JPH03348Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03348Y2 JPH03348Y2 JP7236785U JP7236785U JPH03348Y2 JP H03348 Y2 JPH03348 Y2 JP H03348Y2 JP 7236785 U JP7236785 U JP 7236785U JP 7236785 U JP7236785 U JP 7236785U JP H03348 Y2 JPH03348 Y2 JP H03348Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical axis
- receiving element
- mold carrier
- movable body
- light receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 36
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、射出成型装置等に付設された金型搬
送装置の端部へ金型を搬入したり搬出するための
台車を走行させる時に、その台車周囲の障害物を
自動的に検出する金型運搬台車の障害物検出装置
に関するものである。
送装置の端部へ金型を搬入したり搬出するための
台車を走行させる時に、その台車周囲の障害物を
自動的に検出する金型運搬台車の障害物検出装置
に関するものである。
第3図は、この種の従来の装置を示すもので、
金型運搬台車1の周囲の角部に、光軸発生要素2
の取付けられたアーム2a及び光軸受光要素3の
取付けられたアーム3aがそれぞれ固設され、互
に対向させられている。これにより、光軸4が障
害物によりしや断されると、光軸受光要素3によ
り光検知が行われなくなり、金型運搬台車1は自
動的に停止させられる。しかしながら、各角部の
アーム2a及び3aの間には検出不能領域5(ハ
ツチングで示す)が生じていた。この範囲はアー
ム2a,3aの突出方向の変更により狭くするこ
とも考えられるが、いずれにしてもアーム2a,
3aに向つて進入してくる障害物に対して光軸4
をしや断させることは不可能である。
金型運搬台車1の周囲の角部に、光軸発生要素2
の取付けられたアーム2a及び光軸受光要素3の
取付けられたアーム3aがそれぞれ固設され、互
に対向させられている。これにより、光軸4が障
害物によりしや断されると、光軸受光要素3によ
り光検知が行われなくなり、金型運搬台車1は自
動的に停止させられる。しかしながら、各角部の
アーム2a及び3aの間には検出不能領域5(ハ
ツチングで示す)が生じていた。この範囲はアー
ム2a,3aの突出方向の変更により狭くするこ
とも考えられるが、いずれにしてもアーム2a,
3aに向つて進入してくる障害物に対して光軸4
をしや断させることは不可能である。
よつて、本考案は、簡単な構造下で障害物の存
在をより広範囲に検出可能にする金型運搬台車の
障害物検出装置を提供することを目的とする。
在をより広範囲に検出可能にする金型運搬台車の
障害物検出装置を提供することを目的とする。
本考案は、この目的を達成するために、光軸発
生要素及び光軸受光要素を角部から突出した可動
体にそれぞれ取付けた。障害物が、光軸をしや断
することなく光軸発生要素又は光軸受光要素に衝
突すると、これらが移動して光軸受光要素には光
入射が行なわれなくなる。
生要素及び光軸受光要素を角部から突出した可動
体にそれぞれ取付けた。障害物が、光軸をしや断
することなく光軸発生要素又は光軸受光要素に衝
突すると、これらが移動して光軸受光要素には光
入射が行なわれなくなる。
第1図において、10は金型運搬台車であり、
その各角部11には、それぞれ可動体12が突設
されている。この可動体12は、角部11に固設
された基板13とアーム14とから構成されてい
る。これらのアームの先端面の一方には光電的に
光ビーム、即ち光軸16を発する光軸発生要素1
5が、そして他方には光軸16の入射を検知する
光軸受光要素17が取付けられ、隣合う角部11
のものと対向させられている。アーム14の後端
の回動支点位置は、穿孔されてオイルレスブツシ
ング20を介してピン21により基板13に支承
されている。そのより前方には、先端にばね付勢
された回転ボールを備えたボールプランジヤ22
が取付けられ、基板13の対応位置には前記回転
ボールと係合する凹部を備えたボールボタン23
が取付けられている。
その各角部11には、それぞれ可動体12が突設
されている。この可動体12は、角部11に固設
された基板13とアーム14とから構成されてい
る。これらのアームの先端面の一方には光電的に
光ビーム、即ち光軸16を発する光軸発生要素1
5が、そして他方には光軸16の入射を検知する
光軸受光要素17が取付けられ、隣合う角部11
のものと対向させられている。アーム14の後端
の回動支点位置は、穿孔されてオイルレスブツシ
ング20を介してピン21により基板13に支承
されている。そのより前方には、先端にばね付勢
された回転ボールを備えたボールプランジヤ22
が取付けられ、基板13の対応位置には前記回転
ボールと係合する凹部を備えたボールボタン23
が取付けられている。
各アーム14のボールプランジヤ22が、ボー
ルボタン23に係合した通常位置では、光軸発生
要素15及び光軸受光要素17がそれぞれ対向し
て、4個の光軸受光要素17は、全てHレベルの
検知信号を発生しているために、後続するノアゲ
ート25(第2図)の出力はLレベルになつてい
る。この状態で光軸16が障害物によりしや断さ
れると、所属の光軸受光要素17の検知信号が消
滅してLレベルとなる。したがつて、ノアゲート
25はHレベルとなつて警報信号もしくは金型運
搬台車を自動停止させる停止信号を発生する。ハ
ツチングで示す光軸不感領域28に障害物が進入
してくると、光軸16はしや断されないが、アー
ム14に衝突して、ボールプランジヤ22をボー
ルボタン23から係脱させて、アーム14を回動
させる。これにより、光軸16が移動して所属の
光軸受光要素17に入射し得ず、同様にして光軸
受光要素17は検知信号を発しなくなる。これに
より、金型運搬台車の全周の監視が可能になる。
ルボタン23に係合した通常位置では、光軸発生
要素15及び光軸受光要素17がそれぞれ対向し
て、4個の光軸受光要素17は、全てHレベルの
検知信号を発生しているために、後続するノアゲ
ート25(第2図)の出力はLレベルになつてい
る。この状態で光軸16が障害物によりしや断さ
れると、所属の光軸受光要素17の検知信号が消
滅してLレベルとなる。したがつて、ノアゲート
25はHレベルとなつて警報信号もしくは金型運
搬台車を自動停止させる停止信号を発生する。ハ
ツチングで示す光軸不感領域28に障害物が進入
してくると、光軸16はしや断されないが、アー
ム14に衝突して、ボールプランジヤ22をボー
ルボタン23から係脱させて、アーム14を回動
させる。これにより、光軸16が移動して所属の
光軸受光要素17に入射し得ず、同様にして光軸
受光要素17は検知信号を発しなくなる。これに
より、金型運搬台車の全周の監視が可能になる。
尚、可動体は自動的に原位置に復帰するように
弾性体で構成すことも考えられる。この場合、動
作を確実にするために、一旦停止信号が発せられ
ると可動体が原位置に復帰してもリセツトされる
まで電気回路で停止信号を保持させるようにもで
きる。本考案は、金型運搬台車の全周でなく周囲
の一部を監視する場合にも適用できる。
弾性体で構成すことも考えられる。この場合、動
作を確実にするために、一旦停止信号が発せられ
ると可動体が原位置に復帰してもリセツトされる
まで電気回路で停止信号を保持させるようにもで
きる。本考案は、金型運搬台車の全周でなく周囲
の一部を監視する場合にも適用できる。
以上、本考案によれば、検出不能領域を生じる
ことなく金型運搬台車の全周もしくは必要な範囲
での確実な障害物検出を可能にする。光電要素を
複雑に配列して光軸のみで監視域を広げようとす
るよりも、構造的に簡単になる。
ことなく金型運搬台車の全周もしくは必要な範囲
での確実な障害物検出を可能にする。光電要素を
複雑に配列して光軸のみで監視域を広げようとす
るよりも、構造的に簡単になる。
第1図は本考案の実施例による金型運搬台車の
障害物検出装置であり、aはその平面図、bはA
部拡大図及びcはB−B線断面図、第2図はその
制御回路並びに第3図は従来装置の斜視図であ
る。 10……金型運搬台車、12……可動体、15
……光軸発生要素、16……光軸、17……光軸
受光要素。
障害物検出装置であり、aはその平面図、bはA
部拡大図及びcはB−B線断面図、第2図はその
制御回路並びに第3図は従来装置の斜視図であ
る。 10……金型運搬台車、12……可動体、15
……光軸発生要素、16……光軸、17……光軸
受光要素。
Claims (1)
- 金型運搬台車周囲の隣合う角部間で光軸発生要
素及び光軸受光要素を対向させることにより、光
軸受光要素が光軸入射を検知しないと、障害物検
出信号が発せられるように成つた金型運搬台車の
障害物検出装置において、光軸発生要素及び光軸
受光要素が、角部から突出した可動体にそれぞれ
取付けられていることを特徴とする障害物検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7236785U JPH03348Y2 (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7236785U JPH03348Y2 (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61188809U JPS61188809U (ja) | 1986-11-25 |
JPH03348Y2 true JPH03348Y2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=30610716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7236785U Expired JPH03348Y2 (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03348Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-05-17 JP JP7236785U patent/JPH03348Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61188809U (ja) | 1986-11-25 |