JPH03364B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03364B2 JPH03364B2 JP56006884A JP688481A JPH03364B2 JP H03364 B2 JPH03364 B2 JP H03364B2 JP 56006884 A JP56006884 A JP 56006884A JP 688481 A JP688481 A JP 688481A JP H03364 B2 JPH03364 B2 JP H03364B2
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- Japan
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- srs
- formula
- compound
- present
- antigen
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
本発明はSRS−A(slow reacting substance
of anaphylaxis)に起因する疾患に対する新規
な予防治療剤に関する。 一般にアレルギーに基づくと考えられる疾患は
即時型と遅延型に分類され、前者は抗原抗体反応
の結果生体局所に化学的伝達体が産生、放出さ
れ、この物質が気管支筋、肺静脈などの平滑筋を
収縮したり皮膚血管の透過性を亢進するなど生体
に障害をひきおこすと考えられている。このよう
な化学的伝達体としてヒスタミンや多価不飽和脂
肪酸(特にアラキドン酸)のリポキシゲネースに
よる代謝産物、とりわけSRS−Aがあげられる
が、SRS−Aによるアレルギー疾患に対し有効な
化合物は現在広く検討段階にありその報告例は3
−amino−1−〔m−(trifluoromethyl)−
phenyl〕−2−pyrazoline(BW−755Cと略す、
FEBS Lett.,110巻,213−215頁、1980年)、
baicalein phosphate disodium(BPSと略す、代
謝,10巻,730−739頁(1973))など極めて少な
い。本発明者らはSRS−Aの産生、放出を抑制す
る薬剤の探索を進めてきた。その結果、下式
()で表わされる化合物がSRS−Aの産生、放
出を極めて強力に抑制し、抗SRS−A剤として有
用であることを見い出し、これに基づいて本発明
を完成した。 すなわち、本発明は式 〔式中、nは1から4の整数を示す〕で表わさ
れる化合物を含有するSRS−Aに起因する疾患の
予防治療剤である。 上記式()で示されるキノン類は生体内では
式 〔式中、nは前記と同意義〕で表わされるヒド
ロキノン類と相互変換しており、これらの化合物
は生理学的意義において同等である。 化合物()はたとえば寺尾ら〔J.Chem.Soc.
Perkin Trans.1.1978年,1101頁〜1110頁、およ
びJ.Org.Chem.,44巻,868頁〜869頁(1979年)〕
の方法に準じて以下のように製造し得る。 (式中、Xは
of anaphylaxis)に起因する疾患に対する新規
な予防治療剤に関する。 一般にアレルギーに基づくと考えられる疾患は
即時型と遅延型に分類され、前者は抗原抗体反応
の結果生体局所に化学的伝達体が産生、放出さ
れ、この物質が気管支筋、肺静脈などの平滑筋を
収縮したり皮膚血管の透過性を亢進するなど生体
に障害をひきおこすと考えられている。このよう
な化学的伝達体としてヒスタミンや多価不飽和脂
肪酸(特にアラキドン酸)のリポキシゲネースに
よる代謝産物、とりわけSRS−Aがあげられる
が、SRS−Aによるアレルギー疾患に対し有効な
化合物は現在広く検討段階にありその報告例は3
−amino−1−〔m−(trifluoromethyl)−
phenyl〕−2−pyrazoline(BW−755Cと略す、
FEBS Lett.,110巻,213−215頁、1980年)、
baicalein phosphate disodium(BPSと略す、代
謝,10巻,730−739頁(1973))など極めて少な
い。本発明者らはSRS−Aの産生、放出を抑制す
る薬剤の探索を進めてきた。その結果、下式
()で表わされる化合物がSRS−Aの産生、放
出を極めて強力に抑制し、抗SRS−A剤として有
用であることを見い出し、これに基づいて本発明
を完成した。 すなわち、本発明は式 〔式中、nは1から4の整数を示す〕で表わさ
れる化合物を含有するSRS−Aに起因する疾患の
予防治療剤である。 上記式()で示されるキノン類は生体内では
式 〔式中、nは前記と同意義〕で表わされるヒド
ロキノン類と相互変換しており、これらの化合物
は生理学的意義において同等である。 化合物()はたとえば寺尾ら〔J.Chem.Soc.
Perkin Trans.1.1978年,1101頁〜1110頁、およ
びJ.Org.Chem.,44巻,868頁〜869頁(1979年)〕
の方法に準じて以下のように製造し得る。 (式中、Xは
【式】を示
し、nは前記と同意義)
化合物()は前述のとおりSRS−Aの産生、
放出を極めて強力に抑制し、しかも低毒性である
ので、SRS−Aに起因する種々のアレルギー症
(例、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、じん麻疹)
やSRS−Aに起因する虚血性疾患、炎症などの予
防治療に有用である。 本発明の予防治療剤は、その有効成分である式
()で示される化合物自体をそのまゝ投与する
こともできるが、一般には種々の医薬組成物とし
て投与される。このような医薬組成物の剤形の例
としては、例えばカプセル剤、顆粒剤、散剤、錠
剤、丸剤、軟膏剤、シロツプ剤、注射剤、坐剤、
エーロゾル剤、吸入剤等が挙げられる。 また医薬組成物に使用されるものとしては、例
えば白糖、乳糖、ブドウ糖、でん粉、マンニツ
ト、ソルビツト、セルロース、タルク、シクロデ
キストリン等の賦形剤、セルロース、メチルセル
ロース、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、アラ
ビヤゴム、ポリエチレングリコール、白糖、でん
粉等の結合剤、でん粉、カルボキシメチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースのカルシウム
塩等の崩壊剤、タルク等の滑沢剤、安息香酸ナト
リウム、亜硫酸水素ナトリウム等の保存剤、メチ
ルセルロース、ステアリン酸アルミニウム等のけ
んだく化剤、ポリソルベート80、エマルゲル408、
エマゾール310等の分散剤、水等の溶剤、カカオ
脂、ポリエチレングリコール、ウエテプソール、
白色ワセリン等の基剤等が挙げられ、これらは製
剤の種類に応じて適宜選択される。 この発明の薬剤は経口的または非経口的(例、
注射、塗布、吸入等)に人間を含む哺乳動物に投
与され、SRS−Aに起因する皮膚症状、喘息およ
び鼻炎等のアレルギー症状や脳卒中、心不全、浮
腫などの虚血性疾患、炎症等を効果的に抑制する
ことができる。 本発明薬剤の臨床的な投与量としては経口もし
くは非経口のルートにより、成人1日当り化合物
()として約0.1−10mg/Kg程度が好んで用いら
れる。 実験例 1 本発明薬剤のSRS−A産生に対する抑制作用を
OrangeおよびMooreの方法〔J.Immunol.,116
巻,392頁(1976年)〕に従つて試験管内試験によ
り測定した。すなわち、抗原として卵白アルブミ
ンを用いて感作したモルモツト(Hertley系雌
雄、体重300〜350g)の肺切片に、化合物()
と抗原を同時に添加し、その際産生、放出される
SRS−A量をBrocklehurst(J.physiol.,151巻416
−435頁,1960年)の方法によつて測定した。そ
の結果第一表に示すように本件化合物は低濃度に
おいてSRS−Aの産生・放出を強力に抑制し、そ
の強度は前記公知化合物BW−755C,BPSなどに
較べて顕著に優れていることが認められた。
放出を極めて強力に抑制し、しかも低毒性である
ので、SRS−Aに起因する種々のアレルギー症
(例、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、じん麻疹)
やSRS−Aに起因する虚血性疾患、炎症などの予
防治療に有用である。 本発明の予防治療剤は、その有効成分である式
()で示される化合物自体をそのまゝ投与する
こともできるが、一般には種々の医薬組成物とし
て投与される。このような医薬組成物の剤形の例
としては、例えばカプセル剤、顆粒剤、散剤、錠
剤、丸剤、軟膏剤、シロツプ剤、注射剤、坐剤、
エーロゾル剤、吸入剤等が挙げられる。 また医薬組成物に使用されるものとしては、例
えば白糖、乳糖、ブドウ糖、でん粉、マンニツ
ト、ソルビツト、セルロース、タルク、シクロデ
キストリン等の賦形剤、セルロース、メチルセル
ロース、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、アラ
ビヤゴム、ポリエチレングリコール、白糖、でん
粉等の結合剤、でん粉、カルボキシメチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロースのカルシウム
塩等の崩壊剤、タルク等の滑沢剤、安息香酸ナト
リウム、亜硫酸水素ナトリウム等の保存剤、メチ
ルセルロース、ステアリン酸アルミニウム等のけ
んだく化剤、ポリソルベート80、エマルゲル408、
エマゾール310等の分散剤、水等の溶剤、カカオ
脂、ポリエチレングリコール、ウエテプソール、
白色ワセリン等の基剤等が挙げられ、これらは製
剤の種類に応じて適宜選択される。 この発明の薬剤は経口的または非経口的(例、
注射、塗布、吸入等)に人間を含む哺乳動物に投
与され、SRS−Aに起因する皮膚症状、喘息およ
び鼻炎等のアレルギー症状や脳卒中、心不全、浮
腫などの虚血性疾患、炎症等を効果的に抑制する
ことができる。 本発明薬剤の臨床的な投与量としては経口もし
くは非経口のルートにより、成人1日当り化合物
()として約0.1−10mg/Kg程度が好んで用いら
れる。 実験例 1 本発明薬剤のSRS−A産生に対する抑制作用を
OrangeおよびMooreの方法〔J.Immunol.,116
巻,392頁(1976年)〕に従つて試験管内試験によ
り測定した。すなわち、抗原として卵白アルブミ
ンを用いて感作したモルモツト(Hertley系雌
雄、体重300〜350g)の肺切片に、化合物()
と抗原を同時に添加し、その際産生、放出される
SRS−A量をBrocklehurst(J.physiol.,151巻416
−435頁,1960年)の方法によつて測定した。そ
の結果第一表に示すように本件化合物は低濃度に
おいてSRS−Aの産生・放出を強力に抑制し、そ
の強度は前記公知化合物BW−755C,BPSなどに
較べて顕著に優れていることが認められた。
【表】
実験例 2
本発明薬剤のSRS−A産生に対する抑制作用を
Orangeらの方法〔J.Immunol.,105巻1087頁
(1970年)〕に従つて生体内試験により測定した。
すなわち抗原として卵白アルブミンを用いて作製
したラツト抗−卵白アルブミン抗血清(生理食塩
水で2倍希釈)2mlを1群5匹のラツト
(Sprague−Dawley系雄性、体重250−300g)の
腹腔内に投与感作し、その2時間後に化合物をラ
ツト腹腔内に投与し、その1分後に抗原を腹腔内
投与し、その際産生されるSRS−A量を
Brocklehurstの方法(実験例1参照)に従つて
測定した。その結果第二表に示すように本件化合
物はSRS−Aの産生,放出を強力に抑制した。
Orangeらの方法〔J.Immunol.,105巻1087頁
(1970年)〕に従つて生体内試験により測定した。
すなわち抗原として卵白アルブミンを用いて作製
したラツト抗−卵白アルブミン抗血清(生理食塩
水で2倍希釈)2mlを1群5匹のラツト
(Sprague−Dawley系雄性、体重250−300g)の
腹腔内に投与感作し、その2時間後に化合物をラ
ツト腹腔内に投与し、その1分後に抗原を腹腔内
投与し、その際産生されるSRS−A量を
Brocklehurstの方法(実験例1参照)に従つて
測定した。その結果第二表に示すように本件化合
物はSRS−Aの産生,放出を強力に抑制した。
【表】
実施例 1
カプセル剤
本発明化合物(式中n=2) 30mg
微結晶セルロース 30mg
乳糖 57mg
ステアリン酸マグネシウム 3mg
全量 120mg
上記成分を常法により混合したのちゼラチンカ
プセルに充填しカプセル剤とした。 実施例 2 錠剤 本発明化合物(式中n=1) 30mg 乳糖 44mg でん粉 10.6mg でん粉(のり用) 5mg ステアリン酸マグネシウム 0.4mg カルボキシメチルセルロースカルシウム 20mg 全量 110mg 上記成分を常法により混合したのち錠剤とし
た。 実施例 3 軟カプセル剤 本発明化合物(式中n=4) 30mg トウモロコシ油 110mg 全量 140mg 上記成分を混合溶液としたのち常法により軟カ
プセル剤とした。
プセルに充填しカプセル剤とした。 実施例 2 錠剤 本発明化合物(式中n=1) 30mg 乳糖 44mg でん粉 10.6mg でん粉(のり用) 5mg ステアリン酸マグネシウム 0.4mg カルボキシメチルセルロースカルシウム 20mg 全量 110mg 上記成分を常法により混合したのち錠剤とし
た。 実施例 3 軟カプセル剤 本発明化合物(式中n=4) 30mg トウモロコシ油 110mg 全量 140mg 上記成分を混合溶液としたのち常法により軟カ
プセル剤とした。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 〔式中、nは1から4の整数を示す〕で表わさ
れる化合物を含有するSRS−Aに起因する疾患の
予防治療剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP688481A JPS57120519A (en) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | Preventing agent and remedy for disease caused by srs-a |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP688481A JPS57120519A (en) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | Preventing agent and remedy for disease caused by srs-a |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57120519A JPS57120519A (en) | 1982-07-27 |
| JPH03364B2 true JPH03364B2 (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=11650654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP688481A Granted JPS57120519A (en) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | Preventing agent and remedy for disease caused by srs-a |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57120519A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4939169A (en) * | 1985-09-20 | 1990-07-03 | The Upjohn Company | 1,4-naphthalenediol and 1,4-hydroquinone derivatives |
| JPS63501288A (ja) * | 1985-09-20 | 1988-05-19 | ジ・アップジョン・カンパニ− | 1,4−ナフタレンジオ−ルおよび1,4−ヒドロキノン誘導体 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5938206B2 (ja) * | 1976-08-11 | 1984-09-14 | エーザイ株式会社 | 補酵素qを主成分とする気管支喘息治療剤 |
| JPS5489036A (en) * | 1977-12-27 | 1979-07-14 | Eisai Co Ltd | Remedy and preventive for hypersensitivity to light |
-
1981
- 1981-01-19 JP JP688481A patent/JPS57120519A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57120519A (en) | 1982-07-27 |
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