JPH0335920Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0335920Y2
JPH0335920Y2 JP76488U JP76488U JPH0335920Y2 JP H0335920 Y2 JPH0335920 Y2 JP H0335920Y2 JP 76488 U JP76488 U JP 76488U JP 76488 U JP76488 U JP 76488U JP H0335920 Y2 JPH0335920 Y2 JP H0335920Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pipe
air
recess
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP76488U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01105800U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP76488U priority Critical patent/JPH0335920Y2/ja
Publication of JPH01105800U publication Critical patent/JPH01105800U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0335920Y2 publication Critical patent/JPH0335920Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、農産物の圃場栽培、温室栽培、園
芸、水耕栽培等のための潅水、養魚池、養魚槽な
どへの給水、酸素供給、イオン水の補給などに用
い、植物、魚類の生育を向上する揚水器に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の揚水器は、給水ポンプで汲み上げる式の
ものが一般である。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の給水ポンプは、水を園場などに潅水する
に用いられるにすぎず、酸素補給、イオン化水の
供給などを供給する目的を欠く。又、苗などの幼
少な植物の生育に水を供給するには、別個に用意
した散水器を付設する必要がある。又、植物の生
育や養魚類の生育を向上せしめるため、アルフア
ー線イオンを供給するには、給水ポンプとは別個
に、アルフアー線イオン供給装置とその供給管を
用意する必要があり、設備が大規模、複雑化し、
設備コストが増大する不都合がある。
〔課題を解決するための手段〕
上記従来の揚水器の課題を解決し且つ構造簡単
で、且つ操作が容易な比較的経済的に提供する本
考案の揚水器は、中間部を谷状に屈曲した管を、
その中間部を下向きにして、静水又は流水の凹所
内の水位下に位置せしめると共にその1端開口部
を外部の気圧装置に接続する1方、その他端開口
部を水位より上方へ導出せしめて、排出口として
設定し、且つ該凹所内に深く位置する管中間部の
排出口側管部の下部に、管内を流れる流水に沿う
壁面に孔を穿設して成る。
更に、本考案は、揚水器を構成する凹所が水槽
の場合、水槽内の水を一旦外部に供給した後、そ
の過剰に供給された水を再び水槽に還流し、可及
的に水位を変動させずに長期に亘り良好に水と空
気又はイオンを含む空気の循環供給を可能にした
揚水器を提供するもので、上記の構成に加え、潅
水槽の外部に栽培容器と該容器より導出し該水槽
に連通する還流間とを備えて成る。
〔作用〕
本考案揚水器は、該空気圧送装置を始動する
と、空気又はイオン含有空気は、該屈曲管内に入
り、該屈曲管内の水とともに該屈曲管内の排出口
側管を上昇して該他端開口部より圧送空気と水又
はイオン水が同時に外部に放出され、圧送空気の
混入により水は断続的に分散供給される1方該排
出口側間の下部に穿設した孔より、水槽内の水圧
により水が管内に流入上昇して散水を連続的に行
なう。外部に生育用容器と該容器に還流用接続管
を設けた場合は、過剰水は水槽内に還流するので
水槽内の水の深さが低下する速度が遅れ、それだ
け孔にかかる水圧を高く維持し、安定した給水の
延長をもたらす。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を添付図面を参照し、説
明する。
1は、中間部1aをU字状、コ字状、又はV字
状などの谷状に屈曲した管を示し、該屈曲管1
を、該中間部1aを下向きにして、静水又は流水
の凹所2内の水位H下に位置せしめると共にその
1端開口部4を柔軟な接続管5を介して外部の空
気圧送装置3に接続する1方、その他端開口部6
を水位Hより上方へ導出せしめて排出口として設
定する。
該凹部2は、図示例では、水槽から成り、該水
槽内2には、前記屈曲管1を設置前又は、後に水
をその水位Hまで注入充填する。該凹部は、河
川、自然池、入口の養魚池、養稚えび池などの池
でもよく、その流水や静水の水位(水面)下に該
屈曲管1の下部を所定深さ没するようにしてもよ
い。図示の屈曲管1はU字状の屈曲管を使用し、
その水平管部を該水槽2の底面近傍にこれに平行
に配置し、その1側の垂直管部1bの上部を該水
位Hより垂直上方に導出し、その他側の垂直管部
1cを該水位Hより垂直上方に導出するようにし
た。かくして、該1側の垂直管部1bは空気圧入
管1bとし、該他側の垂直管部1cは、排出口側
管1cとした。
該排出口側管1cの上端排出口6には、外部側
方に延びる柔軟な延長管7を接続し、所定の場所
に該延長管7の排出口6を介して給水できるよう
にした。前記の空気圧送装置3は、一般のエアコ
ンプレツサーや各種構造のイオン発生器である。
イオン発生器としては、先に出願人が実用新案
登録1655758号、同1670695号などに開示した装置
が好ましい。
更に、本考案によれば、該屈曲管1の排出口側
管1cの下部に孔8をその側壁に穿設し、その管
1内に、該孔8を介して管1外の水槽2内の水
が、その水圧により流入し、管1内に水が満たさ
れ、管1外と同じ水位Hが維持されると共に、後
記するように、作動時、管1内に圧入する空気と
共にその空気排出側管1c内を水が上昇し、該上
端排出口6より空気を含んだ水が放出供給せしめ
られるようにした。
上記の図示の本考案揚水器は、次のように作動
する。
即ち、該水槽2内に、屈曲管1をその中間下部
を所定の深さまで設置する前又は後に、仮想線で
示す所定の水位まで水を満たす。この状態から、
該空気圧送装置3を始動すると、圧縮空気は、該
管1内に入り、その空気圧入側管1b、水平管部
1aを介し空気排出側管1cを上昇しその排出口
6より放出されるが、その圧送空気に伴ない管1
内の水も排出口側管1cを介し上昇し排出口6を
介し延長管7より放出されるので、結局、該排出
管1cは、空気/水混合の排出口側管1cとして
作用し、その排出口6より、エア混入により水が
断続的に分散供給される。1方、同時に、垂直の
該空気/水混合排出口側管1cの下部に予め開け
てある孔8には、外部の水が、該水槽2内の水圧
がかかると共に、該管1c内の空気と水はその上
端開口部6に向つて上昇するので、該孔8を介
し、該管1c内に外部の水が管1c内に流入しつ
づけて、前記の空気混入水の連続的放水が可能と
なる。
該空気圧送装置3が、アルフアーイオン発生装
置を使用した場合は、該屈曲管1内を通過中に、
水に溶け込み、イオン化水として放出され、又そ
の1部はイオンを包む空気として、外部の貯水タ
ンク、水耕栽培の容器内の液肥、養魚池などに吹
き込み供給しその水をイオン化せしめ有効に利用
することができる。
多くの試験研究によれば、孔8の位置は、耕出
口側管1cの下端に近い位置で且つ上昇する管内
水流に沿う管側壁面に設けることが必要であるこ
とがわかつた。又孔8の大きさは、管1の内径又
は開口面積より小さいことが好ましい。その理由
は、孔8より流入する水の重力が、該排出口側管
1c内に溜まつた水を上部に押し上げる空気の力
よりも小さくして、断続揚水を可能にすることと
併せて孔8からの管1内に送られて来る空気の流
出を防止しその排出口6に作用することができる
からである。孔8の形状は、図示の例では円形で
あるが、矩形、正方形、スリツト状など任意であ
る。
このように本器は、管1内の水は、空気圧送装
置3から管2内へ圧送される空気圧と孔8の上方
に働く水圧と管1外の凹部2内の水面から孔8の
までの深さに応じた水圧などの連係作用で、連続
的な放水供給ができる。
かくして、イオン化した水、液肥などの供給水
の放出は、圃場、水耕栽培、温室園芸などの潅
水、養魚槽など、酸素の補給、イオン化水の供給
に極めて簡単な構造により、簡単且つ安価に用い
ることができ有利である。
更に、本考案の揚水器として、一旦供給した水
の過剰水をもとの水槽2にもどし、循環供給式と
することにより、水耕栽培に使用し、特に有利に
構成する場合もある。即ち、図示の例において、
該水槽2の外部に、内部に人口砂粒などを充填し
た苗床を収容した水耕栽培用容器9を用意し、該
容器9の側壁上部に1端を容器9内部の上部空間
と連通せしめた環流管10の他端を前記水槽2内
上部空間に臨ませて構成した。
図示の例で、容器9は複数段から成る段階式と
し、例えば、第1容器9aとこれより背の低い第
2容器9bとから構成し、その第1容器9aの側
壁上部より該流管11を第2容器9bの上部に臨
ませて構成した。家庭用揚水器としては、空気圧
送装置3は、比較的小型のモーターを使用するこ
とが好ましい。かくして、本器は、水槽2内の例
えば液肥は、該屈曲管1より該水耕栽培容器9内
に連続的に供給しても、その過剰分は、該還流管
10を介して水槽2内に戻されるので、モーター
3を長期に亘り連絡運転することができ、旅行な
どで留守にしても差支えない。而も、この場合、
水槽2内の水位は、その還流水により水槽2内の
水位は長期に亘り深く維持でき、したがつて所要
の水位を維持でき、良好な揚水給水作業が可能と
なる。
〔考案の効果〕
本考案は、請求項1に記載のように、屈曲管を
凹部内にその中間屈曲部を下向きに収容し、且つ
その排出口側管の下部に孔を穿設したので、その
1端開口部より空気圧送装置により管内に空気を
圧送するときは、その他端開口部より空気を混入
した水が分散放水され、空気にイオンを含ませて
圧送する場合には、イオン化水を放出でき、植物
などの生育の向上を、簡単な構造で容易になし得
られる。更に請求項2に係る本考案揚水器は、還
流管を介して一旦放出した水を水槽内に戻す構成
としたので、安定良好な水耕栽培、養魚などが長
期に亘り可能となり、家庭用などに使用し便利で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の揚水器の側面線図を示す。 1……屈曲管、1a……中間部、1b……空気
圧入側管、1c……排出口側管、2……凹部、水
槽、3……空気圧送装置、H……水位、6……排
出口、8……孔、9……容器、10……還流管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 中間部を谷状に屈曲した管を、その中間部を
    下向きにして、静水又は流水の凹所内の水位下
    に位置せしめると共にその1端開口部を外部の
    空気圧送装置に接続する1方、その他端開口部
    を水位より上方へ導出せしめて、排出口として
    設定し、且つ該凹所内に深く位置する管中間部
    の排出口側管部の下部に、管内を流れる流水に
    沿う壁面に孔を穿設して成る揚水器。 2 該水槽の外部に栽培容器と該容器より導出し
    該水槽に連通する還流管とを備えた請求項1の
    揚水器。
JP76488U 1988-01-07 1988-01-07 Expired JPH0335920Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP76488U JPH0335920Y2 (ja) 1988-01-07 1988-01-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP76488U JPH0335920Y2 (ja) 1988-01-07 1988-01-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01105800U JPH01105800U (ja) 1989-07-17
JPH0335920Y2 true JPH0335920Y2 (ja) 1991-07-30

Family

ID=31200072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP76488U Expired JPH0335920Y2 (ja) 1988-01-07 1988-01-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0335920Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01105800U (ja) 1989-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5557885A (en) Hydroponic planter
US4951416A (en) Nutrient supply system for hydroponic systems
US9277696B2 (en) Methods for growing living organisms
US10869436B2 (en) Hydroponic growing system
US8225549B2 (en) Apparatus for aeroponically growing and developing plants
KR101585754B1 (ko) 수경재배 화분
US4527353A (en) Irrigation/fertilization control and distribution system
US4016677A (en) Air pulsed hydroponic unit
EP1509077B1 (en) Container for irrigation by capillarity
US3902825A (en) Temperature controlled automatic water dispenser to provide subsurface irrigation for orchard, farm & vineyard plants
US20020116870A1 (en) Automatic houseplant watering apparatus for homes and offices
JPH0335920Y2 (ja)
US5337515A (en) Hydroponic gardening method and apparatus
US20200008374A1 (en) Portable hydroponic ebb and flow system
US7082715B2 (en) Watering device
KR100301278B1 (ko) 양액자동공급장치
JPH06303860A (ja) 植物栽培における自動灌水装置
KR100799756B1 (ko) 산소 함유 액비의 제조장치
CN2322383Y (zh) 定位滴灌装置
US2304846A (en) Fertilizing apparatus
CN214206676U (zh) 一种园林绿化用节水滴灌装置
CN219019840U (zh) 一种盆栽浇水施肥装置
JPH0143531B2 (ja)
JP3011022U (ja) 水耕栽培装置
SU1424775A1 (ru) Автоматическа установка дл выращивани растений