく、前記管状炉から間隔を隔てた
    装填位置から該管状炉内の作業位置まで、前記管状炉の
    一端内へと軸線方向に移動できるように、前記管状カン
    チレバーを外端部で支持し、 c)前記管状カンチレバーが前記作業位置にあるときに
    、前記管状炉の他端内に、入口を介して反応体ガス及び
    /又は不活性ガスを導入し、d)前記ガスを、前記入口
    から前記炉心管内へと、徐々に直径が増大するようにし
    て流し、前記導入工程により生じる滞留ガスセル及び渦
    流の形成を最小限にすることを特徴とする半導体ウェー
    ハに高温加工を施すカンチレバー形管状炉を作動する方
    法。
  16. (16)前記管状炉が円筒状の石英炉心管であり、前記
    入口が前記管状炉と一体の部分であることを特徴とする
    請求項15に記載の方法。
  17. (17)前記入口が、前記炉心管の直径よりも大きい軸
    線方向長さをもつ円錐状部分を備えていることを特徴と
    する請求項15に記載の方法。
  18. (18)前記管状炉が、前記一端からほぼ前記入口の位
    置まで、実質的に一定の外径をもつ円筒状をなしている
    ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  19. (19)円筒状炉心管用のガス入口において、a)前記
    円筒状炉心管の一端に配置された不活性ガス又は反応体
    ガスの供給源に連結された入口チューブを有しており、
    該入口チューブが、前記円筒状炉心管と軸線方向に整合
    しておりかつ前記炉心管の直径よりも非常に小さな直径
    を有しており、 b)前記入口チューブを前記円筒状炉心管の内壁に連結
    する円錐状のノズルを更に有しており、該円錐状ノズル
    が、前記入口チューブから前記炉心管の内部まで、入口
    ガスの円滑な移行部を形成していることを特徴とする円
    筒状炉心管用のガス入口。
  20. (20)前記円錐状ノズル及び前記円筒状炉心管が、ほ
    ぼ同じ壁厚をもつ石英で構成されていることを特徴とす
    る請求項19に記載のガス入口。
  21. (21)前記円錐状ノズルが、少なくとも前記炉心管の
    直径と同程度の大きさの軸線方向長さを有していること
    を特徴とする請求項19に記載のガス入口。
  22. (22)前記入口チューブ、前記炉心管及び前記円錐状
    ノズルが一体に連結されておりかつ石英で構成されてい
    ることを特徴とする請求項21に記載のガス入口。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294863A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Denso Corp 半導体製造用熱処理装置
JPWO2008050407A1 (ja) * 2006-10-24 2010-02-25 三菱電機株式会社 ワイヤ放電加工装置
JP2017183557A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 光洋サーモシステム株式会社 熱処理装置

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