JPH0336558Y2 - - Google Patents

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JPH0336558Y2
JPH0336558Y2 JP1988090404U JP9040488U JPH0336558Y2 JP H0336558 Y2 JPH0336558 Y2 JP H0336558Y2 JP 1988090404 U JP1988090404 U JP 1988090404U JP 9040488 U JP9040488 U JP 9040488U JP H0336558 Y2 JPH0336558 Y2 JP H0336558Y2
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JP
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screw shaft
outer cylinder
motor
connecting board
flange
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は製紙における湿紙搬送帯等の洗滌に使
用する摺動シヤワー、殊に摺動シヤワーおける駆
動部の改善に係る。
従来技術 従来、スクリユーシヤフトをシヤワーパイプの
往復運動源とする摺動シヤワーにおいては、第1
図に示すように湿紙搬送帯を横断するように設置
されたシヤワーパイプ1の一端部側方に沿いスク
リユーシヤフト2を平行に配し、該スクリユーシ
ヤフト2を内挿せる外筒3の端部にモータ4を取
付け外筒3及びスクリユーシヤフト2の延長方向
に配置し、該モータ4の駆動によりモータ軸端に
結合されたスクリユーシヤフト2を回転させ、該
スクリユーシヤフト2の回転運動を同シヤフトに
滑合するスクリユーガイド機構7を介してスクリ
ユーシヤフト2に外挿せる往復駆動軸5を該スク
リユーガイド機構7と往復運動させ、該往復駆動
軸5の往復運動を連結アーム6を介してシヤワー
パイプに伝え、これを往復運動させる構成となつ
ている。
考案が解決しようとする問題点 然るに、従来の摺動シヤワーの如く、モータ4
をスクリユーシヤフト2を内挿せる外筒3にダイ
レクトに取付けてこれをスクリユーシヤフト2及
び外筒3の軸線延長方向に配置しモータ軸端をス
クリユーシヤフト2と同一軸線上において連結駆
動する構造では、カツプリング、減速機等を含め
た相当長のモータ構造体がシヤワーパイプ1の長
手方向へ突出し絶対巾を増大させることとなる。
殊にこれが摺動シヤワーを実機として現場に設備
する場合に屡々問題となる。
例えば製紙機械の両側には各種ロールの軸受や
付属装置、これらを架橋支持するフレーム、監視
通路とその構造フレーム等が密集して配置されて
おり、上記モータ4をこれらフレーム類と干渉し
ないように所要位置に設置するのは困難な状況に
あり、設置自由度が著しく制限されている。例え
ば摺動シヤワーを既設の製紙機械に爾後的に設置
する場合が少なくないが、この場合には場所によ
つては設置困難となり、又仮に設置できたとして
もモータをフレーム外側方に突出させたり、他の
機構部と接近して設けねばならない問題を生ず
る。
本考案は上記問題を解決し、前記摺動シヤワー
の設置自由度を高め、前記現場状況においても同
シヤワーの新設、増設を容易にし、且つ製紙機械
構体の大型化を招かず前記摺動シヤワーを有効に
設備し得るように駆動部を改善したものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上記手段として、前記スクリユーシヤ
フトを内挿せる外筒端部に複数の取付孔を有する
フランジを設け、該フランジに、取付孔を設けた
連結基板を接合し、該連結基板の取付孔とフラン
ジの取付孔の整合位置を選択することによりボル
ト付けして連結基板の一端を取付けると共に、該
連結基板を外筒端部から直角方向に張り出し、該
張り出し端にモータを取付支持させるようにし
て、外筒の側方にモータが並置される構造とし、
更に上記連結基板を覆う蓋を設けて伝導ボツクス
を形成し、該伝導ボツクス内に上記モータ軸端と
スクリユーシヤフト端部に設けた伝導輪を夫々収
容して伝導をとるようにし、更に上記の如く連結
基板を外筒の周りに回動可に支承しボルト付けす
ることにより伝導ボツクス全体をモータと共に回
動し取付角度を現場の状況に応じこれに適合する
位置にし設置できるように改善したものである。
作 用 本考案によれば、モータ即ち、モータ軸は連結
基板即ち伝導ボツクスを介してスクリユーシヤフ
ト及び外筒の側方に平行並置され、且つ該並置状
態において伝導ボツクスを介して適正な駆動が図
られる。
又連結基板を外筒の周りに回動しボルト付けす
ることにより、伝導ボツクス全体をモータと共に
回動し現場に適合する角度に設置できると共に、
どの設置角度においても上記駆動伝導状態が確保
される。
通常フレームたる機枠内側の湿紙搬送帯側は充
分な空間が存在する。本考案は上記構成よりモー
タを連結基板に取付け支持させた状態でこれを上
記機枠内側の自由な空間内に設置することがで
き、フレームや該フレームに取付けた機素の制限
に対し設置自由度が大幅に改善され、新設、増設
が至便に行なえる。
又摺動シヤワーの絶対巾を縮小し、摺動シヤワ
ー設置によるフレーム等との干渉を防止し、設置
に伴ないフレームからモータが突出する事態も解
消できる。
又伝導ボツクスの蓋を取外したり、伝導ボツク
スごとモータを取外して駆動部を点検することが
でき、補修、組立てが容易におこなえる。
実施例 以下本考案の実施例を第2図乃至第4図に基い
て説明する。
11は湿紙搬送帯の抄巾方向に横断し設置され
るシヤワーパイプ、12はシヤワーパイプ11の
往復運動源たるスクリユーシヤフトであり、該ス
クリユーシヤフト12は該シヤフト12に供給す
る潤滑油を保有する外筒13の軸心に内挿され、
該挿合状態でシヤワーパイプ11の一端部側方に
平行に並置されている。
上記スクリユーシヤフト12の回転駆動源とし
てモータ14を備え、該モータ14によるスクリ
ユーシヤフト12の回転駆動によつて、該スクリ
ユーシヤフト12周面の往復螺旋溝(図示省略)
に滑合されたスクリユーガイド機構17が同螺旋
溝の案内により往復され、該スクリユーガイド機
構17と一体に上記スクリユーシヤフト12に外
挿された往復動軸15を往復動させる。この往復
駆動軸15の往復運動を連結アーム16を介して
シヤワーパイプ11に伝え、これを同方向に往復
運動させる構成となつている。
上記スクリユーシヤフト12を内挿せる外筒1
3を支持体としてその一端部に連結基板18を取
付け、該連結基板18の外側面を蓋19にて覆い
伝導ボツクス20を形成する。29は連結基板1
8と蓋19の接合面に沿い形成された該蓋19の
取付孔を示す。
上記伝導ボツクス20を形成する連結基板18
は外筒13の端面を覆い、該外筒13及びスクリ
ユーシヤフト12の軸線に対し直角方向に張り出
す。
該連結基板18の張り出し端に前記モータ14
のモータ軸突出側端部を取付け支持させる。即ち
連結基板18の内面側に外筒13とモータ14と
を取付け、外筒13の一端部側にモータ14(モ
ータ軸23)を平行に並置する。30はモータ1
4を連結基板18にボルト付けする横長の取付孔
である。
上記によつてモータ14を上記連結基板18を
介して連結基板18の内面側へ外筒13とモータ
14を延在させ、モータを外筒13の側方に並設
支持する。
即ちモータ軸23とスクリユーシヤフト12の
軸線が平行となるように並設支持する。
上記モータ14のモータ駆動軸23を連結基板
18を通してボツクス内へ突出させて伝導輪24
を取付け、該伝導輪24を上記伝導ボツクス20
に収容する。同時に上記連結基18の外筒13端
面と対向する部位に軸受筒21を内面側へ向け突
設し、該軸受筒21にベアリング22を内装して
上記スクリユーシヤフト12の端部を軸受けし、
同時に連結基板の一端をスクリユーシヤフトの端
部に軸支しつつ連結基板18を通しボツクス内に
突出させて伝導輪25を取付け、該伝導輪25を
伝導ボツクス20内に収容し、該伝導輪24,2
5内にチエーン又はベルト等の伝導体26を掛け
回してモータ14からスクリユーシヤフト12へ
の伝導をとる構成とする。即ち、モータ14とス
クリユーシヤフト12とは外筒13に取付けた連
結基板案18(伝導ボツクス20)を介してスク
リユーパイプ延在に並置され且つ伝導ボツクス2
0を介して伝導が図られる。
更に上記連結基板18と外筒13の取付手段と
して、外筒13の端部にフランジを設けて連結基
板18を外筒13のフランジ円周面に接合し、連
結基板18をモータ14と共に該円周接合面に沿
い外筒13の周りに回動して設置角度を設定し、
該円周接合部位においてボルト付けするようにす
る。例えば外筒13のフランジ円周接合面に定角
度(例えば45°)間隔で複数(例えば8個)の取
付孔27を設けると共に、連結基板18の円周接
合面に定角度(例えば90°)間隔で上記より少数
(例えば4個)の取付孔28を設け、連結基板1
8を円周接合面に沿い上記外筒13の周りに所定
角度回動させながら、取付孔27の何れかに取付
孔28を整合させボルトナツト締めする。
該取付孔27,28の整合位置の選択によつて
連結基板18の回動角(張り出し方向)が設定さ
れ、これによつて伝導ボツクス20全体がモータ
14を伴なつて所定角度外筒13を中心として回
動され、所要回動位置においてボルト付けされ
る。即ち、モータ14は伝導ボツクス20を介し
て外筒13の一端部側方に隣接してシヤワーパイ
プ11の延在側にそのモータ軸がスクリユーシヤ
フトと平行となるように並置されつつ、モータ1
4と伝導ボツクス20は外筒13及びスクリユー
シヤフト12を中心に回動されてその設置位置が
選択される。
上記により、モータ14が駆動されると伝導ボ
ツクス20、即ち伝導輪24,25を介してスク
リユーシヤフト12が回動駆動され、該スクリユ
ーシヤフト12の回動運動をスクリユーガイド機
構17を介して往復駆動軸15の往復運動に転換
し、該往復運動を連結アーム16を介してシヤワ
ーパイプ11に伝え、これを同方向に往復動させ
る。
上記モータ14とスクリユーシヤフト12の駆
動伝達は伝導ボツクス20のどの取付角度におい
ても同様に確保される。
考案の効果 以上説明したように、本考案はモータをスクリ
ユーシヤフト及び外筒に隣接してモータ軸が平行
となるように並設しつつ適正なスクリユーシヤフ
トの駆動がとれる。即ち従来のようにモータを外
筒に直結しスクリユーシヤフト軸線方向に突出す
る如く外在させることなく、モーター軸がスクリ
ユーシヤフトと平行となるように内在並置くさせ
上記スクリユーシヤフトの適正駆動を得るように
改善されたものである。
又上記内在並置状態において伝導ボツクス全体
をモータと共に外筒及びスクリユーシヤフトを中
心に回動しボルト付けして現場に適合する取付角
度を選択し設置でき、どの取付角度においても上
記モータ、スクリユーシヤフト間の伝導が確保さ
れる。
又本考案はモータを連結基板、即ち伝導ボツク
スに取付け支持してこれをフレームたる機枠内側
の比較的な自由空間内に設置角度を適宜選択して
設置することができ、フレームフレームに取付け
た機素の制約に対し設置自由度が大幅に改善さ
れ、これらと干渉を来すことなく新設、増設を行
なうことができる。
即ち、外筒の側方及び延長方向に無用のデツド
スペースを形成せず、限られたスペース内にコン
パクト且つ効率的に洗滌装置を設置できる。
又伝動ボツクスの蓋を外したり、伝導ボツクス
をモータを取付支持したまま取外して駆動部の点
検が行なえ、補修、組立てが容易に行なえる。
又本考案の上記構造によれば伝導輪を直径の異
なるものに取り代えてシヤワーパイプの往復摺動
スピードを容易に変更でき、抄紙スピードの異な
る抄紙機に対しても簡便に対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の摺動シヤワー平面図、第2図は
本考案に係る摺動シヤワーの外観を示す平面図、
第3図は同駆動部の拡大断面図、第4図はホイー
ルボツクスの蓋を取外した状態の同側面図であ
る。 11……シヤワーパイプ、12……スクリユー
シヤフト、13……外筒、14……モータ、18
……連結基板、19……蓋、20……伝導ボツク
ス、23……モータ軸、24,25……伝導輪、
26……伝導体、27,28……ボルト付け用の
取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連結基板の一端をシヤワーパイプ往復駆動用ス
    クリユーシヤフトの端部に回動可に軸支すると共
    に、該スクリユーシヤフトを内挿せる外筒の端部
    にフランジを設け該フランジに連結基板を接合
    し、上記外筒のフランジの円周接合面に定間隔で
    複数の取付孔を設けると共に、上記フランジと接
    合する連結基板の円周接合面に定間隔で取付孔を
    設け、該連結基板の取付孔と上記フランジの取付
    孔の整合位置を選択することによりボルト付けす
    ると共に、連結基板の他端を外筒端部から直角方
    向に張り出させ、該張り出し端の上記外筒取付側
    と同一側にモータを取付け支持させて上記外筒側
    方にモータ軸とスクリユーシヤフトの軸線が平行
    になるように並設し、又上記連結基板を覆う蓋を
    設けて伝導ボツクスを形成し、上記スクリユーシ
    ヤフト端部及びモータ軸端部に設けた伝導輪を
    夫々上記伝導ボツクス内に収容して伝導体を掛け
    る構成としたことを特徴とする摺動シヤワーにお
    ける駆動装置。
JP1988090404U 1988-07-07 1988-07-07 Expired JPH0336558Y2 (ja)

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JP1988090404U JPH0336558Y2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032667A (ja) * 2006-08-01 2008-02-14 Nidec-Read Corp 基板検査用治具及び基板検査用治具の電極部構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137395A (ja) * 1984-07-31 1986-02-22 Sumitomo Light Metal Ind Ltd アルミニウム製熱交換器用アルミニウム合金ろう

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