JPH0336184Y2 - - Google Patents

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JPH0336184Y2
JPH0336184Y2 JP9153086U JP9153086U JPH0336184Y2 JP H0336184 Y2 JPH0336184 Y2 JP H0336184Y2 JP 9153086 U JP9153086 U JP 9153086U JP 9153086 U JP9153086 U JP 9153086U JP H0336184 Y2 JPH0336184 Y2 JP H0336184Y2
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cord
power cord
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cord stopper
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、照明器具などの電気器具から導出
された電源コードを電気器具に止める電源コード
止め装置に関する。
従来の技術 壁などに直付けされて、屋内配線に接続される
照明器具などの電気器具は、その器具本体から導
出された電源コードの導出根元部分を器具本体に
固定して、電源コードが外力でもつて器具本体内
に退入したり、器具本体から抜け出すのを防止し
たものがある。このような電気器具における電源
コードの器具本体への固定手段としては、コード
ブツシングが一般的であるが、防水型の白熱灯用
照明器具のような器具本体内の温度が高くなるも
のにおいては、電源コードの器具本体内での絶縁
性に特別な配慮が必要であつて、次のような特別
な電源コード止め装置が使用されている。
例えば、第9図に一般家庭の浴室の壁1に取付
けられる防水型の白熱灯用照明器具2を例示し、
これを説明すると、照明器具2における3は壁1
にネジ止め等で固定される円形の器具本体、4は
器具本体3の前面中央部に装着された白熱灯、5
は器具本体3の前方に螺装された透光性のグロー
ブで、このグローブ5と器具本体3で白熱灯4を
囲む防水型密閉容器が構成される。6は器具本体
3の中央部に形成された開口7から外部に導出さ
れた電源コード、8は器具本体3の開口7を塞
ぎ、電源コード7の一部を挾持して固定するコー
ド止め具である。
コード止め具8を、第10図及び第11図を参
照して説明する。コード止め具8は樹脂成形品
で、円板状の座部9と、座部9の中央部に形成さ
れた電源コード導出用穴10に沿つて座部9の外
面上に一体に突設された縦断面U字状のチヤツク
部11を有し、座部9の上下2箇所に座部9を器
具本体3にネジ止めするための取付穴12,12
が形成される。U字状のチヤツク部11の対向す
る2つの側壁部11a,11bの一方11aは座
部9と一体であり、他の側壁部11bは座部9よ
り離れて、側壁部11aの側に弾性変形する。こ
の両側壁部11a,11bは間に電源コード6が
挿通できる間隔で対向し、両側壁部11a,11
bの各先端部分にはネジ挿通穴13,13′が形
成される。尚、14及び15はチヤツク部11の
ネジ挿通穴13,13′を利用して可動の側壁部
11bを固定の側壁部11aに向けて締付けるネ
ジ及びナツトである。このチヤツク部11の締付
けはチヤツク部内11に電源コード6を挿通して
行われ、この締付けで電源コード6の一部がチヤ
ツク部11の2つの側壁部11a,11bで挾持
され、固定される。
電源コード6は2本の絶縁導線16,16を絶
縁外皮17で被覆したもので、これの一端部がコ
ード止め具8で固定されて照明器具2内に導入さ
れる。ここで、防水型の照明器具2は白熱灯4が
点灯すると、器具本体3とグローブ5で形成され
る密閉容器内の温度が高温に上昇する。また、電
源コード6の2本の絶縁導線16,16は照明器
具2内に分岐されて導入されるが、2本の絶縁導
線16,16は、その分岐点温度が60℃以上にな
る高温雰囲気下に配置される場合において、2本
の絶縁導線16,16間の絶縁耐圧が周囲温度に
よる劣化を防止する目的で、2本の絶縁導線1
6,16にガラス繊維等の絶縁チユーブを被せる
ことが電気用品取締法にて義務付けられており、
この法規制は上記照明器具2に適用される。一
方、コード止め具8で固定されて照明器具2内に
導入される電源コード6の一端部の形態は、第1
2図及び第13図に示すものと、第14図及び第
15図に示すものとがある。
第12図及び第13図は、電源コード6の絶縁
外皮17の一端から突出する2本の絶縁導線1
6,16に、その分岐点Pの近くまで絶縁チユー
ブ18,18を被せ、電源コード6をコード止め
具8のチヤツク部11内に第12図の矢印方向か
ら挿入して、第13図の鎖線で示すように、絶縁
外皮17の一端部をチヤツク部11で締付けるよ
うにしたものである。この場合、2本の絶縁導線
16,16の分岐点Pはコード止め具8の内側に
位置する。
第14図及び第15図は、電源コード6の絶縁
外皮17の一端部17′に軸方向に1条のスリツ
ト19を形成し、このスリツト19を利用して絶
縁外皮17の一端部17′を広げておいて、端部
17′内に絶縁チユーブ18,18を押し込み、
そのまま端部17′をコード止め具8のチヤツク
部11で締め付けたものである。この場合、2本
の絶縁導線16,16の分岐点Pはコード止め具
8のチヤツク部11の先端近くに位置する。
考案が解決しようとする問題点 上記コード止め具8による電源コード6の止め
方に2通りあることを説明したが、これには次な
る問題があつた。
第12図及び第13図に示すコード止め形態
は、電源コード6をコード止め具11のチヤツク
部11内に挿入し易くて、コード止め作業が容易
にできるが、2本の絶縁導線16,16の分岐点
Pがコード止め具8の内側に位置するため、コー
ド止め具8を密閉構造の照明器具2に取付ける
と、分岐点Pの温度が60℃を超えることがあつ
て、法規制を満たすことができなくなることがあ
る。
一方、第14図及び第15図のコード止め形態
は、2本の絶縁導線16,16の分岐点Pがコー
ド止め具8の外側近くに位置するため、コード止
め具8が照明器具2に取付けられても、分岐点P
は照明器具2の外に在つて、照明器具2内の温度
による影響を受けず、十分に法規制を満足する。
しかし、このコード止め形態を採用するために、
電源コード6の絶縁外皮17の一端部17′内に
絶縁チユーブ18,18を押し込んでいるが、こ
れでは絶縁外皮17の端部17′の先端開口が広
がつて、この端部17′をコード止め具8のチヤ
ツク部11内に挿入することが難しくなり、コー
ド止めの作業性が悪かつた。
それ故に、本考案の目的は、上記2通りのコー
ド止め形態の長所を活かし、短所を除去した形態
で電源コードを止める電源コード止め装置を提供
するにある。
問題点を解決するための手段 本考案は、2本の絶縁導線を絶縁外皮で被覆し
た電源コードの一端部を電気器具に固定するもの
であつて電気器具に固定され、一部に電源コード
導出用穴を有する座部、及びこの座部の外面の前
記穴の片側に沿つて一体に突設された突壁部を有
する第1コード止め具と、前記突壁部と対を成
し、この突壁部との間に電源コードの一端より分
岐された2本の絶縁導線が分断絶縁されて収納さ
れる2条の空間を形成して、この空間に収納され
た2本の絶縁導線の分岐点近くを挾持して突壁部
に着脱自在に固定される第2コード止め具とで構
成された電源コード装置にて、上記目的を達成す
るようにしたものである。
作 用 電源コードの一部を挾持して固定する第1コー
ド止め具の突壁部と第2コード止め具は独立した
ものであり、従つて、第1コード止め具の突壁部
に電源コードの一部を当て、その上から第2コー
ド止め具を当てて突壁部にネジ止め等で固定する
簡単な作業で、電源コードは第1、第2コード止
め具に止められる。また、第1コード止め具の突
壁部と、これに固定された第2コード止め具で電
源コードの一端から突出した2本の絶縁導線を分
断し絶縁することで、2本の絶縁導線の分岐点は
第1、第2コード止め具の外に位置して両絶縁導
線間の絶縁性が確実になる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第8図を
参照して説明する。
第1図乃至第6図に例示する本考案による電源
コード止め装置20において、21は第1コード
止め具、22は第2コード止め具、23及び24
は第1コード止め具21と第2コード止め具22
を着脱自在に固定するネジ及びナツトである。第
1、第2コード止め具21,22は樹脂成形品
で、第1コード止め具21は、中央部に電源コー
ド導出用穴25を有する円板状の座部26と、座
部26の外面に穴25の片側に沿つて突設された
突壁部27より成り、座部26は周辺部の180゜間
隔の2箇所に取付穴28,28を有する。突壁部
27は縦断面が3字状の湾曲板部27aと、湾曲
板部27aの両端から180゜反対方向に延びる端板
部27b,27cを有し、一方の端板部27bに
ネジ挿通穴29が、他方の端板部27cに第2コ
ード止め具22を引掛ける係合穴30が形成され
る。
第2コード止め具22は第1コード止め具21
の突壁部27と対をなすもので、突壁部27の湾
曲板部27aと線対称の湾曲板部22aと、突壁
部27の端板部27bの前面に合致する端板部2
2bと、突壁部27の端板部27cの前面から係
合穴30に挿入されて引掛けられる係合爪22c
とを有し、端板部22bに突壁部27のネジ挿通
穴29に合致するネジ挿通穴31が形成される。
第2コード止め具22は第1コード止め具21の
突壁部27に、係合爪22cを係合穴30に引掛
け、両者の端板部27b,22bを突き合わせて
両者のネジ挿通穴29,31の一方から他方にネ
ジ23を通してナツト24で締付けることで、ネ
ジ止め固定され、この時、第1コード止め具21
の突壁部27と第2コード止め具22の対向する
2つの湾曲板部27a,22aで2つの断面円形
の空間m,mが形成される。2つの空間m,mは
2つの湾曲板部27a,22aの内面中央に突出
して互いに突き合わせ接合された仕切壁部27
d,22dにて分断且つ絶縁される。
上記電源コード止め装置20が第9図の照明器
具2に適用される場合を考えると、電源コード止
め装置20は、第7図及び第8図に示すように、
器具本体3の外面の開口7の周辺部に第1コード
止め具21の座部26を2つの取付ネジ32,3
2にて固定することで取付けられる。この電源コ
ード止め装置20による電源コード6の止め形態
は次の通りである。
電源コード6は、第6図に示すように、絶縁外
皮17の一端部を180゜間隔の2箇所を軸方向に切
断して2分し、この2分された端部17″,1
7″の付け根の近傍に、分岐された2本の絶縁導
線16,16の分岐点Pを設定し、この分岐点P
の近くまで2本の絶縁導線16,16に絶縁チユ
ーブ18,18を被せたものを用意する。この電
源コード6の2本の絶縁導線16,16を平行に
延ばして、第2コード止め具22が外された第1
コード止め具21の突壁部27前方から穴25へ
と挿通し、絶縁外皮17の2分された端部17″,
17を突壁部27の湾曲板部27aの前面で仕切
壁部27dの両側に嵌め込んでおく。この状態で
突壁部27に第2コード止め具22をネジ23と
ナツト25で締付ける。すると、第2コード止め
具22の湾曲板部22aと突壁部27の湾曲板部
27aで、電源コード6の絶縁外皮17の2分さ
れた端部17″,17″と、その中の絶縁チユーブ
18,18の端部、絶縁導線16,16の一部が
仕切壁部27d,22dで分断された状態で締付
けされて固定される。
このような電源コード止め作業に際し、絶縁外
皮17の端部17″,17″が多少開いていても、
この開きは端部17″,17″を第1コード止め具
21の突壁部27の前面に配して、第2コード止
め具22で押さえる作業上に問題無く、電源コー
ド止め作業が容易に行える。また、第1コード止
め具21の突壁部27と第2コード止め具22は
電源コード6の2本の絶縁導線16,16の分岐
点Pの近くを分断して挾持するため、分岐点Pは
突壁部27と第2コード止め具21の外に必ず位
置して、照明器具2の内部温度の影響を受けな
い。
尚、本考案は照明器具用の電源コード止め装置
に限らない。
考案の効果 本考案によれば、電源コードの2本の絶縁導線
が第1コード止め具と第2コード止め具で分断さ
れて電気器具内に導入されるので、2本の絶縁導
線の分岐点は必ず電気器具外に位置し、従つて、
使用時に高温に内部温度が上昇する電気器具にお
いて有効な電源コード止め装置が提供できる。ま
た、第1コード止め具と第2コード止め具が独立
し、この2つで電源コードを挟んで固定するた
め、電源コードの絶縁外皮の固定される端部が多
少開いていても、これを簡単な作業で固定するこ
とができ、電源コード止め作業の向上化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電源コード止め装置の一
実施例を示す正面図、第2図及び第3図は第1図
の装置の左側面図及び右側面図、第4図は第1図
のA−A線断面図、第5図は第2図のB−B線拡
大断面図、第6図は第1図の装置の分解斜視図と
電源コードの部分斜視図、第7図は第1図の装置
の実装時の一部断面部分を含む側面図、第8図は
第7図のC−C線拡大断面図である。第9図は電
気器具(照明器具)の一部断面部分を含む側面
図、第10図は従来の電源コード止め装置の正面
図、第11図は第10図のD−D線断面図、第1
2図乃至第15図は第10図の装置による電源コ
ードの止め方の二例を説明するためのもので、第
12図と第14図は第10図の装置と電源コード
の斜視図、第13図と第15図は第10図の装置
で止められた時の電源コードの部分側面図であ
る。 6……電源コード、16,16……2本の絶縁
導線、17……絶縁外皮、20……電源コード止
め装置、21……第1コード止め具、22……第
2コード止め具、26……座部、27……突壁
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2本の絶縁導線を絶縁外皮で被覆した電源コー
    ドの一端部を電気器具に固定するものであつて 電気器具に固定され、一部に電源コード導出用
    穴を有する座部、及びこの座部の外面の前記穴の
    片側に沿つて一体に突設された突壁部を有する第
    1コード止め具と、前記突壁部と対を成し、この
    突壁部との間に電源コードの一端より分岐された
    2本の絶縁導線が分断絶縁されて収納される2条
    の空間を形成して、この空間に収納された2本の
    絶縁導線の分岐点近くを挾持して突壁部に着脱自
    在に固定される第2コード止め具とを具備したこ
    とを特徴とする電源コード止め装置。
JP9153086U 1986-06-16 1986-06-16 Expired JPH0336184Y2 (ja)

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JP9153086U JPH0336184Y2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16

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JP9153086U JPH0336184Y2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16

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