JPH0335878B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0335878B2 JPH0335878B2 JP60033693A JP3369385A JPH0335878B2 JP H0335878 B2 JPH0335878 B2 JP H0335878B2 JP 60033693 A JP60033693 A JP 60033693A JP 3369385 A JP3369385 A JP 3369385A JP H0335878 B2 JPH0335878 B2 JP H0335878B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thickness
- matching layer
- acoustic matching
- range
- piezoelectric material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 54
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 24
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims description 23
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 19
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 7
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 48
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 17
- 230000004044 response Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 7
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 6
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 description 3
- 239000002033 PVDF binder Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920002981 polyvinylidene fluoride Polymers 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910002113 barium titanate Inorganic materials 0.000 description 1
- JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N barium titanate Chemical compound [Ba+2].[Ba+2].[O-][Ti]([O-])([O-])[O-] JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- NKZSPGSOXYXWQA-UHFFFAOYSA-N dioxido(oxo)titanium;lead(2+) Chemical compound [Pb+2].[O-][Ti]([O-])=O NKZSPGSOXYXWQA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052451 lead zirconate titanate Inorganic materials 0.000 description 1
- HFGPZNIAWCZYJU-UHFFFAOYSA-N lead zirconate titanate Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[O-2].[O-2].[Ti+4].[Zr+4].[Pb+2] HFGPZNIAWCZYJU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 229920006267 polyester film Polymers 0.000 description 1
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 1
- 239000002861 polymer material Substances 0.000 description 1
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 1
- 230000008685 targeting Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01H—MEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
- G01H11/00—Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves by detecting changes in electric or magnetic properties
- G01H11/06—Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves by detecting changes in electric or magnetic properties by electric means
- G01H11/08—Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves by detecting changes in electric or magnetic properties by electric means using piezoelectric devices
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10K—SOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10K11/00—Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
- G10K11/18—Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound
- G10K11/20—Reflecting arrangements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S310/00—Electrical generator or motor structure
- Y10S310/80—Piezoelectric polymers, e.g. PVDF
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
A 技術分野
本発明は、超音波探触子に係り、特に水中ある
いは生体などを対象として使用するに好適な超音
波探触子に関する。 B 先行技術とその問題点 超音波探触子の圧電材としては、従来、チタン
酸ジルコン酸鉛や、チタン酸バリウム、チタン酸
鉛などのセラミツク系圧電材、あるいはポリフツ
化ビニリデンなどの高分子系電材、高分子系とセ
ラミツク系の複合系圧電材が良く知られている。 高分子系圧電材と複合系圧電材はセラミツク系
に比べて、加工性に優れかつ音響インピーダンス
が低いことから、近年、水中あるいは生体を対象
とした超音波探触子に広く用いられるようになつ
てきた。 高分子系圧電材を用いてなる超音波探触子の断
面構造の一例を第2図に示す。同図に示すよう
に、高分子系の平板状圧電材の対向する主面に一
対の電極(図示していない)を設けて、圧電体1
が形成されており、この圧電体1は反射板2を介
して保持体3に固着されている。 このように構成される超音波探触子を、λ1/4
の駆動波形で駆動するいわゆるλ1/4駆動方式の
場合には、圧電体1の厚さをλ1/4にすると感度
が最大になるということが知られている。なお、
λ1は圧電体1の自由共振周波数の1/2の周波数に
おける圧電体1内の音波波長である。 通常、反射板2の厚さは、このλ2/4(λ2は、
反射板内の音波波長)に設定されていたが、その
厚さをλ2/4より薄くして高分子系圧電材が有す
る可撓性を発揮させるとともに、より高効率、広
帯域のものとすることが提案されている(特公昭
59−9000号公報)。 ここで、反射板2の厚さを0〜λ2/3で変化さ
せたときの超音波探触子の感度および応答性につ
いての解析結果を第3図に示す。解析法は、特願
昭59−40485号に記載のように、単パルス電圧を
印加したときに発生する圧力波の振幅を漸化式に
よつて解析する原理に沿つたものである。第3図
の横軸は反射板2の厚さを、縦軸は感度(相対
値)と応答性をそれぞれ表わし、図中線SとRは
それぞれ感度と応答性の解析データを示してお
り、は周波数(MHz)である。また、各部の材
料と音響インピーダンスを第1表に示す。第3図
からわかるように、反射板2の厚さがλ2/30〜
11λ2/60の範囲(A−A′)において、感度と応
答性がλ2/4の厚さのものよりも上まわつてお
り、このことは前記特公昭59−9000号公報に示さ
れた内容と一致している。 ところで、高分子系あるいは複合系の圧電材を
用いて超音波探触子を形成する場合、圧電体1の
表面、つまり超音波を送受信する面には、圧電材
および電極を保護するため、第1図に示すように
保護層としての音響整合層4が設けられ、この層
を介して被検体5に接触させて使用されるのが常
である。 しかしながら、上記公報に示された内容は、音
響整合層を有しないものであり、かつ高分子系の
圧電体にかかるものに止まるものであつた。一般
に音響整合層の厚さと音響インピーダンスは、超
音波探触子の諸特性を左右する重要な因子であ
り、従来、その層の厚さはλ3/4(λ3は音響整合
層内の音波波長)が好ましいとして常識化されて
いたが、果してλ3/4が最適か否かということ、
特に反射板の厚さとの関係については何ら究明さ
れていなかつた。 発明の目的 本発明の目的は、上記先行技術の問題点を解決
し、高分子系圧電材あるいは高分子とセラミツク
とを複合した複合系圧電材とからなる圧電体をを
用い、その一方の面に反射板を、他方の面に音響
整合層を有する超音波探触子にて、その可撓性を
損なわずに、かつ感度および応答性を高めてより
広帯域化を図るように反射板の厚さと、音響整合
層の厚さおよび音響インピーダンスとの適正化を
図つた超音波探触子を提供することにある。 本発明は、上記目的を達成するために、圧電体
が、その音響インピーダンスが2.5X106〜5.0X106
Kg/m2・sの範囲の高分子系の圧電材からなり、
反射板の厚さが、圧電体の自由共振周波数の1/2
の周波数における当該反射板内の音波波長をλ2と
表わしたとき、3λ2/120〜22λ2/120の範囲の厚
さに形成され、音響整合層が、その音響インピー
ダンスが1.6X106〜2.5X106Kg/m2・sの範囲にあ
る材料を含み、その厚さが、圧電体の自由共振周
波数の1/2周波数における当該音響整合層内の波
長をλ2と表わしたとき、26λ3/120〜32λ3/120の
範囲の厚さに形成されたことを特徴とする。 また、圧電体が、その音響インピーダンスが
5.0X106〜15.0X106Kg/m2・sの範囲となる高分
子とセラミツクとの複合系の圧電材からなり、反
射板の厚さが、圧電体の自由共振周波数の1/2の
周波数における当該反射板内の音波波長をλ2と表
わしたとき、4λ2/120〜21λ2/120の範囲の厚さ
に形成され、音響整合層が、音響インピーダンス
が1.6X106〜4.0X106Kg/m2・sの範囲にある材料
を含み、その厚さが、圧電体の自由共振周波数の
1/2の周波数における当該音響整合層内の波長を
λ3と表わしたとき、22λ3/120〜30λ3/120の範囲
の厚さに形成されたことを特徴とする。 発明の具体的説明 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 本発明にかかる超音波探触子は第1図に示した
断面構造を有するものであり、反射板2の厚さに
対して適な解析結果が得られた実施例の音響整合
層4の厚さを、第4図と第5図にグラフにして示
す。各実施例の各部材料と音響インピーダンス
は、第1表に示すようになつており、特に第4図
と第5図とは第4図の圧電体1が高分子系の
PVF2であるのに対し、第5図のは複合系のもの
であるという点で異なる。なお、高分子系の圧電
体の音響インピーダンスとしては、2.5X106〜
5.0X106Kg//m2・sの圧電材があるが、この実
施例においてはその中から第1表に示すように音
響インピーダンスが4.0X106Kg/m2・sのPVF2
(ポリフツ化ビニリデン)を例に挙げている。ま
た、複合系の圧電体は、高分子とセラミツクの配
合比によつてその音響インピーダンスを可変で
き、その値は、上記高分子系の圧電材の音響イン
ピーダンスの範囲を含む2.5X106〜15.0X106Kg/
m2・sとなるが、この実施例においては、その中
から第1表に示すように、10.0X106Kg/m2・sの
ものを例に挙げて説明する。また、音響整合層4
の材料としては周知のポリエステルあるいはポリ
イミドフイルム等高分子材料又は高分子複合材料
を用いることができる。それら図において、音響
整合層4の厚さは右側の縦軸に示し、最適な音響
整合層4の厚さの解析データは図示線Tにて示さ
れている。 まず、第4図に示したものは、第3図のものに
音響整合層4を設けたものであり、圧電体1の音
響インピーダンスと負荷5の音響インピーダンス
によつて音響整合層4の最適な音響インピーダン
スが決定されるのであるが、この場合は第1表に
示すように2.0×106Kg/m2・sとなる。その値の
決定法は、本願出願人と同一の出願人による特願
昭59−40485号に記載のように、圧電体1に単パ
ルス電圧を印加したときに発生する圧力波の振幅
を漸化式によつて解析する原理に沿つて得られた
ものである。この解析法によれば、音響インピー
ダンスが2.5X106〜5.0X106Kg/m2・sの範囲の高
分子系圧電体1に対しては、音響整合層4の音響
インピーダンスが1.6X106〜2.5X106Kg/m2・sの
範囲にて最適値となり、この実施例においては、
4.0X106Kg/m2・sの圧電体1に対して上記値が
選択されている。また、負荷5としては水又は生
体を対象としている。第4図の線Tは音響整合層
4の厚さが最適な実施例を示している。即ち、感
度Sを損うことなく応答性Rが改良される音響整
合層4の厚さは反射板2の厚さによつて異なつて
いる。同図から、最適な音響整合層4の厚さの範
囲は、反射板2の厚さが4λ2/120〜22λ2/120の
範囲B−B′において、26λ3/120〜32λ3/120の
範囲C−C′となることが判る。 同様に、第5図の線Tは、圧電体1に複合系の
電圧材を用いた実施例にかかる音響整合層4の最
適な厚さを与えており、図から適な音響整合層4
の厚さの範囲は、反射板2の厚さが4λ2/120〜
18λ2/120の範囲F−F′において、22λ3/120〜
28λ3/120の範囲G−G′となることが判る。な
お、この第5図の場合、その音響整合層4の音響
インピーダンスは、第4図の場合と同様の解析法
により求められており、第1表に示すようにその
値が2.5X106Kg/m2・sとなつているが、2.5X106
〜15X106Kg/m2・sの範囲の音響インピーダン
スにおける複合系の圧電体1に対しては、その音
響整合層4の音響インピーダンスは、1.6X106〜
4.0X106Kg/m2・sの範囲にて最適値となり、そ
の中からこの実施例においては上記値を例に挙げ
ている。 ここで、比較のため、第6図に音響整合層4の
ないもの、第7図に音響整合層4の厚さを一定値
のλ3/4としたもの感度と応答性を示す。即ち、
第6図のものは第2図の断面構造、第7図のもの
は第1図の断面構造のものであり、他の条件は第
1表に示すように、第5図と同一である。 第6図から判るように、反射板2の厚さをλ2/
4よりも薄い8λ2/120〜30λ2/120の範囲D−
D′にすれば、感度Sを損うことなく応答性Rを
向上させることができる。 また、第7図か判るように、λ3/4厚さの音響
整合層4を設けることによつて、反射板2の厚さ
が8λ2/120〜30λ2/120の範囲E−E′において、
応答性Rが著るしく向上され、かつ感度も若干向
上されている。 さて、これらと第5図とを比較すると、第7図
に示す従来のλ3/4厚さの音響整合層4を有する
超音波探触子の感度および応答性よりも、第5図
に示すように、音響整合層4の厚みが22λ3/120
〜28λ3/120の範囲G−G′において、それらの特
性が向上改善されていることが判る。 これらのことから、反射板2が存在することに
よつて音響整合層4の最適な厚さは、λ3/4より
も薄い方へシフトされることが示されたことにな
る。 また、反射板2の厚さを限りなく薄くして、例
えば零にすると、超音波探触子全体は、いわゆる
通常のλ1/2駆動に移行してゆくのであるが、こ
の場合圧電体1をλ/4駆動すると、最適な音響
整合層4の厚さはλ3/4×1/2=λ3/8となるこ
とは言うまでもない。これは、第5図において、
反射板2の厚さが零に対応する音響整合層4の最
適な厚さをみて明らかである。なお、上記実施例
においては、圧電体1の音響インピーダンスが、
高分子系にて4.0X106(Kg/m2・s)の場合、およ
び複合系にて10.0X106(Kg/m2・s)の場合を例
に挙げて説明したが、上記と同様の実験にて、圧
電体1の音響インピーダンスがそれぞれ2.5X106,
5.0X106,15.0X106(Kg/m2・s)の場合における
音響整合層4の音響インピーダンスおよび厚さと
反射板2の厚さをそれぞれ求めると、第2表のよ
うになつた。すなわち、高分子系の下限値の音響
インピーダンス2.5X106Kg/m2・sの圧電体1に
おいては、音響整合層4の音響インピーダンスが
1.7X106(Kg/m2・s)にて最適値となり、そのと
きの反射板2の最適な厚さは、3λ2/120〜22λ2/
120の範囲の厚さとなり、この条件下にて、音響
整合層2の最適な厚さは、29λ3/120〜32λ3/120
の範囲の厚さとなつた。同様に、5.0X106(Kg/
m2・s)の圧電体1の場合には、音響整合層4の
音響インピーダンスは、2.5X106(Kg/m2・s)に
て最適値となり、そのときの反射板2の最適な厚
さは4λ2/120〜21λ2/20の範囲の厚さとなり、そ
の条件下にて、音響整合層4の厚さは26λ3/120
〜30λ3/120の範囲の厚さにて最適値となつた。
さらに、複合系の圧電体1における上限値の音響
インピーダンス15.0X106(Kg/m2・s)において
は、音響整合層4の音響インピーダンスは、
3.0X106(Kg/m2・s)にて最適値となり、反射板
2の厚さは5λ2/120〜15λ2/120にて最適値とな
り、この条件下にて音響整合層4の最適な厚さは
22λ3/120〜27λ3/120となつた。
いは生体などを対象として使用するに好適な超音
波探触子に関する。 B 先行技術とその問題点 超音波探触子の圧電材としては、従来、チタン
酸ジルコン酸鉛や、チタン酸バリウム、チタン酸
鉛などのセラミツク系圧電材、あるいはポリフツ
化ビニリデンなどの高分子系電材、高分子系とセ
ラミツク系の複合系圧電材が良く知られている。 高分子系圧電材と複合系圧電材はセラミツク系
に比べて、加工性に優れかつ音響インピーダンス
が低いことから、近年、水中あるいは生体を対象
とした超音波探触子に広く用いられるようになつ
てきた。 高分子系圧電材を用いてなる超音波探触子の断
面構造の一例を第2図に示す。同図に示すよう
に、高分子系の平板状圧電材の対向する主面に一
対の電極(図示していない)を設けて、圧電体1
が形成されており、この圧電体1は反射板2を介
して保持体3に固着されている。 このように構成される超音波探触子を、λ1/4
の駆動波形で駆動するいわゆるλ1/4駆動方式の
場合には、圧電体1の厚さをλ1/4にすると感度
が最大になるということが知られている。なお、
λ1は圧電体1の自由共振周波数の1/2の周波数に
おける圧電体1内の音波波長である。 通常、反射板2の厚さは、このλ2/4(λ2は、
反射板内の音波波長)に設定されていたが、その
厚さをλ2/4より薄くして高分子系圧電材が有す
る可撓性を発揮させるとともに、より高効率、広
帯域のものとすることが提案されている(特公昭
59−9000号公報)。 ここで、反射板2の厚さを0〜λ2/3で変化さ
せたときの超音波探触子の感度および応答性につ
いての解析結果を第3図に示す。解析法は、特願
昭59−40485号に記載のように、単パルス電圧を
印加したときに発生する圧力波の振幅を漸化式に
よつて解析する原理に沿つたものである。第3図
の横軸は反射板2の厚さを、縦軸は感度(相対
値)と応答性をそれぞれ表わし、図中線SとRは
それぞれ感度と応答性の解析データを示してお
り、は周波数(MHz)である。また、各部の材
料と音響インピーダンスを第1表に示す。第3図
からわかるように、反射板2の厚さがλ2/30〜
11λ2/60の範囲(A−A′)において、感度と応
答性がλ2/4の厚さのものよりも上まわつてお
り、このことは前記特公昭59−9000号公報に示さ
れた内容と一致している。 ところで、高分子系あるいは複合系の圧電材を
用いて超音波探触子を形成する場合、圧電体1の
表面、つまり超音波を送受信する面には、圧電材
および電極を保護するため、第1図に示すように
保護層としての音響整合層4が設けられ、この層
を介して被検体5に接触させて使用されるのが常
である。 しかしながら、上記公報に示された内容は、音
響整合層を有しないものであり、かつ高分子系の
圧電体にかかるものに止まるものであつた。一般
に音響整合層の厚さと音響インピーダンスは、超
音波探触子の諸特性を左右する重要な因子であ
り、従来、その層の厚さはλ3/4(λ3は音響整合
層内の音波波長)が好ましいとして常識化されて
いたが、果してλ3/4が最適か否かということ、
特に反射板の厚さとの関係については何ら究明さ
れていなかつた。 発明の目的 本発明の目的は、上記先行技術の問題点を解決
し、高分子系圧電材あるいは高分子とセラミツク
とを複合した複合系圧電材とからなる圧電体をを
用い、その一方の面に反射板を、他方の面に音響
整合層を有する超音波探触子にて、その可撓性を
損なわずに、かつ感度および応答性を高めてより
広帯域化を図るように反射板の厚さと、音響整合
層の厚さおよび音響インピーダンスとの適正化を
図つた超音波探触子を提供することにある。 本発明は、上記目的を達成するために、圧電体
が、その音響インピーダンスが2.5X106〜5.0X106
Kg/m2・sの範囲の高分子系の圧電材からなり、
反射板の厚さが、圧電体の自由共振周波数の1/2
の周波数における当該反射板内の音波波長をλ2と
表わしたとき、3λ2/120〜22λ2/120の範囲の厚
さに形成され、音響整合層が、その音響インピー
ダンスが1.6X106〜2.5X106Kg/m2・sの範囲にあ
る材料を含み、その厚さが、圧電体の自由共振周
波数の1/2周波数における当該音響整合層内の波
長をλ2と表わしたとき、26λ3/120〜32λ3/120の
範囲の厚さに形成されたことを特徴とする。 また、圧電体が、その音響インピーダンスが
5.0X106〜15.0X106Kg/m2・sの範囲となる高分
子とセラミツクとの複合系の圧電材からなり、反
射板の厚さが、圧電体の自由共振周波数の1/2の
周波数における当該反射板内の音波波長をλ2と表
わしたとき、4λ2/120〜21λ2/120の範囲の厚さ
に形成され、音響整合層が、音響インピーダンス
が1.6X106〜4.0X106Kg/m2・sの範囲にある材料
を含み、その厚さが、圧電体の自由共振周波数の
1/2の周波数における当該音響整合層内の波長を
λ3と表わしたとき、22λ3/120〜30λ3/120の範囲
の厚さに形成されたことを特徴とする。 発明の具体的説明 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 本発明にかかる超音波探触子は第1図に示した
断面構造を有するものであり、反射板2の厚さに
対して適な解析結果が得られた実施例の音響整合
層4の厚さを、第4図と第5図にグラフにして示
す。各実施例の各部材料と音響インピーダンス
は、第1表に示すようになつており、特に第4図
と第5図とは第4図の圧電体1が高分子系の
PVF2であるのに対し、第5図のは複合系のもの
であるという点で異なる。なお、高分子系の圧電
体の音響インピーダンスとしては、2.5X106〜
5.0X106Kg//m2・sの圧電材があるが、この実
施例においてはその中から第1表に示すように音
響インピーダンスが4.0X106Kg/m2・sのPVF2
(ポリフツ化ビニリデン)を例に挙げている。ま
た、複合系の圧電体は、高分子とセラミツクの配
合比によつてその音響インピーダンスを可変で
き、その値は、上記高分子系の圧電材の音響イン
ピーダンスの範囲を含む2.5X106〜15.0X106Kg/
m2・sとなるが、この実施例においては、その中
から第1表に示すように、10.0X106Kg/m2・sの
ものを例に挙げて説明する。また、音響整合層4
の材料としては周知のポリエステルあるいはポリ
イミドフイルム等高分子材料又は高分子複合材料
を用いることができる。それら図において、音響
整合層4の厚さは右側の縦軸に示し、最適な音響
整合層4の厚さの解析データは図示線Tにて示さ
れている。 まず、第4図に示したものは、第3図のものに
音響整合層4を設けたものであり、圧電体1の音
響インピーダンスと負荷5の音響インピーダンス
によつて音響整合層4の最適な音響インピーダン
スが決定されるのであるが、この場合は第1表に
示すように2.0×106Kg/m2・sとなる。その値の
決定法は、本願出願人と同一の出願人による特願
昭59−40485号に記載のように、圧電体1に単パ
ルス電圧を印加したときに発生する圧力波の振幅
を漸化式によつて解析する原理に沿つて得られた
ものである。この解析法によれば、音響インピー
ダンスが2.5X106〜5.0X106Kg/m2・sの範囲の高
分子系圧電体1に対しては、音響整合層4の音響
インピーダンスが1.6X106〜2.5X106Kg/m2・sの
範囲にて最適値となり、この実施例においては、
4.0X106Kg/m2・sの圧電体1に対して上記値が
選択されている。また、負荷5としては水又は生
体を対象としている。第4図の線Tは音響整合層
4の厚さが最適な実施例を示している。即ち、感
度Sを損うことなく応答性Rが改良される音響整
合層4の厚さは反射板2の厚さによつて異なつて
いる。同図から、最適な音響整合層4の厚さの範
囲は、反射板2の厚さが4λ2/120〜22λ2/120の
範囲B−B′において、26λ3/120〜32λ3/120の
範囲C−C′となることが判る。 同様に、第5図の線Tは、圧電体1に複合系の
電圧材を用いた実施例にかかる音響整合層4の最
適な厚さを与えており、図から適な音響整合層4
の厚さの範囲は、反射板2の厚さが4λ2/120〜
18λ2/120の範囲F−F′において、22λ3/120〜
28λ3/120の範囲G−G′となることが判る。な
お、この第5図の場合、その音響整合層4の音響
インピーダンスは、第4図の場合と同様の解析法
により求められており、第1表に示すようにその
値が2.5X106Kg/m2・sとなつているが、2.5X106
〜15X106Kg/m2・sの範囲の音響インピーダン
スにおける複合系の圧電体1に対しては、その音
響整合層4の音響インピーダンスは、1.6X106〜
4.0X106Kg/m2・sの範囲にて最適値となり、そ
の中からこの実施例においては上記値を例に挙げ
ている。 ここで、比較のため、第6図に音響整合層4の
ないもの、第7図に音響整合層4の厚さを一定値
のλ3/4としたもの感度と応答性を示す。即ち、
第6図のものは第2図の断面構造、第7図のもの
は第1図の断面構造のものであり、他の条件は第
1表に示すように、第5図と同一である。 第6図から判るように、反射板2の厚さをλ2/
4よりも薄い8λ2/120〜30λ2/120の範囲D−
D′にすれば、感度Sを損うことなく応答性Rを
向上させることができる。 また、第7図か判るように、λ3/4厚さの音響
整合層4を設けることによつて、反射板2の厚さ
が8λ2/120〜30λ2/120の範囲E−E′において、
応答性Rが著るしく向上され、かつ感度も若干向
上されている。 さて、これらと第5図とを比較すると、第7図
に示す従来のλ3/4厚さの音響整合層4を有する
超音波探触子の感度および応答性よりも、第5図
に示すように、音響整合層4の厚みが22λ3/120
〜28λ3/120の範囲G−G′において、それらの特
性が向上改善されていることが判る。 これらのことから、反射板2が存在することに
よつて音響整合層4の最適な厚さは、λ3/4より
も薄い方へシフトされることが示されたことにな
る。 また、反射板2の厚さを限りなく薄くして、例
えば零にすると、超音波探触子全体は、いわゆる
通常のλ1/2駆動に移行してゆくのであるが、こ
の場合圧電体1をλ/4駆動すると、最適な音響
整合層4の厚さはλ3/4×1/2=λ3/8となるこ
とは言うまでもない。これは、第5図において、
反射板2の厚さが零に対応する音響整合層4の最
適な厚さをみて明らかである。なお、上記実施例
においては、圧電体1の音響インピーダンスが、
高分子系にて4.0X106(Kg/m2・s)の場合、およ
び複合系にて10.0X106(Kg/m2・s)の場合を例
に挙げて説明したが、上記と同様の実験にて、圧
電体1の音響インピーダンスがそれぞれ2.5X106,
5.0X106,15.0X106(Kg/m2・s)の場合における
音響整合層4の音響インピーダンスおよび厚さと
反射板2の厚さをそれぞれ求めると、第2表のよ
うになつた。すなわち、高分子系の下限値の音響
インピーダンス2.5X106Kg/m2・sの圧電体1に
おいては、音響整合層4の音響インピーダンスが
1.7X106(Kg/m2・s)にて最適値となり、そのと
きの反射板2の最適な厚さは、3λ2/120〜22λ2/
120の範囲の厚さとなり、この条件下にて、音響
整合層2の最適な厚さは、29λ3/120〜32λ3/120
の範囲の厚さとなつた。同様に、5.0X106(Kg/
m2・s)の圧電体1の場合には、音響整合層4の
音響インピーダンスは、2.5X106(Kg/m2・s)に
て最適値となり、そのときの反射板2の最適な厚
さは4λ2/120〜21λ2/20の範囲の厚さとなり、そ
の条件下にて、音響整合層4の厚さは26λ3/120
〜30λ3/120の範囲の厚さにて最適値となつた。
さらに、複合系の圧電体1における上限値の音響
インピーダンス15.0X106(Kg/m2・s)において
は、音響整合層4の音響インピーダンスは、
3.0X106(Kg/m2・s)にて最適値となり、反射板
2の厚さは5λ2/120〜15λ2/120にて最適値とな
り、この条件下にて音響整合層4の最適な厚さは
22λ3/120〜27λ3/120となつた。
【表】
しかして、第4図および第2表より、圧電体1
の音響インピーダンスが2.5X106〜5.0X106Kg/
m2・sの範囲の高分子系の圧電材の場合、反射板
2の厚さは3λ2/120〜22λ2/120の範囲にて適切
な値となり、この条件下にて、音響整合層4の厚
さは、26λ3/120〜32λ3/120の範囲にて適切な値
となる。同様に、第5図および第2表より、圧電
体1の音響インピーダンスが、5.0X106〜
15.0X106(Kg/m2・s)の範囲の複合系の圧電の
場合、反射板2の厚さは4λ2/120〜21λ2/120の
範囲にて最適値となり、音響整合層4の厚さは、
22λ3/120〜30λ3/120の範囲にて最適値となるこ
とが判かる。 発明の効果 以上説明したように本発明によれば、高分子系
または複合系の圧電体の両面に、音響整合層およ
び反射板を有する超音波探触子において、高分子
系の圧電体の場合には、(3/120〜22/120)Xλ
の厚さの反射板を有し、複合系の場合(4/120
〜21/120)Xλの厚さの反射板を有して、これら
の条件下にて音響整合層の厚さを高分子系の場合
に(26/120〜32/120)Xλの範囲にて選定し、
複合系の場合に(22/120〜30/120)Xλに選定
していることから、感度を損なうことなく応答性
を向上させることができる。したがつて、応答性
の向上により、さらに高周波数のパルスにても適
用することができ、従来よりもさらに広帯域化を
図ることができる。この場合、反射板および音響
整合層の厚さがλ/4以下となるので、高分子系
および複合系の圧電体の可撓性を損なうことなく
薄い超音波探触子を構成することができ、加工性
および被測定物への装着性を容易としてさらに性
能を向上させることができる。
の音響インピーダンスが2.5X106〜5.0X106Kg/
m2・sの範囲の高分子系の圧電材の場合、反射板
2の厚さは3λ2/120〜22λ2/120の範囲にて適切
な値となり、この条件下にて、音響整合層4の厚
さは、26λ3/120〜32λ3/120の範囲にて適切な値
となる。同様に、第5図および第2表より、圧電
体1の音響インピーダンスが、5.0X106〜
15.0X106(Kg/m2・s)の範囲の複合系の圧電の
場合、反射板2の厚さは4λ2/120〜21λ2/120の
範囲にて最適値となり、音響整合層4の厚さは、
22λ3/120〜30λ3/120の範囲にて最適値となるこ
とが判かる。 発明の効果 以上説明したように本発明によれば、高分子系
または複合系の圧電体の両面に、音響整合層およ
び反射板を有する超音波探触子において、高分子
系の圧電体の場合には、(3/120〜22/120)Xλ
の厚さの反射板を有し、複合系の場合(4/120
〜21/120)Xλの厚さの反射板を有して、これら
の条件下にて音響整合層の厚さを高分子系の場合
に(26/120〜32/120)Xλの範囲にて選定し、
複合系の場合に(22/120〜30/120)Xλに選定
していることから、感度を損なうことなく応答性
を向上させることができる。したがつて、応答性
の向上により、さらに高周波数のパルスにても適
用することができ、従来よりもさらに広帯域化を
図ることができる。この場合、反射板および音響
整合層の厚さがλ/4以下となるので、高分子系
および複合系の圧電体の可撓性を損なうことなく
薄い超音波探触子を構成することができ、加工性
および被測定物への装着性を容易としてさらに性
能を向上させることができる。
第1図は本発明にかかる音響整合層を有する超
音波探触子の断面構成図、第2図は音響整合層が
無い超音波探触子の断面構成図、第3図は第2図
図示超音波探触子の反射板の厚さと感度および応
答性の関係を示す線図、第4図は本発明の実施例
にかかり、高分子系圧電材を用いてなる第1図の
超音波探触子にあつて、感度を損うことなく応答
性が向上される反射板の厚さに対する音響整合層
の最適な厚さを示す線図、第5図は本発明の他の
実施例にかかり、複合系圧電材を用いてなる第1
図の超音波探触子にあつて、感度を損うことなく
応答性が向上される反射板の厚さに対する音響整
合層の最適な厚さを示す線図、第6図と第7図は
第5図との比較のための反射板の厚さと感度およ
び応答性の関係を示す線図である。 主要部分の符号の説明、1…圧電体、2…反射
板、4…音響整合層。
音波探触子の断面構成図、第2図は音響整合層が
無い超音波探触子の断面構成図、第3図は第2図
図示超音波探触子の反射板の厚さと感度および応
答性の関係を示す線図、第4図は本発明の実施例
にかかり、高分子系圧電材を用いてなる第1図の
超音波探触子にあつて、感度を損うことなく応答
性が向上される反射板の厚さに対する音響整合層
の最適な厚さを示す線図、第5図は本発明の他の
実施例にかかり、複合系圧電材を用いてなる第1
図の超音波探触子にあつて、感度を損うことなく
応答性が向上される反射板の厚さに対する音響整
合層の最適な厚さを示す線図、第6図と第7図は
第5図との比較のための反射板の厚さと感度およ
び応答性の関係を示す線図である。 主要部分の符号の説明、1…圧電体、2…反射
板、4…音響整合層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 圧電体の一方の面に反射板が、他方の面に音
響整合層が積層されてなる超音波探触子におい
て、 前記圧電体は、音響インピーダンスが2.5X106
〜5.0X106Kg/m2・sの範囲の高分子系の圧電材
からなり、 前記反射板の厚さは、前記圧電体の自由共振周
波数の1/2の周波数における当該反射板内の音波
波長をλ2と表わしたとき、3λ2/120〜22λ2/120
の範囲の厚さに形成され、 前記音響整合層は、音響インピーダンスが
1.6X106〜2.5X106Kg/m2・sの範囲にある材料を
含み、その厚さは、前記圧電体の自由共振周波数
の1/2周波数における当該音響整合層内の波長を
λ3と表わしたとき、26λ3/120〜32λ3/120の範囲
の厚さに形成されたことを特徴とする超音波探触
子。 2 圧電体の一方の面に反射板が、他方の面に音
響整合層が積層されてなる超音波探触子におい
て、 前記圧電体は、音響インピーダンスが5.0X106
〜15.0X106Kg/m2・sの範囲における高分子とセ
ラミツクとの複合系の圧電材からなり、 前記反射板の厚さは、前記圧電体の自由共振周
波数の1/2の周波数における当該反射板内の音波
波長をλ2と表わしたとき、4λ2/120〜21λ2/120
の範囲の厚さに形成され、 前記音響整合層は、音響インピーダンスが
1.6X106〜4.0X106Kg/m2・sの範囲にある材料を
含み、その厚さは、前記圧電体の自由共振周波数
の1/2周波数における当該音響整合層内の波長を
λ3と表わしたとき、22λ3/120〜30λ3/120の範囲
の厚さに形成されたことを特徴とする超音波探触
子。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60033693A JPS61194999A (ja) | 1985-02-23 | 1985-02-23 | 超音波探触子 |
EP86101894A EP0193048B2 (en) | 1985-02-23 | 1986-02-14 | Ultrasonic transducer |
DE8686101894T DE3671800D1 (de) | 1985-02-23 | 1986-02-14 | Ultraschallwandler. |
US07/203,591 US4795935A (en) | 1985-02-23 | 1988-06-02 | Ultrasonic transducer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60033693A JPS61194999A (ja) | 1985-02-23 | 1985-02-23 | 超音波探触子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61194999A JPS61194999A (ja) | 1986-08-29 |
JPH0335878B2 true JPH0335878B2 (ja) | 1991-05-29 |
Family
ID=12393495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60033693A Granted JPS61194999A (ja) | 1985-02-23 | 1985-02-23 | 超音波探触子 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4795935A (ja) |
EP (1) | EP0193048B2 (ja) |
JP (1) | JPS61194999A (ja) |
DE (1) | DE3671800D1 (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62258597A (ja) * | 1986-04-25 | 1987-11-11 | Yokogawa Medical Syst Ltd | 超音波トランスデユ−サ |
US4846001A (en) * | 1987-09-11 | 1989-07-11 | Sps Technologies, Inc. | Ultrasonic load indicating member |
US5212671A (en) * | 1989-06-22 | 1993-05-18 | Terumo Kabushiki Kaisha | Ultrasonic probe having backing material layer of uneven thickness |
US5608692A (en) * | 1994-02-08 | 1997-03-04 | The Whitaker Corporation | Multi-layer polymer electroacoustic transducer assembly |
FR2720590B1 (fr) * | 1994-05-31 | 1996-06-28 | Thomson Csf | Antenne acoustique passive absorbante. |
US5706564A (en) * | 1995-07-27 | 1998-01-13 | General Electric Company | Method for designing ultrasonic transducers using constraints on feasibility and transitional Butterworth-Thompson spectrum |
GB9820119D0 (en) * | 1998-09-15 | 1998-11-11 | Univ Cranfield | Ultrasound couplant |
US6371915B1 (en) * | 1999-11-02 | 2002-04-16 | Scimed Life Systems, Inc. | One-twelfth wavelength impedence matching transformer |
US7288069B2 (en) * | 2000-02-07 | 2007-10-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Ultrasonic probe and method of manufacturing the same |
US6847153B1 (en) | 2001-06-13 | 2005-01-25 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Polyurethane electrostriction |
CN101140354B (zh) * | 2006-09-04 | 2012-01-25 | 重庆融海超声医学工程研究中心有限公司 | 谐振式超声换能器 |
JP2009061112A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波探触子および超音波撮像装置 |
JP4673930B1 (ja) * | 2010-07-08 | 2011-04-20 | 日本蚕毛染色株式会社 | 放電用シートおよびその製造方法 |
JP5954773B2 (ja) * | 2012-03-13 | 2016-07-20 | 東芝メディカルシステムズ株式会社 | 超音波プローブおよび超音波プローブの製造方法 |
JP6168157B2 (ja) | 2013-10-30 | 2017-07-26 | トヨタ自動車株式会社 | 車両およびその製造方法 |
JP6124020B2 (ja) | 2014-08-29 | 2017-05-10 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用帯電電荷低減装置 |
JP6128093B2 (ja) | 2014-10-16 | 2017-05-17 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の吸気装置 |
JP6160603B2 (ja) | 2014-12-19 | 2017-07-12 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の冷却装置 |
JP6201980B2 (ja) | 2014-12-25 | 2017-09-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の吸気装置 |
JP6115559B2 (ja) | 2014-12-26 | 2017-04-19 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の排気装置 |
JP6183383B2 (ja) | 2015-01-13 | 2017-08-23 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
JP6365316B2 (ja) | 2015-01-19 | 2018-08-01 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の潤滑油又は燃料の供給装置 |
EP3048017B1 (en) | 2015-01-23 | 2017-11-08 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Damping force generation device for vehicle |
JP6281501B2 (ja) | 2015-01-29 | 2018-02-21 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の車輪支持装置 |
JP6248962B2 (ja) | 2015-02-10 | 2017-12-20 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制動力発生装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586461A (ja) * | 1981-07-04 | 1983-01-14 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 超音波探触子 |
JPS599000A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-18 | 松下電器産業株式会社 | アイロンの温度調節装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS599000B2 (ja) * | 1979-02-13 | 1984-02-28 | 東レ株式会社 | 超音波トランスデユ−サ |
US4383194A (en) * | 1979-05-01 | 1983-05-10 | Toray Industries, Inc. | Electro-acoustic transducer element |
EP0119855B2 (en) * | 1983-03-17 | 1992-06-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ultrasonic transducers having improved acoustic impedance matching layers |
JPS60185499A (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-20 | Terumo Corp | 超音波探触子 |
-
1985
- 1985-02-23 JP JP60033693A patent/JPS61194999A/ja active Granted
-
1986
- 1986-02-14 EP EP86101894A patent/EP0193048B2/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-02-14 DE DE8686101894T patent/DE3671800D1/de not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-06-02 US US07/203,591 patent/US4795935A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586461A (ja) * | 1981-07-04 | 1983-01-14 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 超音波探触子 |
JPS599000A (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-18 | 松下電器産業株式会社 | アイロンの温度調節装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4795935A (en) | 1989-01-03 |
JPS61194999A (ja) | 1986-08-29 |
EP0193048A3 (en) | 1987-02-04 |
EP0193048B2 (en) | 1993-11-24 |
EP0193048B1 (en) | 1990-06-06 |
DE3671800D1 (de) | 1990-07-12 |
EP0193048A2 (en) | 1986-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0335878B2 (ja) | ||
US5291090A (en) | Curvilinear interleaved longitudinal-mode ultrasound transducers | |
US6049159A (en) | Wideband acoustic transducer | |
CA1151285A (en) | Acoustic transducer with a quarter wavelength adaptation layer as a receiver | |
US4628223A (en) | Composite ceramic/polymer piezoelectric material | |
US4635484A (en) | Ultrasonic transducer system | |
JPH02253798A (ja) | 圧電変換素子 | |
US8564177B2 (en) | Piezopolymer transducer with matching layer | |
US11529120B2 (en) | Ultrasound device contacting | |
CN109069107B (zh) | 超声设备接触 | |
JP2001069594A (ja) | 超音波探触子 | |
US4412147A (en) | Ultrasonic holography imaging device having a macromolecular piezoelectric element transducer | |
JPH03133300A (ja) | 複合圧電型超音波探触子 | |
Nakamura et al. | An ultrasonic transducer for second imaging using a linbo/sub 3/plate with a local ferroelectric inversion layer | |
JPS5912079B2 (ja) | 超音波トランスデュ−サ | |
JP2814903B2 (ja) | 超音波探触子 | |
JPS63103992A (ja) | 超音波探触子 | |
JPS59178378A (ja) | 超音波探触子 | |
JPS60251798A (ja) | 超音波探触子用圧電振動子 | |
JPH01101455A (ja) | 超音波顕微鏡用トランスジューサ | |
JPS62232299A (ja) | 圧電振動子 | |
JPS6177499A (ja) | 超音波探触子 | |
JPH0453160B2 (ja) | ||
JPS62249640A (ja) | 超音波プローブ | |
JPS596387B2 (ja) | 超音波探触子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |