JPH0335909Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0335909Y2 JPH0335909Y2 JP1983093091U JP9309183U JPH0335909Y2 JP H0335909 Y2 JPH0335909 Y2 JP H0335909Y2 JP 1983093091 U JP1983093091 U JP 1983093091U JP 9309183 U JP9309183 U JP 9309183U JP H0335909 Y2 JPH0335909 Y2 JP H0335909Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge
- annular ceramic
- ceramic disk
- metal ring
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 25
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 5
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 2
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 考案の目的
本考案は、水中ポンプのサクシヨンカバーに関
するものである。
するものである。
水中で使用されるポンプは、土砂類を吸引する
ためサクシヨンカバー盤面の磨耗が激しく、磨耗
した場合にはポンプ性能を低下させないために新
しいものと交換する必要があり、修理費が高くつ
くという点に問題を有している。特にポンプ吸込
孔の孔縁部またはサクシヨンカバーの盤面上に夾
雑物切断刃を附設した、いわゆるカツター付ポン
プでは切断刃の磨耗が激しいものである。
ためサクシヨンカバー盤面の磨耗が激しく、磨耗
した場合にはポンプ性能を低下させないために新
しいものと交換する必要があり、修理費が高くつ
くという点に問題を有している。特にポンプ吸込
孔の孔縁部またはサクシヨンカバーの盤面上に夾
雑物切断刃を附設した、いわゆるカツター付ポン
プでは切断刃の磨耗が激しいものである。
本考案の目的は、耐磨耗性に優れて長期の使用
に耐え、且つ長期使用により盤面や刃部が磨耗す
るに至つた場合でも、修理費が僅少で済むサクシ
ヨンカバーを提供することにある。
に耐え、且つ長期使用により盤面や刃部が磨耗す
るに至つた場合でも、修理費が僅少で済むサクシ
ヨンカバーを提供することにある。
(2) 考案の構成
本考案に係る水中ポンプのサクシヨンカバー
は、 内周面に凹段部を設け外縁部分をポンプケーシ
ングへの取付フランジに形成した金属環と、中央
に吸込孔を設けた環状セラミツク盤とからなり、 羽根板端縁と対向してカツター機構を構成する
夾雑物切断刃が、前記環状セラミツク盤の表面ま
たは吸込孔の孔縁部に刻設されており、 環状セラミツク盤の一面が羽根板端縁への対向
面となり、または環状セラミツク盤の他面が羽根
板端縁への対向面となるように、 該環状セラミツク盤の外周面を前記金属環の内
周面へ焼嵌めにより嵌着させたのである。
は、 内周面に凹段部を設け外縁部分をポンプケーシ
ングへの取付フランジに形成した金属環と、中央
に吸込孔を設けた環状セラミツク盤とからなり、 羽根板端縁と対向してカツター機構を構成する
夾雑物切断刃が、前記環状セラミツク盤の表面ま
たは吸込孔の孔縁部に刻設されており、 環状セラミツク盤の一面が羽根板端縁への対向
面となり、または環状セラミツク盤の他面が羽根
板端縁への対向面となるように、 該環状セラミツク盤の外周面を前記金属環の内
周面へ焼嵌めにより嵌着させたのである。
(3) 実施例
実施例の図面について説明すると、1は内周面
に凹段部2を設け外縁部分をポンプケーシング8
への取付フランジ7に形成した金属環、3は中央
に吸込孔4を設けた環状セラミツク盤である。そ
して金属環1の内周面と、環状セラミツク盤3の
外周面とを焼嵌めによつて装着させることによ
り、環状セラミツク盤3の周辺部が凹段部2に支
承された状態で金属環1と一体に結合する。9…
…9は夾雑物切断刃であつて、セラミツク盤3の
盤面表部にこれを形成する場合には溝状に刻設
し、また、吸込孔4の孔縁部にこれを形成する場
合には鋸歯状に刻設することにより、ポンプイン
ペラー6の羽根板端縁6eと協動するカツター機
構が構成される。
に凹段部2を設け外縁部分をポンプケーシング8
への取付フランジ7に形成した金属環、3は中央
に吸込孔4を設けた環状セラミツク盤である。そ
して金属環1の内周面と、環状セラミツク盤3の
外周面とを焼嵌めによつて装着させることによ
り、環状セラミツク盤3の周辺部が凹段部2に支
承された状態で金属環1と一体に結合する。9…
…9は夾雑物切断刃であつて、セラミツク盤3の
盤面表部にこれを形成する場合には溝状に刻設
し、また、吸込孔4の孔縁部にこれを形成する場
合には鋸歯状に刻設することにより、ポンプイン
ペラー6の羽根板端縁6eと協動するカツター機
構が構成される。
長期の使用により、羽根板端縁6eと対向する
環状セラミツク盤3の一面5aが磨耗した場合、
或は羽根板端縁6eと対向してカツター機構を構
成している夾雑物切断刃9……9の刃縁が磨耗し
た場合には、金属環1の内周面凹段部2から環状
セラミツク盤3を分離させ、磨耗面を裏返しにし
て再び焼嵌めにより装着させ、環状セラミツク盤
3の他面5bを羽根板端縁6eに対向させる。こ
の裏返し面も磨耗するに至れば環状セラミツク盤
3を新しいものと交換することになるが、母材た
る金属環1は磨耗しないので、交換の必要はな
い。
環状セラミツク盤3の一面5aが磨耗した場合、
或は羽根板端縁6eと対向してカツター機構を構
成している夾雑物切断刃9……9の刃縁が磨耗し
た場合には、金属環1の内周面凹段部2から環状
セラミツク盤3を分離させ、磨耗面を裏返しにし
て再び焼嵌めにより装着させ、環状セラミツク盤
3の他面5bを羽根板端縁6eに対向させる。こ
の裏返し面も磨耗するに至れば環状セラミツク盤
3を新しいものと交換することになるが、母材た
る金属環1は磨耗しないので、交換の必要はな
い。
(4) 考案の効果
本考案サクシヨンカバーにおいては、ポンプイ
ンペラー6への対向面がセラミツク材により構成
され、かつ、羽根板端縁6eと協動するカツター
機構を有するため、吸液中に混在する夾雑物を強
力に破截することができ、耐磨耗性に優れ長期の
使用に耐え得るという利点がある。そして金属環
1と環状セラミツク盤3とが焼嵌めにより結合さ
れているのであるから、長期使用により環状セラ
ミツク盤3の盤面表部が磨耗するに至つた場合で
も、金属環1から環状セラミツク盤3を分離させ
て該セラミツク盤3のみを交換すれば足りるので
あつて、修埋費が僅少で済み極めて経済的であ
る。また、環状セラミツク盤3の磨耗面を裏返し
にして再使用することもできるのである。
ンペラー6への対向面がセラミツク材により構成
され、かつ、羽根板端縁6eと協動するカツター
機構を有するため、吸液中に混在する夾雑物を強
力に破截することができ、耐磨耗性に優れ長期の
使用に耐え得るという利点がある。そして金属環
1と環状セラミツク盤3とが焼嵌めにより結合さ
れているのであるから、長期使用により環状セラ
ミツク盤3の盤面表部が磨耗するに至つた場合で
も、金属環1から環状セラミツク盤3を分離させ
て該セラミツク盤3のみを交換すれば足りるので
あつて、修埋費が僅少で済み極めて経済的であ
る。また、環状セラミツク盤3の磨耗面を裏返し
にして再使用することもできるのである。
第1図は本考案サクシヨンカバーの縦断側面
図、第2図は本考案サクシヨンカバーを構成する
金属環の平面図、第3図はその縦断側面図、第4
図は本考案サクシヨンカバーを構成する環状セラ
ミツク盤の平面図、第5図はその縦断側面図、第
6図は本考案サクシヨンカバーを用いた水中ポン
プの要部縦断側面図である。 1……金属環、3……環状セラミツク盤、4…
…吸込孔、5a……環状セラミツク盤の一面、5
b……環状セラミツク盤の他面、6e……羽根板
端縁、7……取付フランジ、8……ポンプケーシ
ング、9……夾雑物切断刃。
図、第2図は本考案サクシヨンカバーを構成する
金属環の平面図、第3図はその縦断側面図、第4
図は本考案サクシヨンカバーを構成する環状セラ
ミツク盤の平面図、第5図はその縦断側面図、第
6図は本考案サクシヨンカバーを用いた水中ポン
プの要部縦断側面図である。 1……金属環、3……環状セラミツク盤、4…
…吸込孔、5a……環状セラミツク盤の一面、5
b……環状セラミツク盤の他面、6e……羽根板
端縁、7……取付フランジ、8……ポンプケーシ
ング、9……夾雑物切断刃。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 内周面に凹段部2を設け外縁部分をポンプケー
シング8への取付フランジ7に形成した金属環1
と、中央に吸込孔4を設けた環状セラミツク盤3
とからなり、 羽根板端縁6eと対向してカツター機構を構成
する夾雑物切断刃9が、前記環状セラミツク盤3
の表面または吸込孔4の孔縁部に刻設されてお
り、 環状セラミツク盤3の一面5aが羽根板端縁6
eへの対向面となり、または環状セラミツク盤3
の他面5bが羽根板端縁6eへの対向面となるよ
うに、 該環状セラミツク盤3の外周面を前記金属環1
の内周面へ焼嵌めによ嵌着させたことを特徴とす
る、 水中ポンプのサクシヨンカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9309183U JPS601990U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 水中ポンプ等のサクシヨンカバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9309183U JPS601990U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 水中ポンプ等のサクシヨンカバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS601990U JPS601990U (ja) | 1985-01-09 |
JPH0335909Y2 true JPH0335909Y2 (ja) | 1991-07-30 |
Family
ID=30223700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9309183U Granted JPS601990U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 水中ポンプ等のサクシヨンカバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601990U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141104B2 (ja) * | 1972-11-20 | 1976-11-08 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141104U (ja) * | 1974-09-21 | 1976-03-26 |
-
1983
- 1983-06-16 JP JP9309183U patent/JPS601990U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141104B2 (ja) * | 1972-11-20 | 1976-11-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS601990U (ja) | 1985-01-09 |
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